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CHUCK MANGIONE_FEELS SO GOOD ◇ 2007年 10月 12日
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今日は終日会議で疲労困憊状態でした。しかも、帰宅しようと用意していたらお客さんから急なお願いの電話が・・・。なんとか無事乗り切ってやっとこさという感じで帰宅しました。
こんなしんどい日には、何も考えないで気持ち良い音楽を聴きたくなります。そこで今回チョイスしたのは、チャック・マンジョーネの1977年リリースの大ヒット・アルバム『FEELS SO GOOD』です。このアルバムは理屈抜きで聴けますし、疲れた時など聴けば癒されること請け合いの1枚ですね(笑)

チャック・マンジョーネはニューヨーク生まれで、60年代に入ると実兄であるギャスパー"ギャップ"マンジョーネとザ・ジャズブラザーズというバンドを結成、その後メイナード・ファーガソン・バンドやアート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズにトランペットで参加していました。60年代後半あたりからフリューゲル・ホーンを演奏するようになったようです。硬派な金属音のトランペットより明るく柔らかい感じが彼には魅力的だったのかも知れませんね。

この『FEELS SO GOOD』のアルバム・タイトル曲「Feels So Good」が全米TOP5入りする大ヒットを記録し、アルバムも200万枚以上売れてBillboard 200のトップ2に輝きました。
当時、コアなジャズ・ファンには受け入れられなかったようですが、それでもジャズにあまり接したことのない人達を魅了したからこその大ヒットな訳で、そういう意味ではFUSION界の第一人者とも言えるのではないでしょうか。メロディアスな曲が多く、フリューゲル・ホーン奏者としてだけでなくソング・ライター、アレンジャーとしても非凡な才能を感じさせる素晴らしいアルバムです。

『CHUCK MANGIONE / FEELS SO GOOD』
01. FEEL SO GOOD
02. MUAI - WAUI
03. THEME FROM "SIDE STREET"
04. HIDE & SEEK
05. LAST DANCE
06. THE XIth COMMANDMENT

言わずと知れた名曲01。この曲をベットに寝転んで聴いているだけで、1日の疲れの半分が無くなっていくようです。ゆったりとしたテンポで始まり、軽快なラテン調のリズムへ変わっていくのですが、美しいメロディーと柔らかなフリューゲル・ホーンの音色がたまらなく気持ちが良いです。そして、グラント・ガイスマンのギター・ソロ、クリス・バダラのサックス・ソロも強く印象に残る素晴らしいプレイを披露しています。

涼しげな海風のように爽やかなナンバー02。クリス・バダラのフルートとグラント・ガイスマンのギターが実に心地良いですね。この曲でのチャック・マンジョーネはもちろんソロ・パートはありますが、完全に裏方に徹しているという感じです。演奏者というよりソング・ライター、アレンジャーとしての実力を発揮した曲と言えるかも知れません。

一転して都会的でスリリングなナンバー03。ジェームス・ブラッドリーJr.のドラミングが素晴らしい1曲です。この曲以外の曲がみんな大作なので、短すぎて物足りなく感じてしまいます(笑)

FUSION色の強いナンバー04。フリューゲルというよりコルネットのような音色が印象的で、チャック・マンジョーネの力強い部分を聴かせてくれる1曲です。知名度こそ高くはないですが、グラント・ガイスマン(g)、クリス・バダラ(sax)、チャールズ・ミークス(b)、ジェームス・ブラッドリーJr.(ds)というメンバーの演奏力も素晴らしいですし、チャック・マンジョーネのエレピのプレイにも注目して欲しい1曲です。

切ないくらいのバラード・ナンバー05。優しいフリューゲルの音色が印象的な1曲です。聴き所はエレキ、アコースティック、ガット・ギターをこなすグラント・ガイスマンのギター・プレイに圧倒させます。素晴らしいギタリストです。

哀愁の漂うナンバーと思いきや実はトリッキーなナンバー06。前半と後半では全く違う印象の曲になっていて面白いです。後半のギター・カッティングやファンキーなベース・プレイも聴き所ですが、ジェームス・ブラッドリーJr.のドラミングが凄いです。

ゆったりリラックス・ムードで聴けば極上のイージー・リスニング・アルバムでもありますし、じっくりと聴きこめばしっかりした技術を持ったプレイヤー達の素晴らしい演奏が堪能できるFUSIONアルバム・・・、一粒で二度おいしいみたいなアルバムだと思います。
どうしても「Feels So Good」のイメージが強い為に、イージー・リスニング的に思われがちですが、個人的には決してそうは思っていません。変にフリューゲル・ホーンだけを前に出さず、トータル的にバランスの取れたアレンジは見事だと思います。
今夜はリラックス・ムードの中、イージー・リスニング的に聴いて疲れを癒してもらいました(笑)
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by kaz-shin | 2007-10-12 00:01 | FUSION系 | Trackback | Comments(8) | |
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Commented by kotaro at 2007-10-12 08:40 x
お疲れさまデス。
フリューゲルホーン、最近は耳にしませんですね。
80年代はいろんなアルバムで多用していました。
チャック・マンジョーネ
今はどうしてるかと、思いきや
最新の映像を発見。今年の5月のコンサートです。
http://www.ient.or.jp/tlclub/jfriends07.html
元気を少し
もらってください。
Commented by WESING at 2007-10-12 17:43 x
チャック・マンジョーネはFMで放送されたのを聞きました。ホーン系はあまり聞かないんですけど、わりと気に入ったことを覚えています。
その頃は(今でもだけど)楽器の知識がなくて、フリューゲルホーンを吹いていることに気が付かなかったんじゃないかと思うけど、そういう楽器があることを'83年の三宅純さんのアルバムでやっと認識しました。(苦笑)
フリューゲルは僕の好みの音色でしたが、それ以降はあまり聞かなかったように思いますね。
近年ではボーカル&フリューゲルのTOKUさんが有名ですね。
若手女性ミュージシャンの市原ひかりさんもトランペットとフリューゲルを使い分けていますが、デビュー・アルバムは往年のフュージョン・ファンにはお薦めです。
鈴木茂、今剛、佐藤博、岡沢章、美久月千晴、高水健司、マイク・ダン、渡嘉敷祐一、沼澤尚、浜口茂外也(敬称略)のサポートです。
Commented by まるいチーズ at 2007-10-12 21:33 x
こんばんは
01はかなり長い間ヒットチャートに入っていたように記憶してます。ギターがいいですよね、T-スクエアの「OMENS OF LOVE」とともに吹奏楽でもよく演奏されますよね、ずっと愛され続ける曲になるんでしょうね~。私の持っているのは例によってアナログ盤なので邦題が「ユートピア」になってます(笑)
Commented by kaz-shin at 2007-10-13 00:25
kotaroさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
会議というやつが大嫌いなもので、会議が終日続くとげんなりします(笑)
精神的な疲れなので今日はもう大丈夫です。
お気遣いありがとうございました。

今でも元気に活躍されてるんですね。
しかもあんな大きなホールで超満員というのも凄いです。
Commented by kaz-shin at 2007-10-13 00:30
WESINGさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
このアルバムはフリューゲル・ホーンが主役なんですが、決して前に
出すぎた感じがしないので
聴きやすい感じがあります。私も金属音の強いトランペットやコルネットというのが
あまり得意ではないので、フリューゲル・ホーンで精一杯です(笑)

市原ひかりさんのことは全く知りませんでした。
サポート・メンバーも豪華ですし良さそうですね。情報ありがとうございます。
機会があったら聴いてみたいですね。
Commented by kaz-shin at 2007-10-13 00:35
まるいチーズさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
やはり01のインパクトは強かったですね。
昔友人と、この曲は「朝焼けのイメージだ!」(友人)、「いや、夕焼けのイメージだ!」(私)と
言い争ったことがあります(笑)
今考えれば、人それぞれで楽しんで聴けばそれで良いのですけど・・・。
でも最初のスローな部分は夕焼けのイメージだと思いませんか?

確かにレコードには邦題が「ユートピア」でしたね。どうなんでしょうね(笑)
Commented by DENTA at 2007-10-15 21:17 x
毎度どーも^^
やっぱタイトルトラックが好きですね。
やわらかい音色で麗らかに歌うフリューゲルホーンが好きでして。
何かのコンピレーションアルバムでは冒頭のソロパートをカットしていたものが、
収録されていた記憶があります。
もったいないなぁと思うのですけどね。
Commented by kaz-shin at 2007-10-16 00:58
DENTAさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
01は名曲ですね。
チャック・マンジョーネの曲って1曲が長いので、冒頭部分がカットされて
いるのはシングル・バージョンかも知れませんね。
あの冒頭部分が無いと良さが半減してしまう気がします。
本当に勿体無いですね。
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