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増田 俊郎_BEST COLLECTION ~ WARNER YEARS ~ ◇ 2007年 02月 20日
増田 俊郎_BEST COLLECTION ~ WARNER YEARS ~_e0081370_21304286.jpg 

今回紹介するのは、現在は関西を中心に活躍している増田 俊郎の1978年から1981年迄のワーナー時代の音源を集めたベスト盤『BEST COLLECTION ~ WARNER YEARS ~』(2002年リリース)です。
増田 俊郎をご存知無い方もいると思いますので、簡単にプロフィールを・・・。
1954年横浜生まれ。70年代よりサザン・ブリードやシェリフといったバンドで活躍し、1976年の第13回YAMAHA POPULAR SONG CONTEST(ポプコン)に出場して、「BROTHER ON A WATER」で最優秀曲賞を受賞した経歴を持っています。

私が増田 俊郎を知ったのは、1979年にリリースされた「YOKOHAMA」というシングル曲でした。当時は大学生時代だったのですが、横浜の大学に通っていた友人が「今、うちの大学で流行ってるんだ。」とこのシングル盤を聴かせてくれました。クリス・レアにインスパイアされたという、この曲の持つメロウな雰囲気とアーシーな歌声が気に入って、1stアルバム『GOOD BYE』(1979年)を購入。よく聴いていた1枚です。1981年リリースの2ndアルバム『CROSSBREED』も良いアルバムでした。この2枚のアルバムはCD化されていたんですが、その事を知らずにいて結局購入出来ませんでしたが、ベスト盤を見つけて懐かしさのあまり速攻で購入してしまいました(笑)

『増田 俊郎 / BEST COLLECTION ~ WARNER YEARS ~』
01. YOKOHAMA
02. 光る風
03. "SOUTHERN" DREAMIN'
04. BREAK AWAY
05. 昼も夜も
06. 渚へ(DEAR NAGISA)
07. END OF THE SUMMER
08. BROTHER ON A WATER
09. DANCIN IN THE HARBOR LIGHTS
10. GOOD BYE BROTHER
11. NO MORE LONELY NIGHTS
12. RAINY MORNING
13. TWILIGHT
14. TAKE ME TO THE NIGHT
15. SEE YOU AGAIN
Bonus Track
16. 夕陽は赤く

フェード・インしてくるパーカッション、ローズの音色・・・。横浜の港や夜景を思い浮かべながら聴くと最高の01。横浜近辺に住んでらっしゃる方にはお薦めの名曲です(笑)

ブレッド&バターをコーラスに招いた03は、乾いた風を感じさせる軽快な曲。

ウエスト・コーストの海と風のような爽やかなナンバー04。力みを全く感じない素朴な増田の歌声に和んでしまいます。

バラード曲06。初夏の海風を感じながら、海を眺めながら聴きたくなるような1曲。

16ビートが心地良いAOR色の強い09。間奏のアコースティク・ギターの繊細なソロと、ディスコ・サウンド風なシンセ・ソロの対比が面白いですね。

スライド・ギター全開のサザン・ロック風なナンバー10。増田 俊郎らしさ全開の1曲。

メロウなナイト・ミュージック11。アーシーな作品の多い中で、たまに01やこの曲のような極上なメロウ・ナンバーが登場します。

CITY POP色の強いナンバー13。いかにも80年代らしい都会的なサウンドが印象的です。

切々と歌うバラード・ナンバー15。増田の歌声にロマンティックな雰囲気が漂います。

ボーナス・トラック16は、加山 雄三のカヴァーです。これが思いの他素晴らしい仕上がりです。オリジナルを凌駕するほどのアレンジと増田の伸びやかなヴォーカルが気持良いですね。

今回は、私の好きな曲だけをピック・アップして簡単にレビューしました。と言うのも、私の中でも好きな曲とそうでない曲がはっきり別れるタイプのアーティストなのです。ですから、皆さんにお薦めするのはちょっと・・・と思う部分もあるのですが、アルバム中には極上のAORやメロウなナンバーがあるのも事実です。興味のある方は1度聴いてみて下さい。
実は3月にVIVID SOUNDから、1stアルバム『GOOD BYE』と2ndアルバム『CROSSBREED』が紙ジャケで再発されます。そんな情報が入ってきたので、今回増田 俊郎を紹介してみました。
by kaz-shin | 2007-02-20 00:05 | ベスト盤 | Comments(18) | |
Commented by moksiiru at 2007-02-20 12:16 x
kaz-shinさん、こんにちは。
私が増田俊郎さんを知ったのは杉山清貴に曲提供をしたのがきっかけでした。確か94発売の「ADD WATER」だったと思います。実はその曲が結構賛否両論だったので妙に記憶に残っていたのです。世界観がヘビーが歌なんでファンがビックリしたという(笑)このころからライブハウスなどに出るようになったと思います。
そして、今ちょっと調べてみたら「DA BUDS」というユニットで二人でライブをしていることがわかりました。増田俊郎と杉山清貴不思議な取り合わせのようでがなかなか良い雰囲気だそうです。
増田俊郎さんの曲を余り知らないので横浜にちなんだ曲などがあるこのベストアルバム一度聴いてみたくなりました。
Commented by kaz-shin at 2007-02-20 23:12
monksiiruさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
増田さんが杉山さんに曲を提供していたのには、私も意外な感じがしました。
柳 ジョージさんやJ-WALK、桑名 晴子さんに提供しているのは、イメージ的に
まだ理解出来るんですけどね。杉山さんへの提供曲がどんな曲だか知らないので
コメントし辛いのですが、イメージ的には少し違う感じがしますね。
でも杉山さんは、音楽的には懐が広いのでユニットで違う音楽性をファンに
アピールしたかったのかも知れませんね。
Commented by WESING at 2007-02-21 00:00 x
'80年の正月あたりかな。
NHK-FMで放送された「ミュージック・ウェイブ」というライブ番組で「YOKOHAMA」を聞きました。
その後レンタル店でセカンドを借りて聞きました。
柳ジョージ+堀内孝雄+浜田省吾という印象かな。
CDを買おうとは思わないけど、悪くは無かったです。
そういえば、初CD化は1500円くらいでしたね。

「夕陽は赤く」は聞いてみたい気がするけど、CDを買ってまではね。
僕にとっては加山さんのバージョンが最高だから。(苦笑)
喜多嶋修さんが作ったというイントロは使われているのでしょうか?
Commented by kaz-shin at 2007-02-21 01:30
WESINGさん、コメントありがとうございます。
「夕陽は赤く」に関して詳しい情報が書かれていませんでした。
アレンジは増田 俊郎さん自身だということしか分かりません。
印象は、大瀧 詠一さんのナイアガラ・サウンドを彷彿させますね。
この曲に喜多嶋 修さんが関わっていたんですか?知りませんでした。
Commented by kotaro at 2007-02-24 07:53 x
“まっすん”こと増田 俊郎氏は僕も昔よく聴いていました。
伝説のミュージシャンかと思いきや、関西では今でもフツーにあちこちで活躍されております。
http://home.att.ne.jp/green/tosh/
私もサイトの存在に気づく1年半くらい前までは、レコード棚に並んだ80'sの1つの存在だったのが、BBSにまめに返事を書くまっすんを知り驚いてから、印象が一変しました。
いいコミュニティーを作るのがうまい人だと思います。
彼はラジオ関係者からも近況を聞くことがありますし、もう1つ、サーフィン好きの仲間からも今も慕われているようです。
ブレバタのコーラスかかったSouthern Dreamin'、僕も好きです。
今でもたまに彼らとコラボすること、あるみたいですよ。

Commented by kaz-shin at 2007-02-24 23:45
kotaroさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
そして情報ありがとうございます。
今でも頑張って活躍しているのは嬉しいですね。
関西中心に活動されているようですが、紙ジャケCDの再発によって多くの
人に聴いて欲しいなと思いますね。
Commented by SOUL GIRL at 2007-03-01 14:02 x
『グッド・バイ』と『クロスブリード』の紙ジャケット復刻盤仕掛け人です。
いろいろなサイトの復刻盤情報アップ状況をチェックしている途中で
ふと立ち寄らせていただきました。
ブログの日付が2/20=My Birthdayだったのも何かの縁?(笑)
各方面の皆さまの暖かいご協力の賜物である復刻盤2タイトル
明日・明後日は担当ディレクターの私自らライヴ物販に立ちますので
…って、それがインディーズの掟(笑)
皆さまよろしくお願いします!
Commented by kaz-shin at 2007-03-01 23:35
SOUL GIRLさん、はじめまして。
増田さんの紙ジャケット復刻盤仕掛け人自らのコメントに恐縮しております。
ありがとうございます。
今見直されても良い音楽だと思いますので、多くの人の耳に届けば良いですね。

SOUL GIRLさんへ伝えるのは筋違いとは承知ですが、TINNAをぜひ
CD化していただけると嬉しいのですが・・・。
あつかましいお願いですみません!

Commented by Ez! at 2007-09-20 03:07 x
増田俊郎のYOKOHAMAの歌詞を忘れてしまって、検索していたらここに辿り着きました。いつかレコードもカセットもCDもなくなってしまい、もう記憶に少しだけしか曲が残っていません。機会があれば、教えてください。
Commented by kaz-shin at 2007-09-21 20:53
Ez!さん、はじめまして。コメントありがとうございます。
レスが遅くなってすみませんでした。
私も「YOKOHAMA」は大好きな曲です。歌詞が知りたいとの事・・・。
良ければ鍵コメでメルアドを教えて頂ければ何とかしますよ。
さすがに堂々とここで書く訳にもいかないもので・・・(笑)
Commented by Kenny U at 2007-09-23 22:52 x
おおー、kaz-shinさんが、
関西のアーティスト、増田 俊郎の記事を書かれているとは…

「DANCIN IN THE HARBOR LIGHTS」
「NO MORE LONELY NIGHTS」
この二曲が大好きで、少し前にですが、
1st『GOOD BYE』と、2nd『CROSSBREED』(共に音泉1500シリーズ)
CDをオークションで同時入手しましたー!

ところで、代表曲「YOKOHAMA」には、
アルバムヴァージョンとシングルヴァージョンがありますね!

また相互TBお願い出来ますでしょうか??
Commented by kaz-shin at 2007-09-24 00:49
kenny Uさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
友人の影響で「YOKOHAMA」を聴いたのが、増田さんとの出会いです。
特にレコードを所有してなく、友人に録音してもらったカセットで聴いてました。
そんな中、このベスト盤が出たんで懐かしくなって買ったんですよ。

Kenny Uさんも増田さん聴いてたんですね。今でも活動されているようで何よりです。
今年、紙ジャケで再発されているんですが、オークションで購入されたんですね。
紙ジャケはもう入手困難なのかな?
「YOKOHAMA」を最初に聴いたのは、たしかシングル盤だったと思いますが、記憶も薄れていて
このアルバムに収録されているのがどっちかは不明です(笑)
Commented at 2007-09-25 20:15 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kaz-shin at 2007-09-26 00:26
鍵コメさん、コメントありがとうございます。
こちらこそ、これからもよろしくお願いします。
Commented by Kenny U at 2007-09-30 15:31 x
ここのお返事が遅くなりましたー!
紙ジャケでの入手、amazonではまだ大丈夫みたいですよ!

さて「横浜 -YOKOHAMA-」についてですね。
貴方がお持ちのベストアルバムに収録されているヴァージョンですけど
シングルヴァージョンだったかどうか解る様に、
私のブログに追記しましたよー!

結論…この曲いくつかヴァージョンがあります。

イントロとサックスソロの部分の構成が違うのです!
イントロは、Percussionで始まったり、Stringsで始まったり…
またサックスソロも、一番の後、すぐに、サックスソロがあったり
二番終了後にサックスソロがあったりしますよ!

タイムも、4:37、4:46、5:10とマチマチです。

ベスト盤だと…多分ですけど、
1993年TV番組のエンディングテーマに採用され、
CD SINGLE化されたヴァージョンだと思うのですが…

↑↑↑ もし解かったらここにコメントして下さいね


ああ、それから、お客さんからの質問のあった
歌詞の件はもう解決したみたいですね…
Commented by kaz-shin at 2007-10-01 00:51
Kenny Uさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
そして、わざわざ調べて下さって、本当にありがとうございます。
このベスト盤に収録されている「YOKOHAMA」は、1stアルバムに収録
されているバージョンのようです。
パーカッションのフェード・インで始まり、エレピが絡んでくるものでタイムは5分10秒でした。
すっきりしました。ありがとうございます。

歌詞の件は解決しましたよ。
Commented by kotaro at 2009-08-30 11:42 x
こんにちは、お疲れさまです。
8月もあと2日、お互いそろそろ夏の疲れがたまっていますね。

2日前にまっすんと仲間たちのライブを見てきました。
サザンブリード時代のメンバーもいてます。
ライブハウスにkaz-shinさんをお連れしたら「ど、どれが
まっすん?」というくらい、長髪のイメージで想像されていたら
印象が変わっています。(笑)
でもまっすんはまっすん、ボイスも太い声でなくなりましたが
ギターを持ってステージに立つと、「本物や」と感心します。

コンスタントに活動されています。芸に磨きがかかった部分は流石と
思いますし、そんな風な見方をしている私も歳をとったなと思いました。

ちょっと休まれて、また気力が充実されたら、再開してください。
Commented by kaz-shin at 2009-08-30 13:27
kotaroさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
増田さんのようなベテランが、例え注目されることが少なくなったと言え頑張って活動を続けられているのは嬉しい限りです。
現在のような状況では、ベテランが新作をリリースしていくというのは難しいでしょうね。
多くの人の耳に届けるにはやはりCDをリリースすることが1番なんですよね。
でも活動を続けること自体、本当に凄いことであり大事なことなんだろうと思います。
リスナーが沢山の音楽の中から自分の好きな音楽を探していた、探すことが楽しかった時代が懐かしいですね。

お気遣いありがとうございました。
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