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原 由子_はらゆうこが語るひととき ◇ 2006年 11月 26日
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桑田 佳祐プロデュースによるサザンオールスターズの紅一点、原 由子の1stソロ・アルバム『はらゆうこが語るひととき』を紹介します。
サザンオールスターズの3枚目『タイニイ・バブルス』と4枚目『ステレオ太陽族』との間の時期(1981年4月)にリリースされました。このアルバムがリリースされた翌年、桑田 佳祐と結婚しましたね。

クリスマス企画も継続中ですから、もちろんクリスマス・ソングも当然収録されています(笑)
このアルバムの特徴を一言で言うなら、ごった煮。POPS、JAZZ、昭和歌謡、民謡等の様々な音楽スタイルを取り入れた、バラエティに富んだアルバムになっています。
私は、1981年のこのアルバムがリリースされた当時、アルバムを聴いて感じた率直な感想は、原 由子のヴォーカリストとしての可能性と桑田 佳祐のソング・ライティングの才能の豊かさでしたね。はっきり言ってハチャメチャなんですよ。でも決して悪い意味ではありません。おそらく、プロデューサー・桑田 佳祐は、原 由子の可能性を探る意味もあって、様々な曲を用意したんじゃないかと思ってます。アルバムとしての纏まりは感じませんが、新鮮でインパクトは十分でした。

『原 由子 / はらゆうこが語るひととき』
01. My Baby Shine on Me
02. おしゃれな女(Sight of my court)
03. I LOVE YOU はひとりごと
04. しっかりJhon-G
05. うさぎの唄
06. がんばれアミューズ
07. いにしえのトランペッター
08. Loving You
09. 幸わせなルースター
10. Last Single X'mas

桑田の書いたポップ・チューン01。アルバムの冒頭を飾るに相応しい明るい曲調です。斎藤 誠のギターで参加しているおかげで、サザンとは違ったサウンドになっています。
斎藤 誠の作詞・曲によるボッサ調の洒落たナンバー02。これは良い曲です。こういう曲調に原 由子の声は、よく似合う気がします。
昭和歌謡ムード満点の03。こんな曲は桑田にしか書けませんね。しかし、こういうスケベな歌詞を女性に歌わす桑田も桑田ですが、平然と歌ってしまう原 由子も恐ろしいですね(笑) 大体オカマのナレーション入りの曲なんて、他にありますか?恐ろしい話ですが、シングル・カット曲です。
原 由子の作詞・曲による04。なかなか面白い曲ですね。どことなく哀愁のあるメロディーで、フォーク・ソングっぽいところもあり、癒し系の曲と言えるかも知れません。
作詞/関口 和之、作曲/宇崎 竜童による05。もうこれは立派な民謡ですね。不思議に原 由子の歌声にぴったりと嵌っているのが面白いです.
自分所属事務所の社員、役員の事を歌った06。作詞は桑田、作曲は桑田とジャズ・ピアニストの八木 正生の共作です。八木 正生によるスウィング・ジャズ風アレンジがお洒落ですが、それにしても自分の会社の役員に意見するような歌を作って、歌わせてしまうという怖いモノ知らずの桑田が恐ろしいです(笑)
07も06と同じく作詞が桑田、作曲が桑田・八木のコンビによる4ビート・ジャズ風なナンバー。途中で桑田のサッチモの物真似が聴けます。
原 由子作詞、演奏しているメンバーで作曲したポップ・チューン08。キャッチーなメロディーで、好きな曲のひとつです。ウエスト・コースト風なサウンドが爽やかで、原 由子の声質を活かした曲だと思いますね。
02の短いインストに続く09は、原 由子の作詞・曲のナンバーです。ウエスト・コースト・ロックやサザン・ロックの影響を感じるロック色の強い曲です。

さて最後は、クリスマス・ソング10です。作詞/桑田 佳祐、作曲/桑田 佳祐、八木 正生、編曲/八木 正生による美しいメロディーとJAZZYなアレンジが印象的なクリスマス・ソングです。毎年クリスマスが近くなると必ず聴きたくなるナンバーです。この曲のタイトル「Last Single X'mas」というのも意味深だと思いませんか?この曲のレコーディングの時には、桑田と原は結婚することが決まっていたんじゃないかと思います。だから「独身最後のクリスマス」になったんでしょうね。

オリジナルのクリスマス・ソングというのは、歌詞やメロディーももちろん大事ですが、それらしい雰囲気を出すアレンジが凄く重要なファクターだと思っています。
そう言った意味では、このアルバムのクリスマス・ソング10は八木 正生のアレンジが大きい役割を担っていると思います。アレンジャーというのは難しい仕事ですね。

次回は、オリジナルのクリスマス・ソングの中でも大好きなアレンジの曲を紹介しようと思っています。
お楽しみに(笑)
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by kaz-shin | 2006-11-26 00:04 | PRODUCER | Trackback | Comments(4) | |
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Commented by at 2006-11-26 11:44 x
唐突ですが・・・
Carpenters 「Yesterday Once More」
Eric Carmen 「All By Myself」
Supertramp 「The Logical Song」
いずれも世界的に大ヒットした有名な楽曲ですが、
これらと「Last Single X'mas」には意外な共通点があるんですよ。

いずれの楽曲も、歌い出しが〝When I Was Young・・・〟なのです。
というわけではありませんが、私もこのX'mas Songは名曲だと思っています。(笑)
確かにスローテンポでノスタルジックな感じで淡々と演奏されていくんですが、ピアノを含めた全般的なアレンジの妙が、この楽曲を素晴しいものにしていると思います。
何年かぶりにこのアルバムを引っぱり出して聴いていましたが、今聴いても古さを感じさせないいアルバムですね。
Commented by kaz-shin at 2006-11-26 12:23
夢さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
調べてみましたが、本当ですね!歌い出しの歌詞が一緒なんですね。
メロディーが違いますから、何となく聴いていると気付きませんが・・・。
面白い情報ありがとうございました。

「Last Single X'mas」は、大人のクリスマス・ソングという雰囲気があって、
昔から大好きでした。
このアルバムも、本当に厭きのこない好きなアルバムです。
原さんの歌は何と形容して良いのか分かりませんが、独特の味があって
聴く者を惹き付ける不思議な魅力がありますよね。
Commented by たにぴ@もまゆきゅ at 2006-11-26 19:35 x
クリスマス・マラソン継続中、お疲れさま
今、稲垣潤一のコンサート、終わったとこです。
勿論、「クリスマスキャロルの頃には」やってくれました
Commented by kaz-shin at 2006-11-27 00:10
たにぴさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
稲垣さんのライブはいかがでしたか?
この季節ですから、「クリスマスキャロルの頃には」は絶対に外せないでしょうね。
今日、クリスマス関連のCDをあれこれ探ってました(笑)
何とかなりそうな、ギリギリのラインですね。
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