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村田 和人_HELLO AGAIN ◇ 2008年 04月 14日
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私のお世話になっているエキサイト・ブログのアクセス解析の中に、"検索ワードランキング"があって毎日TOP10が表示されるようになっているのですが、その大半というか90%が女性アーティスト名での検索ワードなんです。そんな中、毎回孤軍奮闘している男性アーティストがいるんです。それが今回紹介する村田 和人。本当に根強い人気を持つアーティストだと思います。ましてやこれから夏に向かっての季節には、彼の音楽が大活躍するという人も多いことでしょう。

今回紹介するアルバムは、通算9枚目となるオリジナル・アルバムで1993年にリリースされた『HELLO AGAIN』です。村田 和人はデビュー・アルバム『また明日』から5thアルバム『Boy's Life』迄の5枚がMoonレーベルから、6thアルバム『GO POP』から8thアルバム『空を泳ぐ日』迄の3枚がEASTWORLDレーベルからリリースされ、この『HELLO AGAIN』から11thアルバム『sweet vibration』までがRouxレーベルからリリースされています。Moonレーベル時代の作品はどれも大好きだったんですが、EASTWORLDレーベルからリリースされた作品は曲自体悪くは無いのですが、チープな打ち込みサウンドと村田 和人のあの爽やかな歌声とが、どうも噛み合っていないような気がして好きになれませんでした。
8thアルバム『空を泳ぐ日』を1990年にリリース後、Rouxレーベルへ移籍し3年の沈黙を破ってリリースされたのが本作です。実はこのアルバムもDrumsパートは全て打ち込みなんですが、決して嫌味もなく安っぽくないサウンドで、往年の村田 和人が帰ってきたという印象が強いアルバムです。

このアルバムに収録されている11曲全ての作曲・編曲とプロデュースは村田 和人自身なんですが、実はこのアルバムの影の立役者とも言えるのがベーシストの山内 薫なんです。山内 薫は器用な人で、ベースはもちろんキーボードも弾きますし、プログラミングやマニピュレーターまでこなします。このアルバムのDrumsパートの打ち込みは、全て山内 薫の手によるものなんです。打ち込みでありながら、あまり違和感を感じさせないもので、そこが村田らしさの復活に繋がったのではないかとも思えます。
師匠でもある山下 達郎がコーラスで2曲、ギターで2曲参加していますし、他にもコーラスで杉山 清貴、河内 淳一、山根 麻衣、障子 久美というアーティストが参加しています。

『村田 和人 / HELLO AGAIN』
01. 君の自由
02. HELLO AGAIN
03. もう一度
04. LET'S BE FRIENDS
05. IMAGINARY LOVER
06. LADY TYPHOON
07. さよならJAMAICA
08. 雨の日は
09. SOUNDS GOOD
10. 起死回生
11. DREAM OF JULIA

最初から村田節が全開の01。何のCMだったか忘れましたが、確かCMとのタイアップしていた曲だという記憶があります。POPでキャッチーなメロディーが印象的で、村田 和人が帰ってきたと感慨無量だった曲です(笑) 山下 達郎がコーラスで参加しています。

"村田=夏"というイメージそのものの02。サビのメロディーがいかにも村田らしくて嬉しくなってしまう1曲です。山本 圭右の軽快なギターと達郎&村田のコーラスが実に気持ち良いです。村田と達郎の声は実によくマッチしていて、達郎が自分のライブの村田を起用していたのも頷けますね。

美しいバラード曲03。コーラスを入れずにボーカルのみで聴かせてくれます。この曲では達郎がギターを弾いているんですが、実に渋いギターでギタリストとしての素晴らしい才能を感じさせてくれます。

一人多重コーラスによる英語詞のアカペラ・ナンバー04。達郎のアカペラとは一味違いますが、これはこれで鳥肌モノの素晴らしい仕上がりです。声質で言えば、達郎よりも村田の方が好きなんで、アカペラも実に爽やかで気持ち良く響きます。大好きな1曲です。

明るく元気一杯のPOPチューン05。軽快なリズム・アレンジが憂鬱な気分さえも吹き飛ばしてくれる、そんな1曲ですね。コーラスで杉山 清貴、河内 淳一が参加しています。

村田の十八番とも言えるウエスト・コースト・サウンド風ナンバー06。山根 麻衣がヴォーカルで参加しています。この曲の聴き所のひとつが、山下 達郎&山本 圭右のギターです。コンビネーションもバッチリで、この曲のアクセントになっていますね。淵野 繁男のサックスが渋いですよ。

タイトル通りジャマイカンなナンバー07。作詞は杉山 清貴で、コーラスにも参加しています。取り立てて目立つ曲では無いのですが、聴いていて心地よいナンバーです。

アコギ、ギター、ベースだけというシンプルな演奏によるバラード曲08。"しっとり"という形容がぴったりなナンバーです。サビのメロディーに村田 和人らしさを感じます。

英語詞によるウエスト・コースト・サウンド風なナンバー09。湿気の無い心地よい風を感じさせてくる曲で、一人多重コーラスを実に上手く使っています。部屋の中で聴いているのが勿体ない気がしてきます(笑)

アルバム中で最もロック色の強いナンバー10。メロディー自体はそれほど良いとは言い難いのですが、障子 久美と村田 和人のコーラス・ワークが面白い曲です。

サンセット・ビーチで聴きたい、そんなミディアム・バラード・ナンバー11。黄金色に輝く夕暮れ時の海と水平線に消えてゆく夕陽、そんな情景が頭に浮かんでくる曲ですね。

真夏に聴く村田 和人も格別ですが、私の場合梅雨時にも大活躍してくれます。村田 和人の歌声は、梅雨特有のじとじとしたあの嫌な湿気をも吹き飛ばしてくれるんですよね。雨が特別嫌いな訳では無いのですが、やはり雨の日が続くと気分も滅入ります。特にウィークデーに雨が続くと、朝会社へ行くのも億劫になりませんか?そんな時には村田 和人を聴きながら出勤するようにしています。聴いているだけで憂鬱な気分を払拭してくれますし、元気をもらえます。これからの季節、大活躍してもらわなければならない、私にとっては大切なアーティストです(笑)
このアルバムも去年の暮れに再発されているので、比較的入手しやすいと思います。興味のある方はぜひ聴いてみて下さい。自信を持ってお薦め出来るアーティストの一人です。
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by kaz-shin | 2008-04-14 22:57 | CITY POP / J-AOR系 | Trackback | Comments(6) | |
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Commented by アベル at 2008-04-15 20:58 x
こんばんは!
村田和人のニューアルバムが4月に発売されたのはご存じですか?
タイトルは「NOW RECORDING」です!武蔵小山にあるペットサウンズというCDショップでの限定発売です!ネットでも購入できますよ!早速買って、今聞いているところです!雰囲気は「また明日」に近いです!
Commented by kaz-shin at 2008-04-16 22:51
アベルさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
『NOW RECORDING』のリリースの事は今月初めに知りました。
実はまだ購入していません。アマチュア時代の曲が中心になっているようですね。
多分買うと思います(笑)

実はアルバムのリリースのニュースを知って、タイミングも良いので記事を書こうと思いついたんですよ。
Commented by Jun at 2008-04-20 22:59 x
Kaz‐Shinさんこんばんは。いつも楽しく拝見させて頂いています。その後 お身体の具合はいかがですか?お身体を大事にされてくださいね!
村田和人さんのこのアルバムは、良いアルバムですよね!どの曲も好きですが、軽快な「君の自由」やアカペラが心地よい「LET’S BE FRIENDS」は大好きです!これから夏に向かって聴くには、ぴったりのアルバムではないかなあと思ってます。
Commented by kaz-shin at 2008-04-21 02:27
Junさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
ご心配頂いてありがとうございます。もう大丈夫です。
EASTWORLD時代のアルバムがどうも村田さんらしさをあまり感じなくて、物足りないという気持ちが悶々としてたんですが、
このアルバムで「あの村田さんが帰ってきた!」という感じがして、本当に嬉しかったです。
そういう意味でも私には思い出深いアルバムになっています。
これからの季節、村田さんの歌声が似合う季節です。
Junさんも村田さんを聴く機会が増えるのではないですか?
Commented by アンクル・トム at 2008-06-25 23:47 x
Kaz-shinさんがブログで紹介しているアーティストで以前から
名前も知っておりバック・コーラス等で歌声は聴いた事があってもそのアーティストの作品は全く知らない人が数人います。
その中の一人が村田さんでした。(笑)。
試しに『Hello Again』を安く手に入れられたので聴いてみたら
いいですね 凄く!もっと早くに聴いて買っておくべきでした
Moonレーベルの物は5枚の内 2枚はなんとか入手できましたが
残り3枚が悲しいかな売っていませんでした(涙)。
これから中古店でのんびり探す事にします。




Commented by kaz-shin at 2008-06-26 01:22
アンクル・トムさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
そうですか!村田さんを気に入って頂けましたか!嬉しいです。
ムーン時代の中古CDはなかなか見つからないかも知れませんが、ぜひともムーン時代の5枚は聴いて下さいね。
私の場合、村田さんの声を聴かない夏はありません(笑)
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