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BILLY JOEL_52ND STREET ◇ 2006年 10月 02日
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最近のBOOK OFFの探索では、なかなかJ-POP、CITY POP関連の良いアルバムを見つけることが出来ないでいます。そもそも250円で良いモノを探そうというのも図々しい話なんですが・・・(笑)

ところが、神様は私を見捨てませんでした。J-POP関連が駄目なら、洋楽をと思い探してみると良いアルバムを結構見つける事が出来ました。
70年代後半から80年代半ば頃に聴いていた洋楽は、アナログ・レコードでは結構な枚数所有しているのですが、CDで買い直していないものがほとんどなんですね。そういうアルバムが250円で売られていたので、良い機会だと思い何枚か購入しました。今回紹介するアルバムもそんな1枚です。

1978年にリリースされたビリー・ジョエルの通算6作目の『52ND STREET』です。
私がビリー・ジョエルを知ったのは、1977年にラジオの深夜放送で「ストレンジャー」を聴き、1発で気に入り翌日レコード屋へ駆け込みましたが、まだ発売日前でした。当時、日本ではまだビリー・ジョエルのレコードは発売されていなかったと記憶しています。シングル、アルバム『ストレンジャー』が国内盤として最初のリリースだったと思います(自信ありませんが・・・汗)
発売日当日にシングルを、後にアルバムを買って聴き込みましたね。
翌年にリリースされた『52ND STREET』は、『ストレンジャー』を上回る位素晴らしい仕上がりのアルバムになっています。個人的には超名盤になっています(笑)

前作に続きプロデュースは、名匠フィル・ラモーン。アルバムに関わっているミュージシャンも、スティーヴ・カーン(g)、デヴィッド・スピノザ(g)、ヒュー・マクラッケン(g)、マイク・マイニエリ(vib)、フレディー・ハバード(tp)、ピーター・セテラ(vo)、デイヴ・グルーシン(horn arr)等渋い面子です。ビリーの素晴らしい楽曲に、素晴らしいミュージシャン達の演奏がこのアルバムを最高のものにしていますね。

『BILLY JOEL / 52ND STREET』
01. BIG SHOT
02. HONESTY
03. MY LIFE
04. ZANZIBAR
05. STILETTO (恋の切れ味)
06. ROZALINDA'S EYES (ロザリンダの瞳)
07. HALF A MILE AWAY (自由への半マイル)
08. UNTIL THE NIGHT
09. 52ND STREET (ニューヨーク52番街)

スティーヴ・カーンには珍しいロック・フィーリングの強いギターが曲を盛り上げる01。お馴染みのナンバーですね。気合の入ったビリーのヴォーカルが曲によくマッチしています。
名曲「素顔のままで」に及ばないまでも、決して劣る事のない名曲02。哀愁味溢れるピアノの短いイントロが印象的です。バラードを歌うビリーの声は凄く魅力的に聴こえるのが不思議です。
軽快なリズムで始まる、これまたお馴染みのナンバー03。ビリーらしい1曲です。この曲ではピーター・セテラとトニー・デイカスのコーラス・ワークが見事です。
アルバム中で1番好きなアレンジ曲04。洒落たアレンジで、曲の途中で何度も調子が変わるアレンジやマイク・マイニエリのヴァイブ、フレディ・ハバードのトランペット・ソロが聴き所ですね。ある意味、FUSION色の強い演奏形態が魅力的なナンバー。
渋いサックスの調べで始まる05。キレの良いリズムが小気味良い曲です。ビリーの声は曲によって色が変わって面白いですね。同じ人物の声と思えない時があります(笑)
どことなくスパニッシュの香りのするミディアム・ナンバー06。ヒュー・マクラッケンのナイロン弦ギターが耳に残る曲。
スケールの大きなアレンジが印象的な07。ホーン・セクションのアレンジがデイヴ・グルーシン、そしてランディ、ブレッカー兄弟やジョン・ファディスも参加しています。ブラス・ロック風な曲で、楽しいナンバー。
イントロ、歌い出し共に低音の魅力全開の08。サビへ向かっての盛り上がりは、まさにライブの最後を飾るのにはピッタリな曲だと思います。様々に表情を変えるビリーのヴォーカルと親しみやすいメロディーが良いです。
いかにもニューヨーク的なサウンドに溢れる09。この曲を聴きながらN.Yの街を歩いてみたいものです。この曲結構短い曲なんですが好きなのです(笑)

このアルバムが非常に充実しているのは、ビリーの楽曲、ヴォーカルの素晴らしさはもちろんですが、やはりフィル・ラモーンの手腕によるところが大きいでしょう。ここまでの演奏を支えるミュージシャンを集める事が出来たのもフィルの人脈でしょうし。やはりプロデューサーの力量によってアルバムの完成度が変わってくるものだと再認識しました。
こんな名盤をBOOK OFFで250円で購入出来たのだからラッキーとしか言い様がありませんね(笑)
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by kaz-shin | 2006-10-02 00:01 | 250 - BOOK OFF | Trackback | Comments(19) | |
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Commented by ひと at 2006-10-02 05:57 x
どうもスティーブ・カーンはビリーのお気に入りみたいですね。
ところでStreetだと「52丁目」とするところなんですが、ちょっとシリアス
な感じがしないので邦題の「52番街」になったんでしょうかね?
Commented by Musicman at 2006-10-02 11:27 x
確か日本で最初に発売されたCDがこのアルバムでしたね。
「CD=音が良い=録音が優れている」という証明にもなりましたね。
私も「ビリー・ジョエル」と出会った最初のアルバムでした!!
Commented by 弥生 at 2006-10-02 18:59 x
ども\(^O^)/弥生です。
ビリージョエル、
初めて出会った洋楽です。私が何年も鼻歌でメロディーを奏でていた奴です。
CD SHOP でバイトした時に店長が曲名を教えて下さいました。
『オネスティ』(カナでごめん m(__)m)
歌詞カードを見ても、結局鼻歌のままね…。(英語が大の苦手)
あぁ〜久々に聞きたくなりました ( ̄▽ ̄)。o0○
今から自室に籠もります。
Commented by FUSION at 2006-10-02 22:49 x
お邪魔します。

この作品、私も大好きです。特に1,2,3曲は名曲中の名曲ですね。この3曲ばかり聴いていた私は邪道なリスナーです(笑)
Commented by いわとも at 2006-10-02 22:53 x
ひとさんのコメント「52丁目」ってところで、大爆笑!

ビリー・ジョエルは私の英語の先生です。
学生時代、苦手な英語はビリー・ジョエルの歌で勉強しました(笑)。
他にもいますよ、私の英語の先生。
スティング、ホール&オーツ、ビートルズ、ストーンズ、ツェッペリン。
(^◇^) 
Commented by shintan_shintan at 2006-10-02 23:08
こんばんは。またまた名盤ですね! しかも250円でゲットとは・・・
僕がリアルタイムで始めて聴いてたは「ナイロン・カーテン」なんですが、一番良く聴いたのはこのアルバムかもしれません。

ベタですが「オネスティ」大好きなんですよね。この曲を聴くたびにココアが飲みたくなりますね。ネスカフェのチョコホットとか・・・
Commented by kaz-shin at 2006-10-03 00:04
ひとさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
スティーヴ・カーンは良い仕事してますね。個性溢れるギタリストだなと思います。
「52丁目」という響きは、いかにも日本風かも知れませんね(笑)
「52番街」の方が確かにN.Y.っぽく感じます。色々考えるものですね。
Commented by kaz-shin at 2006-10-03 00:06
Musicmanさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
そうだったんですか!?
日本で最初に発売されたCDだったとは、知りませんでした。
でもこれだけの名盤ですから、高音質でという思いはあったのでしょうね。
色褪せる事の無い名盤ですよね・
Commented by kaz-shin at 2006-10-03 00:10
弥生さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
弥生さんの思い出の洋楽だったんですね。紹介出来て良かったです。

下手な英語や適当な英語で歌われるより、鼻歌の方が絶対に良いですよ。
歌は歌ってる本人が気持ちが良いのが1番ですから。
ただ、でたらめな英語で歌う時は、周りに人がいない事を確認するという
配慮が必要ですね(笑)
Commented by kaz-shin at 2006-10-03 00:14
FUSIONさん、こんばんは。コメント感謝いたします。
それにしてもFUSION系以外のアルバムにコメントを頂戴するのは
珍しいですね。凄く嬉しいです。ありがとうございます。
01~03の曲の良さ、構成は素晴らしいですよね。繰り返し聴きたくなるのは当然ですよ。
私も昔そうでしたから(笑)
Commented by kaz-shin at 2006-10-03 00:22
いわともさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
確かに洋楽は英語の勉強になりますね。
私の場合、ビートルズの曲は歌詞カードみなくても歌えますね。
ただし、意味はよく理解してませんが・・・(笑)
英語教育には、やはりヒヤリングは必要ですね。
歌で英語を覚えるという教材もあったような・・・?
Commented by kaz-shin at 2006-10-03 00:32
shintanさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
このアルバムが250円というのは驚きました。見つけてすぐ手に持って
他の人に持って行かれないようにしてました(笑)
最近、昔聴いてた洋楽のアルバムを結構安く買い直せてます。
また紹介していきますので、その時はコメントの方よろしくお願いします。
ベタな洋楽しか聴いてませんでしたけど(笑)
Commented by 元うぃんどおやじ at 2006-10-03 05:14 x
たしかにBook Off やHard offにいくと、たまに掘り出しモンがありますね。”ええ!こんなの貴重なものが。。。”って。それとビリージョエルを初めて聞いたのがストレンジャーで、SONYのラジカセのCMのBGMで流れたいて”カッコいい!”と思ったものでした。CMも絵的にかっこ良かったですが。
Commented by kaz-shin at 2006-10-03 23:20
元うぃんどおやじさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
やはりビリーの初体験は、「ストレンジャー」でしたか!
この曲の口笛のイントロからの流れに衝撃を受けました(笑)
ヒットする曲って不思議なパワーを持ってますね。

BOOK OFFという所は本当に不思議なところです。凄い掘り出しモノが
あるかと思えば、何軒回っても何も見つけられない時もありますし・・・。
1軒辺り隅々まで見ると、1時間では足りませんから結構疲れます。
しかし、安く良いアルバムをゲットするには仕方が無い事と頑張ってます。
Commented by 哲学者になりたい猫 at 2008-06-20 22:48 x
ビリージョエルは自分の中ではビートルズや筒美京平御大と共に私の中でギザ神の領域にいる人なんです(笑)匹敵するPOPMAKERだったらポールマッカトニーとかがすぐ思い浮かびますが、それ+ピアノマン・哀愁感というとイギリスのエルトンジョンと双璧と言う気がします。そして我が国でアルバム人気投票としたら「ストレンジャー」かこのアルバムかが1、2位争いでしょうね。このアルバムは全曲捨て曲無しですが、特に1~3の流れが秀逸だと思います。「オネスティ」は恐らく日本人の中では「素顔のままで」を超えて一番人気がある曲だと思うのですが、ところが本国ではそれほど人気が無く、その証左に「ビリー・ザ・ベスト」ではこの曲は入ってません(日本盤では差し替えて収録)「音楽は(文化は)国境を越える、と同時に国境に縛られる(場合もある)」と思う事が多いのですが、その面白い例だなぁと思ってます(国境を越え日本で人気があるが、その他の国ではそんなに…と言う点で)
Commented by 哲学者になりたい猫 at 2008-06-20 22:55 x
ご免なさい、最後の箇所書く前に送信してしまいました(汗)いや、大瀧詠一師匠共に二大「一二曲でもいいもから、とりあえずそろそろ仕事をしてくれ」アーティストです、私の中では(笑)すいません、くだらない事で。
Commented by たにぴ@もまゆきゅ at 2008-06-21 00:06 x
1986年、ぼくはNYに住んでました。
マジソン・スクエア・ガーデンでのビリー・ジョエルのコンサート。
白人しか殆どいない…。
因みに、おねすてぃ、普通にのっけからみんな大合唱してました。いや、まぜっかえす訳じゃないんです。失礼しました。
Commented by kaz-shin at 2008-06-21 09:39
哲学者になりたい猫さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
ビリー・・ジョエルって私にとっては不思議な存在なんですよ。
決して嫌いな訳では無く、一通り聴いてはいるのですが、思い入れは然程強く無いんですね。
何故か理由は分かりません。ただ、ビリー・ジョエルはAORのカテゴリで語られることが少なくて、
この事実が私には妙に納得出来てしまう部分があるんですよね。
ただ、まだビリー・ジョエルの音源が日本で発売されていない頃に、ラジオで聴いた「ストレンジャー」は
衝撃的でした(笑)
Commented by kaz-shin at 2008-06-21 09:44
たにぴさん、コメントありがとうございます。
思い返してみると、私が外タレ(死語ですね・・・笑)のライブを観たのはおそらく30年位前が最後です。
どうも海外のアーティスト、ミュージシャンのライブへの参加に戸惑いを覚えてしまいます。何故なんでしょうかねぇ(笑)
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