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杉 真理_MISTONE ◇ 2006年 10月 27日
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キャッチーでポップなメロディーを書かせたら、おそらく彼の右に出る者はいないだろうとさえ思えるメロディー・メイカーの杉 真理。無性に明るいポップな曲を聴きたくなると、自然に彼のアルバムを選んでしまいます。1980年のデビュー以来、ワン・パターンとも言える程マージー・ビートやアメリカン・ポップスのエッセンスを盛り込んだ曲を作り続け、歌い続けています。杉 真理の一貫したポップスへの愛情、作る音楽への信念には脱帽です。

今回紹介するアルバムは、1984年にリリースされた通算4作目『MISTONE』です。杉 真理の場合、どのアルバムを聴いても外れがありません。彼のお得意である「~風サウンド」で、今回もミュージカル、ロカビリー、ミュージカル等様々な音楽エッセンスを盛り込んだポップなアルバムに仕上がっています。参加しているミュージシャンも腕の確かなメンバーばかりなのですが、特にコーラスに凝る杉 真理の場合、コーラス陣が豪華なのも特徴ですね。この『MISTONE』でも、Hi-Fi SET、Nobody、伊藤 銀次、楠瀬 誠志郎等が参加しています。杉 真理が曲に応じてどんなコーラス・アレンジを施しているかを聴くのも楽しみの一つです。

『杉 真理 / MISTONE』
01. Celebration
02. 二人には時間がない
03. Backstage Dreamer
04. あの娘は君のもの
05. 七番街の雨の朝
06. スターライト・ラプソディー
07. Panic in Submarine
08. Davy's Devil
09. Voice-she got a diamond
10. 冬の海に
11. いとしのテラ
12. Celebration (reprise)
13. It's Time
14. タラップにて

いつも通りトップを飾るナンバーは、プロローグ的な小曲の01。1分30秒程の短い曲でありながらもキャッチーなメロディーでポップに仕上がっているのは流石です。
少しハードなギター・サウンドでノリの良さを協調したポップ・ナンバー02。杉 真理ならではのメロディー・ラインの曲と言えるでしょう。
シンセを駆使した03。まるでミュージカルの中で歌われる曲のような味わいのある曲。
十八番のマージー・ビート04。初期のビートルズそのままですね。コーラスがNobodyというのも杉 真理らしいマージー・ビートへの拘りかも知れません(笑)
センチな05は、ニューヨークにインスパイアされて書いた曲のようです。どんなタイプの曲でもキャッチーなメロディーは健在で、大好きなミディアム・ナンバー。
まるで組曲のように曲調が変わる面白いナンバー06。この曲もブロードウェイ・ミュージカルを観ているような感覚になります。
ナイト・ドライヴィング・ミュージック07。CITY POPさ全開のポップ・ナンバーです。
古き良き時代のアメリカン・ポップスを感じさせる08。コーラス・ワークに拘りを感じますし、実際素晴らしいコーラスを聴かせてくれます。
ロカビリーな09。ここまでストレートなロカビリー・ナンバーは珍しいですが、メロディーはこれでもかという位にキャッチーです。
JAZZYに聴かせるバラード曲10。微かに聴こえる波の音のSEと中牟礼 貞則のギターが雰囲気たっぷりでお洒落な大人のバラード曲と言えます。
CMソングに起用され、スマッシュ・ヒットとなった11。
大谷 和夫のアレンジによる美しいストリングスが印象的なバラード曲13。JAZZYなアレンジにのせた美しいメロディーが、ミュージカル映画を観ているような錯覚を起こさせます。
Hi-Fi SETを迎え、マンハッタン・トランスファーばりのコーラスを聴かせてくれる14。ジャズ・クラブでのライブ演奏を楽しんでいる気分になれる曲。

それにしても杉 真理の書くメロディーは、どうしてこんなにもキャッチーなんでしょう(笑)
どんなタイプの曲でも耳に馴染んでくるメロディーで、聴いていれば2コーラス目には口ずさめてしまうほど。
「~風なメロディー」も健在で、特にビートルズが好きな人が04を聴けば、メロディー、アレンジ、コーラスの入れ方に思わず笑ってしまうでしょう。
"日本のポール・マッカートニー"と言われるだけの才能を感じさせてくれる、稀有なアーティスト、ソング・ライターだと思います。
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by kaz-shin | 2006-10-27 01:56 | CITY POP / J-AOR系 | Trackback | Comments(2) | |
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Commented by hisa at 2006-10-28 23:14 x
杉 真理ですか。私も大好きです。ほんとにはずれがないですね。
私は、デビューのソングライターとHAVE A HOT DAYが特にお気に入りです。杉 真理といえば、須藤 薫ですがこちらはいかがですか。
 二人がやっている、ポップンロール・パラダイスとポップンロール・プラネッツは夏と冬のドライブに欠かせません。
Commented by kaz-shin at 2006-10-28 23:32
hisaさん、コメントありがとうございます。
「HAVE A HOT DAY」も良いですね!夏の定番アルバムです。
本当に杉さんのアルバムには、つまらないものが無いのが驚きです。

須藤 薫さんは大好きです。杉さんの楽曲を歌わせて1番似合う女性
シンガーは、やはり須藤さんでしょう。
実は、あと数時間後に須藤さんのアルバムの記事をUPする予定でした。
hisaさんの心を読まれているようで、少し怖いですね~(笑)
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