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LARRY CARLTON_LARRY CARLTON (夜の彷徨) ◇ 2006年 09月 04日
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ザ・クルセイダーズのギタリストとして、また数々のレコーディング・セッションで素晴らしい演奏を聴かせてくれる"Mr.335"ことラリー・カールトンが、クルセイダーズを脱退後メジャー・レーベルであるワーナー・ブラザーズとソロ契約し、1978年に発表したリーダー・アルバムが『LARRY CARLTON (夜の彷徨)』です。

当時、ギター・フュージョン好きな人やギター小僧達は必ず聴いてたいたと言っても決して大袈裟ではないアルバムだと思いますし、このアルバムで日本国内でのラリー・カールトンの知名度は一気に上がったでしょう。
私は当時、フュージョンを聴き始めたきっかけを作ってくれたリー・リトナーが好きでよく聴いていたんですが、このアルバムを聴いた時はショックと新鮮な感動があったのを憶えています。

リー・リトナーがアタッチメントを駆使して様々な音色とテクニックで、バリエーション豊かなギター・サウンドを聴かせてくれたのに対し、ラリー・カールトンはギター本来の音色で、あとは彼の歌心そのままがフレーズになったようなギター・プレイを聴かせてくれるという気がします。
ソロの全てが実に活力に溢れたプレイ・スタイルのギタリストですね。こういうギタリストがいる事、出会えた事が嬉しかった記憶があります。

プロデュース・アレンジはラリー・カールトン自身。
メンバーは、
Greg Mathieson : Keyboards
Abraham Laboriel : Bass
Jeff Porcaro : Drums
Paulinho da Costa : Percussion
William Smith : Background Vocals

『LARRY CARLTON / LARRY CARLTON (夜の彷徨)』
01. ROOM 335
02. WHERE DID YOU COME FROM (彼女はミステリー)
03. NITE CRAWLER
04. POINT IT UP
05. RIO SAMBA
06. I APOLOGIZE (恋のあやまち)
07. DON'T GIVE IT UP (希望の光)
08. (IT WAS) ONLY YESTERDAY (昨日の夢)

ラリー・カールトンの自宅スタジオの名前がそのままタイトルになった01。ギター・フュージョンの名曲中の名曲ですね。何回聴いたか覚えていません。ギターのソロ・パートを全て記憶してしまっており、今でも口ずさめますよ(弾くんじゃないのかいっっ!・・・笑)。あの♪チャッ、チャッ、チャー♪のイントロ聴くだけでテンションが上がります。
ラリーのヴォーカルをフィーチャーした02。なかなかの歌を聴かせてくれます。ラリー・カールトンって歌も歌えると初めて知った曲でもありました(笑)
クルセイダーズ時代の曲のセルフ・カヴァー03。クルセイダーズの『Free As The Wind』に収録されてましたね。ラリーのギターはもちろんですが、エイブラハム・ラボリエルの小気味良いベースが大好きです。
ロック色が強く、ラリーの早弾きが堪能できる04。スリリングな演奏が良いですね。こういう曲でのポーカロのドラミングは凄いの一言です。
タイトル通りサンバ調の05。ここでもポーカロの跳ねたドラミングが気持ち良く、グレッグ・マティソンのキーボード・プレイが素晴らしいです。
ラリーのヴォーカル曲06。なかなかファンキーな曲調で渋いです。ロック・タッチのギターが印象的なナンバー。
ポーカロならではのシャッフル・ビートが最高な07。ロック・フィーリングに溢れるガッツあるギター・プレイが格好良いですね。
美しいバラード曲08。どこか切なく儚いメロディーをラリーのギターがまるで歌っているかのように奏でます。夏の終わりの今頃にぴったりな曲かも知れませんね。

このアルバムが発売されてから28年を経過しても、聴き飽きることのないアルバムです。こういうアルバムを名盤と呼ばずして何を名盤と言うのだろうかって感じですね。
私の中では、ラリー・カールトンの数多いアルバムの中でベスト1のアルバムですね。
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by kaz-shin | 2006-09-04 00:02 | FUSION系 | Trackback(1) | Comments(8) | |
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Tracked from Ideo Works at 2007-02-15 06:34
タイトル : [音楽]掘り出し物レコード2
また買ってしまいました。。。 自分からみると、”もったいない”というレコードが他にもありました。 夜の彷徨(さまよい) アーティスト: ラリー・カールトン 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン 発売日: 1996/06/25 メディア: CD 400円 EACH TIME アーティス... more
Commented by FUSION at 2006-09-04 18:39 x
お邪魔します。

ついに登場ですね。

>こういうアルバムを名盤と呼ばずして何を名盤と言うのだろうか・・・

仰る通りですね。あまりにも有名過ぎてなかなかレヴュー出来ない私です(笑)。しかしkaz-shin さんの的を得たレヴューに納得しながら拝見しています。特にポーカロとラボリエルのコンビは良いですね。最初はギターしか聴こえてこない(聴こうとしな?)のですが聴き込むほどにアルバム全体の素晴らしさを実感できる、まさに聴き飽きることのないアルバムですね。
ただ、邦題の曲名が・・・。
Commented by 元うぃんどおやじ at 2006-09-04 21:17 x
私もこのアルバム大好きです。学生時代、家の車でドライブするときはダビングしたテープをセットし運転してました。
特に夜のドライブにぴったりでした。ジェフ・ポーカロ、エイブラハム・ラボリエル、パウリーニョ・ダ・コスタって他のアルバムでも良く見かけました。
それとクルセイダースのメンバーだったんですよね。最初知ったときはびっくりしました。しかも借りて聞いたときはジャズ・ファンクの時代だったのかな。このアルバムとは想像できない感じでした。”南から十字軍”だったかな???
Commented by kaz-shin at 2006-09-04 21:38
FUSIONさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
FUSIONさんが仰るように、ここまで有名なアルバムのレビュー記事を
書くのは緊張しますね(笑)
でも私のようにギター・フュージョンが大好きな人間には避けては通れないだろうと・・・。
当時、リー・リトナー一辺倒だった私に凄く感動をくれた1枚でした。

私もいつも思っていたんですが、何故わざわざ邦題を付けるのですかね?
特にフュージョンというジャンルには、あまり必要性を感じないですよね。
Commented by kaz-shin at 2006-09-04 21:46
元うぃんどおやじさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
私もラリー・カールトンのこのアルバムを聴いてから、クルセイダーズへ
遡って聴いた一人です。
確かにこのアルバムのイメージで聴いてると、「あれっ?」という感じはありましたね。
でもそれは当然なんですけどね(笑)
このアルバムで良かったのは、ジェフ・ポーカロの起用だったと思っています。
ロック色の強い曲には、やはりポーカロのドラミングが最高です。
Commented by WESING at 2006-09-04 23:48 x
このアルバムがここで紹介されるとは思ってませんでした。
どちらかと言えば、FUSIONさんのところかと。(笑)

野口五郎さんの歌でラリー・カールトンの名前を知ったんじゃないかと思いますが、調べると'76年の歌でした。
後で知りましたが、たしかこの頃のベンチャーズのアルバムに参加しているんですよね。

それ以来カールトンを聴いてみたいと思っていたんですが、このアルバムは僕にも大ヒットでしたね。その後、CRUSADERSも聴いてみましたが、こちらは好みじゃなかったです。だから、CRUSADERSを先に聴いていたらカールトンのアルバムを聴くのが遅れたかもしれません。(苦笑)

リンクしているのはカールトンのライブがFMで放送されたときにスクェアの安藤まさひろさんがインタビューしたものを僕が拾って書いたBBSです。ここで、アルバムの発売日の記号のことを書いてその謎を教えてもらいました。なお、このBBSは現在はほとんど書き込まれていません。
Commented by kaz-shin at 2006-09-05 00:12
WESINGさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
私も出来ればFUSIONさんのレビュー記事が読みたいです(笑)
ちょうどこの頃ですね。フュージョンにどっぷり嵌っていた頃です。
聴く音楽が皆どれも新鮮でした。
私もクルセイダーズは後追いでしたが、カールトン目当てだったので
最初はちょっとがっかりしましたが、おかけでジョー・サンプルに出会えました(笑)

リンクのBBS読ませて頂きました。しかし、WESINGさんは資料館みたいですね。
本当に驚かされます。これからも色々教えて下さい。
よろしくお願いします。
Commented by でんた at 2006-09-08 15:14 x
毎度です^^

カールトンのアルバムでも好きなアルバムの一つですね。
ブルースは嫌いではないのですが、
近年のカールトンのブルースフィーリングはどうも得意になれなくて・・・

しかし、コメントを寄せている皆様は黎明期からのファンなのですね。
10年20年早く生まれたかった・・・

置きみあげ
http://www.youtube.com/watch?v=JfchN7G-oQk
Commented by kaz-shin at 2006-09-08 23:02
でんたさん、いつもありがとうございます。
私もこの頃のラリー・カールトンのギターが1番好きですね。
カールトンのアルバムで、まず聴きたくなるのがこのアルバムです。

でんたさんほどの熱意があれば、聴いていた時期は関係ないですよ。
ただ、音源によってはリアル・タイムで聴いてた人間が有利な事もありますけど。
素晴らしい情報ありがとうございました。
あの二人の、あの335が見れるなんて・・・。感激です。
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