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尾崎 亜美_best collection ◇ 2007年 09月 03日
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今回紹介するのは、尾崎 亜美のベスト盤『best collection』(1992年リリース)です。以前、別のベスト盤『CUSTOM SERIES』を紹介しましたが、今回のベスト盤はデビューした1976年から1979年まで在籍した東芝EMI時代のシングル曲、アルバム収録曲から選曲されています。

1976年の1stアルバム『シェイディ』と2ndアルバム『マインド・ドロップス』の2枚は、人にプロデュース(2ndアルバムは、松任谷 正隆のプロデュース)を任せていますが、3rdアルバム『ストップモーション』、4thアルバム『プリズミイ』、5thアルバム『LITTLE FANTASY』の3枚は、プロデュースに関わっているばかりでなく、全曲のアレンジまで手掛けており、才能の豊かさを感じさせてくれます。

興味深いのは、松任谷 正隆が1stと2ndアルバムの全曲のアレンジを手掛けていることでしょう。女性シンガー・ソング・ライターの巨匠とも言えるユーミン、そして尾崎 亜美の二人を影で支えてきたというのは凄いことですし、松任谷 正隆が当時のJ-POPを牽引してきた重要なアレンジャー(プロデューサー)であることは疑いようの無い事実ですね。

尾崎 亜美の初期の作品中心ですが、その後のヒット・メーカーとしての活躍が頷けるキャッチーでポップな曲が多く収録されていて、聴き応えのあるベスト盤になっています。

『尾崎 亜美 / best collection』
01. マイ・ピュア・レディ
02. あなたはショッキング・シャイン
03. パーフェクト・ゲーム
04. 来夢来人
05. 心にメイクアップ
06. ストップ・モーション
07. 気分を変えて
08. 涙の雨
09. 旅
10. 偶然
11. 瞑想
12. ジェシー
13. テンダーレイン
14. 午前5時の旋律
15. 初恋の通り雨
16. さよならを言うために
17. 私は愛を唄わない
18. 春の予感 ~ I've been mellow
19. FOR YOU

全19曲もあるので今回は曲毎のレビューは割愛(別名:手抜きとも言いますが・・・笑)させていただきます。
19曲中、シングル曲(カップリングを含む)が12曲、残り7曲がアルバム収録曲で構成されています。シングルA面曲は、01、02、06、09、11、12、15の7曲。
その中でCMとのタイアップ曲が01(資生堂1977年春のキャンペーン)、15(サンヨーのレインコート)の2曲あり、デビュー間もない時期にも関わらずCMに採用されるというのは、尾崎 亜美の曲がポップでキャッチーであると既に認められていたということでしょうね。
また、03が金井 夕子に、18が南 沙織に提供した曲です。私と同年代であればご存知の方もいらっしゃるかも知れませんね。

尾崎 亜美は作詞・作曲は勿論のこと、アレンジやプロデュースも手掛け、歌も上手いしピアノの腕前も相当なものにも関わらず、ユーミンの陰に隠れてしまっていたような印象があります。
決して目立たないという訳ではないですし、ヒット・メーカーとしての活躍は周知の通りです。それでもユーミンほど女性に支持されないのは、私が思うに「詞」のインパクトの強さの違いなんだと思います。
ユーミンの場合、女性の内面的な"ダーク"な部分を上手く歌詞にしますし、比喩が非常に巧みで上手いと感じます。おそらくそんな部分が多くの女性を魅了したんだと思っています。
しかし、尾崎 亜美のメロディー作りのセンスの良さや歌の上手さはユーミン以上でしょう。
現在でも一線で活躍を続けており、日本を代表する女性シンガー・ソング・ライターのひとりとして、これからも頑張って欲しいと思います。
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by kaz-shin | 2007-09-03 00:03 | ベスト盤 | Trackback(1) | Comments(14) | |
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Tracked from Kenny's Musi.. at 2007-09-03 21:04
タイトル : 尾崎亜美 デビュー30周年記念コンサート
尾崎亜美 デビュー30周年記念コンサート 「三重マル」 なんばHatch (Namba Hatch) http://www.namba-hatch.com/intop.html 大阪市浪速区湊町1-3-1 tel.06-4397-0572  2006年4月25日(火) 18:00 Open / 18:30 Start 全席指定席 前売り-5.500円(当日-6.000円) (ドリンク代¥500円 別途要) 主催:FM osaka 演奏者: 尾崎亜美(Vo...... more
Commented by Kenny U at 2007-09-03 19:44 x
尾崎 亜美さんも、例のベストサウンドっていうNHKの番組に出ていました。
彼女もこの番組では司会の様な役割だったと記憶しています。
確か「オリビア…」もピアノの弾き語りしていたかな???

久々に、TBお願いします!!
Commented by WESING at 2007-09-03 22:01 x
このブログで角松さんの曲はシングル・バージョンとアルバム・バージョンがあるというのを何度も読んでますが(笑)、尾崎亜美さんもそういうのが多いらしく(URL参照)、このベスト盤はどちらのバージョンを収録しているんだろうと思ったりします。
09,10は一番気になります。
Commented by WESING at 2007-09-03 22:06 x
書き忘れたのでもう一度。
尾崎さんは最近でもTV出演が多いけど、今週NHK-BS2,hiの「音楽の楽園」に出演します。
Kenny Uさんが書いている「ベスト・サウンド」の司会には記憶がないです。
記憶が違っているかもしれないけど、司会は井上鑑さん、難波弘之さん、村田和人さん、松岡直也さんとか?
松岡さんは確実です。(笑)
Commented by kaz-shin at 2007-09-04 01:38
Kenny Uさん、こんばんは。コメントとTBありがとうございます。
ベスト・サウンドは、ほとんど見ていなかったので分かりません(汗)

数年前、尾崎さんのライブに行きましたが、歌の上手さと迫力、そして
ピアノの上手さに驚かされました。ご主人もしっかりベースを弾かれてましたよ。
Commented by kaz-shin at 2007-09-04 01:42
WESINGさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
尾崎さんのシングルって1枚も持っていないし聴いたことがないんですが、
リンクしてくれたサイトの記事によると09はアルバム・バージョンですね。
10は分からないですが、記事によるとアルバム・バージョンの可能性が
高そうです。

ベスト・サウンドって、どういう訳か縁が無くってほとんど見てませんでした。
それにしても凄い顔触れが司会をしてたんですね。
Commented by kotaro at 2007-09-04 10:47 x
そうですね。尾崎亜美との“つきあい”も30年になりますね。
瞑想、初恋の通り雨、あなたはショッキングシャインからマイ ピュア レディまでホントに斬新で、新感覚で、最後のCM曲の小林麻美のポスターを取り合いに、クラスメートの化粧品屋のところまで皆で押し掛けた思い出も昨日のようです(笑)

80年代の一時期、ちょっと売れなくなった女性アイドル歌手の
“かけこみ寺”みたいだった時期があります。
岩崎良美(月の浜辺)、松本伊代(時に愛は)、松田聖子(天使のウインク)etc  ハシリは金井夕子のパステルラブや杏里のオリビアをききながらからきているのでしょう。
「こんないい曲をなぜ本人が歌わないのか」おそらく熱心なファンは思い募ったことでしょう。後年「Point」「Point2」で公約は果たしていますが、いつもいいヒトで、良い曲を人に提供するamiさんの芸能ポジションはそうなってしまいました。

でもこの機会に体系的に聴き直すのもよい機会かもしれません
Commented by トモくん at 2007-09-05 00:10 x
kaz-shinさん御無沙汰してます。
kotaroさんが言っているよう私も化粧品店に並びB4判の縮小サイズの冊子をなんとか手に入れたものです。大きなポスターは結局「夢一夜」バージョンをGetして我慢したのを覚えています。結局、2年前の引っ越しで全てゴミに紛れてしまいましたが(笑)
確かにこの効果は、亜美さんのなんとも魅力的な声と素晴らしい曲の効果が後押しした事は間違いありません。事実私がそうでしたから・・・
亜美さんの楽曲は、2002年発売の東芝とソニーの共同企画したゴールデンベストCDしか持っていませんが、紹介のベスト盤とは12曲がダブっていました。一曲少なくて18曲ですが(失笑)
無性に亜美さんが懐かしく聴きたくなりお得そうなベスト盤を買ったと記憶しています。ただ、カルピスのCMに使われたMy song for youとFor youを勘違いしていて、ベスト盤を聴いてガッカリしたのも確かでした。この曲はANTHLOGYというアルバムに入っているんですね。良い曲ですよね。
Commented by トモくん at 2007-09-05 00:11 x
(・・・続きです)
亜美さんは本当に沢山の人に曲を提供しているんですね。好きな所では、伝説の少女、ボーイの季節なんかもお気に入りです。
最近の活躍や曲はまったく知らないのですが、覗いて見てもいいのかな?どうなんでしょう。
Commented by kaz-shin at 2007-09-05 03:04
kotaroさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
>80年代の一時期、ちょっと売れなくなった女性アイドル歌手の
“かけこみ寺”みたいだった時期があります。
そうでしたね。本当にいろんなアイドルに曲を提供してました。
自分の曲以外にこれだけ提供曲も書けるというのも凄い才能ですよね。

話は変わって、実は今発売を楽しみにしているアルバムがあります。
今月、金井夕子さんのアルバムが4枚組のBOXで発売されるんですよ。
しかも値段は5,000円程度。予約してしまいました(笑)
Commented by kaz-shin at 2007-09-05 03:18
トモくんさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
亜美さんの場合、圧倒的にベスト盤が入手しやすいですね。
最近の紙ジャケ、リマスターの再発ブームに乗っかってくれると嬉しいのですが・・・。
私の勝手なイメージですが、東芝EMI時代のアルバムはCITY POP系で、
ポニー・キャニオン時代のアルバムはAOR系という受け止め方をしています。
機会があったら『HOT BABY』を聴いてみて下さい。デヴィッド・フォスターや
TOTOの面々を迎えたアルバムですが、日本人アーティストのバックだからという
手抜きが一切無い凄い演奏が聴けます。ぶっ飛びますよ(笑)

私も最近の亜美さんのアルバム聴いてませんが、期待しても大丈夫だと思いますよ。
Commented by WESING at 2007-09-05 22:46 x
今日放送された「音楽の楽園」を見ました。
45分番組ですが、30分ほどはPOINTS LIVEという感じで提供曲を歌ってました。短い時間ですけど、提供曲についての話も興味深いものでした。明日はハイビジョンで放送されます。

金井夕子さんのBOXは僕も気になっているんですけど、12月の20%引きセールで買えればという感じです。限定とは書かれていなかったような気がするので、残っていることを期待します。
Commented by kaz-shin at 2007-09-06 01:25
WESINGさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
シンガー・ソング・ライターで、これほどまで数多い提供曲を持つ人は、
おそらく亜美さん以外そんなに存在しないでしょうね。

金井夕子さんのアルバムはおそらく初CD化ですから、私は速攻で購入です(笑)
Commented by hisa at 2007-09-07 23:07 x
尾崎亜美と松任谷由実、同時期にデビューしてある意味対照的ですね。
曲と言うより本人が目立つ松任谷由実、曲の方が目立つ尾崎亜美(私の感覚ですが)。でも、昔何度もライブに行きましたが本当に歌もピアノもうまいですね。最新盤は昨年でた「三重丸」です。実はまだ手に入れてません。中古では出てきそうにないのでそろそろ買おうかと思ってましたが、このレビューで購入順トップになったと思ったとたん金井夕子のCDBOXの情報、しばらく悩みます。
Commented by kaz-shin at 2007-09-09 01:25
hisaさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
提供曲はヒットして注目されるのですが、自身の曲になるとユーミンほど
話題にならなかったですね。どれも良いアルバムなんですけどね。
歌の上手さではユーミンは太刀打ち出来ないでしょう(笑)
もっと沢山の人に聴いて欲しいアーティストのひとりです。

金井夕子さんが好きだったので、アルバムのCD化は本当に嬉しいです。
しかも4枚組で5,000円程度ですから・・・。hisaさん、買いですよ!(笑)
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