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Light Mellow ~ City Breeze from East ~ WARNER Edition ◇ 2007年 04月 08日
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今回紹介するコンピレーション・アルバムは、シティ・ポップス関連のコンピレーション・アルバム『Light Mellow City Breeze from East 』シリーズの「WARNER Edition」です。金澤 寿和氏による監修と選曲のコンピレーションで、レコード会社5社より5枚同時に2001年にリリースされました。既に、「SME Edition」、「TOSHIBA EMI Edition」「BMG FUNHOUSE Edition」「UNIVERSAL MUSIC Edition」の4枚を紹介しましたので、今回が最後のアルバムになります。

このコンピレーション・シリーズが発売された頃は、このアルバムに収録されている曲も入手困難なものが多かったですが、最近になって村田 和人やPIPERが紙ジャケでリリースされたりしたので、それほどレアな音源が収録されている訳ではありません。それに既に当ブログで紹介済みのアルバムに収録されている曲も多いので、目新しさを感じないかも知れませんがシリーズものなので紹介することにしました(笑)
このアルバムの特徴としては、非常に男臭いところですね。全16曲中女性アーティストの曲は、岡崎 友紀の2曲のみです。

『Light Mellow City Breeze from East - WARNER Edition -』
01. 風になれるなら / 伊藤 銀次
02. BE WITH YOU / 村田 和人
03. PACIFIC / 芳野 藤丸
04. S-O-O-N / 岡崎 友紀
05. ONE HOT LOVE / 松下 誠
06. FILL THE SAIL / AB'S
07. TROPICAL FISH / 浜田 金吾
08. PHOTOGRAPH ~思い出のフォトグラフ~ / PIPER
09. 割れた夏 / 黒住 憲五
10. CATARINA ISLAND / 岡崎 友紀
11. STARLIGHT BALLET / PIPER
12. SO LONG, MRS. / 村田 和人
13. WHO ARE YOU? / 芳野 藤丸
14. GATSBY WOMAN / 浜田 金吾
15. CRY BABY BLUES / AB'S
16. SUNSET / 松下 誠

1977年にリリースされた伊藤 銀次の初リーダー・アルバム『DEADLY DRIVE』からの名曲01。爽やかなポップ・ナンバーです。作詞とコーラス・アレンジ、コーラスに大貫 妙子が参加しています。

村田 和人の1982年のデビュー・アルバム『また明日』に収録されていた02。爽やかなウエスト・コーストの風を感じるポップ・チューンですね。井上 鑑のアレンジも見事ですが、コーラスに山下 達郎、難波 弘之、椎名 和夫、浜田 金吾、松下 誠が参加しているというのが贅沢すぎる1曲です。

1983年にリリースされた芳野 藤丸の2ndソロ・アルバム『ROMANTIC GUYS』からの03。心地良いギター・カッティングが印象的なナンバー。渡辺 直樹のコーラスも素晴らしく、海を眺めながら聴きたくなる1曲。

1981年にリリースされた隠れたCITY POPの名盤『SO MANY FRIENDS』に収録されていた04。ウエスト・コースト風サウンドの軽快なポップ・ナンバーです。アイドル時代とは違う大人の歌声が魅力です。

CITY POPの名盤のひとつ、松下 誠の1981年リリースの1stアルバム『FIRST LIGHT』からの05。ドゥービー・ブラザーズを意識して作られたという名曲です。リフを効果的に使った爽やかなポップ・チューン。

1983年にリリースされたAB'Sのデビュー・アルバム『AB'S』に収録されていた06。確かな演奏技術とコーラス・ワーク、芳野 藤丸の書くキャッチーなメロディー、芳野・松下のギター・コンビによるギター・サウンドが心地良い空間へ導いてくれる1曲です。

浜田 金吾が1983年にリリースした通算5作目の『MUGSHOT』に収録されていたアーバン・メロウなナンバー07。浜田が最も得意とするミディアム・ソローなナンバーですね。佐藤 博、松下 誠のプレーが光るリゾート感覚溢れる曲。

ギタリスト・山本 圭右を中心としたグループ"PIPER"が1985年にリリースした通算5作目のアルバム『LOVERS LOGIC』から、シングル曲にもなった08。山本 圭右、耕右の兄弟によるデュエットが美しいリゾート感覚溢れるメロウなナンバー。

私にとってJ-AOR/CITY POPと言えば、この黒住 憲五。黒住が1979年にリリースしたシングル「罪深い夜」のB面曲だった09。アコースティックなサウンドを主体としたアーバン・メロウな1曲です。個人的にCD化を最も望んでいるアーティストです。

04と同じアルバムに収録されている岡崎 友紀の10。ミディアム・スローなナンバーで、バックのセンチメンタル・シティ・ロマンスの演奏と、艶のある岡崎 友紀のヴォーカルが素晴らしいですね。おそらく声だけ聴いて、岡崎 友紀と気付く人はほとんどいないでしょうね。

08と同じアルバムに収録されているPIPERの11。打ち込みによるグルーヴ感とギター・カッティングが印象的なナンバーで、名曲と呼べる1曲でしょう。

村田 和人が1983年にリリースした名盤中の名盤『ひとかけらの夏』に収録されていた12。山下 達郎プロデュースのアルバムとしてお馴染みですね。村田らしい軽やかで明るいポップ・チューンです。達郎のギター・ワークと椎名 和夫、竹内 まりや、達郎のコーラスが素晴らしい1曲。

私の夏の定番曲のひとつである13は、1982年にリリースされた芳野 藤丸の1stソロ・アルバム『YOSHINO FUJIMARU』からのナンバー。デュエットに桑名 晴子を迎えた名曲中の名曲。藤丸らしい軽快なギター・カッティングを聴いたら、海が見たくて仕方がなくなってしまいます(笑)

07と同じアルバムに収録されている浜田 金吾の14。シングル・カットされた浜田の代表的なポップ・チューンです。この手の洒落たナンバーを書かせたら本当に上手いのが浜田 金吾ですね。J-AORと呼ぶに相応しいナンバーだと思います。

1985年リリースのAB'Sの3rdアルバム『AB'S-3』に収録されていた15。松下 誠が抜けてから制作されたアルバムになります。藤丸色の強い軽快なドライヴィング・ミュージックといった感じでしょうか。相変わらずの美しいコーラス・ワークは見事の一言ですね。

05と同じアルバムに収録されている松下 誠の16。アルバムの最後を飾るに相応しい極上のバラード曲です。どことなくプログレっぽいイントロとコーラス・ワークは、10CCの「I'm Not In Love」を彷彿させます。ギタリストとしてだけでなく、ソング・ライター、アレンジャーとしての才能を遺憾なく発揮した曲と言えるでしょう。

このコンピレーションは、海辺のドライブに最適な1枚だと思います。過去紹介した4枚のどのアルバムに比べても海が1番似合います。ほとんど男性ヴォーカルで占められていますが、岡崎 友紀の曲や桑名 晴子のヴォーカルが良いアクセントになって、実に気持ち良く聴けます。
そして、このコンピで紹介されている曲の入ったオリジナルのアルバムはどれも名盤ばかりなので、ぜひ機会があれば聴いて欲しいと思います。
現在では入手困難な芳野 藤丸のソロ・アルバム2枚に関しては、もし中古店等で見かけたら迷わず購入することをお薦めします。J-AOR/CITY POP好きの人ならば、聴いて絶対に損の無いアルバムですから・・・。
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by kaz-shin | 2007-04-08 02:19 | Compilation / Cover | Trackback | Comments(6) | |
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Commented by kotaro at 2007-04-08 13:55 x
WarnerBroth.といえばこの時代、ワーナーパイオニアでしょうか。
ハードロックのWEAを持っていたのもこの会社でした。
(まだ耳の中で"前項の"リフレインが鳴っていたりして)
う〜ん、コメントが難しい。伊藤銀次から岡崎友紀まであるのですね。
Deadly Drive、どこかにあったなあ。「こぬか雨」も入っていました。
after アイドルの岡崎友紀、「Do you Remember Me」がスマッシュな印象で、、
村田和人も「Boys Life」なんてすごく好きですが。

きっとこの時代は中森明菜のおかげでいろんなアルバムが出せたのだ、と思っておきます(笑) <裏Thanks for Akina>ということで

AB'Sについてはいずれ別の機会に。
Commented by kaz-shin at 2007-04-08 15:24
kotaroさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
このコンピ、Warner Editionとなってますが、伊藤 銀次さんと岡崎 友紀さん、黒住 憲五さんを
除くと、全てMOONレーベルの音源なんです。版権が移ったりしてこういう形に
なったんでしょうね。
80年代のバブリーな時代には、沢山のレコード会社が立ち上がり、そして消えていきました。
割りと爽やかな曲を集めてますね。記事にも書きましたが海辺のドライブにはピッタリな1枚になってます。
Commented by まるいチーズ at 2007-04-08 17:44 x
こんにちは
01、好きですねえ、伊藤銀次さんはこの後メジャー志向の路線を歩まれましたが、「Deadly Drive」のジャケットを見ると長髪で素朴な感じが(笑)、、この曲は私はすごく春を連想します、たしかアルバムの発売は春じゃなかったような気がしますが。毎年今頃の時期になると聞きたくなります。
Commented by kaz-shin at 2007-04-08 23:10
まるいチーズさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
『Deadly Drive』は、肩に力の入っていない良いアルバムですよね。
5月位のリリースだったと思います。
「風になれるなら」は、確かに春らしい爽やかなポップ・ナンバーですね。
私も春~夏にかけて聴きたくなる1曲です。

Commented by 金字塔 at 2007-04-10 02:08 x
こんにちは!
『Deadly Drive』いいアルバムですよね。
つい先日、復活ライブ観にいきましたけど、
「風になれるなら」も歌いました。耳を疑いましたけど。
まさか、「風になれるなら」が聴けると思わなかったもので。
ギター1本の弾き語りヴァージョンでした。
それから、「幸せにさよなら」も聴けました!
なんか好評で6月から全国ツアーが始まるみたいですよ。
Commented by kaz-shin at 2007-04-10 18:16
金字塔さん、はじめまして。(ですよね?)
コメントありがとうございます。
生で「風になれるなら」を聴けたというのは羨ましいですね。
1stソロでありながら、非常に良いアルバムでしたね、『Deadly Drive』は。
最近、銀次さんの話題を聞かなかったのですが、元気で活躍されているんですね。
安心しました(笑)

また、時間があったら遊びに来て下さいね。
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