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GRUNION_Voice ◇ 2008年 01月 07日
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今回紹介するのは、私の敬愛する作曲家・林 哲司、チープ広石、吉田 朋代の3人によるユニット"グルニオン"が2005年にリリースした2ndミニ・アルバム『Voice』です。
そもそも70年代にアーティストとしてデビューした林 哲司ですが、アーティストとしてよりも作曲家として先に花が咲いてしまった感があり、80年代から90年代にかけては作曲家としての仕事に専念していました。そんな林 哲司が再びアーティスト活動を始動しようと結成されたユニットがグルニオンでした。2001年に1stミニ・アルバム『I.D』をリリースしています。

2001年当時、グルニオンが始動したという情報は知ってはいたんですが、林 哲司のソロではないということで興味が湧きませんでした。最近になって聴いてみたいと思い始め、BOOK OFF等の中古店で1stアルバムを探していたんですが、先日この2ndを運良く見つけることが出来たので購入しました。引き続き1stの方も探したいとは思っています。

アルバムのプロデュースと曲のアレンジは"htcp://"という名義になっていますが、林 哲司とチープ広石のイニシャルを捩ったものですね。作品に関しても、林 哲司、チープ広石、吉田 朋代の3人がそれぞれ作詞、作曲に関わっているのが特徴で、特に林 哲司の色が濃いという訳でもありません。

『GRUNION / Voice』
01. Sparkle
02. Shining Star
03. 結局、愛でしょ
04. ta. da. i. ma (Cause I love you so much)
05. Bad Time, Good Time
06. Bridge

吉田 朋代の作詞・作曲による01。いきなりのFUNKYなナンバーに驚かされました。全曲林 哲司、チープ広石の二人によるプログラムによる打ち込みのサウンドですが、最近はサンプリングの技術も発達しているので、チープな感じはしませんね。かなり黒っぽいファンク・ナンバーに仕上がっています。

作詞:吉田 朋代、作曲:林 哲司、チープ広石による02は、グルーヴィーなミディアム・ナンバーです。サビのメロディーに林 哲司らしさを感じるナンバーです。今までの林 哲司のアレンジ曲には無かったタイプの曲が多いのもグルニオンの特徴であり、チープ広石のサウンド面での貢献が大きいと言えるでしょうね。

作詞:吉田 朋代、作曲:チープ広石、林 哲司による03。タイトルからしてシングル向きといった感じがしますね。メインのヴォーカルはチープ広石と吉田 朋代の二人で、グルーヴィーなサウンドですがメロディーは極めてポップな感じの1曲です。

作詞:吉田 朋代、林 哲司、作曲:林 哲司による04。林 哲司のメロディー・センスが光るメロウなナンバーです。メイン・ヴォーカルは林 哲司ですが、吉田 朋代やチープ広石のコーラスとの相性もバッチリで良い感じです。やっと林 哲司らしい曲に出会えたという感じです。

作詞:吉田 朋代、作曲:チープ広石、林 哲司によるFUNKYなナンバー05。吉田 朋代と角松 敏生とのコラボを彷彿させるようなナンバーですね。メロディー的には1番キャッチーと言えると思いますし、吉田 朋代の力強いヴォーカルが印象的です。かなりお気に入りのナンバーです。

作詞:吉田 朋代、作曲:チープ広石による8分の6拍子のゴスペルっぽいナンバー06。世の中を憂うようなメッセージ性の高い歌詞に合わせて、おそらくゴスペル調の曲に仕上げたんだろうと思います。

林 哲司フリークの私としては、いかにも林 哲司らしい楽曲が少なかったのが物足りないですが、グルーヴ感を前面に押し出したサウンドはなかなか聴き応えがあります。そういう意味ではユニットで正解だったかも知れません。今までに無かった林 哲司のアーティストとしての一面を感じることが出来ました。
私の個人的な希望としては、グルニオンの活動と並行してソロ・アルバムを作ってもらいたいですね。しかも林 哲司らしいコテコテのポップなナンバーが揃ったアルバムを・・・。
今のJ-POPシーンでは、林 哲司のような作曲家が活躍する場が以前に比べて減ってきているので、そこを利用してソロ活動に力を入れてもらえれば嬉しい限りです。
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by kaz-shin | 2008-01-07 00:11 | CITY POP / J-AOR系 | Trackback | Comments(0) | |
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