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今田 勝 - NOWIN -_MINT BREEZE ◇ 2007年 06月 25日
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今回紹介するのはジャズ・ピアニストの今田 勝が、実の息子である今田 あきら(当時19歳)を始めとして、オーディションによって選ばれた4人の当時ほとんど無名だった若手ミュージシャンと1984年に結成したグループ"NOWIN"の第1作となるアルバム『MINT BREEZE』(1984年)です。

以前、今田 勝のソロ名義のアルバム『A DAY IN THE PARADISE (邦題:コーラルの渚)』(1983年)を紹介しました。このアルバムは、ニューヨーク録音でスティーヴ・ガッドを始めとした凄腕ミュージシャンを集めて制作された極上のFUSIONアルバムでした。
『MINT BREEZE』は、オーディションで選ばれた古川 望(g)、南 宏明(b)、野呂 尚史(ds)、水野 茂(per)の4人に息子の今田 あきら(syn)と今田 勝(key)の6人による"NOWIN"に、ゲストとして本多 俊之(as、ss、fl)と渡辺 香津美(g)を招いて東京で録音されたアルバムです。

『コーラルの渚』に比べればミュージシャンの格が違いますが、今田 勝の目に止まったミュージシャン達だけに素晴らしい演奏を聴かせてくれます。収録曲8曲全てが今田 勝の作曲、アレンジによるもので、ポップでトロピカルなサウンドが一杯詰まっています。
まさに爽やかな"ミントの風"を感じさせてくれるアルバムなんです。
今日は、私の住む千葉県地方は1日中すっきりしない天気で雨も降りまして、こんな日にこのアルバムを聴くと体が冷えすぎてしまうので注意が必要かも知れません(笑)

『今田 勝 - NOWIN - / MINT BREEZE』
01. Mint Breeze
02. Daytona Beachway
03. Pretty Skip
04. Mad Riding
05. Marine Diving
06. Sunshine Bluebird
07. On The Waves
08. Cafe Terrasse (渚のカフェ・テラス)

何とも涼しげなイントロで始まるアルバム・タイトル曲01は、清涼感で体を包み込まれたような錯覚に陥るナンバーです。ここまで曲調とタイトルがピッタリくる曲というのも珍しいかも知れません。とにかくこの曲は、今田 勝の素晴らしいピアノ・プレイに尽きる1曲ですね。どんなに暑い真夏日でもCOOL DOWN出来てしまうこと請け合いです。

リズミカルなナンバー02。本多 俊之のアルト・サックスと今田 勝のエレピのプレイがスピード感に溢れ、心地良い疾走感を味わせてくれます。古川 望の軽快なギター・カッティングや今田 あきらのシンセのプレイも曲によくマッチしています。

南 宏明のスラップ・ベースで始まる03は、どこかコミカルで明るい感じのナンバーです。海辺を遊び回る子供達といった印象を受ける曲ですね。今田 勝のエレピがスキップのように跳ねているようです。古川 望のギターもカッティング、ソロにと大活躍しています。

フェード・インしてくる軽快なリズムが心地良い04。水上スキーやバナナ・ボートで楽しんでるような楽しい雰囲気が特徴です。本多 俊之のサックス・ソロやガッツ溢れる渡辺 香津美のハードなギター・ソロが圧巻なナンバー。

今度は水上ではなく、水中の楽しみを表現しているような05。水中は言わば宇宙です。どんな魚に出会えるのかというワクワク感が伝わってくるようです。リズムも軽快でスリリングな演奏が素晴らしいです。ドラムの野呂 尚史が大活躍する1曲。

遊び疲れた体を休ませるように、木陰のビーチ・チェアに寝転んで聴きたいような06。まだまだ南国の陽は沈まず、眩しい位の輝きを放っている様が目に浮かびます。本多 俊之のアルト・サックスが気持ち良さそうに歌っています。

空がうっすらとオレンジ色に染まっていき、幾分涼しさを感じる時分に聴きたい爽やかな07。もちろん真昼間でも似合いますよ。本多 俊之のフルートと渡辺 香津美のエレアコの響きが最高に気持ち良いです。

ラテン調のリズムのミディアム・ナンバー08。1日中海を満喫したら、海辺のカフェで冷たいビールやカクテルを飲みながら夕陽を眺めてるという贅沢な時間を連想させますね。でもまだ1日は終らない・・・そんな余韻を残してます(笑)

このアルバムを通して聴くと、南の島のリゾート地で1日過ごしている気分になれますね(笑)
朝、目覚めてコテージの窓を開けると心地良い"Mint Breeze"が流れてくる・・・。
朝食後は早速海へ。バナナ・ボートやシュノーケリングで遊びまくって午前中が過ぎていきます。
1日で1番暑いお昼時は、ゆっくりとランチ・タイムと昼寝タイム。
少し涼しくなったらまた海でひと泳ぎ・・・。
陽が沈みかける頃は、カフェでキンキンに冷えたビールでクール・ダウン。
どうですか?こんな1日憧れませんか?
音楽って本当に凄いですよね。
だって目を瞑って集中して聴けば、何千キロも離れた南国へ連れて行ってくれるのですから・・・。
兎角慌しい毎日を過ごしていますが、アルバム1枚分を聴く時間の余裕を作って好きな音楽に浸ってみるのも良いのではないでしょうか。
きっとリフレッシュ出来て、明日への活力が湧いてくると思いますよ。
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by kaz-shin | 2007-06-25 00:01 | FUSION系 | Trackback | Comments(6) | |
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Commented by kotaro at 2007-06-26 10:49 x
ご出張お疲れさまです。
エッ、書き込みがない。
今田勝氏は少し遅咲きのジャズピアニスト、当時は
元サラリーマンだったけど音楽好きが高じて…と紹介されて
いました。今で言うとスガシカオみたいなもんか?
でもノリがオヤジですね。Nowinなんで自分の名前、今(Now)
だ勝(Win)そのまんまじゃねえか!
でもこの人のピアノは良かったです。
ミントブリーズは売れセンとフュージョンに分類されそうですが、
もう少し前の「アンダルシアの風」とブレッカーブラザースをフューチャーした「哀愁のカーニバル」の2枚は傑作です。
クオリティーの高い作品で聴いて欲しいです。
Commented by まるいチーズ at 2007-06-26 22:49 x
こんばんは
私もkotaroさんに同感でして「アンダルシアの風」、「哀愁のカーニバル」はすごく好きです、あと「誘われてシーサイド」もいいかなと。このアルバムもいいですよね、今田さんのピアノはシングルトーンがよく歌っていてきれいだなあと生意気にも思ってます。
Commented by kaz-shin at 2007-06-27 20:34
kotaroさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
無事出張から帰りました。返信が遅くなってすみません。

実は今田さんはリアル・タイムで聴いていないのです。BOOK OFFで
以前紹介した『コーラルの渚』を購入したのが、今田さんとの出会いです。
もちろん名前は存じてましたが、なかなか聴く機会が無かったのです。
しかし、聴いてみると非常に気に入って、今は中古CDを探しています。

『アンダルシアの風』と『哀愁のカーニバル』は評判が良いようですね。
ぜひ聴いてみたいですね。
Commented by kaz-shin at 2007-06-27 20:42
まるいチーズさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
kotaroさんのコメントのレスでも書きましたが、今田さんを聴き始めたの
が最近なので色々情報教えて下さい。
アマゾンを見たら入手出来るものもあるようですが、中古なのに凄い値段の
付いているのもありますね。
こうなったらBOOK OFFを根気良く探すしかなさそうです。

以前1度だけ『誘われてシーサイド』を1650円で見かけましたが、250円ハンターの
私としては躊躇してしまい結局買いませんでした。
今思えば買っておけば良かったと後悔しております(笑)
Commented by おやぢ at 2007-06-30 07:39 x
懐かしいです。このアルバム。。。たしか
02. Daytona Beachway
が、気に入ってよく聞いていた気がします。
Commented by kaz-shin at 2007-07-01 03:10
おやぢさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
今田さんのアルバムはどれも心地良く聴けますね。
02も良い曲です。私は01が1番好きです。

先日、夜暑くて寝苦しかったので、このアルバムを聴きながら寝ました。
01が終らぬ間に寝付いてました(笑)
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