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NOBU-ZANS_MADE BY WOOD Ⅱ- Unplugged Peaceful Winter ◇ 2007年 12月 08日
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今回紹介するアルバムは、斉藤 ノブ(per)を中心に村上 秀一(ds)、島村 英二(ds)、青木 智仁(b)、松原 正樹(g)、小林 信吾(key)、重実 徹(key)によるアコースティック・ユニット、NOBU-ZANSが1993年10月にリリースされたアルバム『MADE BY WOOD Ⅱ- Unplugged Peaceful Winter』です。去年の12月に、同じNOBU-ZANSによるクリスマス・アルバム『MADE BY WOODⅠ- Unplugged X'mas Light』を紹介しました。その時はまだ『Ⅰ』のクリスマス・アルバムしか所有していなかったのですが、BOOK OFFで『Ⅱ』が安く売られており、この際2枚揃えたいなと思い購入したものです。

冬をテーマに映画音楽や洋楽、J-POPの名曲をアコースティックなサウンドでカヴァーしているのですが、どちらかと言えば冬のイメージの曲を集めたという感じですね。アコースティックなサウンドが思わず首をすくめるような寒さの中、ほんわかと暖めてくれるようで心地良いアルバムになっています。
メンバー以外にも、大村 憲司(g)、吉川 忠英(g)、八木 のぶお(harmonica)、小林 正弘(tp)、菅野 よう子(accordion)が参加しています。

『NOBU-ZANS / MADE BY WOOD Ⅱ- Unplugged Peaceful Winter』
01. ゴッドファーザー 愛のテーマ
02. WONDERFUL TONIGHT
03. TIME AFTER TIME
04. A SONG FOR YOU
05. SOMEWHERE
06. アンチェインド・メロディー
07. サラ・スマイル
08. WINTER WONDERLAND
09. 落葉のコンチェルト
10. 木枯しに抱かれて

木枯しのような風のSEと共に始まる01。お馴染みのスクリーン・ミュージックですね。ピアノとアコースティック・ギターのみというシンプルな演奏なんですが、冬の寒さを上手く表現しているなと思えるナンバーです。

エリック・クラプトンの名曲02。8分の6拍子というのは、不思議と心地良い拍子ですね。八木 のぶおのブルージーなハーミニカと、大村 憲司のやはりブルージーなアコースティック・ギターがフィーチャーされています。

シンディ・ローパーの名曲03。吉川 忠英のあざやかなアルペジオ奏法と菅野 よう子のアコーディオンの音色が美しいナンバーです。青木 智仁のアコースティック・ベースと斎藤 ノブのパーカッションでリズムを支えるドラムレスなナンバーです。

カーペンターズを始めとして数多くのカヴァーが存在するレオン・ラッセルの名曲04。JAZZYな青木 智仁のアレンジが光る1曲です。青木 智仁のベース、松原 正樹のギター、小林 信吾のピアノが順にメロディーを奏でていきます。特に松原 正樹のギター・ソロは素晴らしいですね。

映画「ウエストサイド物語」で使われいた名曲05。大村 憲司のギターがフィーチャーされています。ローズとピアノを上手く使って、優しく柔らかなサウンドに仕上がっています。

ライチャス・ブラザーズの名曲06。しかし、どちらかと言うと映画「ゴースト ~ニューヨークの幻~」で使われたイメージの強さから選曲されたのではないでしょうか。再び八木 のぶおのハーモニカがフィーチャーされています。

ホール&オーツの名曲07は、FUSIONシーンでも数多くカヴァーされている曲ですね。マイク・マイニエリの『LOVE PLAY』での演奏も名演のひとつでしょう。オルガンとピアノが主役と言えるナンバーですね。吉川 忠英がギターで参加しています。

楽しげな演奏の08は、この時期には欠かせないクリスマス・ソングですね。小林 正弘のトランペットがフィーチャーされています。JAZZYなアレンジが素晴らしく、小林 信吾のピアノ・ソロから大村 憲司のギター・ソロ、そして青木 智仁のベース・ソロ、村上 秀一のドラム・ソロの繋がりは鳥肌ものです。

アルバート・ハモンドの名曲09。松原 正樹の奏でるギターの音色が美しいのが印象的です。控え目なアコーディオンの音色も晩秋から冬を連想させてくれます。

唯一のJ-POPナンバー10。小泉 今日子の名曲です。オリジナルよりもゆったりとしたテンポにして、小林 信吾のピアノ1本の演奏が、より一層冬の寒さを感じさせます。素晴らしいピアノ演奏を堪能出来ます。大ヒット韓流ドラマ「冬のソナタ」のサウンド・トラックに収録されていても違和感を感じない、そんな雰囲気に仕上がっています(笑)

プロデューサーである斎藤 ノブは、おそらくこのアルバムは腕利きミュージシャンの素晴らしい演奏に注目して欲しいという思いで作っていないだろうと思います。単純に、いろんな場面でBGMとして聴いて欲しかったのではないでしょうか。地味な印象さえ与えかねないシンプルな演奏なんですが、どの曲も"冬"を見事に表現されているように思います。
真夜中に暖房の聴いた部屋の中で、ヴォリュームを絞った小さめな音でBGMで流す、そんな聴き方がお似合いのアルバムかも知れません。
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by kaz-shin | 2007-12-08 12:43 | FUSION系 | Trackback | Comments(2) | |
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Commented by milkybar at 2007-12-09 00:40 x
このシリーズ(赤ザンス&青ザンス)は私も持ってます。
このアルバムが発売された93年頃は“アンプラグド”ブームでしたよね。
MTVアンプラグドなんてのも出来てたりして。
この青ザンスでは「木枯しに抱かれて」が好きです。途中、ジョージ・ウィンストンみたいになるところが特に気に入ってます。
Commented by kaz-shin at 2007-12-09 01:52
milkybarさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
確かに"アンプラグド"のブームが背景にあった頃の作品ですね。
でもアレンジ、演奏がシンプルな分今でも楽しめるような気がします。

>途中、ジョージ・ウィンストンみたいになるところが特に気に入ってます。
凄くよくわかりますよ。確かにその通りですね。この曲のピアノは小林信吾さんだと思いますが、
素晴らしいピアノで私も大好きな1曲です。
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