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ALL WE NEED IS LOVE ~愛こそはすべて~ ◇ 2009年 01月 10日
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今回紹介するのは、邦人アーティストによるビートルズのトリビュート・アルバムで、1991年に東芝EMIからリリースされた『ALL WE NEED IS LOVE ~愛こそはすべて~』です。以前、同じ東芝EMIから1988年にリリースされた邦人アーティストによるビートルズのトリビュート・アルバム『抱きしめたい』を紹介しましたが、その第二弾とも言えるアルバムです。

私にとってビートルズは別格でして、中学校時代に彼等の音楽に出会ったことで、音楽の面白さや素晴らしさを知り、以降どっぷりと音楽漬けの生活を送っているのも全てビートルズのおかげなんです。ですからこの手のビートルズのトリビュート・アルバムは、ついつい聴きたくなってしまうんです(笑)

このアルバムに参加しているアーティストは、高橋 幸宏、小原 礼、高野 寛、THE PRIVATES、桐島 かれん、佐木 伸誘、AKIHABARA ELECTRIC CIRCUS、PaPa、和田 加奈子、田中 一郎、Marcy、村田 和人の12人(組)。加えてBILL CHAMPLINがヴォーカルで参加しています。第一弾『抱きしめたい』と同様、バラエティに富んだ選曲と前作よりもROCK色が強いのが特徴と言えるかも知れません。

『ALL WE NEED IS LOVE ~愛こそはすべて~』

01. All You Need Is Love / Various + 日野 皓正
02. Drive My Car / 小原 礼
03. We Can Work It Out / 高橋 幸宏
04. In My Life / 高野 寛
05. I Wanna Be Your Man / THE PRIVATES
06. The Fool On The Hill / 桐島 かれん
07. For No One / 佐木 伸誘
08. Yesterday / AKIHABARA ELECTRIC CIRCUS featuring BILL CHAMPLIN
09. Birthday / PaPa
10. Till There Was You / 和田 加奈子
11. Come Together / 田中 一郎
12. Money / MARCY
13. This Boy / 村田 和人
14. All You Need Is Love (REPRISE) / カラオケ

小原 礼、AKIHABARA ELECTRIC CIRCUS、MARCYの3人(組)の除く9人(組)のアーティストと日野 皓正による01。ビートルズのオリジナルでは前奏がフランス国歌ですが、ここでは旧ソビエト連邦の国歌で始まります。YMO時代にもこの曲を取り上げていて、その時はアメリカ国歌が前奏だったと思います。全体的にオリジナルに近い感じに仕上がっています。アレンジは高橋 幸宏。曲の終盤で日野 皓正のピッコロ・トランペットがフィーチャーされています。高橋 幸宏はかなりビートルズの影響を受けているようで、結構ビートルズ・ナンバーもカヴァーしていますね。聞いた話だと高橋 幸宏はポールが嫌いだとか・・・(笑)

小原 礼のアレンジ、プロデュースによる02、THE PRIVATESの05、PaPaの09、田中 一郎の11、Marcyによる12はオリジナル以上にROCK色の強いアレンジになっています。中でも田中 一郎の「Come Together」はオリジナルの面影が全く無いほどにアレンジされています。Marcyの「Money」もハードなアレンジになっています。

高橋 幸宏の03、高野 寛の04、桐島 かれんの06、佐木 伸誘の07、和田 加奈子の10は比較的オーソドックスなアレンジで仕上がっていて、違和感無く聴けます。

松本 隆のプロデュースによる08は、Bill Champlinをヴォーカルに迎えて、最初こそストリングスをフィーチャーしてオリジナルに近い感じですが、途中からレゲエ調に変わっていきます。名曲というのはどんなアレンジでも名曲なんだなと感じさせる1曲でした。

1番違和感が強かったのが村田 和人の13でした。村田 和人のヴォーカル、コーラス自体は素晴らしいのですが、森村 献のアフリカンなアレンジと「This Boy」のメロディーは絶対に似合いませんね。いっそのこと村田 和人の多重コーラスによるア・カペラにした方が数段良かったと思います。他の曲はアレンジもまちまちでしたが、この曲ほど違和感は感じませんでしたね。

どうしてもビートルズの曲っていうのは恐れ多くてレビューしづらいです・・・、と言うか私なんぞがレビューするなんて烏滸がましいです(笑)
あえて書くとするならば、ビートルズは偉大であるということですね。ジョン、ポール、ジョージ、リンゴの4人が揃っていたからこそ、あの名曲の数々は生まれたんでしょう。事実、各々のメンバーのソロの音楽も素晴らしいのですが、ビートルズ時代に書いた曲を超えたものは無いと個人的には思っています。
歌詞、メロディー、アレンジの素晴らしさや面白いアイディアの数々は、今でも色褪せていませんし、後の音楽界に大きな影響を与えたことは間違い無いでしょうね。
ビートルズ関連の音楽を聴くことは私の原点回帰なんです。
ごくたまにですが、普段聴いている音楽に厭きた時など、ビートルズを聴くと不思議と気分をリセットしてくれます。
やっぱりビートルズは最高ですね!
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by kaz-shin | 2009-01-10 00:15 | Compilation / Cover | Trackback | Comments(6) | |
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Commented at 2009-01-10 11:25 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by Thunderer at 2009-01-10 11:32 x
## 非公開コメントだけってのもなんですので。

実は私は、ビートルズ世代と微妙にずれていて、
(私より下でも、ビートルズファンは多いと思いますけど)
思い入れがまったくないんです。
ちょっと後のABBAとかNENAとか、ARABESQUEなんかは思い入れあるので、kaz-shinさんがビートルズをどう思っておられるのかは想像がつくんですが。
ひょっとしたら、ビートルズというか、ビートルズ世代に対する反発があったのかもしれません。
ビートルズの音楽があわないのかというとそうでもないので、
(聞いたらいい曲と思うものは多い。けど・・・)
今となっては私にとっては、不思議なグループだったりします。

それゆえか他人の評価を聞くのはおもしろいですね。
Commented by kaz-shin at 2009-01-11 00:57
鍵コメさん、今年もよろしくお願いします。
ご指摘ありがとうございました。お恥かしい限りです(笑)
訂正しておきました。
Commented by kaz-shin at 2009-01-11 01:04
Thundererさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
私がビートルズを聴き始めた中学生時代でも、既にビートルズは解散してました。
ビートルズの音楽はリアル・タイムで聴いてませんが、ソロの音楽はリアル・タイムでした。
年代も環境も違いますから、思い入れのあるアーティストも様々でしょうし、まさに人それぞれと言う感じで面白いですよね。

私がビートルズに興味を持ったのは、中学1年生の時の英語の先生が美人教師で、
彼女がビートルズが大好きだと言ったので聴き始めたという実に単純なきっかけなんです(笑)
でもきっかけが何であれ、物凄いショックを受けましたし、音楽の素晴らしさを教えてもらったことには変わりありません。
本当に凄いグループだと思います。
Commented by ntpool at 2009-11-02 08:36 x
松本隆の場合は、中学時代に教室に持参したビートルズのレコードを、これは面白いからとその英語の先生が授業で再生して詩を解説したことが相当影響が大きかったようです。その英語の先生からも確認しました。
Commented by kaz-shin at 2009-11-05 01:01
ntpoolさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
レスが遅くなってしまいました。すみません。

松本隆さんの年代であれば、私の年代以上にビートルズの影響を強く受けていたんでしょうね。
ビートルズが与えた影響というのは本当に計り知れないですね。
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