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庄野 真代_MAYO SHONO ◇ 2007年 07月 03日
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皆さんは一体ベスト盤なるアルバムも何枚くらいお持ちですか?
音楽好きの人の中にはベスト盤が好きではないという人もいるのではないでしょうか。私もアナログ盤を聴いていた頃はそうでした。やはりアーティストが様々なコンセプトのもとで制作されたオリジナル・アルバムの方が断然良いと思ってましたから・・・(笑)

しかし、時代は流れアナログ盤からCDへと変わっていき、意地でもアナログ盤にこだわろうと思ってもいてもレコード店にはCDばかりが並ぶようになってしまいました。私も当然CDを聴くようになったのですが、それまでコツコツと集めてきた数百枚のアナログ盤をCDで全て買い直す程の財力もありません。
当時、本気で手数料500円くらいでアナログ盤とCDを交換してくれないかと思っていました(笑)
そんな少ない予算の中で、幅広く色々なアーティストの音楽を聴きたいという要望を満たしてくれたのがベスト盤でした。おそらくレコード会社側もその辺の事情は十分承知してますから、数多いベスト盤がリリースされましたし、その傾向は現在でも同じような気がしますね。

今回紹介する庄野 真代のベスト盤『MAYO SHONO』(1992年)も本当はオリジナル・アルバムのCDも欲しいけれど、あれこれと色んな曲も聴きたいのでとりあえずベスト盤を買っておこうという気持ちで購入したものです。私は結構な枚数のベスト盤を所有しておりますが、その多くが同じ理由で買ったものです。

『庄野 真代 / MAYO SHONO』
01. 中央フリー・ウェイ
02. ラスト・チャンス
03. マスカレード
04. ジョーの肖像
05. Hey Lady 優しくなれるかい
06. 飛んでイスタンブール
07. モンテカルロで乾杯
08. 想い出のラブ・ソングス
09. 愛のシャリオ (Chariot)
10. 不在証明 (シャドー・ポイント)
11. お・ん・な・無限大
12. 逃亡者
13. そして・蜃気楼
14. シンガポール航海
15. マダム・ロジータ
16. アデュー

1977年の3rdシングル01は、お馴染みユーミンの名曲です。佐藤 準のアレンジなんですが、シンセの音が妙に安っぽいのが笑えます。このメロディーに庄野 真代の声はよく似合っていると思います。

1977年の4thアルバム02。アリス時代の堀内 孝雄の作曲です。いかにもベーヤンらしい曲ですね。この曲の佐藤 準のアレンジは悪くないです。

1978年のヒット・シングル(7枚目のシングル)03。当時、異国情緒溢れる歌謡ポップス路線の曲が沢山リリースされました。ジュディ・オングや庄野 真代はその筆頭でしたね。そして、この手の曲を書かせたら日本一である天才・筒美 京平が作曲したナンバーです。夏らしい曲ですね。

1976年のデビュー・シングル曲04。庄野 真代の作詞・作曲ですが、ブルースの香りのするフォーク・ソングといった印象です。筒美 京平の作品と比べるのも可笑しいのですが、やはりインパクトに欠ける曲なのでヒットするのは難しい曲でしょう。

1980年の10枚目のシングル曲05。庄野 真代の作詞・作曲で、04に比べて数段ポップでキャッチーなメロディーの作品に仕上がっています。ポーラ化粧品の春のキャンペーン・ソングでした。

1978年リリースの5枚目のシングル曲と同時に庄野 真代の出世作06。筒美 京平の作曲、船山 基紀のアレンジという黄金コンビの作品なので、ある意味ヒットして当然かも知れません。名曲ですね。この曲での庄野 真代のヴォーカルが大好きなんです。

"イスタンブール"でヒットしたので、それに続けとばかり制作された1978年の6枚目のシングル07。作・編曲は筒美 京平です。メロディーは悪くないのですが、アレンジは船山 基紀の方が良かったのでは?

1980年リリースの8枚目のアルバム『LAST SHOW』に収録されていたバラード曲08。
※ジャーンさんより情報を頂きました。「想い出のラブ・ソングス」は、1978年のアルバム『MASQUERRADE』に既に収録されていたそうです。ジャーンさん、ありがとうございました。

1962年の洋楽ヒット曲のカヴァー09。1982年のアルバム『紅HOTEL』に収録されていた曲です。この曲は映画「天使にラブ・ソングを」で使われていたので、ご存知の方も多いと思います。矢野 誠のアレンジが洒落ています。

JAYWALKの中村 耕一とのデュエット・ナンバー10。1984年リリースの15枚目のシングル曲ですで、作曲は井上 大輔、編曲は船山 基紀です。

1983年にリリースされた14枚目のシングル11。庄野 真代の作詞・作曲による明るくポップなナンバーですが、小泉 まさみのアレンジが今ひとつという感じです。

1980年に一時的に音楽活動を停止した庄野 真代が2年振りとなる1982年にリリースした11枚目のシングル曲12。それまでのイメージとはガラッと変わり、ケバイ化粧によるレコード・ジャケットとロック調の曲が印象的です。

1983年の12枚目のシングル13。12の評判が悪くなったのか、ボッサ調の大人の雰囲気を漂わせるナンバーになっています。庄野 真代の声にはこういう曲が似合いますね。好きな曲です。

「Hey Lady 優しくなれるかい」のカップリング曲だった14。庄野 真代の作詞・作曲、瀬尾 一三のアレンジによる曲です。これはなかなか渋いナンバーですよ。夏の夕暮れ~夜にぴったりな感じで、瀬尾 一三のアレンジが秀逸です。

1979年にリリースされたアルバム『私旋律 バラード』に収録されていた15。ストレートなカントリー調のナンバーですが、なんとも穏やかで長閑な雰囲気が良いですね。カントリー・ソングを歌っても上手いですし、よく似合っていると思います。庄野 真代の作詞・作曲、瀬尾 一三の編曲。

名曲16。1979年リリースの9枚目のシングルです。庄野 真代の作品で1番好きな曲です。作詞・作曲は庄野 真代、アレンジは瀬尾 一三です。大人のバラード・ソングです。今は中森 明菜が『歌姫2』でカヴァーしているので、そちらの方が有名かも知れません。しかし、庄野 真代のオリジナルも良いですよ。

ベスト盤はシングル曲を中心に選曲されていますから、アルバム全体が散漫な感じがするのは否めません。しかし、私の青春時代の想い出として強く心に残っているアーティストなので、このアルバムを聴く度に昔が蘇り、懐かしい気持ちで一杯になります。ベスト盤もまんざら捨てたものじゃないですね(笑)
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by kaz-shin | 2007-07-03 00:02 | ベスト盤 | Trackback | Comments(14) | |
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Commented by monksiiru at 2007-07-03 16:52 x
kaz-shinさん、こんにちは。
奇遇にも図書館にてこのベストアルバムを先日を発見して借りてきて聴いています。
「飛んでイスタンブール」がお目当てだったのですが、そういえば「モンテカルロで乾杯」あったなぁとか、「Hey Lady 優しくなれるかい」は化粧品のCMだったっけ?などと記憶をたどりつつ聴くのがまた楽しいのですよね。


Commented by kaz-shin at 2007-07-03 23:49
monksiiruさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
本当に奇遇ですね。
もう何年、いや何十年も図書館を利用していなかったので知らなかったのですが、
CDも貸してくれるんですね。便利ですね~。今度近くの図書館へ行ってみます。

ベスト盤の良いところは、多くの人に馴染みのある曲が多く収録されているところでしょうね。
確かに、当時流行ってたなぁなんて思いながら聴くのは楽しいものですね。
Commented by WESING at 2007-07-04 00:19 x
僕もこれ持ってます。「MAYO」の文字は赤ではなくてピンク系ですね。(笑)
ベスト盤はあまり買いませんが、庄野さんの場合はたしかあまりCD化されているのが無かったのと、ヒット曲だけ聞いたのでも良いような気がしたので。
Commented by ジャーン at 2007-07-04 00:38 x
伊東ゆかりを検索していたら偶然たどり着きました。

私の一番好きな『私旋律 バラード』(初の本人全曲作詞・作曲)がCD化されていなかったと思いますが、「輪舞(ワルツ)」「ひとりにさせて」など隠れた名曲揃いで、もったいないですね。多分、内容の渋さもあってアナログ時代はセールス的にまずかったのでしょう。

「想い出のラブ・ソングス」はライブの『LAST SHOW』の前のオリジナルアルバム『マスカレード』が初収録だったと思いますが、ライブのほうがじっくり歌い上げていて、雰囲気は良いですね。

また遊びに来ます。
Commented by kaz-shin at 2007-07-04 20:58
WESINGさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
>「MAYO」の文字は赤ではなくてピンク系ですね。(笑)
そうです、ピンクです。
画像が小さいので、コントラストを強めにしているので赤く見えますね。

ベスト盤を聴いてしまうと、どうしてもオリジナルも欲しくなるのですが
一度に色んな曲、ヒット曲が聴けるので、何を買おうか迷った時はベスト盤を
買うことが多かったですね。お金の心配をせずにCDを好きなだけ買って
みたいものです(笑)
Commented by kaz-shin at 2007-07-04 21:13
ジャーンさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
「想い出のラブ・ソングス」の件、ご指摘ありがとうございました。
庄野さんのアルバムはそれほど聴いた事が無かったので、一応HPを
参考に記事を書いたのですが、『MASQUERRADE』は全曲英語のタイトルでしたので
気付きませんでした。記事も訂正させて頂きました。ありがとうございます。

実は『MASQUERRADE』は今すごく聴いてみたいアルバムです。
中古店を探しているのですが、ベスト盤しか見かけたことが無いですね。
ぜひ、再発してくれるとうれしいのですが・・・。
『私旋律 バラード』も良さそうですね。諦めずに中古店を探してみます。

こんな拙いブログですが、これからもよろしくお願い致します。
Commented by ジャーン at 2007-07-05 00:40 x
『私旋律 バラード』は今のところアナログだけですが、セールス的にはイマイチだったわりには、中古で良く見かけますね。LPのあるリサイクル屋では100~300円が相場でしょう。これは本当に日本の女性シンガーの傑作アルバムで、ぜひアルバムを通して聴いてみてください。『MASQUERRADE』は100円LPの代表選手ですが、CDは結構入手難のようですね。最近はアナログからCDを作る事が簡単になって、音質的にもかなりのところに来ていますので、以前ほどメーカーに対するCD化の欲求はなくなりました。こちらのブログで誘発されて?昨日はラジのAcoustic MoonのCDを作りながら久々に聴き直しましたが、以前ほど軽い感じに聴こえないのは(昔聴いていた時よりしっとりと感じられる)、最近の歌手の口先歌唱ばかりを聴かされているせいでしょうかね。
Commented by kaz-shin at 2007-07-05 01:04
ジャーンさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
『私旋律 バラード』はCD化されてないのですね。残念です。
たまに中古レコード店も覗きますので探してみます。

ラジの『Acoustic Moon』も大好きなアルバムなんですが、CD化されていないんですよ。
杉 真理さんや須藤 薫さんも再発されるようなので、ラジさんも全作品を
CDでリリースして欲しいです。
ソニーなんで多少期待しているのですが・・・。

>最近の歌手の口先歌唱ばかりを聴かされているせいでしょうかね。
確かにそうですね(笑)
最近の歌手の歌は耳に届いてるだけで、中に入ってこないですね。
Commented by WESING at 2007-07-05 22:03 x
庄野真代さんのメディア・リストを整理しようと思って僕もオフィシャル・サイトを見ましたが、'80年辺りまでの発売日が僕のデータと微妙に違ってました。
僕は'80年前後に発売された週刊FM・別冊のディスコグラフィーを参考にしているので、こちらの方が合っている気はするんですけどね。(苦笑)

それで気が付いたのが、このベスト盤は'88年に発売されているCDの再発盤でした。
もう一つ個人的に気が付いたのが、その'80年までのアルバムは何枚かレンタルで聞いてました。すっかり忘れてました。(^_^;

'79年のライブでのターゲッツ54のメンバー、ギターの「ジミーいいづか」さんとドラムの「きんばらひろゆき」さんの漢字を誰か知らないでしょうか?
「いいづか」さんは飯塚さんだと思うんですけどね。
Commented by kaz-shin at 2007-07-06 00:30
WESINGさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
WESINGさんはデータにこだわりがあるので、大変でしょうね。
私の場合、聴ければ良いという適当な人間ですから気が楽ですよ。

このアルバムは、同じ写真を使ってますが違うジャケットを見たことがあります。
"MAYO"の字があんなに大きく入って無かったような・・・。
私の紹介したのも再発盤だったんですね。
本当に勉強になります。いつもありがとうございます。

ミュージシャンのお名前は、私はちょっと分かりません。
もし、ご存知の方がいらっしゃいましたらご協力お願い致します。
Commented by hisa at 2007-07-06 22:27 x
私もレコードからCDに変わってから、1000枚からのレコードをCDに買い換えることもできず、とりあえずベスト盤という感じで買い、CD化されると少しずつ買い換えてました。しかし、すぐにも無くなるような感じだったアナログレコードプレーヤやレコード針は今での問題なく手にはいるので、そのペースは落ちて、今はレコードで買いそびれたものから買ってます。
レコードも毎日聴いてます。しかし、最近は再発CDにボーナストラックが付くのでつられて買うことが多いです。
Commented by kaz-shin at 2007-07-07 20:54
hisaさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
私はアナログの音って正直今でも大好きです。
最近の音圧ばかり高いCDを聴いて、クリアで高音質だと錯覚している
若い世代の人が気の毒に思える時があります。
本当の意味でダイナミック・レンジの広さを味わい、音の広がり、深さを
感じたいのならアナログだと思うのですが・・・。
これはもうオヤジ的発想ですかね(笑)

しかし、手入れや手間を考えるとCDの扱いやすさは魅力ですし、ボーナス・トラックに
釣られて購入するというのは同じですよ。
Commented by Kenny U at 2010-07-02 00:12 x
あれ??
この記事、ちょうど三年前ですよね。
『MASQUERRADE』のCDの事をお話した時に、
ここにコメント書いた・・・と、思っていたんですが、
まだだった見たいです(笑)

何故、今頃って???

今日の新聞を見ていると、
庄野真代さんって今度の選挙に出るみたい!!

・・・という事で、当事の事が、
懐かしく思いだされ、コメント書きましたーー。
Commented by kaz-shin at 2010-07-02 00:30
Kenny Uさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
そんなに政治家って魅力的なんですかね~?
人の為になるのって政治だけではないはず。
素晴らしい歌を届けることだって立派なことなんですけどね。
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