Music Avenue
musicave.exblog.jp
Top
つのだ☆ひろ_FUNKSHOP ◇ 2008年 09月 14日
e0081370_21102553.jpg 

今回紹介するのは、少しマニアックなアルバムかも知れません。しかもFUSIONネタでございます。
つのだ☆ひろが1996年にリリースしたアルバム『FUNKSHOP』です。つのだ☆ひろと言えば、名曲「メリージェーン」を歌うソウルフルなシンガーというイメージを持つ方も多いでしょうが、私と同年代の方であれば素晴らしいドラマーであるということをご存知でしょう。
今回紹介するアルバムは、そんなドラマーとしてのつのだ☆ひろを堪能出来るアルバムです。一応、つのだ☆ひろ名義にはなっていますが、正確には彼が1994年に作った日米混合ジャズファンク・ユニット"FUNKSHOP"のアルバムということになるのでしょう。"FUNKSHOP"の名付け親はあのスーパー・ドラマー、バーナード・バーディーなんだそうです。メンバーは結成時とは多少変化があったようですが、つのだ☆ひろ(ds、vo)、クリス・シルバースタイン(b)、フランキー植島(key)、フミオ"パブロ"西山(g)、ボブ・ザング(sax)の6人。

ジャズファンク・ユニットということだけあって、もちろんFUNKYなナンバーもあるのですが全体的にはライトで聴きやすいFUSION MUSICという感じですね。
収録曲10曲中8曲がつのだ☆ひろの作品で、残り2曲がデューク・エリントンとビートルズのカヴァーで構成されていて、つのだ☆ひろのヴォーカルが聴けるのは2曲のみです。竹田 和夫が2曲でゲスト・ギターで参加しています。

『つのだ☆ひろ / FUNKSHOP』
01. RUNS LIKE A DAWG
02. YES, I BELIEVE
03. WHOOPIE
04. IT DON'T MEAN A THING
05. AFTERNOON TEA
06. ESCAPE FROM TOKYO
07. JAZZY DADDY
08. KAMPANELLA
09. DOMO DOMO (Made In Japan)
10. HERE THERE AND EVERYWHERE

軽快なドラムと犬の遠吠えのSEで始まる01。ライト・ファンクといった感じのナンバーで、6人のアンサンブルも見事です。フミオ西山のギターとボブ・ザングのサックスがフィーチャーされています。つのだ☆ひろのドラミングも手数が多く、迫力があります。

都会的でメロウなFUSIONナンバー02。サックスの美しい音色も印象的ですが、この曲の主役はキーボードのフランキー植島ですね。オルガン、シンセ、ピアノと八面六臂の活躍です。ギターも爽やかで心地良く聴ける1曲です。

ギター・カッティングが心地良い03。ドライブしながら聴くのが似合いそうなライトな感じがたまりません。フミオ西山のギターがカッティングに、JAZZYなソロと大活躍です。控え目に入っているつのだ☆ひろのコーラスも雰囲気を盛り上げています。

デューク・エリントンのカヴァー04。ジャズファンク・ユニットという看板に偽り無しの1曲です。ボブ・ザングのエモーショナルなサックス、クリス・シルバースタインのグルーヴィーなベースが格好良いです。ところどころにデューク・エリントンのお馴染みのナンバーが少しずつ顔を出すという洒落たアレンジになっています。

いかにも昼下がりのティー・タイムといった雰囲気がよく出ている05。歌詞を付けて女性シンガーが歌っても良さそうなキャッチーなメロディーが印象的です。演奏も80年代のCITY POPを彷彿させてくれ、個人的にはかなりお気に入りとなっています(笑)

ゲストに竹田 和夫(g)が参加している06。都会的かつスリリングなナンバーで、どこか大野 雄二の書く曲と似ているなとも感じました。途中からはラテン色が強くなり、つのだ☆ひろがドラムとパーカッションで大活躍します。中間部の竹田 和夫のソロがこれまた実に彼らしいもので思わずニヤリとしてしまいました。

シンプルなJAZZを堪能させてくれる07。シンセを使ってビッグ・バンド風にしているところはあるものの、心地良い4ビートを聴かせてくれます。つのだ☆ひろは元は渡辺 貞夫のカルテットに参加していただけあって、素晴らしいJAZZYなドラミングを披露しています。渋い曲です。

日本人好みのSummer Fusionといった感じの08。ラテン風な隠し味とキャッチーなメロディーが印象的です。つのだ☆ひろの作曲家としての豊かな才能を感じます。

思い切り和風テイストのヴォーカル曲09。KIMONO FUNKとでも言いましょうか・・・(笑) 曲自体はFUNKYなんですが、サンプリングされた琴や尺八、三味線の音色を上手く使っていて、聴いていて楽しくなれる1曲ですね。

ラストを飾るのはビートルズのカヴァー10。あのしっとりとした名曲をソウルフルなゴスペル調に仕上げてしまっています。もしかしたらよく聴かないとあの「HERE THERE AND EVERYWHERE」だとは気付かないかも知れません(笑) つのだ☆ひろの日本人離れしたソウルフルなヴォーカルが光っています。

最初にこのアルバム・ジャケットを見た時には、ヴォーカル・アルバムだとばかり思っていたんですが、いざ聴いてみると聴きやすいFUSIONサウンドの数々。良い意味で裏切られました。解説によるとこのアルバムの企画は、音楽雑誌「リズム&ドラム・マガジン」のようです。だからこそドラマーとしてのつのだ☆ひろに脚光を当てたんでしょうね。
恥ずかしながら、参加メンバーのことはほとんど知らなかったんですが、皆かなりの腕前を持ったミュージシャンばかりで驚きました。01~08はどれも聴きやすいFUSIONといった感じなので、J-FUSIONが好きな方なら気に入ってもらえると思います。
[PR]
by kaz-shin | 2008-09-14 22:37 | FUSION系 | Trackback | Comments(2) | |
トラックバックURL : https://musicave.exblog.jp/tb/8614138
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by たにぴ@ご無沙汰 at 2008-09-15 21:43 x
かなり以前、恐怖漫画のつのだじろうさんが、
自宅で徐霊を行う、と言うTV番組を観ました。
家族全員が2階の部屋に集まり、手を合わせてた。
その中には、勿論、つのだ☆ひろもいました。
Commented by kaz-shin at 2008-09-16 23:41
たにぴさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
つのだ☆ひろさんもやはり霊感が強いのだろうか・・・。
心霊写真も結構持っていたりするんですかね?(笑)
<< 河合 夕子_不眠症候群 ページトップ 林 哲司 "スペシャ... >>
XML | ATOM

個人情報保護
情報取得について
免責事項
Ice Green Skin by Sun&Moon