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OFF COURSE_Back Streets of Tokyo ◇ 2007年 09月 04日
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今回紹介するのは、オフコースが1985年にリリースした通算13枚目となるアルバム『Back Streets of Tokyo』です。実は1982年に鈴木 康博が脱退した後のアルバムで唯一所有しているのが、この『Back Streets of Tokyo』なんです。
私の中でオフコースは、小田 和正と鈴木 康博がそれぞれ書いた曲を、それぞれがメインで歌っているというバランスの良さが魅力だったので、鈴木 康博が脱退したことでオフコースに対する興味を失いました。

では何故、このアルバムに興味を持ったのかと言うと、敏腕エンジニアであるビル・シュネーをプロデューサーに迎え、全曲英語詞の曲によって制作されていたから・・・。
おそらく当時のオフコースは海外進出を考えていたのかも知れませんね。このアルバムをその足掛かりにしようとしていたんでしょう。
私自身は海外進出は別にどうでも良かったのですが、1985年という年代的な背景と、ビル・シュネーのプロデュースと全曲英語詞であれば当然AORっぽいであろうと期待した訳です(笑)

このアルバムに収録されている曲は、鈴木 康博が抜け4人となったオフコースの1作目となるアルバム『The Best Year of My Life』(1984年)の楽曲を中心に選曲され、ランディ・グッドラムが英語詞を付けたものです。『The Best Year of My Life』を聴いたことが無いので比較はできませんが、それが逆に新鮮な気持ちで聴けたのも事実ですね。

『OFF COURSE / Back Streets of Tokyo』
01. FOOL (WHAT DOES A FOOL DO NOW) / 原曲 : 恋人たちのように
02. SECOND CHANCE / 原曲 : call
03. LOVE’S DETERMINATION / 原曲 : LAST NIGHT
04. HER PRETENDER / 原曲 : 気をつけて
05. EYES IN THE BACK OF MY HEART / 原曲 : 君が、嘘を、ついた
06. MELODY / 原曲 : CITY NIGHTS (哀しいくらい)
07. LOVE’S ON FIRE / 原曲 : 愛を切り裂いて
08. ENDLESS NIGHTS / 原曲 : たそがれ

ゲスト・プレイヤーのジェリー・ピーターソンのサックスが渋い01は、小田 和正の曲です。アレンジやメロディーはAOR風で、アルバムの冒頭としては良い選曲だったような気がします。この曲は、『The Best Year of My Life』に収録されていたナンバーですね。

1985年のシングル曲だった02。小田 和正の作品ですが、松尾 一彦のギターが印象的なしっとりとしたナンバーです。小田 和正らしいメロディーを持った1曲です。

1985年のシングル「たそがれ」のカップリング曲だった03。松尾 一彦の作品で、メイン・ヴォーカルも松尾自身です。松尾の書く曲は、AORの影響を色濃く感じることが多かったのですが、まさにこの曲もそんな1曲ですね。小田のヴォーカルよりもAORっぽさが出ていて好きなナンバーです。

『The Best Year of My Life』に収録されていた小田 和正の作品04。美しいメロディーを持ったバラード曲ですね。この曲での小田 和正のヴォーカルは良いですね。

05は、新生オフコースの第一弾シングル「君が、嘘を、ついた」(1984年)。もちろん小田 和正の作品です。この曲は知っていましたし、オリジナルのイメージが強すぎて今ひとつ良いとは思えませんでしたね(笑)

1984年のシングル曲「緑の日々」のカップリング曲だった06。この06のオリジナルも英語詞の曲だったようで、タイトルも「CITY NIGHTS」だったようです。これはAOR風なミディアム・ナンバーで、小田のアクの強さをあまり感じさせません。これは良い曲です。

『The Best Year of My Life』に収録されていた松尾 一彦のナンバー07。ヴォーカルも松尾 一彦です。このアルバムでAORっぽさを強く感じるのは、やはり松尾の作品ですね。この曲もメロディー、アレンジ、ヴォーカルのバランスが良い曲です。

1985年リリースのシングル曲だった08。小田 和正の書いたミディアム・バラード曲です。演奏はかなり雰囲気があって素晴らしいですが、この曲も知っていたので日本語詞のイメージが強すぎてあまり馴染めなかった1曲ですね。

ビル・シュネーのデレクションによるものかは不明ですが、小田のヴォーカルが控え目に感じます。英語詞を歌うというプレッシャーもあったのかも知れませんね。
小田の曲の場合、やはり元は日本語詞で作られているので当然かも知れませんが、メロディー自体が日本語に似合う感じなんですよね。曲として決して悪くないですが・・・。
それに比べて驚いたのが、松尾 一彦の作品でした。オリジナルを知らないのも影響しているでしょうが、かなり英語詞にピッタリくるメロディーを書いてますね。ヴォーカルも小田よりもAORな印象を強く受けました。もっと松尾 一彦の曲を収録しても良かったかも知れません。
オフコースとして聴くには物足りませんが、AOR風なアルバムとして聴けばそれなりのアルバムに仕上がっていると思います。ただ、どうしても小田の声が強すぎて中途半端にオフコースしちゃってるのが残念(笑)
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by kaz-shin | 2007-09-04 00:51 | CITY POP / J-AOR系 | Trackback | Comments(6) | |
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Commented by たにぴ@もまゆきゅ at 2007-09-05 00:47 x
てなわけでぼくは、日本語詞の方が好きかなぁ〜。
ビル・シュニーのミックスも、オリジナルの方が良くないですか?
こちらでは、気持ち派手な音像にしてるみたいなんですが。
Commented by kaz-shin at 2007-09-05 03:24
たにぴさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
記事にも書きましたが、シングル曲の一部を除いてオリジナルを知らないんですよ。
もし、オリジナルを知っていたらこのアルバムは買わなかったと思います。

小田さんの書く曲は英語詞の歌を聴いていても、日本語の方が似合うメロディーだなとは感じましたね。
松尾さんの曲にはそう感じませんでしたけど・・・。
ビルのミックスも海外向けという意識だったのでしょうかね。
海外へエージェントに売り込む目的もあって制作されたアルバムでは
ないかなと思ってました。
Commented by にゃん(=^・^=)! at 2007-09-07 08:43 x
おじゃまします<(_ _)>
06. MELODY / 原曲 : CITY NIGHTS>は「哀しいくらい」ですよね?
その他についてはあなたの記事に賛同しますけどね(苦笑)。
Commented by kaz-shin at 2007-09-07 10:19
にゃん(=^・^=)!さん、はじめまして。コメントとご指摘ありがとうございます。
仰るように本当のオリジナルは『Over』に収録されてた「哀しいくらい」ですね。
ただ、「CITY NIGHT」の英語詞を書き換えたものという意識が私にはありましたので・・・。
記事を訂正しておきます。ありがとうございました
Commented by cress30 at 2007-09-09 20:31
う~~~ん

詳しいですね。
Commented by kaz-shin at 2007-09-10 01:56
cress30さん、はじめまして。コメントありがとうございます。
そんなに詳しいですか?もちろん全部が私の知識ではありません。
記事を書くのに、それなりに調べているだけなんですよ(笑)
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