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野田 幹子_VACANCE EST VACANCE ◇ 2007年 07月 21日
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BOOK OFFで安く中古CDが購入出来るようになって、それまで興味はありながらもなかなか聴く機会が無かったアーティストの作品を気軽に買えるようになったことは、私にとって大きな財産だと思っています。
安ければたったの250円で新たな感動に出会えるのですから・・・。

今回紹介するアーティストも名前は知っていましたが、アルバムを通して聴くのは初めてでした。
以前からムーンライダース一派がバック・アップしていたことも知っていましたし、興味はあったのですがなかなか手を出せずにいたのですが、BOOK OFFで250円で購入出来ましたのでこれを機会に聴いてみようとアルバムを何枚か購入してみた次第です。
そんなアルバムの中の1枚を今回紹介します。

野田 幹子が1990年にリリースした5thアルバム『VACANCE EST VACANCE (ヴァカンス、ヴァカンス)』です。このアルバムは、"週末を2倍楽しめることをテーマに制作されたトータル・アルバム"というコンセプトがあり、まさに夏休みシーズンのこの時期にぴったりです。
以前紹介したコンピレーション・アルバム『CITY POP / SONY MUSIC edition』の中に、『VACANCE EST VACANCE』に収録されていた曲が1曲取り上げられていて、その曲が気に入っていたので野田 幹子との出会いのアルバムとしてこの『VACANCE EST VACANCE』を取り上げることにしました。

プロデュースは黒田 日出良。この黒田 日出良なる人物を少し調べてみたところ、当時はCBSのディレクターであり、なんと別名が渚 十吾だということです。真偽の程は解りませんが、何故か妙に納得出来る部分も多かったですね(笑)
楽曲提供は、杉 真理、鈴木 智文、渚 十吾等に加え、野田 幹子本人も数曲書いています。
アルバムを通して聴いた印象は、想像以上に爽やかなポップなナンバーが多く、夏のヴァカンスへ出かける車の中で聴くのがピッタリという感じです。

『野田 幹子 / VACANCE EST VACANCE』
01. 8月の砂時計 (Long Version) - Forever Simmer Mix -
02. Travelin' Heart
03. Waitin' Beach
04. バスケット・ヴァカンス
05. Green Leaves Of Summer '82
06. Rain Forest
07. Like Every Boy & Girl
08. Empty Bottle - room 402 -
09. 寂しい私を知らないで
10. 8月の砂時計 - reprise -
11. バスルーム・レイン
12. Bedtimes & Moonshine

杉 真理の作曲による爽やかなポップ・ナンバー01。いかにも杉 真理らしいポップなナンバーで、アレンジやコーラスにも関わっています。鈴木 智文によるアコースティック・ギターのカッティングが凄く爽やかで心地良いです。ちなみに鈴木 智文は後に野田 幹子と結婚したとか・・・。

コンピレーション・アルバムに収録されていた私が野田 幹子との出会いの曲02。鈴木 智文の作曲によるポップ・チューンで、どこかフィフス・ディメンションの「Up, Up And Away」を彷彿させる軽快なボッサ調ナンバーです。大儀見 元のパーカッションも聴き所。

野田 幹子の作品03は、ポップなミディアム・ナンバーです。この曲のハイライトは何と言っても美しいコーラスですね。それもそのはず、コーラスは村田 和人と斉藤 誠の二人なんです。コーラスを聴いているだけで鳥肌が立ちます(笑)

テンポのあるドライヴィング・ミュージック04。鈴木 智文の軽快なギター・カッティングが素晴らしいです。

渚 十吾の作曲による美しいバラード曲05。阿部 悟のギターのみの演奏ですが、これが実にシンプルでメロディーによく似合っています。渚 十吾のセンスを感じる1曲です。

夏のヴァカンスというと海を連想しますが、山もある訳で・・・。緑の匂いに包まれるような森の中にいるような感覚で聴ける06。

オールディーズ風なポップ・ナンバー07。タイトな山木 秀夫のドラミングに乗せ、楽しげに歌う野田 幹子のヴォーカルが印象的です。どことなくアイドル路線の曲のようにも聴こえる、そんな曲ですね。

明るい曲調ですが、別れの曲08。夏の爽やかな朝陽を連想させるアレンジと明るいメロディーと歌詞のギャップが面白いです。

鈴木 智文、鳴海 寛、佐野 光利の3人のギタリストがアコースティック・ギターで共演したスパニッシュ風な味付けが施されたナンバー09。3人のギター演奏に尽きるナンバーです。

01をテンポを落とし、JAZZYな雰囲気に仕上げた10。

CITY POPなナンバー11。野田 幹子の作品で、キャッチーなメロディーと鈴木 智文のアレンジが冴えた曲です。山木 秀夫(ds)と沖山 優司(b)のリズム隊も良いですし、重実 徹のオルガンやピアノのプレイ、大儀見 元のパーカッションに鈴木 智文のギター・カッティングとバランスのい取れた演奏が心地良いナンバー。

渚 十吾の作曲によるインスト・ナンバーに近い12。楽しかったヴァカンスの終わりを感じさせる、切なくも美しい曲です。

アルバム・コンセプトがしっかりしていますし、飛び抜けた曲はありませんが、その分どの曲も聴きやすく粒揃いといった印象のアルバムです。良く出来たアルバムだと思います。
世の中まだまだ私の知らない素晴らしい音楽が沢山ありますから、日々勉強を重ねてこれからも新しい感動に出会いたいと思います。
野田 幹子のアルバムは、BOOK OFFでも比較的見かけますし、大半は安い値段設定になっています。
もし、興味が湧いたら聴いてみて下さい。
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by kaz-shin | 2007-07-21 02:39 | 250 - BOOK OFF | Trackback | Comments(9) | |
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Commented by hisa at 2007-07-21 20:32 x
ついにでましたか、野田幹子。
あまり知る人もいなくて、私の密かなfavoriteです。
そのなかでもこのアルバムはいいですね。夏にぴったりです。
冬になったら「Winter Couples」を聴いてください。これもいいですよ。
言われたようにBOOKOFFで安くでているので探してみてください。全部新品で揃えた私としては淋しい限りですが・・。
最近もインディーズでアルバムを出しています。お金がかけられないらしくバッキング、コーラスが弱く野田幹子の声がよっぽど好きでないと聴けませんが・・。
Commented by kaz-shin at 2007-07-22 01:28
hisaさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
野田さんの音楽は最近聴き始めたのですが良いですね!
アイドルとも違いますし、堅苦しいアーティストっぽさもなくて聴きやすいです。
『Winter Couples』は、冬に向けてぜひ抑えておきたいと思います。
お薦め頂いてありがとうございます。
少しずつアルバムを集めてみようかなと思ってますが、安く揃えらるのが
有り難いです。が、hisaさんの手前あまり喜べませんね・・・汗。

最近では音楽活動も続けられているようですが、ソムリエとしての仕事の
方が忙しいようですね。
Commented by hisa at 2007-07-22 10:23 x
>ソムリエとしての仕事の方が忙しいようですね。

六本木でカノンというワインバーをやっています。昨年末にはそこで行われたプラーベートライブで久しぶりに生歌を聴いてきました。
 ワインの本とかも書いてるみたいです。(私はお酒はダメなのでよくわかりませんが)
Commented by kaz-shin at 2007-07-23 00:06
hisaさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
お店のオーナーともなると、やはり忙しいのでしょうね。
歌との両立は大変でしょうが、音楽活動も続けて欲しいと思います。
Commented by まるいチーズ at 2008-01-06 19:48 x
こんばんは
肩の痛みは如何ですか?私も若いつもりですが、年々体力の衰えを感じます(汗)くれぐれもご無理をなさらぬよう。
さて、今日家内と買い物に出た際にこのCDを見つけて購入しました。野田さんはけっこう持っているのですが、これだけがなかなか見つかりませんでした。私も野田さんを知ったのは02がきっかけです、と言っても発売当時は友人にテープに録ってもらったものを聴いていたのですが(笑)
お声がいいですよね、曲も爽やかなものが多いしお薦めできますよね。彼女はたしか神戸の某お嬢様大学の学生だったと記憶しています。そのイメージがあるせいか、品の良さを感じさせます(笑)
Commented by kaz-shin at 2008-01-06 23:15
まるいチーズさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
お気遣いありがとうございます。もう大丈夫ですよ。
野田さんのアルバムは数枚しか聴いていないので、引き続き中古店で入手しようとは思っています。
1990年代は実は1番音楽を聴いていなかった10年でもありました。
ですから、今更ながら聴いてみたい思いが強いんです。
何かお薦めのアルバムがあったら、ぜひ教えて下さい。
よろしくお願いします。
Commented by WESING at 2008-01-12 21:50 x
野田さんの記事を最近見たところなのにと思ったら、もう半年も経っているんですね。(苦笑)
12月に東京で見つけた「CUTE」を今聞いているところです。
鳥山雄司さんと佐藤博さん、知らない人だけど、崩場将夫さんが編曲してました。このアルバムもなかなか良いですよ。

都会は良いですね。探せば何か良いものが見つかりそう。
このブログなどでブックオフで安く売っていることを知ってから、FMでライブを聞いていてアルバムを買っていない人のCDを探して買っているんですけど、こちらではなかなか見つからないです。
 僕が野田さんを聞いたのはやはりFMのライブでなんですけど、最初は'87年に楠瀬誠志郎さんのコーラスとしてでした。デビュー前かな?
で、野田さんがメインで聞いたのは'89年なんです。
このときは岡田徹さんがゲスト出演していて、'91年には佐藤博さんでした。
Commented by kaz-shin at 2008-01-13 01:35
WESINGさん、コメントありがとうございます。
『CUTE』はまだ未聴なんで、ぜひ聴いてみようと思います。
情報ありがとうございます。
WESINGさんは結構早くから野田さんを聴いてらしたんですね。
私の場合はほんとうに最近の話ですから・・・。BOOK OFFが無かったら
聴くことがなかったアーティストかも知れません。
Commented by コーマール at 2013-04-24 15:01 x
野田幹子さんのアルバムだと「ROSE C'EST LA VIE」がお勧めです。
アレンジの半分は佐藤博さんですから、良質なサウンドです。
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