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BARRY MANILOW_SINGIN' WITH THE BIG BANDS ◇ 2007年 10月 28日
BARRY MANILOW_SINGIN\' WITH THE BIG BANDS_e0081370_9582950.jpg 

何故かJAZZというと秋~冬というイメージが、どういう訳か私にはあります(笑)
ですからこの時期になるとJAZZっぽいサウンドが聴きたくなってきます。そこで今回選んだアルバムがバリー・マニロウが1994年にリリースした、ビッグ・バンドと組んでまさにビッグ・バンド黄金時代の雰囲気を堪能させてくれるアルバム『SINGIN' WITH THE BIG BANDS』です。

バリー・マニロウは、「哀しみのマンディ」、「歌の贈りもの」、「想い出の中に」、「コパカバーナ」、「涙色の微笑み」等のヒット曲で知られるシンガー、ソングライター、プロデューサーですね。
1973年のデビュー以来、精力的に活躍しているバリーが昔から好きで聴いていたというJAZZ、しかもビッグ・バンド黄金期のヒット曲で今もなおスタンダードとして広く親しまれている名曲を、ヒットさせたそれぞれのバンドと共演、歌っているのが本作です。
共演しているビッグ・バンドは以下の通りです。
①THE GLENN MILLER ORCHESTRA (グレン・ミラー楽団)
②THE HARRY JAMES ORCHESTRA (ハリー・ジェームス楽団)
③THE TOMMY DORSEY ORCHESTRA (トミー・ドーシー楽団)
④THE JIMMY DORSEY ORCHESTRA (ジミー・ドーシー楽団)
⑤THE DUKE ELLINGTON ORCHESTRA (デューク・エリントン楽団)
⑥LES BROWN AND HIS BAND OF RENOWN (レス・ブラウン・バンド)
⑦THE BENNY GOODMAN ORCHESTRA (ベニー・グッドマン楽団)
しかし、ご存知の通りグレン・ミラー、ハリー・ジェームス、トミー・ドーシー、ジミー・ドーシー、デューク・エリントン、ベニー・グッドマンというバンド・リーダーは既に他界していますが、楽団としては現在も残っているので共演が可能だったという訳ですね。

『BARRY MANILOW / SINGIN' WITH THE BIG BANDS』
01. Singin' With The Big Band
02. Sentimental Journey
03. And The Angels Sing (天使は歌う)
04. Green Eyes
05. I Should Care
06. Don't Get Around Much Anymore
07. I Can't Get Started (言い出しかねて)
08. Chattanooga Choo Choo
09. Moonlight Serenade
10. On The Sunny Side Of The Street (表通りで)
11. All Or Nothing At All
12. I'll Never Smile Again
13. I'm Gettin' Sentimental Over You (センチになって)
14. Don't Sit Under The Apple Tree (二人の木陰)
15. (I'll Be With You) In Apple Blossom Time
16. Where Does The Time Go?

バリー・マニロウのオリジナル曲01。スウィンギーで楽しい雰囲気を持った曲で、アルバム・タイトル曲です。

数え切れない位のカヴァーが存在する名曲02。1944年に作られたナンバーで、当時の専属歌手ドリス・デイをフィーチャーしたレス・ブラウン楽団の大ヒット曲です。バリーは本家とも言える⑥との共演です。

1930年代に作られた古いナンバーで、ベニー・グッドマン楽団のヒット曲03。もちろん⑦との共演です。

1929年に作られ、1941年にジミー・ドーシー楽団のレコードがヒットしたという04。④との共演で、デュエット相手はローズマリー・クルーニー。

数多くレコーディングされた1945年の作品05。

デューク・エリントンの作曲による1940年の作品06。バリーとの共演はもちろん、デュークの長男マーさーが率いる⑤ですね。

1938年にトランペット奏者バニー・ベリガンが自身の楽団のレコーディングでヒットさせた07。

1941年の映画「銀嶺セレナーデ」の主題歌で、グレン・ミラー楽団のレコードが大ヒットした08。ここではもちろん①との共演を果たしています。日本では細野 晴臣がカヴァーしたことでも有名ですね。

名曲中の名曲09。グレン・ミラー楽団のテーマ曲とも言えるナンバーですね。1939年の作品です。

1945年のトミー・ドーシー楽団のヒット曲10。③との共演です。

1939年に当時の専属歌手だったフランク・シナトラをフィーチャーしたハリー・ジェームス楽団のヒット曲11。②との共演です。

フランク・シナトラとパイド・パイパーズをフィーチャーしたトミー・ドーシー楽団のミリオン・ヒット・ナンバー12。③との共演です。

1936年にトミー・ドーシー楽団のレコードがヒット、以降ドミー・ドーシーのテーマ曲になっていたという13。

1942年にグレン・ミラー楽団のレコードがヒットして有名になった14。①との共演で、デブラ・バードのヴォーカルもフィーチャーされている明るい曲です。

1920年に作られ、1941年にアンドリュース・シスターズのレコードがヒットしたという15。

最後の16はバリー・マニロウのオリジナル・ナンバー。

収録曲が1940年代あるいはそれ以前の曲が中心なので、いくら50歳間近な私とて知らなかった曲も当然ながら多いです。しかし、タイトルでは分からなくても聴いた事があるという曲も多いのも事実です。この手のアルバムっていうのは、眉間に皺を寄せて聴くのも良いのでしょうが、やはり秋の夜長に読書やお酒のお供にBGM的に聴くのがピッタリかも知れません。
今月24日に、70年代ポップスの名曲の数々を歌った新作『ザ・グレイテスト・ソングス・オブ・ザ・セヴンティーズ』をリリースしたばかりのバリー・マニロウ。
丁度タイムリーなネタだということで今回取り上げてみました(笑)
by kaz-shin | 2007-10-28 14:33 | 洋楽系 | Comments(2) | |
Commented by Musicman at 2007-10-28 16:02 x
懐かしいアルバムですねー!!
先日リリースされた『The Greatest Songs Of The 70's』と『60's』も、ジャズではありませんがかなりオススメですよー!
早く80'sが聴きたいですね。
Commented by kaz-shin at 2007-10-28 22:21
Musicmanさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
流石に早いですね~、もう『70's』も『60's』も聴かれましたか!
私も気になっているものの、最近の再発ラッシュに備えて出費を抑えて
いるのでまだ聴いてません。
でも聴いてみたいです。特に年齢的には『70's』が・・・(笑)
まだまだ良い音楽を提供し続けて欲しいアーティストですね。
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