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CHICKENSHACK_CHICKENSHACK ◇ 2006年 11月 10日
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今回紹介するのは、メロディアスでありながらグルーヴ感もあるという素晴らしいハートウォーミングな演奏を聴かせてくれる、テクニシャンの集合体・チキンシャック。
そのチキンシャックが1986年にリリースした1stアルバム『CHICKENSHACK』です。

土岐 英史(sax)、山岸 潤史(g)、続木 徹(key)、デレク・ジャクソン(b、vo)、三浦 晃嗣(ds)という名手ばかりが集まったグループなんですが、とにかくメロディアスでFUSIONと言うよりむしろPOPな感じさえする曲が多いのが特徴です。
これだけのメンバーが揃えば、普通は演奏技術を競うかのようなプレイを想像しますが、このチキンシャックは違います。もちろん素晴らしい演奏技術は至るところで堪能出来ますが、とにかくメロディーがとてもポップで、心地良い曲をメンバー全員がリラックスしたムードの中で、まさに「余裕のプレイ」を聴かせてくれるのです。これが本当に心地良いんです。静かな初冬の夜にぴったりのサウンドだと思います。

『CHICKENSHACK / CHICKENSHACK』
01. AT TEMPS
02. FLOWERS FOR LENA - Dedicated to LENE-Chan -
03. CHINA BLUE
04. BETCHA BY GOLLY, WOW
05. VERANO
06. TOFU
07. MR. BOP
08. STINKY SNAKE
09. GOOD NIGHT D

エモーショナルな土岐 英史のサックスが素晴らしいバラード曲01。とにかく美しいメロディーと土岐のサックス、山岸 潤史のブルージーなギター・ソロが何とも心地良い空間に包まれます。8分にも及ぶ大作ですが、少しも長く感じさせません。
続く02もメロディアスなバラード曲です。ポップでキャッチーなメロディーが素晴らしく、リラックス・ムード漂う演奏が印象的です。
デレク・ジャクソンのヴォーカルをフューチャーした03。AOR風なナンバーで洒落たナンバーですね。
歌心溢れる山岸のギターが美しい04。コーラスを効果的に使って、全体的に優しいトーンに仕上がっています。美しいバラード・ナンバーです。
軽快なリズムなヴォーカル・チューン05。5曲目にしてテンポのある曲の登場です。デレクのヴォーカルはなかなかソウルフルで上手いです。間奏での時のサックスが最高に格好良いですね。
FUNKYなナンバー06。ギター・カッティングの切れも素晴らしいですし、三浦 晃嗣のドラミング、続木 徹のシンセ・ソロ等、メンバーの熱いプレイを聴かせてくれる曲です。
続く07もご機嫌なFUNKYチューンです。山岸のギター・カッティングが冴えています。ホーン・セクションを迎えて、楽しく踊れそうな曲に仕上がっています。
ラップを取り入れ、ヒップ・ホップ風な08。打ち込みのリズムとホーン・セクションの組み合わせも良いのですが、圧巻は山岸の凄いギター・ソロ。とにかく凄いソロです。
最後は、やはり土岐のサックスが締めてくれます。しっとりとしたバラード曲09。シンプルなメロディーと土岐のエモーショナルなサックスの対比が面白いです。

前半4曲がスローな曲が続き、中盤~後半にテンポのあるFUNKYな曲を配置するという構成が面白いですね。たまにベッドに入ってからこのアルバムを聴く事があるのですが、前半4曲のスロー・ナンバーがあまりにも心地良くて、後半へ辿り付く前に夢の中です(笑)
チキンシャックのアルバム・ジャケットは、どのアルバムも洒落ています。↑の写真では分かりづらいとは思いますが、シルクの女性のアンダーウェアです。
大人に聴いて欲しいという彼等のメッセージなのでしょうか?(笑)
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by kaz-shin | 2006-11-10 00:10 | FUSION系 | Trackback | Comments(9) | |
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Commented by rs at 2006-11-10 09:01 x
相変わらずセンスの良い選曲ですね!

CHICKENSHACKは、何枚か持っていますが1stが一番好きなんです、
土岐さんのSAXはやっぱりイイです。

でも、この中で特に好きな曲は、STINKY SNAKEだったりします、
出だしから圧巻でラップと山岸さんのギタープレイに魅入られてしまいました、
こういう曲のお陰で色々な意味でバランスの取れたアルバムだと思います。

久しぶりに探して聴き直してみたいと思います!
Commented by kaz-shin at 2006-11-10 15:27
rsさん、こんにちは。いつもありがとうございます。
>相変わらずセンスの良い選曲ですね!
ありがとうございます。そう言って頂けるとすごく嬉しいです。
私もこの1stには思い入れが強くて、大好きなアルバムなんです。
「AT TEMPS」を初めて聴いた時は、結構感動しました(笑)
「STINKY SNAKE」での山岸さんのソロは凄いですね。
「すっげ~!」としか言葉が出ません。
Commented at 2006-11-10 16:23 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by WESING at 2006-11-10 16:26 x
チキンシャックは僕も大好きですね。
ただし、「ラヴィング・パワー」は除きますけど。(^_^ゞ

このアルバムでは特に「フラワーズ・フォー・レナ」が好きです。

06はたしかCDオンリーだったかな。
Commented by kaz-shin at 2006-11-10 16:40
WESINGさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
チキンシャックは良いですよね。本当に気持ち良い音楽を届けてくれます。
「フラワーズ・フォー・レナ」は、確かデレクの書いた曲でしたね。
彼の書く曲は、POPS好きな私には凄く馴染みやすいメロディーばかりで大好きです。
『LOVING POWER』は、確かカヴァー曲集でしたよね?
聴いた事がないのでうろ覚えですが・・・(笑)
Commented by FUSION at 2006-11-10 21:38 x
お邪魔します。
私もチキンシャック大好きです。私はチキンシャックⅡの「A SILENT LOVE」に衝撃を受け、それからこの1stに遡りました。それからは新譜が出るたび買い続けています(1枚だけ買いそびれましたが)。
正直・・・やはり土岐さんのsaxに最大の魅力を感じてしまう私です。そう言えば以前kaz-shinさんがレビューしたタイロン橋本さんとも繋がりがあるようですね。「FOR LOVERS IN THE MID SUMMER NIGHT」のコンピ盤でも殆どがタイロンさんとチキンシャックですし・・・。
Commented by kaz-shin at 2006-11-11 02:59
FUSIONさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
やはりフュージョン音楽が好きな方は、皆聴かれてるんですね~。
土岐さんと山岸さんという二枚看板となれば、やはり聴かずにいられませんよね(笑)
土岐さんのサックスは、本当にエモーショナルという言葉がぴったりだと思います。

以前紹介したタイロン橋本さんのアルバムでも、チキンシャックが大活躍しています。
チキンシャックのFUNKYな部分が前面に出て、これがまた素晴らしいです。
Commented by Sken at 2006-11-11 11:12 x
こんにちは。
彼らのアルバムは2枚持っておりました。先ほど棚を見ました。
その2枚は企画もので「Loving Power」とその「2」でした。
多分もう15年ほど聴いてなかったと思うので、いいものを
取り上げていただきましてありがとうございます。
思い出せたし。
山岸氏は京都在住時に何度かライヴを見ました。
Sooo Baad Revueとか別のバンドのライヴを見に行ってたら
そのライヴハウスの近所に住んでいて、飛び入りしたとかで。
Commented by kaz-shin at 2006-11-12 21:43
Skenさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
返信が遅くなり、すみません。
ありがたいコメントに感謝します。やはりこれだけの面子の揃ったグループは
多くの人の注目を集めていたんだなと、改めて驚いています。
音楽って結局、素晴らしい演奏技術に鳥肌も立つ事が多いですが、
やっぱり聴いていて心地良く楽しめるのが1番なんだと、チキンシャックを
聴いて再確認したような気がします。
山岸さんのギターは素晴らしいですね。1度生で聴きたいギタリストです。
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