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HOOKED ON CLASSICS ◇ 2008年 07月 12日
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1981年、オランダの声帯模写集団のスターズ・オン・45が、ビートルズの曲をディスコ・ビートにのせてメドレー形式にした「ショッキング・ビートルズ」が大ヒットしました。そしてそこからカバー・メドレー物のブームが始まり、様々なメドレー物がリリースされました。今回紹介する『HOOKED ON CLASSICS』は、そんなカバー・メドレー集を代表するアルバムで、全英アルバム・チャートNo.1を記録しました。普段、クラシックには馴染みがありませんし、あまり聴く機会も無くクラッシックとは縁遠い生活を送っておりました。しかし、先日BOOK OFFを探索中にたまたまこのアルバムを見つけまして、非常に安い値段で売られていたので興味本位で購入してみました(笑)

このアルバムを聴いてみて驚いたのは、クラシックが普段の生活に入り込んでいて、自分の想像をはるかに超えて知っている曲が多かったことですね。勿論、有名曲で知っている曲はありましたが、実際に聴いてみるとこれもあれも知っている、聴いたことがあるという曲が多かったです。クラシックの場合、素人には曲名だけでは判らないものが多いのも事実ですよね。
ルイス・クラークの指揮するロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏は勿論素晴らしいのですが、何と言ってもアレンジが素晴らしいの一言です。数々の名曲が何の違和感も無く繋げており、何とも聴きやすくクラシックに疎い私でも楽しく聴けてしまうのが魅力だと思います。
演奏されているのは全部で106曲というボリュームですが、あっと言う間に聴けてしまうアルバムです。

『HOOKED ON CLASSICS』
01. HOOKED ON CLASSICS (Parts1 & 2)
02. HOOKED ON ROMANCE
03. HOOKED ON CLASSICS (Part 3)
04. HOOKED ON BACH
05. HOOKED ON TCHAIKOVSKY
06. HOOKED ON A SONG
07. HOOKED ON MOZART
08. HOOKED ON MENDELSSOHN
09. HOOKED ON A CAN CAN

誰もが1度は耳にしたこことのあるような有名なクラシックの代表曲18曲のメドレー01。"HOOKED ON"シリーズは、まさにここから始まったと言える名メドレーです。アレンジの素晴らしさに尽きますね。このメドレーを聴いているとクラシックも良いなと思えます。

シックでJAZZYなアレンジがお洒落なメドレー02。10曲がメドレーになっています。「G線上のアリア」(バッハ)や「アヴェ・マリア」(シューベルト)といった名曲の数々が、JAZZYなアレンジにピッタリとマッチしています。

01に比べると知っている曲は減りましたが、それでも馴染みの曲が沢山入っているメドレー03。20曲がメドレーになっています。題名だけではピンときませんが、実際に聴くと知っている曲が多いです。

バッハの曲15曲をメドレー形式にした04。一人の作曲家にスポットを当てたメドレーですが、こういう風に曲が並ぶと作曲家の個性というのが見えてきます。非常に面白いですよね。このバッハのメドレーはどれも繊細で美しい旋律をもった曲ばかりが集められています。

チャイコフスキーの曲12曲のメドレー05。チャイコフスキーはダイナミックな楽曲が多いような気がしますね。"HOOKED ON"シリーズの特徴のひとつであるディスコ・ビートにのせても、違和感のないような迫力のある曲が魅力です。

作曲家の名前に関しては知らない人が多いながらも、曲自体は知っている曲が多いのがメドレー06。「カルメン」や「フニクリ・フニクラ」を始めとしたTV番組でもよく使われる曲ばかり10曲が集められています。この曲がこんなタイトルだったんだと勉強になったメドレーでした(笑)

天才・モーツァルトの曲14曲のメドレー07。やはりモーツァルトの曲には一種独特な雰囲気があって、そのバラエティに富んだ曲を聴いてもやはり天才作曲家だったというのが頷けます。クラシックに疎い私が演奏されている曲のほとんどを知っていましたので、多くの人に愛され続けている作曲家なんでしょうね。

メンデルスゾーンの曲3曲をメドレーにした08。ヴァイオリン協奏曲が中心ですが、アレンジがスピーディーなので迫力があります。

運動会でお馴染みのオッフェンバック作曲の「天国と地獄」で始まるメドレー09。ディスコ・ビートにのせたアレンジが軽妙で楽しいメドレーになっています。10曲のメドレーです。

クラシック音楽をこよなく愛する人達にとっては、この手のアルバムは邪道なのかも知れませんね。しかし、普段私のようにクラシックに馴染みが無い人にとっては、クラシックが普段の生活の中に溶け込んでいることに驚くでしょうし、クラシックは決して敷居が高い音楽では無いという気持ちになれるアルバムだと思います。
この『HOOKED ON CLASSICS』は、第一弾が大ヒットしたので第二弾、三弾が制作され、バロック音楽を集めたものやSWING JAZZを集めたもの等、色々リリースされたようです。また別のアルバムを中古で見つけたら、ぜひ聴いてみたいなと思います。
最近このアルバムがヘヴィー・ローテーションになっていまして、今度はドライブのBGMとして聴いてみようかとも思っています。
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by kaz-shin | 2008-07-12 23:58 | 企画モノ | Trackback | Comments(10) | |
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Commented by PON at 2008-07-13 10:39 x
学生時代に弦楽合奏をやっていました。
しかし、クラシックには抵抗があり
(聴いても曲名など覚えられない)…。
5年位前に、クラシックの名曲が100曲入ったCDセットが
売れて、購入したのを思い出しました。
このアルバムは、別の魅力があって面白そうですね!
Commented by taka at 2008-07-13 10:53 x
おはようございます。メドレーもの、流行りましたね。
私はクラシック好きですが、学生時代にこのアルバムを購入し、良く聴き
ました。今でもこの曲順で口ずさんだりします。名曲がうまーく数珠繋ぎ
になっていますね。
私はこのアルバムで、荒川静香で有名になった「トゥーランドット」を知り
ました。大滝さん(多羅尾判内楽団)の「337秒間世界一周」に通じる
ところもあって、好きなアルバムです。
あとHooked on Classic2と3もあります。どちらももおすすめです。
Commented by nowhere1967 at 2008-07-13 23:04
クラシックを親しみやすくしてくれるアルバムですね。
気軽に聴くには持って来いです。
ディスコふうのビートに乗せて次々にクラシックの曲が流れてくるアレンジは見事です。
Commented by kadomania at 2008-07-14 14:04 x
kazさん、ども!大変珍しいエントリーで、興味深く拝見しました。私もクラシックが好きでして(笑)、良く聴くのですが、これは聴いた事がありませんでした。ちょっと検索して試聴してきたのですが、いいですねえ。打ち込みと巧く合わせていて軽快感があって、とても親しみやすいです。

>この手のアルバムは邪道なのかも知れませんね

全くそんな事は無いのではないかと思いますよ♪ 何にでも表があれば裏もありますし、キッカケの一つになることの方が重要な事の様に思いますよ。王道がお好きな方は、王道だけで満足出来ますから(笑)。

僕もなるべくクラシックの素晴らしい所を、ご案内したいとちょいちょい記事にしてチャレンジみるのですが、上手く表現出来ないので、こういうCDを聴いて頂くのが、一番説得力あるかもしれないですね・笑。

伝統や格式ばったところ、ライブの値段が異常に高い所など、まだまだ広く普及するのにネックの多いジャンルかと思いますが、主旋律一本取り出してエレキででも弾いて頂けると、今の音楽と何ら変わりがない事が広まると楽しいですね。

バロックを集めたものというのに、大変興味を惹かれました。
Commented by kaz-shin at 2008-07-14 23:14
PONさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
クラシックって正直なところ聴き方が判らないんですよ。
単純に聴けば良いのでしょうけど、指揮者によって微妙に違うとも言いますし、何を基準にして聴けば良いのかが判らないんですね。
POPS系の曲ならば、オリジナルがあるのでそれが基準として、好きなカヴァーを選べるんですが・・・。
クラシックって極論ですが、カヴァーですもんね。
ただオリジナルが判らないのでどれから聴いていいのやら皆目検討がつきません(笑)
Commented by kaz-shin at 2008-07-14 23:17
takaさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
本当に気軽にクラシックを楽しめるアルバムですね。
発売された当時、話題にもなりましたから知っていましたが、じっくり聴いたのはこれが初めてでした。
良いですね~。第二弾、三段もぜひ聴いてみたくなりました。
Commented by kaz-shin at 2008-07-14 23:28
nowhere1967さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
兎角クラシックってお堅いイメージがありますが、もっと気軽にクラシックを楽しんでもらおうという意図があったのかも知れませんね。
本格的な管弦楽団の演奏というのも単なる企画モノとは一線を画しているような気がします。
Commented by kaz-shin at 2008-07-14 23:39
kadomaniaさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
興味がありながらも何から手を付けて良いのか判らないというのが、私にとってのクラッシックでした。
しかし、このアルバムを聴いてこんなにもクラシックが普段の生活に溶け込んでいたことを知り、本当に驚いています。
曲名こそ知りませんが、知っている曲ばかりで本当に楽しめたアルバムです。
このアルバムの中で聴いてみたいと思う曲をBOOK OFF等で安く売られているのを見つけて聴いてみるというのも良いかも知れませんね。

しかし、何分嵌りやすい性格なんでちょっと怖い気もするんですが・・・(笑)
Commented by しげぞう at 2008-07-16 20:46 x
こんばんは
コレ、高校時代に聴きました~
ちょうど「選択」が音楽授業のクラスでしたので
ホンマのクラシックとこいつを並行して聴いていた毎日でした
このシリーズのどれか忘れましたが
ラフマニノフのピアノ協奏曲が入っている箇所があって
そこを繰り返し聴いていた記憶があります
チャイコフスキーも良かったな・・・
Commented by kaz-shin at 2008-07-16 22:12
しげぞうさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
結構クラシックには詳しいようですね。
私の場合、題名を言われてもチンプンカンプンでして・・・(恥)
このアルバムを聴いても、「これAQOSのCMの曲だ」みたいな感じでして・・・(笑)
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