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DANIEL HO_OCEAN BREEZE ◇ 2008年 07月 01日
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今回紹介するのは、最近私が寝る時によく聴いているアルバムで、私にとっては睡眠誘発剤のような作品です。とは言っても、生まれて此の方、不眠に悩んだことがありませんが・・・(笑)
ハワイのオワフ島出身で、90年代にはスムーズジャズのバンド"キラウエア"のリーダとしてまたキーボード奏者、作曲家、編曲家として活躍、バンド解散後はソロになりハワイアン・スラック・キー・ギターやウクレレ・プレイヤーとして数多くの作品をリリースしているダニエル・ホーが、2001年にリリースした『OCEAN BREEZE』です。

ダニエル・ホーは、高校3年の時にミシガン州で開催された国際ピアノコンクールで準優勝を受賞する程の腕前を持っており、他にもギター、ベース、ドラムもこなすマルチ・プレイヤーらしいです。そんなダニエル・ホーですが、スラック・キー・ギターを本格的に始めたのが"キラウエア"解散後のソロになってからというのですから驚きです。
この『OCEAN BREEZE』は、CDの帯にも書かれている言葉を借りると「コンテンポラリー・ジャズとハワイアン・スラック・キー・ギターとの華麗なる融合」という音楽なんですが、平たく言えば最高に気持ち良いインスト・ミュージックです。毎年寝苦しい夜に大活躍してくれる1枚なのです。

『DANIEL HO / OCEAN BREEZE』
01. Lia
02. Sacred Journey
03. Kumu Mele (Simple As A Sunrise)
04. A World Away
05. Slack Tides
06. Haiku
07. Plantation Waltz
08. So Far, So Good
09. Napili Meditation
10. Another Day, Another Life
11. Lia (Solo Guitar Reprise)
12. Beyond Blue

シンプルな打ち込みのリズム、アコースティック・ギターとサックスだけで奏でられる美しいナンバー01。初めて聴いた時、この曲のあまりの心地良さにある種の感動を覚えました。夕陽にオレンジ色に輝く海を見ながら聴きたい、そんな曲です。

"HIROSHIMA"のメンバーであるJune Kuramotoの琴をフィーチャーした02。独特な雰囲気を持った曲で、どちらかと言うと南国の民謡を聴いているような感覚に陥ります。ギターと琴が見事に融合したナンバーですね。

ダニエル・ホーが、ハワイのNo.1女性グループ"ナレオ"に提供した曲のセルフ・カヴァー03。美しいメロディーを持ったバラード曲に仕上がっています。Bridgette Bryantのハミング、優しい音色のギター、包み込むようなサックス、どれもがまるで風のように感じられます。

軽快なギター・プレイがアール・クルーを彷彿させる04。ギター、フルート、パーカッションだけというシンプルな構成ですが、馴染み易いメロディーをシンプルな演奏が際立たせているかのようで、決して物足りなさを感じさせません。

直訳すると「よどんだ潮の流れ」という感じになる05は、ダニエル・ホーのギター・プレイが堪能出来る1曲です。曲調は決してよどんだ感じはしませんね。リフを上手く使ったギターが印象的です。

まるでギターを琴のような音色で奏でる06。日本をイメージした曲だというのは一目瞭然(一聴瞭然)ですね。ギター1本で淑やかに演奏しています。

浮遊感を感じるワルツが心地良い07。ダニエル・ホーの奏でるギターの音色は、とにかく柔らかくて優しいもので、聴いていると本当に心が和んでくるようです。

ダニエル・ホーのピアニストとしての腕前を発揮している08。アルバム中で最もFUSION色が強いと言えるかも知れません。ピアノにギターにとダニエルが大活躍している曲なんですが、ピアノもギターもこれだけ演奏出来るというのは、これはもう才能以外の何物でも無いような気がします(笑)

波音のSEとパーカッションを上手く使った09。音楽と言うより、風が強く少し波の荒い海をギターで表現しているといったイメージですね。風景画ならぬ風景サウンドと呼んでも良いようなナンバーです。

どこか物悲しい雰囲気の10。私のイメージは、夏真っ盛りのある日、いつもなら海水浴客で賑わうビーチが、降り続く雨の為に人気が無くなってしまっているといった感じでしょうか。

01のソロ・ギター・ヴァージョン11。この曲は本当に良い曲で、私が1番好きな曲です。ダニエル・ホーの魅力が詰まった曲だと思います。

月明かりの為に漆黒ではなく、濃紺の夜を連想させる12。短い曲なんですが、まるで「おやすみ」を言われているかのような曲です。

折角の休日だと言うのに朝から雨が降っていて気分が滅入った時、あるいは晴れた休日にドライブに出かけたものの帰り道に渋滞に巻き込まれ気分がイラついた時、そんな時にこのアルバムを聴けばきっと気分を和ませてくれること請け合いです。ただし、あまりの心地良さに眠くなってしまうので、くれぐれも居眠り運転には注意して下さい(笑)
とにかく老若男女が楽しめるアルバムだと思います。いや楽しめると言うより聴いている者全てを気持ち良くさせるアルバムです。
このアルバムは、パシフィック・ヘブン・レーベルというところからリリースされているのですが、以前紹介したTEMIYAN (宮手 健雄)の『South Calendar』 も同じレーベルからシリーズのひとつとしてリリースされたものです。本当に気持ち良くなれるアルバムなので、もし興味があったら聴いてみて下さい。寝苦しい熱帯夜のお供に最適だと思いますよ。
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by kaz-shin | 2008-07-01 00:08 | FUSION系 | Trackback | Comments(4) | |
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Commented by at 2008-07-02 08:39 x
このアルバム、確かに今からの季節にぴったりきますよね、
まさに一服の清涼剤...といった感じでしょうか。
リッピントンズの面子やデヴィッド・ベノワ等との数多くの共演でも知られているように、そのサウンドの心地よさは折り紙付き...といったころでしょう。
個人的には08が好きなんですよね、まるでアール・クルーとデイヴ・グルーシン、はたまたボブ・ジェームスまでもが共演しているかのような、なんとも贅沢なサウンドを醸し出しています。
以前某FM曲の番組テーマ曲として彼の曲が使われていたことがありましたが、今からの季節、TPOにあわせて聴いていくだけで毎日の生活がより充実していくような気がします。
Commented by かわちゃん at 2008-07-02 22:30 x
僕は実は、まだこのアルバムを聴いていません。が、本当に良さそうなので是非聴いてみます。と、いうのはDANIEL HOのアルバムを一枚持っていてそれが良かったからです。そのアルバムはSKIES OF BLUEです。このアルバムは洋楽のカバーアルバムでかなり安らげる内容でした。
今度是非聴いてみたいと思います。薄い内容のコメントですみません。
Commented by kaz-shin at 2008-07-02 23:36
夢さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
08は良いですね。1番FUSIONっぽい作品で、演奏面では私も1番良いと思っている1曲です。
昔から色んな楽器に親しんでいたとは言え、スラック・キー・ギターを本格的に始めて数年という腕前とは思えませんね。
私にも音楽的な才能が何でも良いから欲しかったなぁとつくづく感じますね。
Commented by kaz-shin at 2008-07-02 23:46
かわちゃんさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
私もダニエル・ホーのアルバムはまだ紹介した1枚しか所有していません。
彼が参加したアルバムは何枚か持っていますけど。
本当に彼のアルバムはどれも心地良く聴けそうですよね。
このアルバムもお薦めですが、かわちゃんさんの所有している『SKIES OF BLUE』もぜひ聴いてみたいです。
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