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カテゴリ:Compilation / Cover( 97 )
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さぁ、リベンジです(笑)
久しぶりにコンピレーション・アルバムを紹介しようと思います。今回紹介するのは、「知的な香りとスタイリッシュな響き。生活空間を彩るオトナのポップスをここに凝縮。今、改めてAOR!!」というキャッチ・コピーのもとに、中田 利樹、金澤 寿和の両氏が監修・選曲した2001年リリースのAORのコンピレーション・シリーズ、『AOR Light Mellow』のWARNER Editionです。
このコンピレーション・シリーズはレコード会社別に編集されたものがリリースされておりまして、私の所有しているものだけでも5枚あります。どれも選曲が良く、ドライブのBGMには最適なアルバムなので、機会をみて色々紹介したいなと思っています。

さて、今回のワーナー・エディションはAOR好きな方なら、このレコード会社名だけでも色んなアーティストを思い浮かべ、期待が膨らむかも知れませんね。実際、期待を裏切らない内容になっています。
もちろんベタな有名な曲もありますが、あえて渋い選曲のものがあったりと聴いていて厭きがきません。
19曲収録というボリュームも嬉しい限りです(笑)
このシリーズは、アルバム1枚に平均17~18曲程度収録されているので、5枚もあればどっぷりとAORの世界に浸れることができます。あまりメジャーではない曲やアーティストも取り上げられていて、そこら辺のAORのベスト盤とは違って新鮮な気持ちで聴けるのも魅力です。これはコンパイラーの二人のセンスの良さということなのでしょう。AOR好きな方なら持っていて損のないコンピレーション・アルバムだと思います。

『AOR Light Mellow ~ WARNER Edition ~』
01. We're In This Love Together (奏でる愛) / Al Jarreau
02. Genevieve / Andrew Gold
03. Who'll Be The Fool Tonight (今夜は気まぐれ) / Larsen-Feiten Band
04. Is It You / Lee Ritenour
05. It's The Falling In Love (恋をしましょう) / Carole Bayer Sager
06. Too Young / Crackin'
07. The One You Love (恋人) / Glenn Frey
08. You Belong To Me / The Doobie Brothers
09. Why I Came To California (カリフォルニアの恋人たち) / Leon Ware
10. Stay With Me / Peter Cetera
11. Ride Like The Wind (風立ちぬ) / Christopher Cross
12. Hot Rod Hearts / Robbie Dupree
13. Let's Be Friends / Marilyn Scott
14. Your Secret's Safe With Me (ふたりのシークレット) / Michael Franks
15. How Much I Feel / Ambrosia
16. Love Is The Answer (愛こそ証) / England Dan & John Ford Coley
17. Who, What, When, Where, Why / The Manhattan Transfer
18. We Got To Get Back (想い出にカム・バック) / Jimmy Messina
19. Sara / Bill Champlin

アル・ジャロウがジェイ・グレイドンのプロデュースで1981年にリリースした名作『Breakin' Away』に収録されていた01。このコンピ・アルバムの冒頭に相応しい1曲だと思います。

数多くの楽器をこなすマルチ・クリエイター、アンドリュー・ゴールドの1978年のアルバム『All This And Heaven Too (幸福を売る男)』に収録されていた02。1度機会があったら、じっくり聴いてみたいと思っているアーティストの一人です。

FUSION好きのみならず、AOR好きをも唸らせたラーセン・フェイトン・バンドの1980年リリースの名盤『Larsen-Feiten Band』の中の代表曲03。お馴染みのナンバーですね。

リー・リトナーが、1981年にAORに取り組んだ傑作『RIT』に収録されていた名曲04。

キャロル・ベイヤー・セイガーの1978年リリースの『...Too』に収録されていた、デヴィッド・フォスターの作曲による名曲05。マイケル・ジャクソンが『Off The Wall』(1979年)でカヴァーしていました。J-POPにおいては松原 みきの名曲「真夜中のドア」は、作・編曲の林 哲司があきらかにこの曲を意識して書いた曲だろうと思います。

クラッキンの1978年リリースのアルバム『Specail Touch』に収録されていた06。

イーグルスの顔とも言えるグレン・フライの1982年のアルバム『No Fun Aloud』に収録されていたラヴ・ソング07。アーニー・ワッツとジム・ホーンのサックスが光るナンバーです。

ドゥービー・ブラザーズの1977年の名盤『Livin' On The Fault Line』に収録されていた、マイケル・マクドナルド節全開の08。良い曲です。

メロウ大王、マーヴィン・ゲイの影武者とも言われたリオン・ウェアの1982年リリースのAOR作品『LEON WARE (夜の恋人たち)』に収録されていた09。マンハッタン・トランスファーのジャニス・シーゲルとの渋いデュエット曲。

日本映画「竹取物語」の為にボビー・コールドウェルが曲を書き、ピーター・セテラが歌ったという名バラード曲10。ボビー・コールドウェルも1989年のアルバム『Heart Of Mine』でカヴァーしています。

クリストファー・クロスの1980年のデビュー・アルバムにしてAORの名盤の1枚『CHRISTOPHER CROSS (南から来た男) 』の中の大ヒット曲11。説明の必要は無いですね(笑)

ロビー・デュプリーの1980年のデビュー・アルバム『Robbie Dupree (ふたりだけの夜)』に収録されていた12。このアルバムで「Steal Away」が有名ですが、ビル・ラバウンティの書いたこの曲も渋いです。

ソウルフルなベテラン・シンガー、マリリン・スコットの1979年の1stアルバム『Dream Of Tomorrow』に収録されていた13。イエロー・ジャケッツのラッセル・フェランテが作曲したナンバーです。

AORを代表するアーティスト、マイケル・フランクスが1985年にリリースしたアルバム『Skin Drive』に収録されていた14。マイケル・フランクスらしい素晴らしいナンバーですね。名曲です。

「Biggest Prat Of Me」の大ヒット曲で知られるアンブロージアの1979年のアルバム『Life Beyond L.A. (遥かなるロスの灯)』に収録されていたヒット曲15。

イングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリーの1979年の名盤『Dr.Heckel And Mr.Jive』に収められていたトッド・ラングレンの名曲のカヴァー16。オリジナルを凌駕するほど、素晴らしい仕上がりになっています。

マンハッタン・トランスファーの1978年のアルバム『Pastiche (ニューヨーク・エッセンス)』に収録されていた17。ルパート・ホームズの作品です。

ジム・メッシーナの1983年リリースのアルバム『One More Mile』に収録されていた18。ジムの歌はもちろん良い雰囲気ですきなんですが、それよりもギター・プレイが光る1曲です。

デヴィッド・フォスターのプロデュースによるビル・チャンプリンの1981年のアルバム『Runaway』に収録されていた名バラード曲19。

どうですか?なかなか聴き応えのあるアルバムだと思いませんか?
AORに限らず洋楽の好きな方なら、気に入ってもらえるコンピレーション・アルバムだと思います。現在は新品で入手は難しいかも知れませんが、もし中古店等で見つけたら購入をお薦めします。ドライブのBGMとしても最適ですから、車に積んでおくのも良いと思いますよ。

それにしても記事を書き終えてホッとしています(笑)
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Light Mellow "Hours" ◇ 2007年 07月 16日
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今回は、音楽ライター・金澤 寿和氏が監修・選曲しているJ-POP/CITY POP関連のコンピレーション・シリーズで2004年に発売されたLight Mellowシリーズ10枚。その中でJ-POP/CITY POP関連5枚の中の1枚、『Light Mellow "Hours" -COLUMBIA Edition-』を紹介します。
シリーズ5枚の中から、『Light Mellow "Splash"』『Light Mellow "SKY"』『Light Mellow "Cruise"』の3枚は既に紹介しましたので、興味があったら読んでみて下さい。

このコンピレーションの特徴は、単に古い音源ばかりでなく最近のJ-POPの曲も含まれているのが特徴で、例えばVibesの音源は2003年のものですし、ブレッド&バターの音源は1975年のもので、28年間もの幅広い期間のライト・メロウな楽曲が選曲されています。
単に懐古主義の選曲ではなく、新旧の音源を含めてライト・メロウという観点で選曲されていますので、私のように1970年代~1980年代のCITY POPをリアル・タイムで経験してきた人にも楽しめますし、今の若い世代の人にも楽しめるのではないかと思います。

『Light Mellow "Hours" -COLUMBIA Edition-』
01. 涙をとめろ / 堂島 孝平
02. ハロー彗星 / センチメンタル・シティ・ロマンス
03. Shall I sing? / Vibes
04. Morning Glow / 黒住 憲五
05. DREAM OF NASA / 当山 ひとみ
06. 僕のルウ / LOU
07. DEVIL WOMAN / ブレッド&バター
08. コズミック・シーのランチ・タイム / CARNATION
09. 最後の手品 / 佐藤 奈々子
10. 雨の日曜日 / やまがた すみこ
11. 山手ホテル / 佐藤 博
12. 野生の花 / しばた はつみ
13. ムーンライト・シティ・ウーマン / 庄野 真代
14. ムーンライト・フライト / 岩渕 まこと
15. STARDUST NIGHT / JADOES
16. Merry you / 赤松 英弘
17. ラ ラ ル / 斎藤 誠

平成のCITY POPERとも言われる堂島 孝平が2000年にリリースしたアルバム『黄昏エスプレッソ』に収録されていた01。軽快なギター・カッティングで始まる感じは、往年のCITY POP好きの私でさえも思わずニヤリとしてしまいます。軽快さが心地良いポップなナンバーです。

最近では竹内 まりやのニュー・アルバム『DENIM』でも素晴らしい演奏を聴かせてくれたセンチメンタル・シティ・ロマンスの1979年のアルバム『歌さえあれば』に収録されていた02。ウェスト・コースト・ロック風なナンバーですが、後半になってサンタナ風のラテン・ロックへ変わっていくのが面白いです。

2003年にアルバム『Vibes』でデビューを飾った、大物ミュージシャンが結集したグループ"Vibes"の03。この曲は『Vibes』に収録されていました。野呂 一生(g)、難波 弘之(key)、小林 信吾(key)、松原 秀樹(b)、江口 信夫(ds)、斉藤 ノブ(per)、陣内 大蔵(vo)という豪華な顔触れが集まったグループで、この曲は難波 弘之が作曲した洒落たメロウ・グルーヴ・ナンバーです。安心して聴ける演奏力の高さはさすがです。

私にとってCITY POP/J-AOR系のアーティストとして、安部 恭弘と共に絶対に外せない黒住 憲五が1989年にリリースした『PILLOW TALK』に収録されていた04。黒住 憲五の得意とするミディアム・スローなメロウ・チューンです。ネイザン・イーストのベースが渋いです。

当山 ひとみの1986年のアルバム『HUMAN VOICE』に収録されていた05。作曲が桐ヶ谷 仁、アレンジが松下 誠というCITY POP好きにはたまらない顔触れ。軽快なポップ・ナンバーですが、ペニー(当山 ひとみ)のヴォーカルは相変わらずR&B色が強く、その組み合わせが洒落た大人向きのPOPSに仕上がっています。松下 誠のギター・ソロが光る1曲。

林 哲司のプロデュースでデビューした5人組ソフト・ロック系グループ"LOU"の唯一残した1976年リリースのアルバム『LOU』からの06。作詞・作曲はメンバーの高橋 拓也、アレンジが林 哲司です。1976年に既にこれ程までに洒落たアレンジを施した林 哲司のセンスに脱帽です。

ブレッド&バターの1975年のアルバム『マハエ -真南風-』に収録されていた、ネッド・ドヒニーを彷彿させるような07。林 立夫(ds)、小原 礼(b)によるリズム隊の強烈なグルーヴに、佐藤 博のエレピが絡むというナンバーで、名曲「Pink Shadow」に似たタイプの曲と言えます。

このコンピで初めて聴いたのですが、直枝 政広(当時は政太郎と名乗っていたらしいです)が率いるカーネーションというグループの1996年のアルバム『GIRL FRIEND ARMY』に収録されていた08。グルーヴの効いたメロウなナンバーで、夏にぴったりな1曲です。

ウィスパー・ヴォイスの歌姫・佐藤 奈々子の1978年にリリースした『PILLOW TALK』に収録されていた09。佐藤 博のカヴァー曲で、この曲では佐藤 博自身も参加しており、素晴らしいエレピを披露しています。涼しげなボッサ・アレンジが心地良いです。

私自身大好きなやまがた すみこの1976年のアルバム『サマー・シェイド』に収録されていた10。JAZZYで洒落たアレンジがまさにCITY POP風なナンバーです。

佐藤 博の1977年リリースの2ndアルバム『TIME』に収録されていた名曲11。コーラスにタイム・ファイヴを迎えて、ゴージャスでかつアーバンな香り漂うアレンジが秀逸な1曲。村上 秀一(ds)と田中 章弘(b)によるリズム隊のグルーヴが素晴らしいですね。

本格的なシンガーとして1970年代に活躍した、しばた はつみの1976年のアルバム『Lots of Love』に収録されていた佐藤 博の作曲、編曲による12。演奏も歌も30年近く前の作品とは思えないパワーを持っています。

庄野 真代の1976年リリースの2ndアルバム『るなぱあく』に収録されていたCITY POPナンバー13。庄野 真代の作詞・作曲で、アレンジは今井 裕です。サンバのリズムを織り交ぜたグルーヴィーな演奏が素晴らしく、バックはサディスティックスなのは間違い無いでしょう。庄野 真代のソング・ライターとしての才能の高さを感じさせる1曲です。

岩渕 まことの1977年のアルバム『SUPER MOON』からの14。ソフト・ラテン・タッチのアレンジは鈴木 茂によるもので、曲のタイトル通りに浮遊感のある、心地良いサウンドが印象的なナンバーですね。

JADOESが1987年にリリースした角松 敏生プロデュースによる2ndアルバム『FREE DRINK』に収録されていたCITY POPなミディアム・ナンバー15。JADOESのソング・ライティングのセンスの良さとしっかりした演奏力が魅力のナンバーです。

赤松 英弘というアーティストもこのコンピで初めて知った一人です。1995年にリリースされた『愛を形にするなら』というアルバムの収録されていた16。季節外れのX'masソングですが、サウンドはお洒落でAORの雰囲気を持った素晴らしい楽曲です。今後、BOOK OFFで探してみたいアーティストですね。

斎藤 誠が1983年にリリースしたデビュー・アルバム『LA-LA-LU』のアルバム・タイトル曲17。
アコースティックなサウンドによるバラード曲ですが、ミディアム・スローなテンポと斎藤 誠のガット・ギターの音色とソロ・プレイが実に気持ち良いです。

アルバム収録曲数17曲というのも聴き応えがありますし、古い曲と1番新しい曲の間では28年という期間の幅があるにも関わらず、ライトメロウというコンセプトがしっかりしているのでアルバムとしての統一感があり、コンピ・アルバムとしての完成度が高いと思います。
1970年代後半から、CITY POPが好きになり聴き続けている私でも、初めて聴くアーティストがまだまだ沢山いるので、このコンピ・シリーズは凄く勉強になります。
前にも書きましたが、コンピ・アルバムは音のカタログとして魅力的なものだと思っています。色々な世代の人がコンピを聴いて、時代の新旧問わずCITY POP/J-AORの魅力を知り、興味を持ってもらえたらなと思います。BGMとしても最適な1枚ですよ。
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職人芸 J-FUSION COMPILATION ◇ 2007年 06月 10日
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今回紹介するのは、J-FUSIONのコンピレーション・アルバム『職人芸 J-FUSION COMPILATION』(2003年リリース)です。相変わらず、邦楽や洋楽においては色々な種類のコンピレーションが発売されて人気も高いようですが、FUSIONに関してはあまりコンピレーション・アルバムを見かけませんね。あまり売れ線のジャンルとは言い難いので、レコード会社側も二の足を踏んでいるのでしょうか?(笑)

そしてFUSIONのコンピレーションでも、何故か花形楽器であるギターを中心にしたものが多く、キーボードや管楽器を中心に選曲されたコンピって無いんですよね。私だったら作るんですが・・・。
この『職人芸』もギターのFUSIONが中心です。収録されているのは、パラシュート、今 剛、松原 正樹、鳥山 雄司、大橋 イサム(大橋 勇)、ノブ・ケイン、カシオペア、野呂 一生、佐藤 準の作品が計15曲です。
01~09曲目までが1980年代に録音・リリースされた曲で、10~15曲目が1990年代に録音・リリースされた曲で構成されています。

『職人芸 J-FUSION COMPILATION』
01. ARESA KORESA / PARACHUTE
02. HERCULES / PARACHUTE
03. VISITOR FROM PLUTO / PARACHUTE
04. ZIG-ZAG / 今 剛
05. AGATHA / 今 剛
06. S.O.S (Society Of Soul) / 松原 正樹
07. SNIPER / 松原 正樹
08. SILVER SHIOES / 鳥山 雄司
09. FLASHBACK / 鳥山 雄司
10. TRUTH 2000 / Isamu Ohashi
11. FIVE MILLION DOLLARS / NOBU CANE
12. ASAYAKE / CASIOPEA
13. HOLE HEARTEDLY / CASIOPEA
14. TOP SECRET / 野呂 一生
15. A LATCHKEY / JUN SATO

パラシュートが1981年にリリースした3rdアルバム『HEARE MAI』の冒頭を飾った01。とにかくイントロの松原 正樹、今 剛コンビのギター・カッティングが格好良い1曲。最初にこのカッティングを聴いた時は鳥肌がたったのを覚えています。

パラシュートの1980年リリースの2ndアルバム『6 kinds 6 sizes』に収録されていた名曲02。松原 正樹の作品で彼のギター・プレイを堪能出来る1曲です。もちろん今 剛のバッキングも素晴らしいです。この曲無しにはパラシュートは語れません(笑)

記念すべきパラシュートの1980年のデビュー・アルバム『PARACHUTE from ASIAN PORT』に収録されていた03。シンセ・ドラムを効果的に使っており、ギター・カッティングも心地良い1曲ですね。

今 剛の唯一のソロ・アルバム『STUDIO CAT』(1980年リリース)に収録されていた04と05。今 剛の代表曲とも言える2曲で、ロック・テイストのギター・フュージョンです。

1983年にリリースされた松原 正樹の4作目のソロ・アルバム『Painted Woman』に収録されていたスリリングなナンバー06。ホーン・セクションを取り入れ、軽快なカッティングと流れるようなソロ・プレイが大好きです。

松原 正樹の5枚目のアルバム『SNIPER』(1983年リリース)のアルバム・タイトル曲07。この曲もライブ等ではお馴染みのナンバーで、人気の高い曲ですね。私が日本で1番好きなギタリストが松原 正樹なんですが、その理由は何と言っても音色とフレーズの良さですね。この曲もそんな松原らしさが全開の1曲。

1982年リリースの鳥山 雄司の2ndアルバム『Silver Shoes』のアルバム・タイトル曲08。単身L.Aに乗り込み、ラーセン・フェイトン・バンドのメンバー達と録音したアルバムですが、バックの演奏に全く負けていない素晴らしいギター・プレイを披露してくれます。当時22歳だったはずですが、とにかく凄いテクニックですね。

鳥山 雄司の1985年の4枚目のアルバム『A Taste of Paradise』のアルバム・タイトル曲09。メロディアスなナンバーで、ギター・シンセを巧みに使っています。

10~15の曲に関しては1990年代にリリースされたもので、FUSIONを聴かなくなってしまった頃のアルバムばかりなので詳しいことは書けませんのであしからず(笑)

アルバム『TRUTH 2000 FORMULA 1 WORLD CHAMPIONSHIP』(1994年)に収録されている大橋 勇の10。あのスクェアの名曲をロック色の強いギターでカヴァーしています。松岡 直也グループに和田 アキラの後釜として採用されるだけのことはありますね。

ノブ・ケインの3rdアルバム『熱烈天子』(1995年)に収録されていたスピード感溢れるナンバー11。1970年生れの若いギタリスト・福原 将宜のギター・プレイが素晴らしいナンバーです。

何も言う事無しのカシオペアの名曲である12は、1994年にリリースされた『Asian Dreamer』に収録された新録ヴァージョンです。名曲はどんなスタイル、アレンジでも名曲ですね(笑)

同じくカシオペアの13は、1998年リリースの『be』に収録されていたナンバー。

野呂 一生の3枚目のソロ・アルバム『TOP SECRET』(1996年)のアルバム・タイトル曲14。

佐藤 準のソロ・アルバム『彩AYA』(1993年)のアルバム・タイトル曲15。このアルバムの中の曲はF1中継番組を始めとして、結構TVで流れていましたね。「彩AYA」も何かの番組で使われていた記憶があります。アルバム中で唯一ギターがメインでないナンバーで、ピアノが美しい曲です。

10を除いたほとんどの曲が、ノリの良い曲ばかりなのでテンションを上げたい時とか、ドライブのBGMにぴったりだと思います。
以前紹介した、同じポニー・キャニオンから2002年にリリースされたFUSIONコンピ・アルバム『JAZZ AL CAFE』もなかなかの選曲でした。ただ、やはりギター・サウンド中心だったので、ギター以外の楽器演奏者によるコンピもぜひ作って欲しいものです。
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the 70's - Beautiful Days ◇ 2007年 05月 29日
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今週は仕事がかなりハードになりそうです。明日は5時起きで山梨へ日帰り出張。夜東京へ戻って、退任する役員の送別会に出席。30日は終日会議。そして31日、1日と福岡へ出張です。何とか頑張って記事を書きますが、手抜きになることは必至だと思われます。どうかご容赦下さい(笑)

最近巷では、『R35』なるコンピレーションが流行っているようですね。35歳以上の年齢を対象としたコンピレーションで、洋楽・J-POP・Discoの3種類がリリースされているようです。私も年齢的には十分過ぎる位に対象になっているのですが、選曲を見るとやはり30歳代の人が対象のようですね。知っている曲も多いのですが、私にしてみれば左程懐かしさを感じないというのが正直なところ・・・。
出来る事なら『R45』みたいなコンピを作ってくれると嬉しいのですが、売れないでしょうね(笑)
それでも昨今のコンピレーション・ブームにレコード会社もあれこれ知恵を絞ってくる訳で、私のように50歳間近なおやじにも楽しめる(懐かしいと思わせる)コンピレーションがあります。
それが今回紹介する2004年にリリースされた『the 70's - Beautiful Days』です。1970年代の洋楽ヒット曲を2枚組で42曲収録したコンピレーションです。とにかく何でもアリな選曲で聴いて飽きないのと、やはり懐かしいと思わせてくれるのが嬉しいですね。
もはやこの『the 70's』もシリーズ化されていて、パート3までリリースされていますし、裏コンピみたいなマニアックな選曲のアルバムもリリースされているようです。
おそらく私と同年代の人ならば、ほとんどの曲は聴いたことがあるんじゃないかと思います。タイトルでピンとこなくても聴けばきっと知っている曲ばかりでしょう。

『the 70's - Beautiful Days』
Disc.1
01. キラー・クイーン / クイーン
02. ジェット / ポール・マッカートニー&ウイングス
03. ダンシング・クイーン / アバ
04. アイ・ショット・ザ・シェリフ / エリック・クラプトン
05. ロクサーヌ / ポリス
06. 涙をとどけて / スティーヴィー・ワンダー
07. マギー・メイ / ロッド・スチュワート
08. チェリー・ボンブ / ザ・ランナウェイズ
09. ミスター・ボージャングルズ / ニッティ・グリッティ・ダート・バンド
10. アメリカン・パイ / ドン・マクリーン
11. シェリーに口づけ / ミッシェル・ポルナレフ
12. シュガー・ベイビー・ラヴ / ルベッツ
13. 愛するハーモニー / ニュー・シーカーズ
14. 雨にぬれた朝 / キャット・スティーヴンス
15. スカイ・ハイ / ジグソー
16. 恋はすばやく / グラス・ルーツ
17. ザッツ・ザ・ウェイ / KC&ザ・サンシャイン・バンド
18. ハート・オブ・グラス / ブロンディ
19. アメリカン・バンド / グランド・ファンク
20. 土曜の夜は僕の生きがい / エルトン・ジョン
21. ビューティフル・サンデー / ダニエル・ブーン

Disc.2
01. スタンド・バイ・ミー / ジョン・レノン
02. フェイム / デヴィッド・ボウイ
03. ゲット・イット・オン / T.レックス
04. マホガニーのテーマ / ダイアナ・ロス
05. 恋するデビー (ユー・ライト・アップ・マイ・ライフ) / デビー・ブーン
06. ヴィーナス / ショッキング・ブルー
07. ワン・バッド・アップル / オズモンズ
08. リッスン・トゥ・ザ・ミュージック / ドゥービー・ブラザーズ
09. ベイビー・カム・バック / プレイヤー
10. ショウ・ミー・ザ・ウェイ (ライブ) / ピーター・フランプトン
11. カントリー・ロード (故郷へ帰りたい) / オリビア・ニュートン・ジョン
12. ブレックファスト・イン・アメリカ / スーパートランプ
13. 天使のささやき / スリー・ディグリーズ
14. 愛ゆえに / 10cc
15. ホット・スタッフ / ドナ・サマー
16. 長い夜 / シカゴ
17. キャント・ゲット・イナフ / バッド・カンパニー
18. 愛のテーマ / ラヴ・アンリミテッド・オーケストラ
19. サタデー・ナイト / ベイ・シティ・ローラーズ
20. モーニング・アフター / モーリン・マクガヴァン
21. 男の世界 / ジェリー・ウォレス

曲目を書いているだけで疲れます(笑)
これだけのヴォリュームですから、聴き応えは十分です。私はこの手のコンピを聴く時は、購入して2~3回はライナーの解説を読みながら曲順通りにじっくり聴いて、それ以降はシャッフル・プレイで聴く事が多いですね。次に何が出てくるのか分からないシャッフル・プレイは、コンピレーションを飽きずに聴くには最適ですよ。
1970年代は私にとっては、1番多感な十代として過ごした時代でした。この時代に数々の素晴らしい音楽に出会えたことは私自身とてもラッキーでしたし、私の音楽への傾倒もこの時代から始まりました。つまり、私の宝物と言える時代の音楽なのです。そんなことを感じさせてくれるアルバムですね。
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永井 博 VS 鈴木 英人 ◇ 2007年 05月 20日
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便利な世の中になったもので、ネットで自分の好きな曲だけ、あるいはアルバム単位でDLするだけという簡単な方法で購入出来るようになりました。提供されている楽曲も多く、中には現在では廃盤で入手困難なアルバムも購入可能なのはすごく魅力的ですね。

しかし、私のような古い人間にはどうしても今一つ馴染めません(笑)
手軽さや便利さを理解しつつも、やはり私にとって音楽(アルバム)とは

①音楽が記録されている丸い媒体である=耳で聴いて楽しむ
②ジャケットが存在する=目で見て楽しむ
③歌詞カード、ライナー・ノーツ、帯が存在する=①をより楽しむ為の情報

という3つの要素が含まれているものなんですね。
若い世代の人に「嫌だなー、おじさんは!」と笑われそうですが、上の3つの要素が揃っていないと物足りないんですね。志村 けん風に言えば、「そうです!私が頑ななおじさんです!」(笑)

上記3つの要素の中でも②は、私にとって結構購買意欲を左右する重要なファクターなんです。
今回はアルバム・レビューではなくジャケットに関する話です。
ジャケット写真は、80年代の音楽が好きな方にはお馴染みのイラストレーターが手掛けたアルバムです。
写真左は、大瀧 詠一の『A LONG VACATION』(1981年)のジャケットを手掛けて一躍有名になったイラストレーター・永井 博の描いたジャケットで、写真右は、山下 達郎の『FOR YOU』(1982年)のジャケットで有名になった鈴木 英人の描いたジャケットです。
二人のイラストは、タッチや手法が全く違いますがどちらもリゾート感が溢れていて、日本という狭い島国で育った私には憧れの風景が描かれています。
二人のイラストは人気も高く、80年代のアルバム・ジャケットに二人のイラストが沢山使われていました。
今でもCDショップで彼等のイラストが使われたジャケットを見ると、必ず手に取ってしまいます。もちろんジャケットのみで購入することはありませんが、ジャンルやアーティストに関係無く手に取って眺めてしまいます(笑)

70~80年代の音楽がまた脚光を浴びて、リイシューやコンピレーション・アルバムのリリースが盛んになると同時に、永井 博や鈴木 英人のイラストもまた数多く登場するようになりました。
そんな中で、2000年代にリリースされた人気コンピレーションで私も大好きなアルバムを2枚紹介します。もちろん、ジャケットのイラストは永井 博と鈴木 英人が手掛けています。

永井 博のイラスト(ジャケット写真:左)を使用しているのは、2005年にリリースされた人気コンピレーション・シリーズの中の1枚である『breeze AOR J-Selection Cruising』。
70~80年代のJ-POP等の楽曲をAORという観点からセレクトしたコンピレーションです。

『breeze AOR J-Selection Cruising』
01. 君は天然色 / 大瀧 詠一
02. ふたりの夏物語 Never Ending Summer / 杉山 清貴&オメガトライブ
03. ピンク・シャドウ / ブレッド&バター
04. 夏のクラクション / 稲垣 潤一
05. 恋のブギ・ウギ・トレイン / アン・ルイス
06. CALIFORNIA SHOWER / 渡辺 貞夫
07. 思いきりアメリカン / 杏里
08. Got That Feeling / 秋山 一将
09. モンロー・ウォーク2004 / 南 佳孝
10. 思い出は美しすぎて / 八神 純子
11. 虹とスニーカーの頃 / チューリップ
12. BLUE CURACAO / サディスティックス
13. 今夜だけきっと / スターダスト・レビュー
14. Hello Again / 村田 和人
15. SOMEDAY / 佐野 元春


鈴木 英人のイラスト(ジャケット写真:右)を使用しているのは、2004年にリリースされたコンピレーション・アルバム『Melodies - The Best of Ballads』。
2003年にリリースされ、セールス的にも好調だった『Melodies - The Best of AOR』に続く第2弾で、2枚組です。

『Melodies - The Best of Ballads』
Disc.1
01. ニューヨーク・シティ・セレナーデ / クリストファー・クロス
02. オープン・アームズ / ジャーニー
03. ケアレス・ウィスパー / ジョージ・マイケル
04. STAY WITH ME / ピーター・セテラ
05. パラダイス~愛のテーマ / アン・ウィルス&マイク・レノ
06. 見つめて欲しい / フィル・コリンズ
07. トゥルー / スパンダー・バレエ
08. タイム・アフター・タイム / シンディ・ローパー
09. エヴリタイム・ユー・ゴー・アウェイ / ポール・ヤング
10. 涙のフィーリング / REO スピードワゴン
11. さよならロンリー・ラヴ / エア・サプライ
12. 涙は今夜だけ / ビル・ラバウンティ
13. 99 / TOTO
14. 君に想いを / スティーヴン・ビショップ
15. スウィート・ベイビー / スタンリー・クラーク&ジョージ・デューク
16. 愛をもう一度 / セルジオ・メンデス
17. オール・バイ・マイセルフ / エリック・カルメン
18. トワイライト・ハイウェイ / ボズ・スキャッグス

Disc.2
01. カサブランカ / バーティー・ヒギンズ
02. アイ・ニード・ユー / モーリス・ホワイト
03. 君こそすべて / シカゴ
04. ウーマン・ニーズ・ラヴ / レイ・パーカーJr.&レイディオ
05. チェリッシュ / クール&ザ・ギャング
06. スウィート・ラヴ / アニタ・ベイカー
07. スルー・ザ・ファイア / チャカ・カーン
08. オールウェイズ / アトランティック・スター
09. セーラ / スターシップ
10. ドライヴ / カーズ
11. ガール・ライク・ユー / フォリナー
12. ベイビー、カム・トゥ・ミー
13. セクシャル・ヒーリング / マーヴィン・ゲイ
14. 愛はかげろうのように / シャーリーン
15. ユー・ガット・イット・オール / ジェッツ
16. スーパーウーマン / キャリン・ホワイト
17. ミス・ユー・ライク・クレイジー / ナタリー・コール
18. カム・トゥ・ミー / ボビー・コールドウェル

どちらのコンピレーション・アルバムも既に所有している音源ばかりが収録されていましたが、ジャケットが気に入って購入してしまいました。選曲自体は悪くないので、車で聴くには重宝しています(笑)
皆さんは、永井 博のイラストと鈴木 英人のイラストではどちらがお好みですか?
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TV - CM SONG Best 22 ◇ 2007年 05月 14日
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皆さんは家でラジオを聴かれますか?
私は中学生~大学生時代にはよく聴きました。中学生~高校生時代はAMラジオの深夜放送などを好んで聴いていましたね。高校生の終わり頃から大学生時代はFM放送をよく聴きました。
当時FM放送は、NHK-FMとFM東京の2局しかありませんでした(時代が分かりますね・・・笑)。
その頃のFM放送のDJの喋りは必要最低限のもので、曲を沢山流してくれてました。しかもFM放送のメリットだったステレオ放送で・・・。
だからエア・チェックしながら気になる曲やアーティストを見つけていたものでした。
最近は家ではほとんどラジオを聴かなくなってしまい、たまに車でFM放送を聴く程度なんですが、最近のFMの番組って喋りばっかりで曲をあまり流さないような気がしてなりません。つまらない喋りばかりで時間が過ぎてゆき腹が立ってきます(笑)

そんな時に重宝するのがコンピレーション・アルバムです。幸いBOOK OFF等の中古店へ行くと、250円程度で購入できるコンピレーションが沢山あります。そういうアルバムを何枚か購入してラジオの替わりにBGMとして流しています。一人で運転している時は、好きな音楽・アルバムを聴けばそれで良いのですが、嫁さんや友人を乗せた時など会話中心の時なんかにBGMとして役立ちます。
今回紹介するコンピレーション・アルバムもBGMにピッタリな1枚で、しかも250円という低価格で購入したアルバムです。
『TV - CM SONG Best 22』というタイトルの1989年にリリースされたアルバムで、WEAレコードとMCAレコードの音源から選ばれ、しかも当時日本のTV-CMに使用された曲ばかりを新旧問わずに集めた22曲が収録された洋楽コンピレーションです。

『TV - CM SONG Best 22』
01. 25 OR 6 TO 4 (長い夜) / CHICAGO
02. LOVE IS A MANY-SPLENDED THING (慕情)* / FOUR ACES
03. I DON'T WANT TO PLAY IN YOUR YARD (貴方とは遊ばないよ)* / PEGGY LEE
04. GROOVIN' / THE YOUNG RASCALS
05. SO MUCH IN LOVE / TIMOTHY B. SCHMIT
06. ONE BOY / JOANIE SOMMERS
07. SHE TOOK OFF MY ROMEO (僕のロミオ) / DAVID LINDLEY
08. SAY IT / JOHN COLTRANE QUARTET
09. A DAY, A NIGHT (ル・ソング) / VERGINIA ASTLEY
10. STAY WITH ME / PETER CETERA
11. LIFE IN A NORTHERN TOWN / THE DREAM ACADEMY
12. WHAT A WONDERFUL WORLD (この素晴らしき世界) / LOUIS ARMSTRONG
13. TENNESSEE WALTZ / EMMYLOU HARRIS
14. ACROSS THE BORDERLINE / RY COODER
15. AT THE HOP (踊りに行こうよ)* / DANNY & THE JUNIORS
16. MY BABY AND ME (パステル・ハイウェイ) / RANDY CRAWFORD
17. WHEN A MAN LOVES A WOMAN (男が女を愛する時)* / PERCY SLEDGE
18. STAND BY ME / BEN E. KING
19. I'LL BE HOME* / PAT BOONE
20. TAMMY* / DEBBIE REYNOLDS
21. RHYTHM OF THE RAIN (悲しき雨音) / CASCADES
22. HOTEL CALIFORNIA / EAGLES
*印はモノラル

このヴォリュームで250円はお買い得でした(笑)
かなり古い音源が含まれていますが、どの曲も87年~89年当時にCMで使われた曲でした。その後、何度もCMで使われて曲もあります。皆さんはどのCMに使われていたか憶えていますか?
当時のCMは以下の通りです。

01. 日産 "マキシマ"
02. 全日空 "九州キャンペーン"
03. ポーラ化粧品 "ESTINA"
04. 出光興産 : 出光アポロイル "ベスト・アンド・ベスト"
05. パイオニア : 2ウェイ・コンポーネント "バイブレーション"
06. サンリオ "ファースト・ラブ・シリーズ"
07. パイオニア "ランナウェイ"
08. サントリー "リザーブ"
09. 味の素ゼネラル・フーズ "ル・カフェ"
10. カネボウ "'87 秋のプロモーション"
11. 三菱電機 "三菱情報システム"
12. HONDA "ワンダー・シビック"
13. ビッグジョン "イメージソング"
14. パイオニア "ロンサム・カーボーイ"
15. サッポロ・ビール
16. 三菱自動車 "コルディア"
17. コスモ石油
18. 日産 "オースター"
19. YKK "アルカベール"
20. 味の素ゼネラル・フーズ "マリーナ"
21. トヨタ "ビスタ"
22. 日産サニー "αシリーズ"

さて、どのくらいCMを憶えていましたか?映像と音楽が一体となって憶えているもの、音楽だけが印象に残っているもの、全く憶えの無いものと色々あると思います。
CMに使われた曲のコンピレーションは、今でも数多く発売されています。
CMで頻繁に流れているせいか、普段洋楽を聴かない人でも馴染みのある曲が多いので、ドライブのBGMとしてはピッタリなアルバムだと言えるでしょう。
つまらないお喋りばかりのラジオを聴くよりも、よっぽど有意義な時間が過ごせそうな気がします。たまにはこういうアルバムを探しにBOOK OFF等へ出かけてみたら如何でしょうか?
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微熱少年 MOVIE SONGS ◇ 2007年 04月 16日
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ジャケット写真がUPされていない?と思われた方も多いかも知れませんが、実は今回紹介するのは真っ白なジャケットで、エンボス加工の「微熱少年」という文字が入っているだけなので真っ白にしか写らないのです。
ご了承下さい(笑)

さて、紹介するアルバムは作詞家・松本 隆が自らの小説を監督した1987年の映画「微熱少年」のために様々なアーティストが書き下ろした(一部既発表曲も含む)曲を集めた、言わばサウンド・トラック盤『微熱少年 MOVIE SONGS』です。映画の音楽監督も松本 隆が務めましたし、このアルバムのプロデュースも彼自身です。私は小説も読んでませんし、もちろん映画も観ておりません。どんな内容の話で、このアルバムがどのように映画の中で使われたかも知りませんが、このアルバムの為に書き下ろされた曲が多いということで興味を持ちました。聞いた話によると、映画は興行的には失敗で上映打ち切りの映画館も多かったとか・・・。
でもこのアルバムはなかなか面白いアルバムだと思っています。

『微熱少年 MOVIE SONGS』
01. Monotone Boy / REBECCA
02. Brushing (Instrumental) / 鈴木 茂
03. くずせるものなら、くずしてごらん -Movie Version- / CLAXON
04. 君の名前を呼びたい / The 東南西北
05. Do You Feel Me
06. 空飛ぶ電車 (Instrumental) / 細野 晴臣
07. 恋するカレン / 大瀧 詠一
08. 雪のファンタジー / 松田 聖子
09. 夢見るナタリー / 関口 誠人
10. GIRL / 南 佳孝
11. 長い髪のMaria / CLAXON

いかにもレベッカらしい01。土橋 安騎夫の書くメロディーと、NOKKOのヴォーカルこそがレベッカなんだと改めて感じた1曲です。NOKKOのヴォーカリストとしての資質は、素晴らしいものがありますね。

鈴木 茂の作・編曲によるインスト・ナンバー02。アコースティックな音を主体に、ゆったりとしたメロディーが印象的です。爽やかな微風のようなナンバーです。

1987年にデビューしたCLAXONのデビュー曲だった03。私はこのバンドのことは全く知りませんでした。このアルバムで初めて聴きましたが、ポップなメロディーと少しロック色の強いアレンジとヴォーカルが印象深いです。

The 東南西北のナンバー04。作曲は久保田 洋司、編曲は村松 邦男です。フォーク調な雰囲気ながらも、間奏でのストリングスがどことなくバロック調だったりして、妙に存在感のあるナンバーですね。

杉 真理作・編曲による05。いかにも杉らしいオールディーズ風のボップ・ナンバーです。何故か彼の曲を聴いていると、気持ちが和むのが不思議です(笑)

細野 晴臣作・編曲による06は、シンセ・サウンドによるインスト曲。タイトル通り、夜空をゆっくり飛んでいるようなイメージの曲です。

大瀧 詠一の名盤『A LONG VACATION』からの07。既存曲を使用しています。

故・大村 雅朗作・編曲による08は、松田 聖子が1982年にリリースした企画アルバム『金色のリボン』に収録されていたナンバー「星のファンタジー」に、松本 隆が新たに詞を書きヴォーカルをリテイクし、リミックスされたナンバーのようです。クリスマス・ソングです。

関口 誠人作曲、鈴木 茂編曲の09。ポップでキャッチーなメロディーな中にも、関口らしいオリエンタルなムードが漂う1曲です。

南 佳孝作曲、清水 信之編曲による10。清水 信之の美しいアレンジが特徴のバラード曲で、南 佳孝と松本 隆の相性の良さを感じる大人の曲と言える1曲ですね。

CLAXONのナンバー11。03と同じようなロック色の強いアレンジですが、ポップなメロディーを持ったナンバーです。個人的にはヴォーカルが好きなタイプでは無いのが残念です(笑)

本来であればサウンド・トラック的なアルバムですから、曲を聴きながら映像を思い出したりしながら聴くのが1番なんでしょうが、このアルバムに限っては映画を観ていなくても"松本 隆作品集"みたいな聴き方で楽しめる1枚だと思います。インスト曲2曲を除けば、当然全曲作詞は松本 隆です。参加しているアーティストが作詞家・松本 隆の作品を各々の個性や音楽性で表現しているものを集めたコンピレーション・アルバムとして楽しめると思います。松本 隆の詞の世界観が好きな方にはお薦めです。
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今回紹介するコンピレーション・アルバムは、シティ・ポップス関連のコンピレーション・アルバム『Light Mellow City Breeze from East 』シリーズの「WARNER Edition」です。金澤 寿和氏による監修と選曲のコンピレーションで、レコード会社5社より5枚同時に2001年にリリースされました。既に、「SME Edition」、「TOSHIBA EMI Edition」「BMG FUNHOUSE Edition」「UNIVERSAL MUSIC Edition」の4枚を紹介しましたので、今回が最後のアルバムになります。

このコンピレーション・シリーズが発売された頃は、このアルバムに収録されている曲も入手困難なものが多かったですが、最近になって村田 和人やPIPERが紙ジャケでリリースされたりしたので、それほどレアな音源が収録されている訳ではありません。それに既に当ブログで紹介済みのアルバムに収録されている曲も多いので、目新しさを感じないかも知れませんがシリーズものなので紹介することにしました(笑)
このアルバムの特徴としては、非常に男臭いところですね。全16曲中女性アーティストの曲は、岡崎 友紀の2曲のみです。

『Light Mellow City Breeze from East - WARNER Edition -』
01. 風になれるなら / 伊藤 銀次
02. BE WITH YOU / 村田 和人
03. PACIFIC / 芳野 藤丸
04. S-O-O-N / 岡崎 友紀
05. ONE HOT LOVE / 松下 誠
06. FILL THE SAIL / AB'S
07. TROPICAL FISH / 浜田 金吾
08. PHOTOGRAPH ~思い出のフォトグラフ~ / PIPER
09. 割れた夏 / 黒住 憲五
10. CATARINA ISLAND / 岡崎 友紀
11. STARLIGHT BALLET / PIPER
12. SO LONG, MRS. / 村田 和人
13. WHO ARE YOU? / 芳野 藤丸
14. GATSBY WOMAN / 浜田 金吾
15. CRY BABY BLUES / AB'S
16. SUNSET / 松下 誠

1977年にリリースされた伊藤 銀次の初リーダー・アルバム『DEADLY DRIVE』からの名曲01。爽やかなポップ・ナンバーです。作詞とコーラス・アレンジ、コーラスに大貫 妙子が参加しています。

村田 和人の1982年のデビュー・アルバム『また明日』に収録されていた02。爽やかなウエスト・コーストの風を感じるポップ・チューンですね。井上 鑑のアレンジも見事ですが、コーラスに山下 達郎、難波 弘之、椎名 和夫、浜田 金吾、松下 誠が参加しているというのが贅沢すぎる1曲です。

1983年にリリースされた芳野 藤丸の2ndソロ・アルバム『ROMANTIC GUYS』からの03。心地良いギター・カッティングが印象的なナンバー。渡辺 直樹のコーラスも素晴らしく、海を眺めながら聴きたくなる1曲。

1981年にリリースされた隠れたCITY POPの名盤『SO MANY FRIENDS』に収録されていた04。ウエスト・コースト風サウンドの軽快なポップ・ナンバーです。アイドル時代とは違う大人の歌声が魅力です。

CITY POPの名盤のひとつ、松下 誠の1981年リリースの1stアルバム『FIRST LIGHT』からの05。ドゥービー・ブラザーズを意識して作られたという名曲です。リフを効果的に使った爽やかなポップ・チューン。

1983年にリリースされたAB'Sのデビュー・アルバム『AB'S』に収録されていた06。確かな演奏技術とコーラス・ワーク、芳野 藤丸の書くキャッチーなメロディー、芳野・松下のギター・コンビによるギター・サウンドが心地良い空間へ導いてくれる1曲です。

浜田 金吾が1983年にリリースした通算5作目の『MUGSHOT』に収録されていたアーバン・メロウなナンバー07。浜田が最も得意とするミディアム・ソローなナンバーですね。佐藤 博、松下 誠のプレーが光るリゾート感覚溢れる曲。

ギタリスト・山本 圭右を中心としたグループ"PIPER"が1985年にリリースした通算5作目のアルバム『LOVERS LOGIC』から、シングル曲にもなった08。山本 圭右、耕右の兄弟によるデュエットが美しいリゾート感覚溢れるメロウなナンバー。

私にとってJ-AOR/CITY POPと言えば、この黒住 憲五。黒住が1979年にリリースしたシングル「罪深い夜」のB面曲だった09。アコースティックなサウンドを主体としたアーバン・メロウな1曲です。個人的にCD化を最も望んでいるアーティストです。

04と同じアルバムに収録されている岡崎 友紀の10。ミディアム・スローなナンバーで、バックのセンチメンタル・シティ・ロマンスの演奏と、艶のある岡崎 友紀のヴォーカルが素晴らしいですね。おそらく声だけ聴いて、岡崎 友紀と気付く人はほとんどいないでしょうね。

08と同じアルバムに収録されているPIPERの11。打ち込みによるグルーヴ感とギター・カッティングが印象的なナンバーで、名曲と呼べる1曲でしょう。

村田 和人が1983年にリリースした名盤中の名盤『ひとかけらの夏』に収録されていた12。山下 達郎プロデュースのアルバムとしてお馴染みですね。村田らしい軽やかで明るいポップ・チューンです。達郎のギター・ワークと椎名 和夫、竹内 まりや、達郎のコーラスが素晴らしい1曲。

私の夏の定番曲のひとつである13は、1982年にリリースされた芳野 藤丸の1stソロ・アルバム『YOSHINO FUJIMARU』からのナンバー。デュエットに桑名 晴子を迎えた名曲中の名曲。藤丸らしい軽快なギター・カッティングを聴いたら、海が見たくて仕方がなくなってしまいます(笑)

07と同じアルバムに収録されている浜田 金吾の14。シングル・カットされた浜田の代表的なポップ・チューンです。この手の洒落たナンバーを書かせたら本当に上手いのが浜田 金吾ですね。J-AORと呼ぶに相応しいナンバーだと思います。

1985年リリースのAB'Sの3rdアルバム『AB'S-3』に収録されていた15。松下 誠が抜けてから制作されたアルバムになります。藤丸色の強い軽快なドライヴィング・ミュージックといった感じでしょうか。相変わらずの美しいコーラス・ワークは見事の一言ですね。

05と同じアルバムに収録されている松下 誠の16。アルバムの最後を飾るに相応しい極上のバラード曲です。どことなくプログレっぽいイントロとコーラス・ワークは、10CCの「I'm Not In Love」を彷彿させます。ギタリストとしてだけでなく、ソング・ライター、アレンジャーとしての才能を遺憾なく発揮した曲と言えるでしょう。

このコンピレーションは、海辺のドライブに最適な1枚だと思います。過去紹介した4枚のどのアルバムに比べても海が1番似合います。ほとんど男性ヴォーカルで占められていますが、岡崎 友紀の曲や桑名 晴子のヴォーカルが良いアクセントになって、実に気持ち良く聴けます。
そして、このコンピで紹介されている曲の入ったオリジナルのアルバムはどれも名盤ばかりなので、ぜひ機会があれば聴いて欲しいと思います。
現在では入手困難な芳野 藤丸のソロ・アルバム2枚に関しては、もし中古店等で見かけたら迷わず購入することをお薦めします。J-AOR/CITY POP好きの人ならば、聴いて絶対に損の無いアルバムですから・・・。
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Light Mellow "Cruise" ◇ 2007年 03月 29日
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音楽ライター・金澤 寿和氏が監修・選曲しているJ-POP/CITY POP関連のコンピレーション・シリーズで2004年に発売されたLight Mellowシリーズ10枚。その中でJ-POP/CITY POP関連5枚の中の1枚、『Light Mellow "Cruise" -TEICHIKU ENTERTAINMENT Edition-』を紹介しましょう。
以前、このブログでもこのシリーズの中から『Light Mellow "Splash"』『Light Mellow "SKY"』は既に紹介しました。このコンピレーションの特徴は、単に古い音源ばかりでなく最近のJ-POPの曲も含まれているのが特徴ですが、今回の『"Cruise"』は、古い音源が中心になっています。古い作品は1973年、1番新しい作品でも1985年のものです。

ここでライナー・ノーツでの金澤氏の前書きの一部を紹介しておきましょう。
「今はなきショーボート・レーベルのレアな音源を交えつつ、和製ポップスが街の香りや甘美な響きを取り入れて進化するプロセスをコンパイルしました。イメージとしては夜明け時の首都高速を滑る感覚。ここから何を感じ取るかは、もう貴方次第です。」

『Light Mellow "Cruise" -TEICHIKU ENTERTAINMENT Edition-』
01. センチメンタル・ニューヨーク / COOLS ROCKABILLY CLUB
02. 二月の匂い / 稲村 一志と第一巻第百章
03. 朝は好きかい / 小坂 忠
04. Do You Wanna Ride / かまやつひろし
05. 初夏の香り / 久保田 麻琴
06. かびん / 吉田 美奈子
07. シティ・ドライブ / 山根 麻衣
08. FEEL LIKE MAIKIN' LOVE / 宮本 典子
09. ALL I NEED / 彩 恵津子
10. 夏のクラクション / 稲垣 潤一
11. 勝手にしやがれ / 南 佳孝
12. INDIAN SUMMER / Special Jam Company with Shun Sakai
13. THE RIVER MUST FLOW / ジュディー・アントン
14. I'm in Love (愛のとりこ) / 鈴木 義之
15. おめざめエアロビクス / 新田 一郎
16. やさしい声で殺して / 門 あさ美

ムード一杯のアカペラ・コーラスで始まる01は、1978年のクールスのシングル曲です。彼等の4枚目のアルバム『NEW YORK CITY, IN N.Y.』を山下 達郎がプロデュースしたことも話題になりました。これはアルバム未収録曲だったもので、山下 達郎が絡んでいるのはアレンジ、コーラスを聴いても間違いなさそうです。ソウルフルなグルーヴが心地良い1曲です。

第一巻第百章というバンド名のイメージとはかなり違って、極上のメロウな曲を聴かせてくれる02。1977年のアルバム『FREE FLIGHT』に収録されています。バウンシーなビートと稲村 一志のヴォーカルが印象的です。

小坂 忠の1977年のアルバム『MORNING』に収録されていた03。林 立夫、細野 晴臣、鈴木 茂、佐藤 博というお馴染みのメンバーによる演奏が聴き所です。特に細野 晴臣のピアノとヴァイブはお得意のエキゾチックなムードに溢れるプレイです。

捉えどころのないアーティストの一人、かまやつ ひろしが1979年にリリースしたアルバム『パイナップルの彼方へ』に収録されていた04。アコースティックなサウンドを軸にした、何とも洒落たAOR風な作品です。作曲はもちろんムッシュ自身ですが、良い曲を書きますね。

久保田 真琴の1975年のシングル「バイ・バイ・ベイビー」のB面曲だったという05。ボッサ調のアレンジとメロウなメロディーと歌声が、潮風の心地良い海辺へ運んでくれたような錯覚に陥ります。細野 晴臣のアレンジが素晴らしい1曲です。ちなみにバックはハックル・バックらしいです。

吉田 美奈子がキャラメル・ママと共に制作した1973年のデビュー・アルバム『扉の冬』に収録されていた06。美奈子らしい曲ですが、圧倒的な存在感のヴォーカルはまだ影を潜めている感じですね。それでも上手いのですが・・・。

山根 麻衣の1980年のデビュー・アルバム『TA SO GA RE』に収録されている07。少しハスキーでソウルフルな歌声が魅力的で、本格派シンガーという印象ですね。作曲が芳野 藤丸、編曲が松下 誠というAB'Sコンビによる作品ですが、グルーヴ感溢れる演奏が素晴らしいです。

現在でも"mimi"として活動を続けている宮本 典子の1979年リリースのアルバム『VIVID』に収録されていた08は、ロバータ・フラックが歌ったことでも有名な曲のカヴァーですね。笹路 正徳のエレピ、秋山 一将のギター、そして濱瀬 元彦のベースのプレイが圧巻です。

彩 恵津子の1985年のアルバム『ALL I NEED』からのアルバム・タイトル曲09。名曲ですね。L.A.録音らしい乾いたサウンドと、何とも可愛らしい彩 恵津子のヴォーカルがよくマッチした曲です。

J-AORの代表的アーティストの一人、稲垣 潤一の1983年の名盤『J.I.』に収録され、シングルにもなった名曲10。筒美 京平作曲によるキャッチーながらも哀愁の漂うメロディーと、井上 鑑による洒落たアレンジが良いです。特に安部 恭弘等によるコーラス・ワークが抜群です。

南 佳孝のJ-AORを語る上では外せないアーティストですね。1973年のデビュー・アルバム『摩天楼のヒロイン』に収録されていた11。ラテンのフレーバーを取り入れたファンキーなナンバーです。いかにも松本 隆らしい歌詞のナンバー。

Special Jam Companyというユニットが1979年にリリースした『CITY VIBRATION』というアルバムに収録されていたナンバー12。ジャズ・シンガー、酒井 俊をフィーチャーした軽快なサンバ調のナンバーです。メンバーが、山岸 潤史(g)、沢井 原児(sax)、緒方 泰男(key)、田中 章弘(b)、上原 裕(ds)、ペッカー(per)という凄腕達です。

ニューヨーク出身でありながら、東京で活躍していたジャズ・シンガー、ジュディ・アントンが1980年にリリースしたアルバム『SMILE』に収録されていた13。ジノ・ヴァネリのカヴァーで、アレンジはカシオペアの向谷 実です。松下 誠のギターのカッティングとソロが素晴らしい1曲です。ジュディ・アントンは、ジャズ・ギタリストの増尾 好秋の義理のお姉さんでしたね。

マニアックなアーティストと言える鈴木 義之。知っている人は少ないでしょうね。1982年の2ndアルバム『I'M IN LOVE』のタイトル・チューン。なかなかポップなメロディーを書くシンガー・ソング・ライターで、ヴォーカルも軽やかです。このアルバムが凄いのは、バックがフルムーン(ラーセン・フェイトン・バンド)なんですね。間奏のバジーのギター・ソロとニールのピアノのプレイが素晴らしいですね。CITY POP好きな人にはぜひ聴いて欲しいナンバーです。

スペクトラム解散後の新田 一郎のソロ・アルバム『KOTOBUKI』(1983年)に収録されていた15。新川 博のリズム・アレンジと新田のホーン・アレンジのコンビネーションが最高で、新田のファルセット・ヴォイスも健在です。間奏の土方 隆行のギター・ソロは鳥肌モノです。新田らしいファンキーな1曲。

"女性から1度は言われてみたい"そんなタイトルの16は、門 あさ美の1980年の3rdアルバム『SACHET』からのナンバー。大村 雅朗のアレンジです。間奏と終盤での数原 晋のフリューゲル・ホーンのソロは素晴らしいの一言。それにしても艶のある声ですねぇ(笑)

まさにアルバムのタイトル"Cruise"に偽り無しですね。真夜中の高速をドライブしながら聴いたら最高のコンピレーションだと思います。個人的にもかなりお気に入りの1枚になっています。
それにしても1970年代の曲が16曲中9曲あるのですが、この時代にこれだけ洒落た音楽を作っていたんですから、日本の音楽シーンも捨てたものでは無いと改めて認識しました。
J-AORやCITY POPを愛する人の一人でも多くの人に聴いて欲しいと思うコンピレーション・アルバムです。私も自信を持ってお薦め出来る1枚です。まだ入手可能だと思います。
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タイロン橋本_LOVERS ◇ 2007年 03月 14日
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寒が戻ったという感じで、ここ数日寒いですね。こんな寒い夜にはハート・ウォーミングなアルバムを紹介しましょう。タイロン橋本が1993年にリリースした『LOVERS』です。全曲洋楽カヴァーで、しかもブラック・コンテポラリーな極上のラヴ・ソング集となっています。
以前紹介した1stソロ・アルバム『MOMENTS OF LOVE』はオリジナル曲中心でカヴァー曲は1曲のみでしたが、『LOVERS』は全8曲が甘い洋楽ラヴ・バラードのカヴァー曲で構成されています。
昨日は阿川 泰子のカヴァー曲集だったので、二日続けてのカヴァー曲集になってしまいますが心暖まるタイロン橋本のヴォーカルに免じてお許し下さい(笑)

『タイロン橋本 / LOVERS』
01. I WANT YOU
02. LOVE WON'T LET ME WAIT
03. IN THE RAIN
04. MY MY MY
05. IF YOU DON'T KNOW ME BY NOW
06. I NEED YOU
07. DISTANT LOVER
08. LATELY

マーヴィン・ゲイの1976年のアルバム『I WANT YOU』のタイトル曲のカヴァー01。リオン・ウェアの作曲による名曲ですね。打ち込みを中心に西山 史翁の軽快なギター・カッティングが心地良いナンバーです。タイロン橋本のヴォーカルは、とてもエモーショナルでまるで黒人のシンガーのようです。

メイジャー・ハリスの1975年のアルバム『My Way』に収録されていたヒット・ナンバーのカヴァー02。アルバム中唯一のバンド(バンド名はTOKYO BAY AREA BAND)による演奏曲です。間奏の西山 史翁のギター・ソロが素晴らしいナンバーです。8分を超える大作です。

雨音と雷鳴のSEで始まる03は、1971年にドラマティックスがヒットさせた曲のカヴァーです。

ジョニー・ギルの1990年のアルバム『Johnny Gill』に収録されていた名バラード曲のカヴァー04。ベビー・フェイスやジャム&ルイスをプロデューサーに迎えて制作されたアルバムですね。タイロンのヴォーカルが圧巻。

フィリー・ソウルを代表する名バラード曲、ハロルド・メルビン&ブルーノーツの1972年のヒット曲のカヴァー05。邦題「二人の絆」としてお馴染みのナンバーですね。

06もお馴染みのバラード曲です。モーリス・ホワイトが1985年にリリースしたソロ・アルバム『MAURICE WHITE』にも収録されていたヒット曲のカヴァーです。素晴らしいファルセット・ヴォイスで歌うタイロンのヴォーカルは、オリジナルのモーリス・ホワイトに迫っていますね。

マーヴィン・ゲイの1974年のライヴ・アルバム『LIVE!』に収録されていたナンバーのカヴァー07。名曲です。

スティーヴィー・ワンダーの1980年のアルバム『Hotter Than July』の収録曲のカヴァー08。美しいメロディーのバラード曲です。タイロン橋本は、マーヴィン・ゲイとスティーヴィー・ワンダーが相当好きみたいですね(笑)

昨日紹介した阿川 泰子のカヴァー・アルバムが、どちらかと言うとアレンジで聴かせるといった感があり、タイロン橋本のカヴァー・アルバムはヴォーカルで真っ向勝負って感じですね。タイプは違いますが、どちらも素晴らしいカヴァー・アルバムです。もし機会があれば、聴いてみて下さい。穏やかな気分になれること請け合いです。
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