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OFF COURSE_TWIN BEST ◇ 2007年 05月 23日
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先日、スターダスト・レビューのライブで初めて生・小田 和正の歌声を拝聴し、60歳という年齢とは思えないその美声と声の存在感に圧倒されました(笑)
そして、ふと久しぶりにオフコースが聴きたくなって引っ張り出したきたのが、1997年に2枚組でリリースされた『TWIN BEST』です。

1970年にデビューのオフコースですが、私が初めて彼らの歌を聴いたのは、定かな記憶では無いのですが1976年頃ラジオで流れていた「眠れぬ夜」だったと思います。イントロから妙に耳に残る曲でメロディーも分かり易いものでした。しかし、特に興味を持った訳でも無かったですね。

高校時代、親友がオフコースが好きで彼の家へ行くとよく聴かされたのですが、"君"、"僕"の詞の世界と小田 和正の声が妙に女々しく思えて正直好きではありませんでした。
ところが、これもはっきりした時期は覚えていないのですがおそらく1978年頃だったと思います。例の親友宅へ遊びに行った際、彼がかけたレコードをBGMに会話を楽しんでいると、ある曲がまるで会話を遮るように私の耳をレコードに傾けさせたのです。
♪こんなことは今までなかった ぼくがあなたからはなれてゆく♪というフレーズが耳に残り、友人宅からの帰り道を歩いていてもこのメロディーとフレーズが頭から離れなかったのです。これが衝撃的な「秋の気配」との出会いでした。
翌日、友人に電話して昨日かけていたのは『JUNKTION』(1977年)というアルバムということを教えてもらい、そのままレコード屋へ買いに行ったのでした。
「秋の気配」という1曲が、それまで私の持っていたオフコースのイメージをガラリと変えたのは言うまでもありません。それからは何枚かアルバムを買って聴くようになりました。

80年代に入って世の中はCDの時代へ・・・。『JUNKTION』だけはCDで買い直しましたが、その他のアルバムはCDで持っていませんでした。ある時レコード店でこの2枚組のベスト盤を見つけ、これなら有名な曲は殆ど収録されているので買っておこうと思い購入したものです。

『OFF COURSE / TWIN BEST』
Disc One
01. 眠れぬ夜
02. I LOVE YOU
03. さよなら
04. 愛を止めないで
05. Yes-No
06. 秋の気配
07. YES-YES-YES
08. 僕の贈りもの
09. 言葉にできない
10. 生まれ来る子供たちのために
11. ワインの匂い
12. こころは気紛れ
13. 時に愛は
14. 潮の香り
15. やさしさにさよなら

Disc Two
01. 夏の終り
02. 僕等の時代
03. 愛の唄
04. 汐風のなかで
05. 風に吹かれて
06. 愛の中へ
07. あなたのすべて
08. めぐる季節
09. のがすなチャンスを
10. 一億の夜を越えて
11. 思い出を盗んで
12. 水曜日の午後
13. ランナウェイ
14. 思いのままに
15. 恋を抱きしめよう

2枚組というヴォリュームなので、曲毎のレビューは割愛させてもらいます(手抜きか?・・・笑)
2人組の時代から5人編成のバンド時代までの有名曲、人気の高い曲がほぼ網羅されているので聴き応えのあるベスト盤だと言えると思います。

このアルバムを聴いていて強く感じたのは、やはりオフコースというのは小田 和正と鈴木 康博という素晴らしい才能を持った二人が作った楽曲が、バランス良く配置されていたことでアルバムとして魅力溢れるものになっていたと思っています。
小田 和正の作る曲は、一度聴けば口ずさめてしまうようなキャッチーなメロディーとインパクトの強い歌詞が魅力で、シングル盤のA面曲として申し分無い曲でした。一方、鈴木 康博の作る曲というのは、凝ったコード進行やメロディーのものが多くて一度聴いただけではそれほど印象に残らないのですが、聴けば聴くほどに味が出てきて好きになってくるという不思議な魅力を持っていました。シングル盤ならやはりB面曲というイメージですね。

この二人の作品の均衡と言いますか、バランスが凄く良かったですね。アルバムを聴きながら一緒になって歌っているのが小田の曲、静かに聴き入ってしまうのが鈴木の曲という風なイメージが私の中にはあるのです。
つまり、小田と鈴木が揃ってはじめてオフコースな訳で、鈴木が脱退後のオフコースにはあまり魅力を感じなくなっていました。
ベスト盤なので当然シングル曲が多くなります。全30曲中、鈴木 康博の作品は6曲のみで残りは小田 和正の作品ですが、それでも二人の曲が収録されていることで私にとってはオフコースを感じる事が出来るベスト盤になっています。それにしても本当に良い曲が多いですね。
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by kaz-shin | 2007-05-23 00:02 | ベスト盤 | Trackback | Comments(13) | |
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Commented by しげぞう at 2007-05-23 07:55 x
おはようございます
僕の場合、オフコースとの出会いは小学生の時、「Yes-No」でした
その斬新な音と小田和正の声にヤラれました
このアルバム中の曲ならば
「秋の気配」「ワインの匂い」「潮の香り」はゼッタイ外せません!
ああ、久しぶりにオフコースに浸かりたくなってきました
Commented by たにぴ@もまゆきゅ at 2007-05-23 08:10 x
アメリカに住んでいる日本人の友人が、
「オフコース、とりわけ小田和正の歌詞は、極力漢語を排した、『大和ことば』なんだよ」
と言ってました。
海外進出の夢も持っていた小田さんではありますが、
彼の和語の魅力も、本人が意識してるかわからないけど、
とても重要な気がします。
Commented by kaz-shin at 2007-05-23 23:48
しげぞうさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
今までレコードやCDでしか聴いたことのなかった小田さんの歌声を
先日のスタレビのライブで初めて聴きましたが、本当に鳥肌が立ちましたよ。
最近では、TV番組「クリスマスの約束」で聴かせてくれた沢山のカヴァー曲で、
改めて小田さんの歌の素晴らしさを感じていたんですが、生で聴く小田さんの歌声は
想像をはるかに越えた素晴らしいものでした。

>「秋の気配」「ワインの匂い」「潮の香り」はゼッタイ外せません!
私も全部好きです(笑)
Commented by kaz-shin at 2007-05-23 23:53
たにぴさん、こんばんは。いつもコメントありがとうございます。
小田さんの歌詞というか言葉は、とてもシンプルなのにすごくインパクトが
あるなと以前から感じていました。
ベタなくらい単純な言葉だったりするんですが、それがメロディーに乗ると
もの凄いパワーを発揮するというか・・・。
本当に凄いアーティストですね。
Commented by いわとも at 2007-05-24 00:47 x
たにぴさんの言う「大和ことば」って、感覚的にですが、分かる気がします。

数十年前、コンサートスタッフのアルバイトでオフコースを担当。公演前の楽屋口警備をしていましたが、ヒマだったので壊れた傘でゴルフのスイングの練習(当時まだ未経験)。そんな時、到着した小田さんに笑われたのを思い出しました。
小田さんも康っさんも大好きです。5人そろって復活、……。しませんよね(涙)。確かそんなTVドラマ、ありませんでしたか?
Commented by momayucue at 2007-05-24 01:41
NEXTでしょ。
5人…。個人的には、2人でもいいんだが。なんちて。
Commented by kadomania at 2007-05-24 10:50 x
先日は、大変暖かく、且つ勇気を頂ける様なコメント、本当に本当にありがとうございました。とにかくkaz-shinさんのサイトに書き込むのは勇気が入りました(笑)。一度書ければ、もう大丈夫かと思います(爆)。それにしても、これだけのレビューをハイペースで書かれるkaz-shinさんの音楽への造詣の深さと洞察力には、ただただ恐れ入るばかりです。

オフコース・・・隠れファンです。おいらも中学・高校・大学とかなり聴いてましたが、当時まわりからは「メルヘン少女」が聞く音楽とされ、軟弱男のレッテルを貼られており、隠れキリシタン状態でございました。

このベストはかなりパーフェクトですよね。

やすさんが抜けた後の松尾さんとのバランスがどうもコンピアルバムの様で、なかなかとっつきにくかったです(松尾さんの曲も好きなんですけどね)。

あ、クリスマス~の要さんとの木蓮には胸が熱くなり、涙が出た一人です。
Commented by kaz-shin at 2007-05-24 21:34
いわともさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
2人だけの時代、5人のバンド時代も含めて、私にとっては小田さん、鈴木さんが
揃ってはじめてオフコースなんですよ。
言葉は悪いですが、鈴木さんが抜けた後のオフコースは、小田バンドという印象が強いですね。

出来たらまた小田さんと鈴木さんが織りなす素晴らしいハーモニーを聴いてみたいですよね。
Commented by kaz-shin at 2007-05-24 21:37
たにぴさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
オフコースって最初に聴いた時代で、イメージが色々なんでしょうね。
私の場合は、オフコースというと二人組なんですよね。
バンドになった時も、サウンドを厚くする為にそうしたという印象が強いですね。

ただ、「愛を止めないで」以降、オフコースを知った人はバンドとしてのイメージが
強いのかも知れませんね。面白いですよね。
Commented by kaz-shin at 2007-05-24 21:50
kadomaniaさん、こんばんは。
コメントを頂いて嬉しいです。ありがとうございます。
これに懲りずにまたコメントして下さいね(笑)

オフコースの音楽って、やはり小田さんと鈴木さんとのコンビネーションで
生れて来たサウンドだと思うんですよね。
だから、不思議と小田さんや鈴木さんのソロ・アルバムを聴いても、オフコースを感じません。
そんなところがオフコースの偉大なところだったのかも知れませんね。

今回紹介したベスト盤も好きなんですが、どうしてもベスト盤だとオフコース=小田 和正
というイメージが強くなってしまうのが残念です。
オフコースを聴くなら、ぜひオリジナル・アルバムの方を聴いてもらうと良さがもっと
分かってもらえるかなと思っています。
Commented by いわとも at 2007-05-24 23:14 x
momayucueさん、ありがとう!
そうだ! NEXTだ!NEXT。
♪トゥル・ルッ・ルッ・トゥ・ルッ・・・トゥ・ルル~
解散して何年後に復活コンサートをするって内容のドラマだ。
Commented by Jun at 2007-05-25 23:20 x
こんばんは。オフコースは大好きでした。
小田さんと鈴木さんの2人の頃から5人になったオフコースも聴いてましたよ。
やはり小田さんと鈴木さんのコーラスの美しさは素晴らしいですね。
Commented by kaz-shin at 2007-05-26 02:35
Junさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
結構男性にも人気があったんですね。今更ながら驚いています。
ヒット曲が5人になってからの方が多いですし、2人の時よりもサウンド的にも洗練されてましたね。
でも、初期の垢抜けない感じのオフコースも好きなんですよね。
2人にしては凝ったコーラスでしたし、今聴いてもコーラスは素晴らしいと思います。
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