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NANIWA EXPRESS_SCARLET BEAM ◇ 2007年 08月 12日
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今日は日本全国猛暑だったみたいですね。私の住む千葉県も午前中から猛烈な暑さでした。今日はゆっくりBOOK OFF探索でもしようと考えていたのですが、あまりの暑さに断念・・・。
部屋でエアコンを効かせて、昼寝したり、DVDを観たり、CDを聴いたりとのんびり過ごしてました。

今日の暑さの中、ふと聴きたくなったのが今回紹介するNANIWA EXPRESSが1986年にリリースした通算6作目、初のベスト・アルバムとなる『SCARLET BEAM』です。
当時は上方FUSIONなんて呼ばれていたNANIWA EXPRESS。1982年の1stアルバム『NO FUSE』から2ndアルバム『大宇宙無限力神』までは"浪花エキスプレス"表記で、3rdアルバム『WIND UP』以降、1986年の解散までは"NANIWA EXPRESS"表記。そして、2003年の再結成以降は"NANIWA EXP"という表記に変わっているようです。

このベスト・アルバムがリリースされた時点、つまり解散時点(1986年)でのメンバーは、東原 力哉(ds)、清水 興(b)、岩見 和彦(g)、青柳 誠(sax/key)、中村 建治(key)の5人。
このグループで印象的だったのは、東原 力哉の軽快という言葉とはほど遠い重たい爆音ドラム(笑)、清水 興の重厚感溢れるベース、岩見 和彦のスリリングなギターと優れた作曲センスでした。特に東原・清水のリズム隊のコンビネーションは、スピードと重量感に溢れていて、どこかねちっこい感じがまさに"上方FUSION"という呼び名にピッタリだなと感じたものです。

『NANIWA EXPRESS / SCARLET BEAM』
01. THE LADY OF TOLEDO
02. JASMIN
03. INSIDE OF YOU
04. FOR MY LOVE
05. BELIEVIN'
06. ORIENTAL MAKIN' LOVE
07. CHARCOAL BREAK
08. THE KOYA-SAMBA
09. LAZY FANTAZY

1985年の5thアルバム『SILENT SAVANNA』に収録されていた01は、当時カミソリのCFで使われていたようですね。日野 皓正をゲストに迎え、彼のコルネットをフィーチャーした夏向きの爽快なナンバーです。岩見 和彦の作品。

1983年の3rdアルバム『WIND UP』に収録されていた02。岩見 和彦の作品です。彼のギターを中心にしたスリリングな1曲で、特に東原の超重量級のドラミングに圧倒されるナンバーです。エンディングのリフの繰り返しは、最初音飛びしているのかと勘違いしました(笑)

1984年の4thアルバム『MODERN BEAT』に収録されていた03。中村 建治と清水 興の共作で、比較的軽めなサウンドが特徴です。青柳 誠のサックスとヴォコーダーをフィーチャーしています。

1982年の1stアルバム『NO FUSE』に収録されていたバラード・ナンバー04。岩見 和彦の作品で、岩見のカッティングやリフが心地良いのですが、それ以上にソロ・パートでのJAZZYな音色とプレイが素晴らしいですね。個人的に大好きな1曲です。

『NO FUSE』に収録されていた、彼等の代表曲とも言える名曲05。ドライヴ感溢れるFUSIONサウンドを展開していて、演奏はハードですがメロディアスな曲ですね。重たいリズムに、青柳 誠の熱いブロウ、岩見 和彦のギター・プレイと聴き所満載の1曲です。岩見 和彦の作品です。

『MODERN BEAT』に収録されていた06は、青柳 誠の作品。タイトルの通り、どこかオリエンタルなムードが漂うナンバーです。軽快な岩見のギター・リフにカッティングや中村 建治の琴の音色に似せたシンセ・ソロが印象的です。

07も『MODERN BEAT』に収録されていたナンバーで、清水 興の作品です。FUNKYなサウンドが特徴のミディアム・テンポの渋い1曲。青柳のサックスによるメロディーや演奏が、実に都会的で洒落ています。岩見がギター・ソロで素晴らしいテクニックを披露しています。

『NO FUSE』に収録されていたご機嫌なサンバ調ナンバー08。岩見 和彦の作品です。鎌田 清を迎えてのツイン・ドラムも迫力ありますし、パーカッションも大活躍の1曲です。まさに夏向きの1曲ですが、決して暑苦しくないサッパリ味のアレンジが心地良くて好きです。

CD盤にだけ収録されていた09は、『SILENT SAVANNA』に収録されていたナンバーで、青柳 誠の作品。シンセを巧みに使った広がりのあるサウンドが特徴で、岩見のロック・フィーリングたっぷりのギター・ソロが素晴らしいですね。

NANIWA EXPRESSの入門編としてお薦めの1枚です。
リズム隊の迫力は、今までに経験したことのない程、強烈なものでした(笑)
ライブでの迫力は、レコーディングされたものとは比べものにならない程のものだとか・・・。1度は生で聴いてみたいグループですね。
2002年に活動を再開して、今年は結成30周年を迎えたNANIWA EXPRESS(現在はNANIWA EXP)。30周年記念のニュー・アルバムやCBSソニー時代のアルバムのBOX仕様が発売されたりして、活発に活動しているのも嬉しいですね。
元気溌剌で、暗さの微塵も感じられない彼等のサウンドは、聴いていると本当に元気になれます。そして、今のような暑い時期にもピッタリな1枚です。
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by kaz-shin | 2007-08-12 00:08 | FUSION系 | Trackback | Comments(4) | |
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Commented by kotaro at 2007-08-12 01:44 x
きょうのNANIWAはもっと暑かったかもしれません。
近畿地方の一部で38度というニュースもあったような。

さてさて、関西発フュージョン系、いろいろあったですが、
リキヤとポンタという2大ドラマーの活躍を抜きにしては語れません。
清水興(僕の興と同じ字だ)はその後、ヒューマンソウルに到りますが
力哉は早熟だっただけにもうちょっと異業種武者修行してもらいたかったデス。
まだまだ若いから、フランスやドイツのジャズのエッセンスも学んで欲しいですね。

青柳誠さん、僕の友人の同級生で子供の頃から音楽の才能は追いつけなかったとコメントをもらっています。
彼らは立命館/同志社という京都の私立学校の人脈が深い。
向井滋春とか笠井紀美子とか、
まあそんな地場の話題はもうちょっとしてからコメントします。

Commented by kaz-shin at 2007-08-13 03:43
kotaroさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
本当に暑い日が続いていますね。体調の方は大丈夫ですか?

関西系という事を特別意識している訳ではなかったですが、溌剌としたサウンドを
聴いていると関西っぽいなと感じる時がありますね。
力哉さんのドラムを初めて聴いた時には正直驚きました。
ただ、パワーやテクニックも申し分無いとは思うのですが、私はもっと跳ねた感じの
ドラミングが好きなんですよ。
ファンの人には怒られそうですが、どこか野暮ったい感じがしてしまいますね。
Commented by かわちゃん at 2007-08-21 22:45 x
こんばんは。僕は中学生のの時によく聴いてたフュージョンがスクエアだったのでナニワを聴いた時は衝撃が走りました。特に僕はドラムをしてましたので力哉さんには脳天を打ち砕かれました。あの楽譜では表すことができないテクニック。最高です。ちなみに好きな曲はビリービン、オリーノ、ジャスミン等です。ジャスミンはPM10:00の情報番組の主題歌だったような…。
Commented by kaz-shin at 2007-08-22 00:37
かわちゃんさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
かわちゃんさんは、ドラマーだったんですね。それなら尚更、力哉さんの
ドラミングにはビックリしたでしょうね。
私も初めて聴いた時、あのバスドラの音のデカさには度肝を抜かされました。
ただ、パワフルなドラマーだけなら他にもいるでしょうが、スピード、手数においても
素晴らしいテクニックを持ったドラマーですね。

それにしても中学生でスクエアを聴いていたとは、早熟ですね(笑)
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