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ANDREW GOLD_THE BEST OF ANDREW GOLD ◇ 2007年 10月 17日
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今回紹介するのは、1997年にリリースされたアンドリュー・ゴールドの初のベスト盤『THE BEST OF ANDREW GOLD』です。
アンドリュー・ゴールドと言えば、リンダ・ロンシュタットのサポートで一躍注目を集めたソング・ライター兼ほとんどの楽器をこなせるマルチ・プレイヤーで、ウエスト・コーストらしい乾いたサウンドにビートルズの影響の色濃い英国風なポップ・ソングを聴かせてくれる才能あるアーティストです。実力の割には知名度が左程高くないような気もしますが、海外進出を狙っていた日本のビッグ・スター、矢沢 永吉をプロデュースしたことで"永ちゃん"ファンにはお馴染みの人のようですね。

この『THE BEST OF ANDREW GOLD』には、デビュー・アルバム『ANDREW GOLD』(1975年)、ピーター・アッシャーのプロデュースによる2ndアルバム『WHAT'S WRONG WITH THIS PICTURE? (邦題:自画像)』(1977年)、初のセルフ・プロデュース作である3rdアルバム『ALL THIS AND HEAVEN TOO (邦題:幸福を売る男)』(1978年)、4thアルバム『WHIRLWIND (邦題:風にくちづけ)』(1980年)の4枚から選曲された19曲が収められており、アンドリュー・ゴールドの魅力が詰った内容で、彼の音楽性を知るにはピッタリな1枚だと思います。

『ANDREW GOLD / THE BEST OF ANDREW GOLD』
01. That's Why I Love You (そよ風のきみ)
02. A Note From You
03. Love Hurts
04. Heartaches In Heartaches (傷心)
05. I'm Coming Home
06. Stay
07. One Of Them Is Me (このままでいたい)
08. Lonely Boy
09. Go Back Home Again (家へ帰ろう)
10. Do Wah Diddy
11. Learning The Game (人生はくりかえし)
12. Thank You For Being A Friend (気の合う二人)
13. Never Let Her Slip Away (彼女に首ったけ)
14. How Can This Be Love (愛しているのに)
15. Genevieve
16. Kiss This One Goodbye (風にくちづけ)
17. Nine To Five
18. Brand New Face (見知らぬ恋人)
19. Make Up Your Mind (恋の手ほどき)

19曲というボリュームなので、今回は1曲毎のレビューは書くのが大変なので手抜きさせてもらいます(汗)
まず、01~05までが1stアルバム『ANDREW GOLD』に収録されていたナンバーです。01がシングル・リリースされました。いかにもウエスト・コースト・サウンドといった爽やかなナンバーが多いのが特徴ですね。ギター・カッティングが軽快な02。しっとりとしたラヴ・バラード03。軽やかなポップ・ナンバー04。ウエスト・コースト・ロックな05。このアルバムでは、ほとんどの楽器をアンドリューがこなしています。

06~11までが2ndアルバム『WHAT'S WRONG WITH THIS PICTURE?』に収録されていたナンバーで、ラス・カンケル、リー・スクラー、ダニー・クーチマー、ワディ・ワクテル等を起用して制作された名盤と呼べるアルバムですね。彼の代表曲とも言える08を中心に、モーリス・ウィリアムス&ザ・ゾディアックスのドゥー・ワップの名曲06、マンフレッド・マンでお馴染みの10、バディー・ホリーの11という名曲のカヴァーも楽しめます。そんな中でも自伝的要素の強い08がやはり印象深いですね。

12~15までが3rdアルバム『ALL THIS AND HEAVEN TOO』に収録されていたナンバーです。AOR好きな人の中にはこのアルバムが1番好きという人が多いかも知れません。シングル・カットされた12。キャッチーなメロディーとアレンジが面白い13。リフが印象的な14。洒落たアレンジがAORな15も名曲です。

16~19が4thアルバム『WHIRLWIND』に収録されていたナンバーです。最もロック色の強いアルバムかも知れませんが、メロディーは相変らずキャッチーで聴きやすいです。タイトルとは裏腹にハードなギター・ワークが印象深い16。エッジの効いたギター・サウンドの17。ロックン・ナンバー18。穏やかなナンバー19。01~15とは違ってハードなサウンドが、このアルバムの特徴でしょう。

ソング・ライター、アレンジャー、ミュージシャン、シンガー、プロデューサーというまさにマルチな才能を持ったアンドリュー・ゴールドですが、この人の本質は表舞台よりも裏方の仕事でよりその才能を発揮するタイプなのかなとふと思ってしまいます。このベスト盤に収録されている曲は粒揃いでアーティストとして十分魅力的ですが、私はカヴァー曲のアレンジの手法などのアレンジャーとかプロデューサーとしての彼のセンスが好きですね。アンドリュー・ゴールドの入門編として最適なベスト盤としてお薦めの1枚です。
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by kaz-shin | 2007-10-17 00:25 | ベスト盤 | Trackback | Comments(2) | |
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Commented by at 2007-10-17 20:58 x
お久しぶりです。
A.Goldは2ndアルバムしか聴いたことがないので、何はともあれ08に行き着いてしまいます。(笑)
いわゆる〝変拍子〟...とでも言うのでしょうか、初めてこの曲を耳にしたときの驚きは今でも忘れません。
そうかと思うと、メロディーも覚えやすいときたもんで、すごく不思議な曲ですよね。
他にも聴きやすそうな曲も多そうなので、是非探して聴いてみたいですね。
Commented by kaz-shin at 2007-10-18 00:08
夢さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
お久しぶりです。
アンドリュー・ゴールドって、活躍の割に取り上げられることの少ないアーティストですね。
私も08が出会いの曲だったので、思い入れが強いです。
このベスト盤は選曲も良いですし、ボリュームもありますから結構聴き応えがあります。
機会があったら聴いてみて下さい。
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