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135_135 ◇ 2008年 06月 22日
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今回紹介するのは、梶原 茂人、高木 茂治、本田 義博の3人組のユニット、135の1987年の1stアルバム『135』です。
135に関しては、名前は目にしていたものの大した興味も湧かず今まで聴かずにきていたんですが、当時センスの良いアーティスト、アルバムを抱えていたairレーベルからリリースされたアルバムですし、唯一彼等の曲で知っていた曲「我愛你(ウォー・アイ・ニー)」が収録されていたことや、BOOK OFFで250円で売られていたので購入してみました。

135は"いち・さん・ご"と読み、その名前の由来は、日本の標準子午線、東経135度を意味するらしいです。彼等の音楽は、幅広いジャンルの音楽を上手く取り入れた耳に馴染みやすいPOPな曲が中心となっています。年代的にリズムは打ち込み中心ですが、生の演奏も組み込んでいて今の時代に聴いても然程違和感を感じませんね。一部の曲を除けば、ほぼ全曲の曲が135名義で書かれたもので、アレンジは林 有三&135名義のものが多くなっています。

『135 / 135』
01. 我愛你 (ウォー・アイ・ニー)
02. 夢勘定はひとり事
03. silent days
04. トキオの顔
05. 0%麗人 (レイパーレイジン)
06. Just a Memory
07. ナスカの風 ~ 自由な蟻
08. ジャイプルの象
09. 湾岸Night

タイトル通り、オリエンタルなムードが漂う01。サビのメロディーが強く印象に残る曲です。ですから昔ラジオなどで聴いていたのをずっと覚えていたんでしょうね。曲毎のクレジットが無いのですが、おそらくベースを弾いているのは故・青木 智仁でしょう。

摩訶不思議なタイトルの02。曲自体はCITY POP風なリズム・アレンジが洒落ているポップ・ナンバーです。メロディーの端々にオリエンタルな香りがするのが、135のひとつの特徴なのかも知れません。

矢島 賢のアレンジによる幻想的なバラード曲03。メロディーは奇をてらったものではなく、あくまでもキャッチーなのがとても聴きやすくて良いですね。ヴォーカルも癖が無くてすんなり耳に溶け込んできます。ギター・ソロはおそらく矢島 賢自身だと思います。

異国情緒漂うミディアム・ナンバー04。メロディーやアレンジにフォルクローレの匂いがする曲です。打ち込み中心ですが、よく練られているアレンジだと思います。

135のデビュー・シングル曲05。元SASの大森 隆志が作曲、矢島 賢のアレンジ曲です。シングル曲だけあってキャッチーなメロディーを持ったPOPナンバーです。ただ、何故かサビ部が大阪弁なんですが・・・(笑)

アコースティックな弦楽器をフィーチャーした、しっとり聴かせるバラード・ナンバー06。美しいメロディーが印象的です。

インスト曲(ナスカの風)とメドレー形式になっている07。インスト・ナンバーは、イメージ的にはクスコに似た雰囲気です。続く「自由な蟻」はカヴァー曲のようですが、不思議な魅力を持ってます。

インスト・ナンバー08。打ち込みとシンセを巧みに使った重厚なサウンドが特徴ですね。林 有三ならではのアレンジと言えるかも知れません。

アルバム中で最もスリリングでFUNKYなCITY POP系ナンバーです。いかにも青木 智仁(おそらくですが・・・)らしいスラップ・ベースが光っています。私個人的には1番好きなナンバーで、こういう路線をもっと増やしてくれたら最高ですね。林 有三がアレンジに関わっているだけに、CITY POP色全開だった頃の角松 敏生のサウンドによく似ています。

調べてみると135は現在、メンバー2名が脱退して梶原 茂人の一人だけになったようですが、特に135が消滅したということは無いようです。確かにメロディーやアレンジのセンスには光るものを感じますし、ワールド・ワイドな音楽的な広がりを感じる面白いユニットですね。
私はこのアルバムが135初体験だったのですが、もっと聴いてみたくなりました。特に09のような曲が、2ndアルバム以降で増えていたのなら尚更聴いてみたい気がします(笑)
最近、忙しくてBOOK OFF探索も出来ませんでしたが、また復活した際には135の他のアルバムも探してみようと思います。もし、お薦めのアルバムとかありましたら、紹介して頂けたら嬉しいです。
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by kaz-shin | 2008-06-22 14:21 | 250 - BOOK OFF | Trackback | Comments(7) | |
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Commented by kotaro at 2008-06-24 04:12 x
連投すいません。
135の登場期はエスニックという言葉がやっと独り歩き
するようになった頃で、アジアンミュージックを先の久保田真琴らが
手がけて芽が出た頃です。
ディック・リーがユーミンと一緒に仕事をしたり、、、

当時ヤポネシアンミュージックという言い方もありました。
1249がシングルA/Bに入ってると思います。
大阪でライブを聴きにいきました。
少し早かったのかも知れませんが、今でもコンセプトは高く
評価しています。
Commented by WESING at 2008-06-24 22:53 x
どういう理由で聞こうと思ったのか覚えてないけど、アルバムは買っても聞いてもいないけど、当時のライブを数本聞いています。
番組中で、バンド名は日本、アジアから世界へ発信する、ということで135と名付けたと話してました。3人とも大阪(関西?)出身だそうです。
当時のアドリブ誌のディスク・ガイドにはこの少し前にウエストロードと言うバンドがあって、それが改名したと書かれています。
ウエストロードと言えば原由子さんのバックをやっていたバンド(?)を思い浮かべるけど、それとは関係なさそうですね。
それから、135 (vo,play)/大森隆志 (g) と、書かれています。
その後に空白があるから、他には参加していないかもしれません。

僕が聞いたライブではメンバーがいろんな楽器を担当していたし、林有三さんと中島オバヲさんがサポートしてました。


ヤポネシアン・ミュージックという言い方があったんですね。
それは知らないけど、'84年に向井滋春さんが「ヤポネシア」というアルバムをリリースしています。
Commented by kotaro at 2008-06-25 12:00 x
135のライブは多分バナナホールだと思いますが、正確な記憶がありません。
ヤポネシアの言い方についても135の紹介記事だったか、曖昧です。
マーパというグループもあり、もうちょっとワールドミュージックのテイストがありました。

それからトロンボーンの向井滋春さん、好んで良く聴きました。
ちょっとしたスターだったのではないでしょうか。
コロンビアのベターデイズレーベル、渡辺香津美と2枚看板の時代も。
so&soというアストラッド・ジルベルトと共演したアルバムが聴きやすいですね。
全般的にいろんな取り組みに挑戦して、NHKのsession80~というFMライブを聴く度に驚かされた記憶があります。
Commented by kaz-shin at 2008-06-26 01:00
kotaroさん、コメントありがとうございます。
何故か「我愛你」は知っていたんですが、アルバムを聴いたのは今回が初めて・・・。
面白いバンドですね。ヤポネシアンミュージックという呼び名があったことも知りませんでした。
何となく雰囲気は伝わってきますね。
個人的には09のようなタイプの曲が好きなので、こういう曲が多いのであれば他のアルバムも聴いてみたい気がしてます。
探しているんですが、なかなか見つかりません(笑)
Commented by kaz-shin at 2008-06-26 01:12
WESINGさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
本当によくラジオを聴かれていたんですね。いつも関心しています。
当時はライブを放送する番組が多かったように思うのですが、今はどうなんでしょうかね。

135に関しては、私も何の知識も無くてairレーベルだったので聴いてみようと思ったんです。
あまり期待していなかったんですが、想像以上に面白かったです。
色々聴いてみるというのは大切ですね。
Commented by macky023 at 2008-06-29 08:52
懐かしいですね、135!
私は「0%麗人」が好きでした。
Commented by kaz-shin at 2008-06-30 23:37
macky023さん、コメントありがとうございます。
135は名前は知っていたものの、きちんと聴いたのは最近なんです。
結構良いですね。他にも聴いてみたいと思って探していますが、なかなか見つかりません。
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