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タイロン橋本_MOMENTS OF LOVE ◇ 2006年 09月 16日
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胡散臭い太ったおっさんが笑ってるジャケット写真。一体何だと思うかも知れませんが、このおっさんが作ったアルバムが実にAORなアルバムなんですよ。歌だけ聴いていると日本人だとは気付かない人も多いかも知れません。このおっさんの歌声は、ソウルフルでまるで黒人のようです。

このおっさんの正体は、タイロン橋本。慶応大学在学中の1974年にあのティン・パン・アレイに参加したり、1978年には日本初のサルサバンド ・オルケスタ・デル・ソルに参加。YMOの1stアルバムにも参加しているという人物なのです。
CMの世界ではかなり有名で、彼を知らなくても彼の歌声や作ったCM曲は誰もが必ず聴いていると言っても過言ではありません。まさに知る人ぞ知るというアーティストなんです。

今回紹介するアルバムは、タイロン橋本が1988年にリリースした初ソロ・アルバムです。このアルバムは、全米・日本・UKで同時発売されました。全8曲中1曲がスティーヴィー・ワンダーのカヴァー曲で、残り7曲が彼のオリジナル。しかも全て英語詞です。
バックをつとめるのはチキンシャックの山岸 潤史(G)、続木 徹(Key)を中心にBobby Watson(B)、Marvin Baker(Dr)等という腕利き達。
とにかくタイロン橋本の作曲センスと素晴らしい歌声に圧倒されます。知らない人はおそらく黒人が歌ってると思うでしょう(笑)
素晴らしく格好良い演奏にソウルフルな歌声。まさにAORな1枚です。

『タイロン橋本 / MOMENTS OF LOVE』
01. Gotta Keep On Lovin' You
02. Wild Lily
03. Livin' Inside My Love
04. Conerete Isolation
05. Moments Of Love
06. Acrylie Night
07. On The Summer Breeze
08. Stay Gold

タイトなドラムのリズムにシンセ・ベース、そしてキレの良いギター・カッティングが絡むFUNKYなナンバー01。初めて聴いた時にこの1曲で痺れました(笑)
羽毛田 丈史のキーボードがフィーチャーされたソウルフルなバラード曲02。とても日本人とは思えないソウルフルなヴォーカルが光る1曲です。
山岸 潤史のカッティングがとにかく格好良い03。サビのメロディーやタイトルから名曲「Living Inside Your Love」にインスパイアされた曲だと思います。なかなか洒落た曲です。ギター・ソロも絶品。
アーバン・ソウルなバラード曲04。山岸のブルージーなギターを堪能出来る1曲。夜の摩天楼を連想させます。
アルバム・タイトル曲05。R&Bテイストの強い軽快なナンバーです。タイロン橋本の歌の存在感は素晴らしいの一言。
ボッサ風アレンジが施されたAORな06。徳武 弘文のアコースティック・ギターのプレイが渋い曲。夜のドライヴィング・ミュージックにピッタリなナンバーです。
西海岸風なAORサウンドが心地良い07。メロディー、アレンジともに完成度の高い曲だと思います。AOR好きな人には絶対にウケる曲だと思います。
スティーヴィー・ワンダーのカヴァー曲08。続木 徹のエレクトリック・ピアノのみをバックにしっとりと歌い上げます。

8曲という曲数では物足りなく感じてしまうほど、素晴らしい歌声と演奏に聴き惚れてしまいます。洋楽が好きな人は、機会があったらぜひ聴いてみて下さい。自信を持ってお薦めします。
秋になると私のへヴィー・ローテーションとなるアルバムで、ジャケットからは想像出来ない位にソウルフルでAORな素晴らしい作品ですから・・・(笑)
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by kaz-shin | 2006-09-16 02:36 | CITY POP / J-AOR系 | Trackback | Comments(4) | |
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Commented by しげぞう at 2006-09-16 08:10 x
おはようございます
おおっ、タイロン橋本! ハートウォーミングな歌声!
これはちょっと聴いたことがないのですが
1994年リリースの「Love Always ,」は聴き込みました
ホント日本人だと分からない歌いっぷり
なかなか魅惑的なおっちゃんですよね
Commented by kaz-shin at 2006-09-16 09:44
しげぞうさん、おはようございます。コメントいつもありがとうございます。
実はタイロン橋本さんに関してはリアルタイムではなくて、後追いなんですよ。
以前から興味あったんですが、聴きたいなと思った時にはなかなかCDが
入手困難な状態で・・・。
たまたまBOOK OFFで1stを見つけた次第です。本当に良いですね。
他のアルバムも気長に探してみるつもりです。
しげぞうさんのBlogで『Love Always』の記事をぜひアップして下さい。
よろしくお願いします。
Commented by WESING at 2006-09-16 21:57 x
橋本俊一さんですよね?
デルソルはゲタ夫さんがベースだったからチェックしているんですけど、長年、気がつきませんでした。

アルバムは持ってませんが、この年と翌年のスタジオ・ライブを録っています。
日本人には珍しい?、いや、つのださんとかいますが、ソウルフルなボーカリストですよね。
Commented by kaz-shin at 2006-09-16 23:52
WESINGさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
そうです。橋本 俊一さんですよ。
ジャケットを見るとタイロン橋本という芸名もピッタリだと思います(笑)
つのださんもソウルフルなヴォーカリストですが、AOR的な感じは橋本さん
の方が強いと思います。本当に良いヴォーカリストですね。
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