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安部 恭弘_THE PANORAMA MEMORY ◇ 2006年 09月 25日
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私がCITY POPという括りで、真っ先に思い浮かぶアーティストは安部 恭弘です。
都会的で洒落たメロディー・センスと独特な甘い歌声。まさにCITY POPであり、J-AORと言った感じの音楽を届けてくれるアーティストです。
何故か彼の歌声は、秋から冬にかけてが似合うような気がします。毎年この季節になると聴きたくなります。

私が1番好きなアルバムは、以前紹介した1984年にリリースされた3rdアルバム『SLIT』なんですが、今回紹介するのは趣向を凝らしたベスト・アルバムです。1985年にリリースされた『THE PANORAMA MEMORY』というアルバムです。
1stアルバム『Hold Me Tight』、2ndアルバム『MODERATO』、3rdアルバム『SLIT』の3枚から選曲されているのですが、一般的に人気のある曲からではなく都会的なイメージの強い渋めの選曲になっています。
どちらかと言うとコンセプト・アルバム的な特徴を持っている気がします。

いつも素晴らしいアレンジで安部 恭弘の曲を彩っている清水 信之が、アルバム・プロデュースとエディット、リミックスまで手掛けています。インスト・ナンバーやSEを効果的に織り交ぜて、都会のイメージを上手く表現しているのではないでしょうか。

『安部 恭弘 / THE PANORAMA MEMORY』
01. 'Cause I Love You [INSTRUMENTAL]
02. Music
03. Hold Me Tight
04. MANHATTAN [INSTRUMENTAL]
05. New York Night
06. STILL I LOVE YOU
07. トパーズ色の月
08. MANHATTAN [INSTRUMENTAL]
09. DOUBLE IMAGINATION
10. FUNNY LADY
11. 君の愛がすべて
12. グッバイは甘いリズムにのせて
13. KISS MARK
14. 裸足のバレリーナ [INSTRUMENTAL]

3rdアルバム収録曲のインスト・バージョン01。1分弱の短い曲です。
2ndアルバムに収録されていた02。跳ねたJAZZ風なビートにホーン・セクション、JAZZYなギターがお洒落なナンバーです。チャーリー・カレロのアレンジ曲。
1stアルバム・タイトル曲03。キャッチーなサビのメロディーの曲で、村上 秀一のドラミングと清水 靖晃のテナー・サックスのプレイが光るミディアム・ナンバーです。
1stアルバムに収録されていた曲のインスト・バージョン04。摩天楼の夜景を連想させるメロディーです。作詞家としても活躍していたクリス・モスデルのナレーション入り。
3rdアルバムに収録されていた05。この曲もタイトル通り、ニューヨークの夜を歌ったもので雰囲気が凄く良いですね。清水 信之らしいリズム・アレンジが光るナンバー。
シングル曲のカップリング曲でしたが人気の高い名曲06。ライブの観衆の声と手拍子を合成してライブ風なサウンドに仕上げています。
2ndアルバムに収録されていた美しいバラード曲07。何故か私の友人達に評判の良い曲です(笑)
再び04と同じインスト曲。ストリングスの美しさが際立ったアレンジが特徴です。1分弱の曲。
3rdアルバムに収録されており、シングルも切られた09。CMでも使われたポップなメロディーの曲です。オリジナルには無いエディットが施されています。
1stアルバムからの10。ミュージカル・ソングのような優雅な雰囲気が漂う曲ですね。メロディーもアレンジも大人向けといった趣の曲です。
3rdアルバムのラスト・ナンバーだった11。メロディアスなナンバーですが、切ないラブ・ソングです。
2ndアルバムからの12。軽め感じでまさに「甘いリズム」という形容がピッタリくる曲です。別れの曲にしては明るめの感じに仕上がっています。
シングル曲13。後に4枚目のオリジナル・アルバム『FRAME OF MIND』に収録されます。テンポのあるポップ・ナンバーです。
私の大好きな1stアルバムに収録されており、デビュー・シングルのカップリング曲だった14。この曲との出会った事で安部 恭弘が好きになりました。個人的には名曲中の名曲だと信じて疑わない曲です。ここではインスト・バージョンが収録されていますが、出来ればオリジナルの方が良かったように思います。クリス・モスデルのナレーションが少しうざいです(笑)

ただ良い曲を集めたベスト盤というのは、とっつきやすい反面味気の無いものが多かったりしますが、こういった編集を施したり、リミックスしたり、インスト・バージョンを加えたりしていると変化があって楽しめます。現在はこのCDは入手困難なようです。
オリジナル・アルバムは再発されているので、出来ればオリジナル・アルバムを聴く事をお薦めします。
どのアルバムを聴いてもハズレはありません。自信を持ってお薦め出来るアーティストの一人です。
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by kaz-shin | 2006-09-25 00:00 | CITY POP / J-AOR系 | Trackback | Comments(4) | |
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Commented by Jun at 2006-09-25 23:22 x
こんばんは 大好きな安部恭弘のアルバムを紹介して頂いてありがとうございます!すごく嬉しいですね!パノラマメモリーのアルバムは、今では手に入れるのは難しいのではないでしょうか。曲間に入るナレーターは確かに気になりますよね。(苦笑)あの頃は、ラジオのバイリンガルを意識して作ったようなアルバムがあったように思います。たとえば、エポや確か稲垣潤一とかも。当時の流行りだったのでしょうか。
今 聴いてみると不思議な感じがしますね。
Commented by kaz-shin at 2006-09-26 00:10
Junさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
私も安部さんは大好きなんですよ。全部とは言えませんが、かなり多くの
アルバムを聴いています。
本当は『Hold Me Tight』を紹介する予定だったんですが、つい先日
BOOK OFFでこのアルバムを見つけたんで早速紹介してしまいました(笑)
このアルバムは安部さんの好きな人向けのベスト盤ですね。面白い趣向
だと思いますが、選曲を含めて一般的では無いような気もします。
次回はオリジナル・アルバムを紹介しますので、その時はコメントを
よろしくお願いします。
Commented by pyonta_z at 2006-09-26 01:41
こんばんは。CDで持っていますが、十ン年間実家に置いたままにしているので、
こんなジャケットだったかなあと思いながら、記事を拝見させていただきました。
『FRAME OF MIND』までのオリジナルアルバムは手元にあるので時々
聴きますが、本当にハズレなし、CITY POPの代名詞といえる方だと思います。

ナレーションが入っていたことも憶えていないので、このアルバムは殆ど
聴いていなかったのかもしれません。実家に帰ったら聴いてみようと思います。
といいつつ、もう何年も帰っていないのですが(苦笑)。
Commented by kaz-shin at 2006-09-26 23:56
pyonta_zさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
『FRAME OF MIND』までのオリジナル・アルバムを持っていれば、
安部さんの魅力の大半は味わっているのですね(笑)
ナレーションが入っていると言っても、インスト曲のみ曲中に入っています。
オリジナルが聴けるのであれば、そちらを聴けば十分ですよ。
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