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STUFF_The Right STUFF (コンプリート・スタッフ) ◇ 2006年 10月 03日
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前回の記事がビリー・ジョエル、前々回の記事が佐野 元春というニューヨークに縁のあるアルバムを紹介してきましたので、今回もその流れで1枚紹介します。
数あるフュージョン・バンドの中で、私が最もニューヨークを連想させてくれるバンドがSTUFFです。
ニューヨークには行った事が無いので、あくまで私のイメージするニューヨークとSTUFFのサウンドが似合ってる気がしてるだけなんですけど・・・(笑)

1996年にリリースされたワーナー・ブラザーズ時代のベスト・アルバムです。この1枚にSTUFFの魅力が凝縮されてると言える1枚です。STUFFの入門アルバムとしても最適な1枚だと思います。

STUFFは、ゴードン・エドワーズ(b)、エリック・ゲイル(g)、コーネル・デュプリー(g)、リチャード・ティー(key)、スティーヴ・ガッド(dr)、クリス・パーカー(dr)の6人組。
今更説明するのが恥ずかしい位ですが、70年代以降のアメリカのあらゆるジャンルの音楽をバックで支えてきた腕利きスタジオ・ミュージシャンが集まっています。
STUFFの音楽が評価される程に、彼らのスタジオでの仕事も引っ張りだことになっていきましたが、1993年にリチャード・ティーが、1994年にはエリック・ゲイルが死去してしまい、もはや伝説になってしまったスーパー・グループです。

『STUFF / The Right STUFF』
01. MY SWEETNESS (いとしの貴方)
02. FOOTS
03. HAPPY FARMS
04. (DO YOU) WANT SOME OF THIS
05. SUBWAY
06. LOVE OF MINE (あこがれの君)
07. AND HERE YOU ARE
08. THIS ONE'S FOR YOU
09. NEED SOMEBODY
10. SIGNED, SEALED, DELIVERED I'M YOURS (涙をとどけて)
11. SOMETIMES BUBBA GETS DOWN (ブラザーがのった時)
12. YOU'RE A GREAT GIRL
13. LOVE THE STUFF / AIN'T NO MOUNTAIN HIGH ENOUGH
14. DO IT AGAIN
15. STUFF IT

01~04は、トミー・リピューマのプロデュースによるデビュー・アルバム『STUFF』(1976年)から。
昔よく聴いてたFM番組のテーマ曲だった01。リチャード・ティー作曲によるナンバーで、このフェンダー・ローズの音はリチャード・ティーならではの音ですね。
ゆったりしたリズムながらグルーヴ感の凄い02。まさにSTUFFサウンドです。エリック・ゲイルとコーネル・デュプリーのツイン・ギターのコンビネーションが最高です。
コーネル・デュプリー作曲の03は、ブルージーなナンバー。素晴らしいタイム感をもった6人です、本当。
リチャード・ティー作曲のファンキー・チューン04。「いてまえベース」と言われたゴードン・エドワーズのベースが凄いです(笑) 後半でのリチャード・ティーのピアノ・ソロは圧巻。
05~09は、ヴァン・マッコイのプロデュースによる2ndアルバム『MORE STUFF』(1977年)から。
N.Y.の地下鉄のイメージそのままの05。コーネル・デュプリーのギター・プレイが素晴らしいですね。
ゴードン・エドワーズの何とも渋く味のあるヴォーカルが堪能できる06。R&B色の強い曲で、まさにニューヨークって感じです。
美しいローズの音色と美しいメロディーを持ったバラード曲07。途中で聴けるヴァイオリン・ソロは、超ベテランのジーン・オーロフ。
6人それぞれの良さが溢れ出ている08。まさにSTUFF!。リチャード・ティーがオルガンとピアノを一人で掛け合いするのも面白いですね。エリック・ゲイルのソロも絶品です。
リチャード・ティーのヴォーカルが聴けるバラード曲09。
10は、1978年にリリースされた『LIVE STUFF』から。スティーヴィー・ワンダーのカヴァーとスタッフのテーマのメドレー。この曲で注目は、やはりガッドのドラム・ソロです。STUFFでのガッドのプレイは、ソロはほとんどないのでライヴならではの貴重なものです。11分以上の熱演。
11~13は、1980年リリースの『LIVE IN NEW YORK』から。
『MORE STUFF』に収録されていた曲のライヴ・バージョン11。カリプソ風なリズム・アレンジが魅力です。ライヴならではのノリの良さが印象的。
ツイン・ドラムならではの迫力の12。NOBU-CAINEがカヴァーしてましたね。
ドラムの掛け合いから始まり、リチャード・ティーの鳥肌もののピアノ・ソロと聴き所が沢山の13。とにかく凄い連中です(笑)
14と15は、スティーヴ・クロッパーのプロデュースによる『STUFF IT』(1979年)から。
スワンプっぽい14は、2分22秒と短いナンバーですし、15はSTUFFの曲で1番短い48秒の曲です。しかし、どんなに短い曲でもSTUFFらしさが出ていますね。

とにかく凄いです。この連中の演奏は(笑)
フュージョンが好きな人にはお馴染みかも知れませんが、まだ聴いた事の無い人は1度騙されたと思って聴いてみて下さい。その凄い演奏に驚くはずですから。
私の小さな夢なんですが、いつかニューヨークへ行って、このアルバムをウォークマンで聴きながらあちこちを散策してみたいですね。
なにせ私の中では、ニューヨーク・サウンド=STUFFなので・・・。
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by kaz-shin | 2006-10-03 00:33 | FUSION系 | Trackback(1) | Comments(8) | |
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Tracked from 音楽の杜 at 2007-03-12 05:39
タイトル : Stuff 「Stuff」 (1976)
インストミュージックの楽しさを教えてくれた一枚! TOTOよりも早く結成された、あまりにも有名なスタジオミュージシャン’s バンドですね。メンバーはリーダーのゴードン・エドワーズ(B)、コーネル・デュプリー(G)、エリック・ゲイル(G)、リチャード・ティー(Key)、スティーヴ・ガッド(Ds)、クリストファー・パーカー(Ds)の6人。ニューヨークのライブハウス「ミケルズ」でセッションを繰り広げていたが凄い面子です。 この面子が奏でる音楽が悪いわけありません!これを聴いた当時はハードロック一...... more
Commented by 元うぃんどおやじ at 2006-10-03 05:18 x
スタッフ、有名ですね。ただ私はあまり聞いてなかったですね。恥ずかしながら。でも、リチャード・ティ、スティーブ・ガッド好きです。皆好きなんじゃないかなぁ。フュージョン聴いてた人は。。。この二人見たのは、サイモンとガーファンクルの後楽園のコンサートでした。(笑)
Commented by FUSION at 2006-10-03 21:59 x
お邪魔します。
こんなベスト・アルバムが発表されていたんですね。知りませんでした。
しかし、選曲が実にツボを得たものになっていますね。実にいいチョイスですね。
Commented by kaz-shin at 2006-10-03 23:26
元うぃんどおやじさん、こんばんは。いつもありがとうございます。
スタッフ・サウンドと呼べる独自のサウンドを持っているバンドですね。
個々のミュージシャンの技量はもちろんですが、6人集まった時は本当に凄いです。
機会があったらぜひ聴いてみて下さい。圧倒されますよ。
Commented by kaz-shin at 2006-10-03 23:30
FUSIONさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
このベスト盤は、本当に良いですよ。
スタジオ録音だけでなく、ライヴの迫力ある演奏も聴けますし、選曲も
良いですね。
実はこのベスト盤のプロデュースは、メンバーであるクリス・パーカーなんです。
スタッフを聴いてみたいと思ってる人への入門編としては完璧でしょう。
Commented by でんた at 2006-10-04 16:11 x
揺ら揺らロ~ズが揺れる・・・

スタッフは私のフュージョンの視野を広げてくれた方々です。
それと東西のサウンドの違いを明確にしてくれた方々。
聞き始めの頃はフュージョン=スムーズ・ジャズ(クセの少ない当たり障りのない音楽)という思考が強かったから、
クセがあり風味が強めな音は避ける傾向がありましたから・・・
まあ、いずれ、ウェザー・リポートとか、色々とどっぷりとはまっていくわけですが。

スタッフ(Stuff)もいいけど、カーク・ウェイラム等のスタッフ(Staff)も聞いてみたいなぁ・・・
Commented by kaz-shin at 2006-10-04 23:27
でんたさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
>揺ら揺らロ~ズが揺れる・・・
素晴らしい表現ですね(笑)
同じローズなのに、弾く人で雰囲気は全く違うのが不思議ですよね。
特にリチャード・ティーの場合、あの独特のタッチはワン・アンド・オンリーですから。
Stuffのサウンドの要は、やはりリチャード・ティーって気がします。
Commented by 240_8 at 2007-03-12 05:43
おはようございます。TB有難うございます。
スタッフはファーストしか聴いたことがないんです。セカンドはヴァン・マッコイのプロデュースですか??音、聴いてみたいですね。
あとライブのスティービーワンダーのカバー、これも興味津々です。スティーヴのソロは凄いんでしょうね。機会があれば聴いてみます!
Commented by kaz-shin at 2007-03-12 22:58
240_8さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
スタッフは2ndもライブ盤もお薦めです。全部揃えるのも大変ならば
↑で紹介したベスト盤もお薦めですよ。私の場合、レコードはほとんど
持っていますが、CDは真っ先にこれを買って楽しんでました(笑)
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