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Hi-Fi SET_WHITE MOON ◇ 2007年 07月 13日
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梅雨らしい天気が続く毎日ですね。スーツ族には蒸し暑さが厳しく辛い日々(笑)なので、音楽は爽やかなモノが聴きたくなります。
今回選んだのは、Hi-Fi SETが1990年にリリースした『WHITE MOON』です。ジャケット写真のイメージだと秋~冬みたいなイメージがありますが、なかなか夏にピッタリな1枚に仕上がっています。

新川 博がサウンド・プロデュースを担当しています。全10曲中、メンバーの山本 俊彦が6曲、山本 潤子が2曲、杉 真理が2曲を作曲しており、コーラス・アレンジは山本 俊彦が8曲、山本 潤子が2曲担当してますが、山本 潤子がコーラス・アレンジというのも珍しいですよね。
Hi-Fi SETの音楽は、その爽やかなコーラス・ワークが魅力なんですが、どれも安心して聴ける曲が多いのが特徴です。どのアルバムを聴いてもハズレが無いというのも凄い事で、20年のキャリヤの中で、このクオリティを持続しているのは驚きです。

『Hi-Fi SET / WHITE MOON』
01. ムーン ハイウェイ
02. Angels Fly ~天使の季節~
03. 永遠のSunny Days
04. Shall We Dance Again? ~恋する80's~
05. 今夜だけの恋人
06. モーニング・フライト
07. Blue Lagoon
08. Shoot The Moon
09. GLORIA ~真夏のレクイエム~
10. 明日への贈り物

ハイウェイをドライブするような疾走感が心地良い01。打ち込み主体のサウンドながら、安田 裕美のアコースティック・ギターと浜口 茂外也のパーカッション、数原 晋のフリューゲルがサウンドに柔らかさを加えて、コーラスと見事にマッチしたオープニングに相応しい1曲ですね。

新川 博のアレンジが冴える02。打ち込みながら浮遊感が伝わってくるミディアム・ポップ・ナンバーです。山本 潤子のヴォーカルを際立たせる絶妙なアレンジです。間奏の素晴らしいサックス・ソロは土岐 英史です。

POPSの職人・杉 真理の作詞、作曲による03。サビ部のキャッチーなメロディーは、杉 真理ならではですね。青山 純(ds)、伊藤 広規(b)、椎名 和夫(g)、今 剛(g)、八木 のぶお(harmonica)、新川 博(key)というメンバーによるバンド・サウンドが心地良いです。特に八木 のぶおのハーモニカと今 剛のペダル・スチールが印象的です。

軽快なCITY POPナンバー04。田口 俊が作詞、杉 真理が作曲による都会的でHi-Fi SETらしさ全開の1曲。冬が題材になっていますが、このお洒落なサウンドはどの季節にも似合うと思います。ホーン・セクションが効果的に使われ、Hi-Fi SETのコーラスも素晴らしいです。

サックス奏者の小池 修のアレンジ曲05。小池 修ならではのホーン・セクションを巧みに使い、パーティー会場の華やかな雰囲気を上手く表現しています。都会的でお洒落なポップ・ナンバーです。

山崎 教昌のアレンジによるバラード曲06。早朝の靄に煙るエア・ポートにいるような感じにさせるアレンジが印象的です。しっとりと歌う山本 潤子のヴォーカルが素晴らしく、こういうバラード曲を歌わせると本当に上手いですね。

大川 茂が作詞、山本 潤子の作曲、コーラス・アレンジによる07。ボッサ調の落ち着いた雰囲気のナンバーです。山本 潤子の声が、夕暮れ時のオレンジに染まるブルー・ラグーンと爽やかな風のようで本当に心地良いです。

山本 潤子の作曲、コーラス・アレンジの08。しっとりとしたスケールの大きなバラード曲です。打ち込み主体ですが、伊藤 広規のベースと今 剛がギターで参加、間奏・終盤の今 剛のギター・ソロが聴き所です。

FUNKYかつCITY POPな09。真夏のギラギラ感が伝わってくる曲ですが、山本 潤子の歌声が暑苦しくなくて軽快な印象を与えてくれます。小池 修のサックスがフィーチャーされています。

昔ながらのHi-Fi SETを聴いているようで、何故かホッとすようなバラード曲10。土岐 英史のサックスが儚く、切なさの漂うブロウがたまらないです。本当に素晴らしいサックス奏者です。

熱帯夜の夜、涼を求めて聴くには最適な1枚だと思います。日本の蒸し暑さも打ち消すような湿気を感じない山本 潤子の歌声と、緻密に計算されたコーラス・ワークが魅力です。
湿気を感じさせない声というと、私にとっては村田 和人もその一人なんですが、彼の曲を寝る前に聴くとテンションが上がって目が冴えてしまうので、寝る間際に聴くならHi-Fi SETを選びます(笑)
山本 潤子の歌を聴いて思うのは、ヴォーカリストにとっては表現力とかテクニックも絶対に必要なんでしょうが、やはり声質というのが1番の武器であり魅力なんだなと感じます。
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by kaz-shin | 2007-07-13 00:01 | CITY POP / J-AOR系 | Trackback | Comments(4) | |
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Commented by しげぞう at 2007-07-13 20:41 x
こんばんは
奈良のとある、僕のよく知るレストランのマスターが、山本潤子の高校時代の同級生です(バンドも一緒にやってたんだっけな?・・・)
昔から、歌はやっぱりうまかった! ということです
このアルバムは聴いたことないですが、「涼を求めて聴くには最適な1枚」というkaz-shinさんの言葉に、メチャ興味を惹かれます
Commented by kaz-shin at 2007-07-13 23:17
しげぞうさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
私も解散間近の1990年代のHi-Fi SETを聴いたのは、このアルバムが
初めてでした。
初期の作品はよく聴いていたんですけど・・・。
BOOK OFFでこのアルバムを見つけ(さすがに250円では買えませんでしたけど)、
気になって買ってみたら良かったです。

山本 潤子さんの歌声と素晴らしいコーラス・ワークがある限り、Hi-Fi SETの
アルバムに悪いのは無いような気がします。

本当に涼しくなれるアルバムでしたよ。
Commented by きん太 at 2007-07-21 23:57 x
こんばんは。
Hi-Fi SETと聞いて跳んで来ました。
このアルバムは知らないので、是非手に入れたいものです。

私はジブラルタルとアイブロウがとても好きです。
どの曲も大人な感じで、それらのシチュエーションにとても憧れたものです。
10年以上たった今でもそんな状況にはなりそうもない現実つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚

ともあれ、ホントにあのコーラスをもう一度聴きたいものです。
Commented by kaz-shin at 2007-07-22 01:44
きん太さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
私はどちらかというと初期の頃のHi-Fi SETをよく聴いていたので、
このアルバムの時代、1980年代半ば以降のアルバムを聴くととても
新鮮です。都会的で洒落たサウンドとコーラス・ワークは他に類をみない
素晴らしいものですよね。

最近、山本 潤子さんをフォーク系の番組等で見かけます。昔のフォーク
を歌ってましたが、決してフォーク・ソングが嫌いな訳では無いのですが、
山本 潤子さんには都会的な歌もとても似合うので、またHi-Fi SET時代
のような洒落た曲を歌って欲しいと思います。
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