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GUITAR WORKSHOP in HAWAII_Pacific Coast Jam ◇ 2007年 06月 15日
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東京地方も今日、梅雨入りしたようです。夏に水不足にならない為にも梅雨時にはしっかり雨が降って欲しいのですが、営業職の私としてはちょっと憂鬱な時期でもあります。
決して雨が嫌いという訳では無いのですが、やっぱりカラッと晴れた日が良いですよね(笑)
雨でジドジトした天気の中でも、気分だけは爽やかでいたいと今回選んだアルバムは、1989年にリリースされたFUSIONの人気シリーズである"GUITAR WORKSHOP"シリーズの『GUITAR WORKSHOP in HAWAII / Pacific Coast Jam』です。

"GUITAR WORKSHOP"と言えば1970年代後半に人気のあったシリーズで、当時ビクターの看板シリーズでしたね。人気と実力を兼ね備えたギタリストを共演させたFUSIONアルバムで、私は第一弾である『GUITAR WORKSHOP』(1978年)が特に大好きでよく聴いてました。
80年代に入り、このシリーズも終ったかと思っていましたが1988年に復活し、『GUITAR WORKSHOP in L.A.』、『GUITAR WORKSHOP in TOKYO』、『GUITAR WORKSHOP in HAWAII』、『GUITAR WORKSHOP in JAMAICA』の4枚がリリースされました。

『GUITAR WORKSHOP in HAWAII / Pacific Coast Jam』は、ハワイを活動の拠点にしている4人のギタリスト、カラパナのD.J.プラット、元SEAWINDのパド・ニュアネス、スラック・ギターの名手・カポーノ・ビーマー、セッションで活躍しているフレッド・シュルーダーがフィーチャーされています。注目なのは、角松 敏生がプロデュースと曲提供で加わっているところでしょう。

『GUITAR WORKSHOP in HAWAII / Pacific Coast Jam』
01. LIKI LIKE HWY
02. ORSON'S RESTAURANT
03. PRA VOCÉ
04. KOKO
05. SAMBA NUEVA
06. IT'S SO FINE
07. GIRLS WITH GOLDEN TANS
08. TURTLE BAY WIND
09. I'M GONNA BE ALONE (LAHAINA MOON)
10. D.J'S LAMENT

角松 敏生作・編曲による01。D.J.プラット、フレッド・シュルーダーがフィーチャーされた打ち込みを中心とした曲なんですが、これが笑っちゃうくらいの角松サウンドになっていて、角松のインスト・アルバム『LRGACY OF YOU』に収録されていてもおかしくない仕上がりです。D.J.プラットのギターも、まるで角松自身で弾いているのと錯覚しそうなフレーズと音色です。おそらく角松の作ったデモ・テープに忠実にプレイしたんでしょうね。

02も角松 敏生作・編曲によるナンバーです。カポーノ・ビーマーのアコースティック・ギターがフィーチャーされています。ノリの良い01とは変わってバラード系のナンバーです。古川 昌義(a.g)や数原 晋(tp)が参加していますが、やはり打ち込みが中心です。

パド・ニュアネス作曲、ジェイムス・スチューダーのアレンジによる03。4人のギタリストの共演が聴き所ですが、とにかく心地良い風のような爽やかなナンバーです。スキャット・ボーカルでカラパナのオリジナル・メンバーであるマッキー・フェアリーが参加しています。4人の個性がよく出ているソロの掛け合いが素晴らしい1曲。

サノ・ケンジ作曲、プロデュース曲のキャッチーなメロディーと軽快さが印象的な04。フレッド・シュルーダーがフィーチャーされています。ポーリン・ウィルソンとマッキー・フェアリーが参加しているという贅沢なナンバー。

キーボード奏者・ジェイムス・スチューダーの作・編曲による05。私の好きなギタリスト・パド・ニュアネスがフィーチャーされてます。アレックス・アクーニャ(ds)とサノ・ケンジ(b)のリズム隊が素晴らしい演奏を聴かせてくれます。

まるでSEAWINDを聴いているかの錯覚に陥る06。ファンキーかつJAZZYな演奏が特徴で、もちろんパド・ニュアネスがフィーチャーされているのですが、圧巻はやはりポーリン・ウィルソンのヴォーカルです。

カポーノ・ビーマーの作品07。涼しげで美しい音色のカポーノ・ビーマーのアコースティック・ギターがフィーチャーされています。

角松 敏生作・編曲による08。これまた角松らしいサウンドの1曲です。フレッド・シュルーダーがフィーチャーされています。小池 修のサックス・ソロも聴き所です。打ち込み主体の音圧の高さがまんま角松ですね(笑)

角松 敏生、サノ・ケンジ作曲、角松編曲による09。パド・ニュアネスがフィーチャーされています。そしてポーリン・ウィルソンがヴォーカルで参加しています。洋楽好きな人が聴けば、きっとニヤリとするでしょう。AOR風なミディアム・バラード曲に仕上がっています。

D.J.プラットが作曲、サノ・ケンジのアレンジによるレゲエ調のナンバー10。もちろんギターはD.J.プラットなんですが、なかなか良いギターを弾きますね。特にフレーズの良さは日本人好みかも知れません。

このアルバムがリリースされた時、正直角松が絡んでいるということで購入しました。今では角松の曲以外の方がお気に入りの曲が多いです(笑)
とにかく気持ち良く聴けるアルバムなのでお薦めです。角松 敏生のファンにも喜ばれる1枚ではないでしょうか。ジャケット写真のCDは入手困難だと思いますが、2002年に"GUITAR WORKSHOP"シリーズとしてではなく、SOFT AND MELLOW HAWAIIというリイシュー・シリーズの中の1作品としてジャケットも差し替えられ、リマスターされたCDが発売されています。
こちらの方が入手しやすいでしょうし、音も良くなっているので興味のある方はぜひ聴いてみて下さい。
ちなみに新しいジャケットは↓です。

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by kaz-shin | 2007-06-15 00:13 | FUSION系 | Trackback | Comments(8) | |
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Commented by しげぞう at 2007-06-15 07:40 x
おはようございます
角松作品4曲は、そのまま「サマーメディスン」シリーズに持っていける曲ばかりですよね
80年代後半の、純色的な色彩を帯びた煌びやかな夏がよみがえってきます
Commented by まつのすけ at 2007-06-15 16:47 x
トーキョー・アンサンブル・ラボやノブケインは持っているんですが、角松さんのギターインストものは、まだ持っていません。
打ち込みっぽいものが多そうなので、聴いてみたくなりました。
角松さんの2作と合わせて、買ってみよう思います。

このころ角松さんのギターの音って、「SEA LINE」や「ALL MY DREAMS」(JADOES)に代表されるように、どこか煌びやかで広がりのある音のように思います。このころのギターの音が1番好きですね。
Commented by Musicman at 2007-06-15 22:27 x
なぜか両方とも持ってます(笑)。
私もこのアルバムは良く聴いたな~。
青木氏がお亡くなりになった事で、進めていたインスト・アルバム第3弾が中止になっちゃったのは残念ですけど・・・。
久々に引っ張り出して聴いてみようかな!
Commented by kaz-shin at 2007-06-16 11:18
しげぞうさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
昨夜はまたエキサイトブログが不調で、何も出来ずコメントの返信が遅くなってすみません。

角松さんの提供した曲は、まさしく「サマー・メディスン」といった趣きの曲ですね。
特に01は、手癖まで角松さんに似ていると思いませんか。
この曲を聴いた時、デモ・テープがあれば聴いてみたいなと思いましたね。
おそらくD.J.プラットのプレイと同じなんじゃないかと・・・(笑)
Commented by kaz-shin at 2007-06-16 11:22
まつのすけさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
コメントの返信が遅くなってすみませんでした。
打ち込み系の好きなまつのすけさんなら、角松さんが提供・プロデュース
した曲は気に入ると思いますよ。
私は最初は角松さんの曲が聴きたくて買いましたが、今では角松さんの
曲以外の方が好きな曲が多くなってしまいました(笑)
打ち込みを多様している2枚目のインスト・アルバム『LRGACY OF YOU』の方が
まつのすけさん好みかも知れませんね。
Commented by kaz-shin at 2007-06-16 11:32
Musicmanさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
返信が遅くなってすみません。

>なぜか両方とも持ってます(笑)。
私もです(笑)
ジャケットの差し替えが無ければ見送っていたかも知れませんが・・・。
個人的には"GUITAR WORKSHOP"への思い入れが強いので、
オリジナル・アルバムを紹介しました。

>青木氏がお亡くなりになった事で、進めていたインスト・アルバム第3弾が中止になっちゃったのは残念ですけど・・・。
一時期、インスト・アルバムをリリースするというのは聞いたことがあります。
やはり中止になってしまったんですね。残念ですね。
Commented by WESING at 2007-06-18 00:07 x
そういえば、再発されたんですよね。すっかり忘れてました。
シリーズの他のアルバムは初期のを除いて再発されてないですよね?
再発されたのは角松さん関連だからかな?(笑)

僕もこのシリーズは好きで買ってますけど、再開されてからのはあまり聞き込まなくなりました。
これもそうなんですけど、ハワイというタイトルがハワイアンをイメージしていけません。(苦笑)
あまり聞いていない中でも「In Rio」がサザンや今井美樹さんのカバーがあったので聞きやすかったです。
このブログだったかFUSIONさんのところだったか、このシリーズのリストを書き込んだことがあるんですけど。
Commented by kaz-shin at 2007-06-18 00:54
WESINGさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
他のシリーズは再発されていないようですね。
このアルバムも、角松さんと無関係ということも無いでしょうが、
ソフト&メロウ ハワイアンAORクラシックス・シリーズの一環として
カラパナやマッキー・フェアリー・バンドの再発と同時にリリースされたようですね。
他のシリーズも再発されれば聴いてみたいです。
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