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THE SQUARE_MIDNIGHT LOVER ◇ 2007年 06月 07日
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1年振りの登場となるザ・スクェア。1978年12月にリリースした2ndアルバム『Midnight Lover』を紹介しましょう。ちょうど1年前にデビュー・アルバム『Lucky Summer Lady』を取り上げたのですが、このデビュー・アルバムのリリースが1978年9月でしたから、わずか3ヶ月後にリリースされたというのも驚きですね。しかもダイレクト・カッティング盤としてリリースされました。ダイレクト・カッティングですからアナログ盤片面分の演奏を一発録音しなければいけないという事で、演奏を聴いていても緊張感が伝わってきます。

前にも書きましたが、私にとってのスクェアはやはりこの頃の印象が1番強いですし、最もよく聴いたのが『Lucky Summer Lady』と『Midnight Lover』でした。メンバーの熱意溢れるプレイが初々しく、それでいて統一感があり、リリコーンを全く使用していない時代の伊藤 毅のプレイも大好きなんです。

メンバーは『Lucky Summer Lady』の時と同じで、安藤 正容(g)、御厨 裕二(g)、伊藤 毅(sax)、宮城 純子(key)、中村 裕二(b)、河合 誠一(ds)、仙波 清彦(per)で、『Lucky Summer Lady』ではメンバーの一員としてクレジットされていた鷺巣 詩郎は、今回は特別参加という形になっています。

『THE SQUARE / MIDNIGHT LOVER』
01. LICKIN' IT
02. WRAPPED AROUND YOUR SOUL
03. SHOW DANCE
04. TAKE THE LONG ROAD
05. MIDNIGHT LOVER
06. THIS SONG

ファンキーなナンバー01は、当時人気のあったブラザーズ・ジョンソンを彷彿させるようなナンバーですね。パワフルなリフとロック色の強いギター・ソロが印象的です。

宮城 純子のエレピのリフで始まる02。心地良い緩やかさが特徴のバラード曲です。サックスとギターのユニゾン・プレイによるメロディー、JAZZYなギター・ソロに続きメロウなサックス・ソロという展開が素晴らしいです。

ラテン・パーカッションをフィーチャーしたスピーディーな03。メロディーもキャッチーで明るく楽しい雰囲気がたまらないナンバーです。安藤のギター・ソロも聴き所です。

アルバム6曲中5曲が安藤の作曲によるナンバーですが、この04だけが宮城 純子の作曲によるナンバーです。非常にスリリングなナンバーで、宮城のエレピのソロは圧巻です。他にも河合 誠一のタイトなドラミング、ギターとサックスのソロの掛け合いという緊張感溢れるプレイが盛り込まれていて聴き所満載の1曲です。

アルバム・タイトル曲であり、私がアルバム中で最も好きなナンバー05。まさにソフト&メロウという感じのボサノヴァ・スタイルのナンバーですね。メロディアスで官能的なサックス・ソロやリー・リトナーのプレイを彷彿させるギター・ソロ、流れるようなピアノ・ソロが印象的ですし、メロウながらもリズムを強調する部分もあり、アレンジが秀逸な1曲と言えるでしょう。

最後を飾る06は夏向きの爽やかなナンバーです。海辺のドライブにもぴったりな感じの爽快感が魅力ですね。ギター・カッティングやソロはリー・リトナーの影響を感じますが、曲としてスクェアのオリジナリティをしっかり感じます。最後のパーカッションが和風で笑えます。

T-SQUAREなどが好きな人が聴くと、物足りないというかスクェアらしさを感じないかも知れません。しかし、当時23~24歳という若さでこれだけしっかりした演奏力を持ったグループの登場に驚きましたし、まさにクロスオーバーという言葉がぴったりな感じの楽曲は私を虜にしました(笑)
確かに演奏力やアレンジを考えれば、もっと良い作品は沢山あるでしょう。でも、この頃の若々しく弾けた感じのサウンドが大好きです。リアル・タイムで聴いていた私には、この頃のスクェアの印象が強烈に残っていまして、今でも1st、2ndを聴くとワクワクします(笑)
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by kaz-shin | 2007-06-07 00:01 | FUSION系 | Trackback | Comments(4) | |
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Commented by Musicman at 2007-06-07 20:36 x
このアルバムはもちろん『Tomorrow』も『脚線美の誘惑』も。
アルバムでいうと『Stars And Moon』までが私の中での黄金期です!
でも新作の『33』もなかなか良かったですよ(笑)。
Commented by kaz-shin at 2007-06-08 00:04
Musicmanさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
スクェアというバンドは、聴き始めた時代で人それぞれの思い入れの強い
作品が異なっていて楽しいですね。
私は断然初期作品なんです。安藤さんのこの頃のギター・プレイが結構好きでして・・・(笑)
技術的にはまだまだなんでしょうけど、JAZZの色の濃い初期のギター・プレイは
魅力的ですね。『33』はまだ聴いてませんが、聴いてみたいですね。
Commented by DENTA at 2007-06-08 14:04 x
この頃(初期)の音楽は知らないんです(´・ω・`)
デジタル・リマスター版で今出ていますから、
それを懸命に中古で探しているのですが。
Commented by kaz-shin at 2007-06-09 02:28
DENTAさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
この頃のアルバムを聴いて、ぜひ感想を聞かせて下さい。
すんなりスクェアとして受け入れられるのか、違和感があるのかが興味あります。
私の場合、リアル・タイムですから流れにそって聴いてきてますから、
初期と現在の音楽性の違いにも違和感を感じないのですが、後から初期作品を
聴いた場合はどうなんでしょうね。
ぜひ、感想をお待ちしてます。
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