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CASIOPEA_MINT JAMS ◇ 2007年 07月 04日
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陽も照っていないのにジトジトした蒸し暑い梅雨時特有の天候に、少々へばってます(笑)
こんな時は癒し系の音楽を聴くか、逆にテンションの上がる音楽を聴くかで悩みますね。今回紹介するアルバムは、私がテンションを上げたい時によく聴くアルバムです。
カシオペが1982年にリリースした通算7枚目の名盤『MINT JAMS』です。このアルバムがリリースされた当時、大袈裟では無くてレコードが擦り切れる位に聴きました。CDになって擦り切れる心配が無くなって思う存分聴けるようになったのは嬉しいですね(笑)

当初このアルバムは、ヨーロッパでの発売を目論んで企画されたようですね。コンセプトは、ライヴの迫力とスタジオ録音のような緻密さが一緒になったようなアルバム。そこで、実際に1982年2月23日~24日、築地の中央会館でのライヴ録音が行われ、そのライヴ音源を観客の拍手をカットしたり、エコーやエフェクト処理を施しミックス・ダウンされています。まさに"ライヴの迫力とスタジオ録音のような緻密さが一緒になったようなアルバム"ですね。選曲も良いですし、25年を経過した今でも全く色褪せない素晴らしいアルバムです。カシオペアの若々しくエネルギッシュな演奏は、いつ聴いても鳥肌モノです。

『CASIOPEA / MINT JAMS』
01. TAKE ME
02. ASAYAKE
03. MIDNIGHT RENDEZVOUS
04. TIME LIMIT
05. DOMINO LINE
06. TEARS OF THE STAR
07. SWEAR

1979年の『SUPER FLIGHT』、1981年の『EYES OF THE MIND』に収録されていた01。本当にライヴ録音なのかと思える程のリズム感の良さとアンサンブルが素晴らしいの一言です。向谷 実のGS-1というキーボードの独特な音色と野呂 一生のギターが印象的です。

01から間髪入れずに始まる、もう今更説明の必要のない夏向けのFUSIONの名曲02。この曲も01同様、『SUPER FLIGHT』、『EYES OF THE MIND』に収録されており、3度目のレコーディングという形になりますが、やはりこの"MINT JAM"バージョンが1番好きですね。スリリングなギターはいつ聴いても溜息が漏れます。レコードで聴いてた頃は、この曲だけカセットに録音するのに本当に苦労したことを今でも鮮明に憶えています(笑)

1stアルバム『CASIOPEA』(1979年)、『THUNDER LIVE』(1980年)に続いて3度目の登場となる03。メロディーが大好きな1曲なんです。この曲がミックス・ダウンに1番時間をかけたというだけあって、もはやライヴ録音だとは思えない仕上がりになっていますね。派手さは無いのですが、桜井 哲夫のベースと野呂 一生のギター・リフが凄く格好良いです。

『CASIOPEA』に収録されていた04。短い曲ですが、野呂 一生の早弾きと桜井 哲夫のうねるようなベースが圧巻で、曲を聴くというより演奏力で圧倒されてしまうナンバーですね。

カシオペアの代表曲のひとつである05。1981年の『CROSS POINT』に収録されていたナンバー。心地良いリズムとメロディーを堪能した後は、怒涛のリズム隊のソロ・プレイで鳥肌を立てるという恐ろしい1曲です。よーく聴くと観客の熱狂がかすかに聴こえるのも嬉しいですね。初めて神保 彰のこのドラム・ソロを聴いた時、口をポカンと空けたままの状態でしたね(笑)

『CASIOPEA』に収録されていた06。ムード溢れるミディアム・スローのメロウなナンバーです。ところが野呂 一生のギターはちっともメロウでは無く、素晴らしいテクニックを披露しているのが、カシオペアらしいです。スケールの大きさを感じる1曲です。

『CROSS POINT』に収録されていた軽快なナンバー07。向谷 実のCP系のエレピのプレイと南国チックなシンセのサウンドが心地良く、JAZZYな野呂 一生のギター・プレイも大好きな1曲です。最後の神保 彰のドラム・ソロでようやく観客の歓声と手拍子が入ってきて、これはライヴ録音だったんだと思い出させてくれる演出が憎いですね。

カシオペアのアルバムの中で、もちろん1番聴いた回数の多いアルバムです。おそらく私と同じだという人も結構いるのではないでしょうか。
活動休止中のカシオペアですが、もし技術的にも人間的にも円熟味を増した現在のメンバーが集まって、同じ曲を同じ方法で録音しても『MINT JAMS』には敵わない気がします。
まさに若さ、勢い、時代のパワーが凝縮された名盤と呼ぶに相応しいアルバムです。
もし、このアルバムを名盤として紹介しなければ、私が今まで名盤と紹介してきたアルバム達の記事は嘘っぱちになってしまいますよね・・・(笑)
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by kaz-shin | 2007-07-04 00:01 | FUSION系 | Trackback | Comments(22) | |
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Commented by WESING at 2007-07-04 00:22 x
カシオペアのファンでこのアルバムが好きな人は多いみたいです。
僕もこれがリリースされた後はほとんどこればかり聞いてました。
Commented by kotaro at 2007-07-04 00:45 x
80年代当時から卓越したテクニックとセンスで文句なしの4輪駆動車でした。
だから後世も音源は残ると見て買わなかったです(^^)
殆どエアチエックテープ、レンタルで借りたのはスーパーフライトだけ。
実際に買ったのはドケチの私はこの1枚だけです(新品)
それで代表作というのは彼らに申し訳ないです。
ただこの『ミント』感覚が、時流でした。
大滝詠一「ペパーミントブルー」、石川秀美「ペパーミント」
(カラーレコードでした)、中原めいこにもあったような。
潰れたレイトンハウス(F-1も参戦)もこの色でした。

バジルが家庭の庭先にも普通になって、本式のイタめしがあたりまえ、
「もどき」なんてよっぽどのDQNな田舎にいっても見ないこの
時代、フェイクなミント感覚が懐かしいです。
傾いた下宿でペパーミントキャンディ(cチェリッシュ)舐めながら紅茶を飲むと「ほらミントティーの味がするよ」と
うそぶいてた時代が、切ないような(爆笑)
Commented by たにぴ@もまゆきゅ at 2007-07-04 04:41 x
以前にもちらっと書いちゃいましたが、このアルバムのライヴ、無料券が当たって、行きました。
以前は怖くて書きませんでしたが、ライヴ・レコーディングだと言うのを知っていながら、警戒をかいくぐって隠し録りしました(^^;)
その録音状態もとても良く、ちゃんと聴けるレベルでした。
え〜ん、ごめんなさい。
Commented by Sken at 2007-07-04 08:39 x
こんにちは。
私もこれはよく聴いたのですが、より愛聴していたのは
『Make Up City』です。
当時キーボードがデジタルになるかどうかぐらいの時期で、
アナログと両方楽しめるんですよね。
Commented by ayuki at 2007-07-04 19:08 x
お邪魔します。
確かに演奏内容、録音、選曲とも名盤ですね。個人的にはサンダーライヴの方が好きですが・・・。この作品は丁度カシオペアのコピーバンドをしている時でしたので、ライブ演奏のお手本としてよく聴きました。ですから教科書の様な感じがするんです・・・。
Commented by ひと at 2007-07-04 20:39 x
Kaz-shinさん、こんばんは。
カシオペアのこの時期はちょうど転換期ですね。どれも好きですが、
私はH・メイソンが手をかけシェープ・アップする前の、ちょっと音数の
多いメタボな時期に思い入れが多いですなあ。
Commented by kaz-shin at 2007-07-04 21:02
WESINGさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
友人から『SUPER FLIGHT』を聴かせてもらいカシオペアを知ったのですが、
自分で最初にレコードを買ったのが『MINT JAMS』でした。
だから余計に思い入れがあるのかも知れません。
これだけアナログ時代から通算すると相当な回数を聴いてますが、
全く飽きないのが不思議です。
Commented by kaz-shin at 2007-07-04 21:25
kotaroさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
当時、ミント=COOL、涼しげというイメージでよく使われてましたね。
それまでガムの味の種類という認識がなかったのですね(笑)
でも、この頃からハーブが生活に密着してきたという感じはします。

『MINT JAMS』が好きな理由のひとつに、ライブ録音なのに観客の歓声、拍手が
極力カットされているからなんです。
実はあまりライブ盤が好きではありません。ライブとは実際に体験するもので、
まさに一期一会のものだと思ってるんです。
確かに臨場感や迫力はあるのですが、それは聴くものではなく五感全てで
感じるものだという思いが強いのです。
だからライブという雰囲気の無いこのアルバムが好きなのかも知れません。
Commented by kaz-shin at 2007-07-04 21:37
たにぴさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
そうでしたね。たにぴさんはこのライブ録音の会場にいたんでしたね。
やはり会場で聴いた音とかなり違ってますか?
隠し録りの音源とアルバムを聴き比べたら面白そう・・・(笑)
Commented by kaz-shin at 2007-07-04 21:46
Skenさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
私もスタジオ録音盤でしたら『Make Up City』が1番好きです。
Skenさんが仰るように、シンセ等がアナログからデジタルへ変わっていこうとしていた時代ですね。
このアルバムでも新旧のテクノロジーが、良いバランスで使われているのも楽しいです。
「TAKE ME」でGS-1の音色を初めて聴いた時、CP-80等のCP系の音に馴染んでいたせいか
少し違和感を感じました(笑)
Commented by nowhere1967 at 2007-07-04 22:00
「DOMINO LINE」のドラム・ソロを聴くだけでも価値のあるアルバムだと思います。
スゴイのひと言ですね~。
Commented by kaz-shin at 2007-07-04 22:19
ayukiさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
カシオペアやスクェアのように長い間活動を続けているグループは、
聴き始めた時代とかで人それぞれ思い入れの強いアルバムが違うのが
面白く、興味深いですよね。

私は1970年代後半~1980年代初め頃にかけて1番FUSIONに熱中していたので、
カシオペアもスクェアも圧倒的に初期作品が好きです(笑)
それにしてもカシオペアって人気があったんだなぁと改めて感じました。
ayukiさんもこのアルバムをコピーしていたなんて、相当な腕前の人が
集まったグループだったんですね。
私もまたギターでも始めようかな・・(笑)
Commented by kaz-shin at 2007-07-04 22:25
ひとさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
ひとさんも初期が好きなんですね。私もです(笑)
初期の作品は、野呂さんのギタリストとしてだけでなく、ソング・ライティングも素晴らしく、
相当インパクトが強かったです。
アルバムが数多くリリースされてくると慣れてきてしまうのか、感動も少なくなってきました。
決して悪くはないのですが、やはり印象深い初期作品が好きです。
Commented by kaz-shin at 2007-07-04 22:29
nowhere1967さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
>「DOMINO LINE」のドラム・ソロを聴くだけでも価値のあるアルバムだと思います。
まさに同感です(笑)
神保さんのドラムを初めて生で見たのが、JIMSAKUのライブだったのですが、
その凄いドラミングを体験して、鳥肌と笑いしか出ませんでしたよ(笑)
Commented by Musicman at 2007-07-04 22:39 x
私がフュージョンを聴くきっかけとなったアルバムです。
もちろん名盤ですよねー。
ライブの一発録りでありながら、非常に完成度の高い作品ですし、それは彼らだからこそ出来た代物と言えます。
私も最もたくさん聴いた「CASIOPEA」の作品です。
「ASAYAKE」のカッティング・ギターに「DOMINO LINE」のユニゾン・・・全てのパートを口ずさめるほどです(笑)。
Commented by at 2007-07-04 23:09 x
そうでしたね、デジタルシンセのハシリだったDX-7の機能には当時驚いたものでした。
このころのカシオペアはちょうど脂が乗りかけた頃だったかと思いますが、この作品をきっかけとして欧州進出を果たす中で、とりわけあのモントゥルージャズフェスティバルでのすさまじい〝デビュー〟は、現存する映像を見るたびにそのパワーに圧倒されっぱなしになります。
例えは少し違うかもしれませんが、現在米大リーグでのイチローのスーパープレイはまさに神保彰のドラムソロにオーバーラップするものがあるように思います。
私の大好きな彼の作品〝Mid Manhattan〟での怒涛のプレイに聴き入る観衆に対して同じ日本人として誇らしげになれるのは、ひとえに自国愛の賜以外の何物でもないように思えます。

そうそう、アルバムタイトルを彼らの名前の頭文字のイニシャルを組み合わせたというセンスにもはなはだ脱帽...でした。(笑)
Commented by トモくん at 2007-07-04 23:26 x
思い出しました。ミント・ジャムスのLP持っていました。発売当時、なんかのきっかけでカシオペアが気に入り、他にクロス・ポイントとザ・グラフィティーの計3枚ありました。なんともいえない清涼感のあるサウンドに魅かれたのだと思います。アンプやプレイヤーの調子が悪くなって以来、聴く手段を失いすっかり遠ざかっていました。古いアルバムを探って見ると、スクエア、フルーツケーキ、ジョーサンプル、アールクルーなどが数枚あります。自分で買ったことをすっかり忘れ、すっかり遠ざかっています。なんとか聴けるようにしなくては。
こちらにお邪魔するようになり、好きとは言えkaz-shinさんのblogには感服です。ご苦労お察します。
私の書き込めるものがありましたら、コメントしたいと思います。
ところでミントと言えばkotaroさんのコメントにあったペパーミント・・・といえば「ペパーミント・モーニング」・・・といえば「FLY・・・」
すみません。決して急かしているのではありませんので。
じっくりと、また宜しくお願いいたします。
Commented by kaz-shin at 2007-07-05 00:32
Musicmanさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
このアルバムがFUSIONを聴くきっかけだったんですね。
でもそれだけ魅力のあるアルバムだということなんでしょうね。
私も同じなんですが、アーティストやバンドを好きになったきっかけの
アルバムというのは、どんなに時代が経過しても初めて聴いた時と
同じ輝きを持ってますよね。
これからも大事に聴いていきたいアルバムです。
Commented by kaz-shin at 2007-07-05 00:39
夢さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
DX-7の出現は強烈でした。80年代の音楽を語る上で、絶対に外せない楽器ですよね。
夢さんの書かれた欧州デビューのライブ映像は見たことがないのですが、
ぜひ見てみたいですね。
彼等のプレイを見たイギリスのレコード会社の担当者が、欧州でも売れると
思ったのは、彼等の卓越した演奏技術があってのことでしょうね。
神保さんのドラミングを見て、聴いて感動しないのは音楽に興味に無い人だけでしょうね(笑)
Commented by kaz-shin at 2007-07-05 00:47
トモくんさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
結構FUSION系も聴かれてたんですね。
所有しているアナログ盤の枚数にも関係すると思いますが、プレイヤーを
買うかCDで買い直すかは悩みますね。レンタル店を利用する手もありますね。
ぜひFUSIONも楽しんで下さいね。コメント待ってますから・・・。

『FLYING』は聴いてますよ~。じっくり聴いたら記事書きますので、楽しみに
していて下さい。
Commented by DENTA at 2007-07-06 23:30 x
はい、ご察しの通りフュージョンには大きく反応するでんたです。
名盤、名盤と聞いていてもやっとこのアルバムを手にしたのが1年ほど前。
そして、プレイヤー出かけてみたら、おお、かっちょいい!!
アサヤケも勿論好きですが、ドミノ・ラインには、バビーンときましたね♪

只今、アルファ期のをヴィレッジから発売しているシリーズを捜索中。

それと、トモさんのコメントを見てなのですが、『フルーツケーキ』が欲しい!
いまだもって人気がありながらも、全く再販する様子はないみたいだし・・・
Commented by kaz-shin at 2007-07-07 21:02
DENTAさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
多くの人が名盤だというアルバムって、それなりの理由というかパワーが
存在しますよね。
私も欲しいアルバムばかりあって、結局買えずにいて廃盤状態のアルバムが
沢山存在します。
これはもう根気良く中古CDを探すか、再発を待つ他ないですね。
中古CD店巡りはお目当てのCDが見つからなくても、意外なCDを見つかったりするので、
私は中古店巡りに力を入れてます(笑)
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