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杉 真理_SABRINA ◇ 2007年 05月 07日
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GWも終わりましたね。私の場合は9連休でしたので、仕事モードに切り替えが出来るかどうか不安です(笑)
それにしても休日って時間が経つのが早く感じませんか?仕事している時に比べて、2~3倍の速さで時が流れているように感じるのは私だけでしょうか・・・。

若干憂鬱な気分を晴らしてくれるようなアルバムを今回紹介します。日本を代表するポップス・メーカー、杉 真理が1986年にリリースした6枚目のオリジナル・アルバム『SABRINA』です。
杉 真理の作る楽曲の凄いところは、アメリカン・ポップスやマージー・ビートをしっかりと自分の音楽として吸収しており、決して上辺だけの物真似で終らずに杉 真理流のポップスとして成立しているところですね。
初めて聴くのに、どこかで聴いたことのあるような安心感と親近感のあるPOPSナンバーを書かせたら杉 真理の右に出るアーティストはいないでしょうね。
今回のアルバムも杉 真理らしいPOPなエッセンスが詰まった曲が11曲収められています。アルバム全体のイメージとしては、やはり夏向きと言えるでしょう。

『杉 真理 / SABRINA』
01. Japanese boy
02. ほこりだらけのSummer place
03. Rambling bird
04. 恋する0.1
05. Starship
06. Second chance
07. Home townに帰りたい
08. Weekend lover
09. Lady numbers
10. サブリナ、きみのこと
11. My idol

杉 真理自身のことを歌った01。ビートルズに憧れ、バンドでデビューするも成功には至らかったけれど、これからも歌い続けるという内容の歌詞が印象的です。

オールディーズ・テイストが詰まったロックン・ロール・ナンバー02。数々の洋楽の曲のタイトルとフレーズが登場するという杉 真理らしさ全開のナンバーです。ビーチ・ボーイズ風コーラスが見事な1曲。

軽快なミディアム・ナンバー03。リンダ・ロンシュタットの曲にインスパイアされて作った曲らしいですね。爽やかな印象を残すアレンジは、どことなくナイアガラ・サウンドを彷彿させます。

マージー・ビートなナンバー04。視力の悪い女性へのラブ・ソングです。ハモリの入れ方、ギターの音色等ビートルズっぽさを盛り込まれています。

確かHi-Fi SETへ提供した曲のセルフ・カヴァーとなる05。ロックのリズムに佐藤 準のアレンジによるストリングスが絡んで、ELOのサウンドを思わせるようなナンバーですね。しかし、メロディーのポップさは杉 真理そのものという感じです。

しっとりと切ない感じが漂うバラード曲06。オーソドックスなアレンジですが、逆に歌詞を強調させる効果となっている気がします。

イントロを聴いた時、シュガー・ベイブの「DOWN TOWN」かと思った07。タイトルの"Home town"と"Down town"とを捩った杉らしい洒落の効いたアレンジだと思います。思わずニヤついてしまう1曲です(笑)

ディキシーランド風のPOPナンバー08。ゲスト・ヴォーカルにHi-Fi SET、MANNAが参加しています。

中期のビートルズ風な09。アルバムで言えば『リボルバー』辺りのアルバムの頃のビートルズを彷彿させます。本当に「~らしい」曲を書くのが上手いですね。これはもう凄い才能と言わざるを得ませんね。

JAZZYなバラード・ナンバー10。コーラスの美しさ、グレン・ミラー楽団ばりのブラス・アレンジが印象に残ります。ブラス・アレンジは大谷 和夫です。

最後の11は、杉 真理にとってのアイドル「ビートルズ」への想いを歌った明るいPOPナンバーです。あえてビートルズっぽいアレンジは施していませんが、歌詞の中にはお馴染みのビートルズ・ナンバーが登場します。フェード・アウト部までしっかり聴くと、ビートルズ好きなら微笑んでしまうこと請け合いですよ。

今までの当ブログでも初期の作品、『OVERLAP』(1982年)、『STARGAZER』(1983年)、『MISTONE』(1984年)、『SYMPHONY#10』(1985年)を紹介してきました。今回紹介した『SABRINA』は、これまで紹介したアルバムと比較すると1番地味な印象を受けるかも知れません。突出した曲もありませんし、アレンジも柔らかな感じに纏まっています。しかし、それまでのアルバムが20代の青年であるなら、このアルバムは落ち着き始めた30代の大人というイメージがあり、耳障りなところが全く無い優しいPOPSで彩られています。これから杉 真理の音楽に接してみたいと想っている方にはお薦めしませんが、大人が楽しめるPOPSを探している人には自信を持ってお薦め出来る1枚です。
やる気の起きない、マンデイ・ブルーな気分の月曜日の朝の出勤時等に聴けば、やんわりと気分を解してくれるような1枚だと思います。
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by kaz-shin | 2007-05-07 00:02 | CITY POP / J-AOR系 | Trackback | Comments(2) | |
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Commented by hisa at 2007-05-08 22:53 x
連休明けでコメントもおやすみのようですね。
私も9連休でいたがたしかにあっという間に時間が過ぎる感じですね。
杉真理は当たりはずれが無く気持ちよく聞けますね。このアルバムも好きです。ところで、南佳孝の「大航海図鑑」をやっとみつけました。
ちょっと高かった(2300円)ですが、買ってしまいました。かんがえていたとうりでよかったです。
Commented by kaz-shin at 2007-05-09 00:15
hisaさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
連休明けの仕事で皆さん疲れているのでしょうね。
ここにコメント頂けるのも嬉しいですが、疲れている時はゆっくり休んでもらいたいですね。
杉さんはこれから夏にかけて毎年よく聴きます。
夏の昼間は杉さん、夜は佳孝さんという感じでしょうか・・・(笑)
『大航海図鑑』は選曲の良いベストですよね。1年中楽しめます。
中古店でも佳孝さんのアルバムは高めですね。CD選書盤でも1000円以上はしますね。
そろそろ紙ジャケで再発って可能性もあるのかな?なんて思ってます。
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