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SHOGUN_SHOGUN THE BEST ◇ 2007年 08月 15日
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久しぶりにベスト盤の紹介します。今回紹介するのは、1997年にリリースされたSHOGUNのベスト・アルバム『SHOGUN THE BEST』です。17曲入りというお買い得なアルバムでした(笑)

既にご存知の方も多いとは思いますが、SHOGUNは芳野 藤丸(g / vo)、長岡 道夫(b)、山木 秀夫(ds)、大谷 和夫(key)、中島 御(per)、ケーシー・ランキン(g / vo)の腕利きスタジオ・ミュージシャンを中心に結成された6人組のグループで、SHOGUNとしてのデビューは1979年です。
しかし、SHOGUN結成には紆余曲折があったようです。1978年にケーシー・ランキンを除く5人によりONE LINE BANDというグループでビクターから『YELLOW MAGIC』というアルバムをリリースしており、これがいわゆるSHOGUNの前身です。
ところが彼等のサウンドに目を付けたTV局系列の出版会社が、第2の井上 堯之バンドを作ろうと目論んで、ビクターとの契約が残っているにも関わらず強引に当時のCBSソニーへ移籍させてしまいます。そして、TVドラマ『俺たちは天使だ!』の音楽担当に抜擢した際に、主題歌を書いたケーシー・ランキンが加わってSHOGUNになったという経緯があるようですね。

1stシングルの「男たちのメロディー」はケーシーの作品ですが、芳野 藤丸は彼の書いた曲が気に入らずに歌うことをゴネたらしく、結局仕方なしに投げやりな歌い方をしたのがヒットしてしまったらしいですね(笑)

『SHOGUN / SHOGUN THE BEST』
01. As Easy As You Make It
02. Lonely Man
03. Bad City
04. LIVING WITHOUT YOUR LOVE
05. 友よ、心に風があるか
06. Do It To Yourself
07. Otokotachi No Melody
08. サタデー・サイクロン
09. 走れ!オールドマン
10. 風に抱かれて
11. Sunrise Highway
12. ONE ON ONE (You're the one)
13. SIR PEER
14. UNDER THE RAINBOW (Tilopa's Song)
15. Imagination
16. You tern me on
17. Castle Walls

1979年リリースの1stアルバム『SHOGUN』からは、07、08、11、16、17の4曲が選ばれています。07は1stシングルだった曲ですが、やはり喜多條 忠の詞の世界はSHOGUNのイメージとは違う気がしますね。芳野 藤丸らしいメロディーと西海岸風な爽やかなサウンドが特徴の11。16も爽やかなサウンドのAOR風ナンバーです。長岡 道夫のスラッピング・ベースと中島 御のパーカションが大活躍するファンキーな17。

同じく1979年リリースされた2ndアルバム『ROTATION』からは、01、02、03、15の4曲が選ばれています。この中では松田 優作主演の名作ドラマ「探偵物語」のテーマ曲だった02、03がカップリングでシングル・カットされました。このシングルで一躍有名になったと言っても過言ではない曲ですね。01はビートを効かせ、ホーン・セクションをフィーチャーしたファンキーなナンバー。スリリングな演奏が特徴の15。

私が1番好きな1980年の3rdアルバム『You're the One』からは04、12、13、14の4曲が選ばれています。ギター・リフが軽快で印象的なAORなナンバー04。名曲12は、その後の芳野 藤丸のソロ・アルバムの世界に通じるナンバーですね。ケーシー・ランキンの作品でヴォーカル曲でもあるバラード・ナンバー13。同じくケーシー・ランキンの作品でヴォーカル曲の14は、アコースティック・ギターをフィーチャーした明るいポップ・ナンバーです。

シングル曲からは、4枚目のシングル(1980年)のA面、B面曲だった05、06。キャッチーなメロディーのシングル曲向けの日本語詞(来生 えつこ作詞)の曲ですが、やはりSHOGUNらしさをあまり感じません。一方長岡 道夫の作曲、ケーシー・ランキンのヴォーカルによる06は、ダンス・ビートを軸にしたコミカルなタイプの曲です。08は1stシングルのカップリング曲でした。09と10は、2ndシングル(1979年)のA面、B面曲です。どちらも喜多條 忠の作詞による日本語詞のナンバーでしたが、正直面白いとは言い難い曲ですね。まだ10の方が耳に馴染みます(笑)

ベスト盤ですから、どうしてもシングル曲や有名曲が中心になってしまうのは仕方がありませんね。ですから、SHOGUNの魅力が十分に発揮されていないのも事実です。
ただ、こういうベスト盤を聴くと私が好きなSHOGUNというのは芳野 藤丸が中心となって曲を書き、藤丸が歌うというスタイルなんだと再認識出来ました。
ケーシー・ランキンの書いた曲もキャチーですし、歌もそこそこだと思うのですが、私の好みでは無いです。
どうもケーシーVSその他のメンバーという確執が見えるような気がするベスト盤でした(笑)
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by kaz-shin | 2007-08-15 02:41 | ベスト盤 | Trackback | Comments(14) | |
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Commented by たにぴ at 2007-08-15 06:44 x
Oが抜けてます(^_^;)
ケーシー・ランキンは後に、全く別メンバーでSHOGUNを作ってます。
「当時は事務所の作ったバンドだった」
と言ってましたっけね〜。
Commented by kaz-shin at 2007-08-15 10:59
たにぴさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
最初、SHOGUNの"O"にマクロンを付けたので、表示が変になってましたか?
一応全部マクロンを外した"O"に直しましたが、どうでしょう?

このベスト盤がリリースされた同年に、その新しいSHOGUNでアルバムをリリースしていたようです。
私は興味が全く湧かず聴いていませんが・・・。
現在は、一応藤丸さん、大谷さん、長岡さんで活動しているみたいですね。
Commented by at 2007-08-15 22:20 x
確かにSHOGUNの場合、芳野藤丸とケーシー・ランキンというタイプの違ったソングライターがいることで、そのベストアルバムを作ったとしてもあまり魅力を感じません。
そういう意味から、やはりオリジナルアルバムでの曲の流れで聴くのが一番しっくりきます。
私もやはり〝藤丸派〟なので(笑)、特に05や10といったキャッチーな曲はたまりませんが、ケーシーの作品にも魅力を感じるところもあります。
たにぴさんも書かれていますが、85年に発表されたケーシー主体のSHOGUN名義のアルバム『JUS-TUS』も実は好きなんですよ。
〝外人2名+日本人2名〟なるいわゆる国際派BANDたるふれこみで、各国メディアにアプローチかけたようで、その甲斐あってかロンドンレコーディングに繋がったようですね。
実はこのアルバムの4曲で客演しているRick Wakeman(key)絡みから、このアルバムの存在を知ったという、個人的にもすごく印象深いアルバムなのでした。
既にご存知かと思いますが、先日現SHOGUNのライヴDVDが発売されました。

いい音楽は何年経ってもその良さに変わりはありませんねぇ~。
Commented by kaz-shin at 2007-08-15 23:19
夢さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
ベスト盤ではSHOGUNの良さが伝わってきませんね。今回ベスト盤を
聴いて改めて感じました。やはりオリジナル・アルバムが良いです。
ただ、シングルのみリリース曲を聴いてみたいと思うと、ベスト盤が便利なんですよね(笑)

『JUS-TUS』は、藤丸さんが不参加ということで興味が持てなかったのですが、
夢さんのコメントを読んで、少し聴いてみたくなりました。
何事においても先入観というのは、あまり良くないですね。
やはり自分の耳で聞かないといけませんね。情報ありがとうございました。
Commented by Kenny U at 2007-08-16 00:12 x
kaz-shin さーん!!
1985年ケーシー・ランキンのSHOGUN名義アルバム『JUS-TUS』
これ結構良いですよー!!
AORの好きな貴方なら聴く価値ありだと思いまーす!!
Commented by Kenny U at 2007-08-16 00:17 x
そうそう、去年リリースされた『Keep On Playing』は、聴きましたかー!!
「Bad City」「Lonely Man」「You Tourn Me On」と懐かしい曲が
忠実に、再演されていますよ!!(打ち込みアレンジはありません)
また「男達のメロディー」は、英語版と日本語版の二種類!!
イントロのチョーキングギターもオリジナルアレンジのままですよ!
私は、英語版「男達のメロディー」でノックアウトされましたー!!
Commented by kaz-shin at 2007-08-16 01:26
Kenny Uさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
『JUS-TUS』も『Keep On Playing』も未聴です。
とりわけ、『JUS-TUS』は夢さんもKenny Uさんも良いと仰ってますから、
これは探さないといけませんね~。頑張って探してみます。
情報ありがとうございました。
Commented by Kenny U at 2007-08-20 09:06 x
今、例の件のお返事の為、このBEST盤も引っ張り出してチェックしています。
ファーストに、"08. サタデー・サイクロン"も収録されていませんでしたっけー??
Commented by kaz-shin at 2007-08-21 00:52
Kenny Uさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
例の件は了解しました。
「サタデー・サイクロン」はご指摘通り、1stアルバムに入っておりました。
ありがとうございます。
Commented by kotaro at 2008-05-22 12:23 x
こんにちは。
悲しい話題ですが18日にショーグンのキーボーディストだった
大谷和夫さんが病気のため亡くなられたようです。
謹んでご冥福をお祈りします。
藤丸さんのサイトで知りました。
http://356.teacup.com/krishna/bbs
Commented by kaz-shin at 2008-05-22 23:42
kotaroさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
突然の訃報に驚いています。音楽家としてまだまだ頑張れる年齢だったのに・・・残念です。
私の場合、大谷さんというとやはり優れたアレンジャーというイメージが強く、
特に大谷さんのストリングスのアレンジが好きでした。

謹んでご冥福をお祈りします。
Commented by 村石 太 at 2009-08-21 11:43 x
懐かしく あと何年 年をとっても 聞きたい歌のひとつ 男たちのメロディー  ベストアルバムが聞きたくなりました。名古屋発
Commented by kaz-shin at 2009-08-22 10:50
村石 太さん、はじめまして。コメントありがとうございます。
私も何年経ってもショーグンの作品は聴いているだろうと思います。
ベスト盤1枚持っていると結構楽しめるのでお薦めです。
Commented by Kenny U at 2012-01-21 07:33 x
今年の音楽イベント第一弾!
という事で、先日「SHOGUN」のライブを見て来ました!
行く前に、予習で聴いて行ったのがこのベストです!

この中からは、
「Lonely Man」「Bad City」「ONE ON ONE (You're the one)」の三曲しか
やらなかったので残念でしたが、
桑名晴子 With AB'Sのバージョンで「夜の海」が聴けたのはラッキーでした!

こちらも記事を書いてみましたよ
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