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sinon_Talk to me ◇ 2009年 02月 08日
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今回は久しぶりに"250 - BOOK OFF"のカテゴリのネタです。と言っても近所のBOOK OFFの3枚200円のワゴン・コーナーで入手したので、実質は70円に満たない金額なんですが・・・(笑)
安売りされているCDを買う時は普段聴かない、あるいは全く聴いたことのないアーティストの作品を聴いてみることにしています。中には箸にも棒にも掛からない酷い作品もありますが、今回紹介するアルバムのように「意外に良いじゃん!」と思えるものもあります。たまにこのようなアルバムに出会えると嬉しいですし、BOOK OFFの存在に有難みを感じますね。

前置きが長くなりましたが、今回紹介するのはsinonというアーティストの『Talk to me』です。私は全くsinonというアーティストの事を知らなかったので調べてみると、沖縄出身で本名・與那嶺 佐和子(何て読むのか分かりません)。1994年にフォーライフレコードからデビューしているようです。sinonは「紫音」と書くようで、その由来は彼女が小学生の時に観た"紫"(我々の世代ではお馴染みの沖縄出身のロック・グループですね。和製ディープパープルって感じでした)のライブに影響され音楽を始めたからだとか・・・。
今回紹介する『Talk to me』は、1995年にリリースされた2ndアルバムです。プロデュースは藤井 丈司、サウンド・プロデュースを佐橋 佳幸が手掛けています。

『sinon / Talk to me』
01. TALK
02. バイト・ロック
03. 青空に逢いたい
04. しあわせにしてよ
05. 恋は史上最強の魔法
06. Good-bye
07. 帰り道
08. あなただけいない
09. I Stand Alone
10. 太陽は知っている
11. 月の記憶 - fly to you -

フォーキーなサウンドが印象的な01は、今で言うなら松 たか子の音楽に似ている感じでしょうか。佐橋 佳幸がアレンジしている影響もあるでしょうが・・・。悪い曲ではありませんが、個人的には可も無く不可も無くといった感じの曲です。

一転してロック調の02。しかも70'sっぽいロックの香りのする曲ですね。01と02を聴いただけでもsinonが器用なヴォーカリストであることが分かります。この曲も悪くはありませんが、私にとって良いなと思えるタイプの曲では無かったので、この時点では"買って失敗したかな"と思ってました(笑)

佐橋 佳幸のアレンジが、どことなく山下 達郎のアレンジした竹内 まりやの作品といった感じでサウンド的には好きな曲です。80'sのポップ・ロック歌謡といった趣の曲ですね。

オーケストレーションとコーラスをフィーチャーしたオールディーズ風バラード・ナンバー04。sinonの声にはこのようなポップ調の曲が似合うと思います。TV番組のタイアップ曲だったようで、鈴木 キサブローの作曲なんですが、これが結構良い曲なんです。佐橋 佳幸のアレンジは達郎の影響を色濃く感じます。

イントロからエモーションズの「ベスト・オブ・マイ・ラヴ」を連想させるアレンジがご機嫌な05。私はこの手の曲には弱いです。FUNKYなアレンジにPOPなメロディーが秀逸です。タイトルもインパクトがありますし、何よりE,W&Fを彷彿させるような演奏が最高ですね。この曲が聴けただけでもこのアルバム買って良かったと思えた曲でした。活き活きしたsinonのヴォーカルも凄く良いです。作・編曲は佐橋 佳幸です。

これまた一転して暗い雰囲気のナンバー06。フォーキーな香りのする曲で、70'sの洋楽を聴いているような懐かしさを感じさせる不思議な曲です。好きなタイプの曲では無いのに、サビのメロディーがやけに耳に残ります。藤井 丈司の作曲です。

派手さはありませんが、妙に心地良いミディアム・ナンバー07。本当に色んなタイプの曲を歌えるシンガーで、どれがsinonにとって1番似合っているのかの判断がつかない感じです。しかし、逆にその面白さをアルバムに詰めてるのかも知れません。サビのメロディーが印象的です。

アコースティックなサウンド主体のシンプルな演奏と淡々とした歌が印象的なバラード曲08。

元気溌剌といった感じのガールズ・ポップ・ナンバー09。作・編曲は佐橋 佳幸なんですが、彼は作曲のセンスも良いですね。もちろん間奏では素晴らしいギター・ソロを聴かせてくれます。

10も佐橋 佳幸の作・編曲によるミディアム・ナンバーです。アルバムの中でも数少ない打ち込みのリズムを使った曲ですが、違和感は感じません。インパクトは強くありませんが、聴く回数が増える毎に良さが分かってくる、そんなタイプの曲かも知れません。

幻想的でシックなバラード・ナンバー11。メロディーはお世辞にもキャッチーとは言い難いですが、この曲の持つ雰囲気は嫌いでは無いですね。エンディング曲としてはピッタリかも知れません。

このアルバムの面白いなと思えるところは、聴く人の音楽的嗜好によって好きな曲があれこれと別れるだろうということですね。私の場合は04、05、09がベスト3です。特に05は最高です。でも人によっては全く違う曲になっても不思議でない位に、いろんなタイプの曲やヴォーカル・スタイルの曲が収録されています。もし、この記事を読んで興味を持った方がいらっしゃいましたら、ぜひ聴いてもらって感想を聞かせてもらえたら嬉しいです。
sinonとして活動したのは1998年迄だったようです。2000年にSprayというユニットで再デビューしているようです。sinon時代は、今回紹介したアルバムを含めて3枚アルバムをリリースしているようなので、もし見つけられれば他のアルバムも聴いてみたいと思っています。
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by kaz-shin | 2009-02-08 23:03 | 250 - BOOK OFF | Trackback | Comments(2) | |
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Commented by Sugar Time at 2009-02-11 23:00 x
こんばんは

「紫音」という名前は目にしたことがありますが、手に取ったことはありませんでした。
男性のSIONさんだと思い込んでたもので(汗)

年代的に、いわゆるガールポップの時代の方ですし、非常に気になります。

今度見つけたら是非、入手して聴いてみます。
Commented by kaz-shin at 2009-02-13 01:09
Sugar Timeさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
sinonさんのアルバムは、まだこの2ndしか聴いてませんが、ちょっと興味が湧いてきてます。
なかなか良いシンガーだと思いますよ。色んなタイプの曲を歌いこなせる人のようです。
Sugar Timeさんもぜひ聴いてみて下さい。気に入るかどうかは分かりませんが、面白いと感じると思います。
もし聴かれたらまた感想など聞かせて下さいね。
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