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川島 みき_WILL ◇ 2008年 02月 09日
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今回紹介するのは、今まで聴いたことが無かったアーティストなんですが、BOOK OFFで250円という低価格で売られていたんで聴いてみようと思ったアルバムです。そのアルバムとは、1988年の川島 みきの2ndアルバム『WILL』です。
川島 みきのことをご存知の方も中にはいらっしゃると思いますが、1986年にデビュー、1987年にはクラリオン・ガールに選ばれているようです。私は全く知らなかったんですが、歌の上手さには定評があったようです。ただ、お世辞にも売れているという印象はありません。その後、"川嶋 みき"に改名、また1991年には現在の"川島 だりあ"と改名しています。
1993年には"FEEL SO BAD"にヴォーカリストとして参加しています。現在はビーイングに所属し、ビーイング系のアーティストを中心に楽曲提供をしているようです。

アルバム『WILL』はガールズ・ポップという範疇に入ると思いますが、なかなか歌もしっかりしていますし、後半とは言え、80年代の勢いのあるPOPなアルバムです。
作曲陣も豪華で、都志見 隆、NOBODY、林 哲司、MAYUMI、野田 晴念、河内 淳一という顔触れに加え、川島 みきも1曲書いています。アレンジは新川 博、中村 哲、志熊 研三の3人。ミュージシャン達も豪華で、島村 英二(ds)、長谷部 徹(ds)、江口 信夫(ds)、宮崎 全弘(ds)、岡沢 茂(b)、富倉 安生(b)、高水 健司(b)、松原 正樹(g)、佐橋 佳幸(g)、土方 隆行(g)、角田 順(g)、北島 健二(g)、新川 博(key)、中村 哲(key、sax)、山田 秀俊(key)、木戸 泰弘(cho)、比山 貴咏史(cho)、広谷 順子(cho)、EVE(cho)等が参加しています。

『川島 みき / WILL』
01. Real Time
02. 夜明け、ハイウェイにて
03. Morning Side
04. My Tragedy
05. 土曜日だったから
06. 1ブロック先の悲しみ
07. Lonely Eyes
08. Good Morning Love
09. さよならの町へ舞い降りて
10. シンデレラたちの憂鬱 (Remix Version)

フェード・インしてくるEVEのコーラスが印象的な01。都志見 隆らしいキャッチーでポップなメロディーの1曲です。典型的なガールズ・ポップという趣きですが、新川 博のタイトなリズムを活かしたアレンジによって軟弱さを感じさせません。松原 正樹のギター・ソロが素晴らしいですね。

NOBODYの作曲による渋いCITY POPなナンバー02。中村 哲のアレンジも長谷部 徹のドラムをフィーチャーしてタイトなリズムが何とも格好良く仕上がっています。比山 貴咏史のコーラス・アレンジも秀逸で、かなり仕上がりの良い曲だと思います。

シングル・カットされた03。都志見 隆の作曲でキャッチーなメロディーは確かにシングル向きかも知れませんが、ありがちな曲でインパクトには欠ける感じがします。アレンジの中村 哲のサックスがフィーチャーされています。

MAYUMIが作曲したナンバー04。ロック色の強いアレンジが印象的な曲です。佐橋 佳幸のハードなギターがフィーチャーされています。EVEならではのコーラスも流石ですね。

林 哲司作曲によるミディアム・ナンバー05。アレンジは、初期の角松 敏生やオメガトライブを手掛けた志熊 研三です。林 哲司ならではのBメロからサビへの流れやキャッチーなメロディー・ラインを持った曲です。土方 隆行の渋いギター・ソロ、木戸 泰弘と比山 貴咏史のコーラス・ワークが印象的です。

川島 みき自身の作曲による06。ビートを効かせたナンバーで、曲を書くことに慣れているといった感じがします。中村 哲のパーカッションをフィーチャーしたロック調のアレンジが光っています。

野田 晴念の作曲による07。軽快でスピード感溢れるポップ・ナンバーです。志熊 研三のアレンジで、角田 順のディストーションの効いたギター、ドライヴ感のあるソロのプレイが聴き所のひとつです。川島のヴォーカルも伸びも良く、声量もあって本当に上手いと思います。

河内 淳一の作曲した08は、タイトル通り爽やかなポップ・ナンバーです。新川 博のアレンジもシンプルで聴きやすい感じになっていますが、北島 健二のギター・ソロだけは北島らしさが全開です。木戸 泰弘のコーラス・アレンジとコーラス・ワークが素晴らしい1曲です。

収録曲唯一のバラード・ナンバー09。都志見 隆の作曲による美しいメロディーを持ったナンバーです。こういうしっとりしたバラード曲では、表現力豊かなヴォーカルを聴かせてくれる川島 みきのヴォーカリストとしての力量は相当なものだと思います。北島 健二の泣きのギター・ソロが耳に残ります。

デビュー・シングル曲のリミックス・ヴァージョン10。都志見 隆が作曲、新川 博のアレンジによる1曲です。キャッチーなポップ・ナンバーで03よりもはるかにシングル曲としては、インパクトの強い曲です。この頃の新川 博は、アイドル系を始め女性アーティストのアレンジを多く手掛けていて、そのどれもが素晴らしいアレンジでした。このアルバムでも本当に良いアレンジをしています。松原 正樹らしいギター・ソロにニヤリとしてしまいます(笑)

このアルバムで初めて川島 みかの歌を聴きましたが、ガールズ・ポップやロック、バラード等曲調に合わせた歌い方(表現力)の出来る上手いヴォーカリストですね。欲を言うならあと1曲位はバラード曲を入れて欲しかったですね。彼女は"川島 みき"名義で3枚のアルバムをリリースしているようなので、残り2枚も機会があればぜひ聴いてみたいと思います。こうなるとBOOK OFFでの欲しい物リストがまたひとつ増えました(笑)
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by kaz-shin | 2008-02-09 00:03 | 250 - BOOK OFF | Trackback | Comments(4) | |
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Commented by hisa at 2008-02-09 18:42 x
川島だりあは川島みきだとは知りませんでした。
川島だりあはZARDなどに曲を書いたりしていたので興味があり、BOOKOFFでみつけた93年の「ビリーヴィン・マイセルフ」をもってます。こちらはかなりビートを強調していいます。歌はうまいですね。川島みき名義も聞いてみたいと思います。
Commented by kaz-shin at 2008-02-10 19:05
hisaさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
恥ずかしい話なんですけど、川島さんの名前は知っていましたが、"みき"さん時代"だりあ"さん時代を
含めてきちんと音楽に触れたのはこのアルバムが初めてでした。
後半とはいえ80年代に制作されていましたし、CBSソニーからのリリースだったので
ハズレは無いだろうと購入した次第です。
予想以上に演奏も歌も良かったですね。やはり音楽は深いです。
もっと勉強せねば・・・(笑)
Commented by macky023 at 2008-02-17 09:31
私の場合、クラリオンガールの頃の川島“みき”さんの方をよく知って
いて、テレビのCMソングなんかで流れていた「シルクのくちびる」は
名曲だったと思います。川島“だりあ”さんも知っていますが、まさか
イコール“みき”さんだったとは…!?
Commented by kaz-shin at 2008-02-17 21:45
mackyさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
私は"みき"さんも"だりあ"さんも殆ど知らなかったのですが、興味を持てば
色々と良い作品に出会えるものですね。
かなり歌は上手いと思いますね。このアルバムでは、バラード曲が少ないのが
物足りないですが、他のアルバムも聴いてみたいなと思わせるアーティストですね。
"みき"時代、"だりあ"時代も含めて、機会があれば色々聴いてみたいなと思います。
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