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NELSON SUPER PROJECT_Nelson Magic DELUXE Edition ◇ 2008年 10月 13日
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今回紹介するのは、山下 達郎の1998年~99年のツアー・サポート・メンバーで結成されたスーパー・バンド、ネルソン・スーパー・プロジェクトが2002年にリリースした初のオリジナル・アルバム『Nelson Magic』が、今月8日にボーナス・トラックとDVDが付いて再発された『Nelson Magic DELUXE Edition』です。

達郎のツアー・メンバーというだけでも期待は膨らむのは当然ですよね。メンバーは、青山 純(ds)、伊藤 広規(b)、佐橋 佳幸(g)、重実 徹(key)、難波 弘之(key)、土岐 英史(sax)、三谷 泰弘(vo、cho)、国分 友里恵(vo、cho)、佐々木 久美(vo、cho)の9人。このプロジェクトをプロデュースしているのは三谷 泰弘です。顔触れだけで、良い演奏や歌を聴かせてくれるのは当たり前とさえ思えてしまうほどです(笑)
曲はメンバーの書いたオリジナルがメインですが、ボーナス・トラックやDVDには何とも嬉しい曲も含まれています。このデラックス・エディションはお買い得な1枚ですよ。

『NELSON SUPER PROJECT / Nelson Magic DELUXE Edition』
CD
01. We Are Nelson (A Cappella)
02. Our Music
03. 浮気なルナ
04. Oasis
05. "T"
06. Love Glows
07. We Are Nelson
08. Lesson #1
09. I Can Say I Love You
10. さよならが言えない
11. Dadly
Bonus Tracks
12. On Matrix (Live)
13. Work To Do (Live)
14. Let's Dance Baby (Live)

DVD
01. レコーディング・オフ・ショット#1
02. Lesson #1 (Live at 京都ラグ)
03. レコーディング・オフ・ショット#2
04. Dadly (レコーディング風景)
05. MC (Live at 京都ラグ)
06. THANK YOU (Live at 京都ラグ)

プロローグ的な意味合いのメンバー全員による短いアカペラ・ナンバー01。

作詞・作曲:三谷 泰弘による格好良いファンク・ナンバー02。青山&伊藤コンビの重厚なグルーヴと軽快な佐橋 佳幸のギター・カッティングが絶妙です。メイン・ヴォーカルは三谷 泰弘ですが、国分 友里恵や佐々木 久美のヴォーカルもフィーチャーされています。このバンドのポテンシャルの高さを示した見事な1曲ではないでしょうか。

作詞:竹内 まりや、作曲:難波 弘之によるポップ・チューン03。解説にも書かれていますが、60年代のフレンチ・ポップスを彷彿させるメロディーが印象的です。リード・ヴォーカルは佐々木 久美です。申し訳無いのですが、容姿からは想像できない美声が魅力ですね(笑)

伊藤 広規の作曲によるロック色の強いスロー・ナンバー04。青山 純と伊藤 広規のコンビネーションは本当に素晴らしいの一言ですね。息の合ったという言葉以外適当な言葉が見つかりません。リード・ヴォーカルは国分 友里恵。ロック色の強い佐橋 佳幸のギター・ソロ、エモーショナルな土岐 英史のサックス・ソロも圧巻です。

佐橋 佳幸の作曲によるインスト・ナンバー05。佐橋 佳幸が敬愛するジェームス・テイラーとリチャード・ティーをイメージして作ったそうです。佐橋のアコースティック・ギターをフィーチャーした爽やかなインストですね。秋晴れの休日の昼下がりに聴きたい、そんなナンバーです。リチャード・ティーを彷彿させる難波 弘之のローズのプレイに注目です。

作詞:国分 友里恵、作曲:土岐 英史、三谷 泰弘によるソウルフルなグルーヴがたまらない06。これもお洒落で格好良いの一言です。リード・ヴォーカルは国分 友里恵と三谷 泰弘。80年代のCITY POP全盛期を思い出させてくれるようで、私にはたまらない1曲になっています(笑)

作詞:青山 純、作曲:佐々木 久美によるロックンロール・ナンバー07。コミカルな歌詞が楽しいバンド紹介の曲といった感じです。コミカルな曲調ですが、ドライヴ感溢れる演奏の凄さは流石です。

土岐 英史の作曲によるインスト・ナンバー08。元々はサックスの生徒のアドリブ練習用に作った曲だとか。何とも格好良いFUSIONナンバーで、土岐のサックス、佐橋のギター・ソロも素晴らしいのですが、佐々木 久美のオルガン・ソロがこれまた素晴らしいのです。三谷もキーボードですから、4人が鍵盤楽器をこなせるというのもこのバンドの凄いところですね。

作詞:国分 友里恵、作曲:岩本 正樹によるバラード・ナンバー09。長年パートナーを組んでいる国分と岩本の作品だけあって、リード・ヴォーカルの国分 友里恵の良い所を上手く前面に出していると思います。控え目ですが美しいコーラス・ワークが印象的です。良い曲ですよ。

作詞・作曲、そしてリード・ヴォーカルを佐橋 佳幸が担当したバラード・ナンバー10。決して上手くは無いのですが、ハートウォーミングな歌声がメロディーとよくマッチしています。佐橋の人柄そのものといった感じの曲で、大好きな曲のひとつです。

重実 徹の作曲によるプログレッシブ・ロック風インスト・ナンバー11。難波 弘之のシンセをフィーチャーするために書かれた曲のようです。スケールの大きさや重厚なシンセ・サウンドは、まさしくプログレですね。プレグレっぽいので最初はてっきり難波 弘之が書いた曲だと思っていたんですが、重実 徹が書いた曲ということで少し驚きました。最後にメンバーのお喋りが聴けます。

ボーナス・トラックの1曲目の12は、2000年にリリースされた重実 徹の初のリーダー・アルバム『Organ J』からの1曲。2000年6月のネルソン・スーパー・プロジェクトとしてのライブの時の音源です。オルガンの名手である重実 徹のプレイを堪能出来るインスト・ナンバーです。ライブならではのスリリングな演奏が良いですね。

アイズレー・ブラザーズのカヴァー13。リード・ヴォーカルは三谷 泰弘です。リズムのコンビーネーションと力強い三谷のヴォーカルが印象的です。

あの達郎の名曲のカヴァー14。リード・ヴォーカルは三谷 泰弘。本物の演奏をバックに歌うという何とも贅沢な1曲です。ヴォーカルが達郎なら、まんま達郎のライブ・ヴァージョンですからね・・・(笑) 達郎のJOYに収録されている曲と演奏を聴き比べても面白いと思いますよ。会場の客が盛り上がっているのが伝わってきます。

そしてDVDの方も非常に興味深いです。貴重なレコーディング風景はもちろんですが、私個人としては三谷が在籍していた頃のスターダスト・レビューの名曲「THANK YOU」をこのバンドの演奏で聴けたことでしょうね。これはもう達郎、スタレビの両方が好きな私には宝物の映像です。
バラエティに富んでいるこのアルバム、特に今回の再発盤は、達郎ファンだけでなく、J-POP(CITY POP)好きな人やFUSION好きな人にも楽しめる内容になっています。自身を持ってお薦めできる1枚です。ぜひ聴いてみて下さい。
このアルバムと同時発売で、ネルソン・スーパー・プロジェクトの2作目がリリースされる予定でしたが、発売が少し延期されました。何でもモータウンのカヴァー曲11曲と新曲2曲で構成されているようです。これもまた楽しみですね。
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by kaz-shin | 2008-10-13 00:53 | CITY POP / J-AOR系 | Trackback | Comments(0) | |
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