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Midnight Cruising ◇ 2008年 01月 09日
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私にとっては、もはやライフワークと言っても大袈裟では無いBOOK OFFでの中古CD探索ですが、今更ながらBOOK OFFという所は面白いですね。同じアーティストの同じアルバムでも、店によって値段が違っていたりするんですよね。もちろん状態によって多少の値段の上下があるのは理解できるのですが、値段が高い方が綺麗だとも言い切れませんし、250円でも新品同様のものもあります。一体どういう査定システムになっているのか不思議です(笑)

そんな摩訶不思議なBOOK OFFの安棚コーナーで、250円でいかに面白い(良い)CDを見つけるのが私の趣味でもあるのですが、探索中に結構注意深く見ているのが非売品のCDです。
何故かBOOK OFFの場合、非売品のCDの値段設定が低いのです。以前、FM曲"J-WAVE"の番組で作られたと思われるCD(過去記事はコチラ)を見つけんですが、これが結構レアもので、杉 真理・村田 和人・嶋田 陽一によるユニット"Aloha Brothers"の音楽が収録されていました。もちろん正式にリリースされていないユニットでしたから嬉しさは一際でしたね。それ以来、非買品CDを結構注意深く探しています。

今回紹介するアルバムもそんな1枚で、もちろん非買品で250円で購入したものです。どういう経緯で制作されたかは不明ですが、CBS/Sonyが1990年に制作したらしいJ-FUSIONのコンピレーション・アルバム『Midnight Cruising』です。収録されているのは、渡辺 貞夫、マリーン、SQUARE、笠井 紀美子、日野 皓正、PLAYERS、NANIWA EXPRESS、村松 健の8組のアーティストです。味も素っ気も無いジャケットだったりしますが、結構選曲が良いので夜のドライブのお供には重宝しています。

『Midnight Cruising』
01. MY DEAR LIFE / 渡辺 貞夫
02. ROUTE 66 / マリーン
03. ハワイへ行きたい / THE SQUARE
04. LULIBY OF L.A. / 笠井 紀美子
05. NEW YORK TIMES / 日野 皓正
06. YELLOW PAPER BAG / THE PLAYERS
07. INSIDE OF YOU / NANIWA EXPRESS
08. 水平線の見える部屋 / 村松 健

世界的なJAZZ PLAYERであるナベサダの名曲01。ライブ・バージョンなので、おそらく1980年リリースのライブ・アルバム『HOW'S EVERYTHING』からの選曲でしょう。一聴した判るリチャード・ティーのローズとスティーヴ・ガッドのドラミング、デイヴ・グルーシンが指揮する美しいストリングスが印象的な1曲です。

マリーンが1985年にリリースしたスタンダード集『SOFTLY, AS IN A MORNING SUNRISE』に収録されていた02。フランク・フォスター・ビッグ・バンドとの共演による軽快なスイング・ジャズを聴かせてくれます。抑え気味なマリーンのヴォーカルが良い味になっていますね。

THE SQUARE時代のアルバム『脚線美の誘惑』(1982年リリース)の冒頭を飾った03。メンバーが安藤まさひろ、伊東たけし、和泉宏隆、田中豊雪、長谷部 徹の頃の作品でした。タイトルに出てくるハワイらしさを全く感じませんが、軽快なスクェアらしいFUSIONナンバーです。

笠井 紀美子の1984年のアルバム『NEW PASTEL』に収録されていた04。笹路 正徳のアレンジによるメロウなサウンドと笠井 紀美子のソフトな歌声が心地良いナンバーで、夜のドライブのお供にはピッタリな1曲でしょう。

日野 皓正の1983年のアルバム『NEW YORK TIMES』のタイトル・ナンバーだった05。今は亡きケニー・カークランド(key)も参加していたFUNKYかつPOPなナンバーです。

THE PLAYERSの1984年のアルバム『UP TO YOU』に収録されていた06。渡嘉敷 祐一と岡沢 章のリズムによるサウンドは何時聴いても格好良いですね。岡沢 章のヴォーカルも聴けるナンバーです。

NANIWA EXPRESSの1984年のアルバム『MODERN BEAT』に収録されていた07。やはりPLAYERS同様、東原 力哉と清水 興の強力なリズム隊が強く印象に残る軽快なドライビングFUSIONナンバー。

ラストの08は、村松 健の1985年リリースの『緑の想い』に収録されていたナンバーです。軽快なサウンドに美しいピアノの旋律が心地良いナンバーですが、個人的にはあまり夜のイメージがありません。夏の昼下がりといった印象があるので、このコンピの趣旨とは違う感じもしますが良い曲なのは確かです(笑)

普段コンピレーション・アルバムをあまり購入しないという人でも、250円という値段なら車で聴く為だけに購入しても良い値段だとは思いませんか?
非売品と言っても、おそらく販促用、プロモーション用という宣伝目的で作られているのは明白ですから、選曲も悪くはありません。普段あまり馴染みの無いジャンルの音楽に接するという意味で、非売品のアルバムはある意味うってつけかも知れませんね。
BOOK OFFでは大抵この手のアルバムは、オムニバスやワールド・ミュージック、その他という括りで分類されているケースが多いので、興味のある方はじっくり探してみて下さい。意外と良い掘り出し物に出会えるかも知れませんよ(笑)
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by kaz-shin | 2008-01-09 00:10 | 250 - BOOK OFF | Trackback | Comments(8) | |
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Commented by WESING at 2008-01-09 23:13 x
'90年頃までに「○○フュージョン」などのタイトルのコンピCDがSONYからたくさん発売されてました。このタイトルに合わせると「サマー・クルージング」というアルバムもあったんじゃないかな。
でも、これは市販品と同じものが非売品になっているんじゃなさそうですね。そういうタイトルの市販品は12曲くらいは入っていましたから。
Commented by kaz-shin at 2008-01-09 23:59
WESINGさん、コメントありがとうございます。
どうもサンプル盤とも違うようですし、無料配布目的でコンパイルされたものだと思います。
ジャケット等にもお金かけてませんしね(笑)
こういうものも買い取って250円とは言え、売ってしまうBOOK OFFは凄いですよね。
買う側にとってはありがたい話なんですが・・・。
Commented by ayuki at 2008-01-10 00:01 x
お邪魔いたします。
気軽に聴くにはなかなか良い選曲の作品ですね。
ところで、私もBOOKOFFによく行きますが、とにかく私の行くところはジャンルがめちゃくちゃで探すのが大変です。パット・メセニーさんが洋楽にネームプレート付きで並んでいたりします。
古本なんかは冊数が増えたり、時間が経つと105円コーナーへ移動することがあるようですが、CDの場合は仰る通りによく解りませんね。
Commented by kaz-shin at 2008-01-10 00:12
ayukiさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
ayukiさんの仰るように、BOOK OFFの大抵のお店は仕分けがめちゃくちゃですね。
読み方の分からないアーティストを適当な所に入れてる感じがします(笑)
私の場合、安棚を探す時は端から端まで丹念に見るようにしています。
大抵1時間位かかってしまいますが・・・。
クラシックのジャンルのところに掘り出し物が紛れ込んだりしてますから
侮れないんですよね、BOOK OFFは。
Commented by Sken at 2008-01-11 18:00 x
いいのを見つけましたね。
実は昨年11月に『緑の想い』のエントリーを書いていたのですが
まだアップしてなかったことを思い出しました。
近いうちにアップするかも知れません。
Commented by hisa at 2008-01-11 23:05 x
book off で娘がアルバイトをしていたので聞いたのですが、基本的にプレミアム的な価値を考慮した価格設定しません。(最近は多少あるようですが)買い取りも新しいモノが高いという設定です。価格の落とし方も単純に店頭に出してからの時間です。何ヶ月たったらいくらに落とすという単純なルールです。だからマニアにとってのレアものが安かったり、同じ作品でも店によって値段が違ったりするのです。単純化して安く使えるアルバイトでも買い取りや店頭での商品の操作ができるようにして数をこなして利益を上げる経営です。だから、えっこんなものがというのが寂しく250円で売られたりするようです。こういうのをみつけたときは、ラッキーというのと、これはないよな、という複雑な心境になります。
Commented by kaz-shin at 2008-01-12 01:24
Skenさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
村松さんの『緑の想い』は良いアルバムですよね。
記事を楽しみにしていますね。
Commented by kaz-shin at 2008-01-12 01:30
hisaさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
意外に単純なシステムなんですね。でも考えてみれば、あれだけのCDを
適正な価格を設定しようと思ったら膨大なデータ・ベースが必要ですからね。
確かに探していたCDを安い価格で見つけた時の喜びは大きいものの、思い入れのある
アルバムが250円で売られているのをみると寂しいですよね。
でも私の音楽ライフを豊かにしてくれているBOOK OFFには、ある意味感謝しなければなりませんね。
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