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カテゴリ:250 - BOOK OFF( 69 )
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MERRY CHRISTMAS TO YOU ◇ 2008年 12月 25日
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MERRY CHRISTMAS!!
皆さんはどんなクリスマス・イヴを過ごされましたか?
きっと良いクリスマスが迎えられたんだろうと思いますし、またひとつ良い思い出が増えたであろうことを願っています。

今回紹介するアルバムは、実はつい最近BOOK OFFで購入したばかりのアルバムです。
以前から気になっていたんですが、なかなか購入するまでには至らず、来年のクリスマスの時期のネタになればと購入しました。
全然聴き込んでいませんので、今回レビュー記事はありません(笑)
来年にPart.2として書きたいと思います。

このアルバムは、1989年にFun Houseからリリースされた企画盤のようですね。当時Fun Houseに所属していた永井 真理子、REIMY、辛島 美登里、小林 明子という4人の女性アーティストが、各々のオリジナル・クリスマス・ソングを2曲ずつと4人揃って録音された曲の2曲の計10曲が収録されています。いかにもクリスマスの雰囲気を漂わせているものもあれば、楽しげなパーティー・ソングもあり、なかなかバラエティに富んでいる印象です。

『MERRY CHRISTMAS TO YOU』
01. 今日こそは心を着がえて / 永井 真理子
02. 街に消えたクリスマスカード / Reimy
03. Silent Night -祈り- / 辛島 美登里
04. 星空のクリスマス・パーティー / 辛島 美登里
05. Merry Christmas To You / 小林 明子、永井 真理子、Reimy & 辛島 美登里
06. クリスマスの贈り物 / 小林 明子
07. 真夏のSilent Night / 小林 明子
08. Lonely クリスマス / 永井 真理子
09. 走るそよ風たちへ / Reimy
10. The Christmas Song / 小林 明子、永井 真理子、Reimy & 辛島 美登里

まだ本当に1~2回しか聴いていないのですが、1番印象に残ったのは10ですね。
今やスタンダードとなったクリスマス・ソングなので、知っている曲だったというのもあったのですが、4人がアカペラで歌っていてそのコーラスが本当に美しいのです。コーラス・アレンジはReimyなんですが、クリスマスの神聖な雰囲気が伝わってきます。この曲が聴けただけでも購入して良かったと思いましたね(笑)

また来年に詳細なレビューを書きますので、その時を楽しみにして下さい。
(それにしてもこんな手抜きで良いのか・・・恥)
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刀根 麻理子_FOR YOU・・・ ◇ 2008年 12月 12日
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私にとってBOOK OFFで250円コーナーというのは、それまで聴く機会の無かったアーティストの作品に触れることの出来る絶好の場所です。
これまでにも250円という低価格にも関わらず、今まで知らなかった素晴らしいアーティストや作品に出会ってきました。
まさに私にはお宝が埋まっている場所がこの250円コーナーなのです(笑)

今回紹介するのもそれまで名前は知っていたものの、聴く機会が無かったアーティストで、250円コーナーで購入したアルバムです。
その作品は、1987年に刀根 麻理子がリリースした洋楽カヴァー集『FOR YOU・・・』。以前から聴いてみたいとは思っていたアーティストなんですが、何故か今まで聴くチャンスがありませんでした。
このアルバムを購入した理由は、知っている曲ばかりだということで、純粋に刀根 麻理子のヴォーカリストとしての魅力を感じるにはカヴァー・アルバムというのが良いのではないかと考えた次第です。
結論から言いますと、非常に美しく艶やかな歌声の持ち主であり、音域も広く魅力的なヴォーカリストであると思います。

『刀根 麻理子 / FOR YOU・・・』
01. HEY THERE LONELY BOY
02. FEEL LIKE MAKIN' LOVE
03. YOU'VE GOT A FRIEND
04. LOVIN' YOU
05. THIS MASQUERADE
06. WHEN WILL I SEE YOU AGAIN
07. STILL
08. THE CHRISTMAS SONG

Ruby And The Romanticsの1963年ヒット曲のカヴァー01。この曲は後に「Hey There Lonely Girl」としてとして、Eddie HollmanやRobert John、山下 達郎もカヴァーしています。この曲が刀根 麻理子の歌声に触れた最初の曲になったのですが、なかなか色っぽい歌声で想像していた雰囲気とは違ってました。EVEのコーラスも美しさと刀根 麻理子の声の美しさが絶妙に絡み合っています。

お馴染みRoberta Flackの1975年のヒット曲のカヴァー02。軽快なリズムにちょっと気だるい感じのヴォーカルとヴァイブのソロが聴き所と言えるでしょう。このアルバム全体を通して、派手さは無いのですが実に渋いアレンジが施されており、大人が純粋に名曲を楽しめるといった雰囲気を持っていると思います。

グラミー賞を4部門制覇してしまったというCarole Kingの1971年の超名盤『Tapestry』に収録されていた03。アコースティックなサウンド主体にボッサ風に仕上げています。耳に優しいサウンドといった感じで心地良く聴けます。

Minnie Ripertonの1975年の大ヒット曲で、個人的にも思い入れの強い曲である04。この曲を歌いこなすのは本当に難しいと思うのですが、想像以上に素晴らしい歌で驚きました。しまも演奏は塩谷 哲のピアノと金子 飛鳥のヴァイオリンだけというシンプルなもので、相当歌に自信が無いとこの伴奏でこの曲を歌うというのは無謀と言えるでしょうね。

Leon Russelの代表曲のひとつであり、THE CARPENTERSのカヴァーが広く知られる名曲05。リズムを協調したJAZZっぽいアレンジで、島 健の素晴らしいピアノ・プレイが堪能出来るアレンジが秀逸です。この曲はテンポやアレンジによっては暗い雰囲気になってしまいますから、ここでのアレンジは成功だったのではないかと思います。

Three Degreesの1974年の大ヒット曲で彼女達の代表曲でもある06。本来ソウル・ナンバーですが、JAZZっぽいアレンジによってPOPS色が強くなったという印象が強いです。ここでも島 健のピアノが良い雰囲気を作っていますね。

THE COMMODORESの1979年のヒット曲のカヴァー07。このスケールの大きいソウル・バラードをどう歌うのか興味深かったのですが、中村 裕介とのデュエットという形にして、AOR系のバラード風に仕立ています。この中村 裕介のヴォーカルが素晴らしいの一言です。03でもヴォーカルを聴けせてくれます。デュエット形式にしたのは正解だったと思います。

ラストは今やクリスマス・ソングのスタンダードとも言える08。アメリカ・ジャズ界の巨匠Mel Torméによる1944年に作られたナンバーで、この曲も本当に沢山のカヴァーが存在しますね。ホーン・セクションを加えたスタンダード・ジャズ風アレンジが施され、ロマンティックな雰囲気を醸し出しています。

アルバムを通して、洒落たアレンジ(演奏)と刀根 麻理子の美声に魅せられました。非常に気持ち良く聴けるカヴァー・アルバムとしてお薦めです。
ただひとつ気になったのが彼女の英語の発音ですね、英語が苦手な私が言うのもおこがましいのですが、正確に丁寧に発音しようというのは伝わってきます。しかし、逆にそれがいわゆる日本人の喋る英語といった感じで、発音が耳障りとなった曲が数曲ありました。
もしかしたら私の耳がおかしいのかも知れませんが・・・(笑)。
このアルバムで刀根 麻理子に出会い、彼女のオリジナル・アルバムも聴いてきたくなりました。
もしお薦めのアルバムがありましたら、ぜひ教えて下さい。よろしくお願いします。
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暫くBOOK OFF廻りが出来なかったんですが、最近ようやく復活。何か掘り出し物が無いかと何件かを探すも収穫無しの状態が続いております。
欲しい物が全く無いと言えば嘘になりますが、私の場合限りなく低価格で掘り出し物を見つける事に喜びを感じておりますので、そういう観点からすれば空振りばかりです(笑)

BOOK OFF探索で掘り出し物が見つからない時、私は250円コーナーの邦楽・洋楽オムニバスの棚を丹念に探すことにしています。その理由としては以下の3点なのです。
(1)選曲が良く、ドライブのBGMにピッタリなものが多い
(2)通販のみで販売されているBOX-CDのバラ売りや非売品のCD(企業宣伝用)が売られている。
(3)収録されている楽曲の中に1曲でも、今となっては入手困難な音源あるいはどうしても聴きたい曲が収録されている。
オムニバスやコンピレーションは、人気が無いのか需要が無いのか、比較的値段設定も低めですし、一定時期売れ残っていると250円コーナーに引っ越してくること多いですね。私のようにオムニバスやコンピレーションに抵抗が無い人間には、何とも有り難いことです。

今回紹介する250円で購入出来たオムニバス・アルバムは、上記の理由で言えば(2)と(3)に該当するアルバムでした。タイトルは『TV ベストヒット コレクション 10』。詳細は一切分かりませんが、10とあるのでBOX-CDかシリーズものの中の1枚だと思われます。アポロンから1991年にリリースされたもののようです。正直選曲に基準が無く、ただTV-CMや番組、ドラマで使用された曲を集めたに過ぎない安易なオムニバスといった雰囲気です。
唯一の救いは、ジャケット・イラストが永井 博だということでしょうか(笑)

『TV ベストヒット コレクション 10』
01. 六本木心中 / アン・ルイス
02. LUV-YA / アン・ルイス
03. 君は薔薇より美しい / 布施 明
04. 落葉が雪に / 布施 明
05. 前略おふくろ / 萩原 健一
06. 私のハートはストップモーション / 桑江 知子
07. City Connection / エマニエル
08. 夢◆恋◆人。 / 藤村 美樹
09. もう子供でも鳥でもないんだから / 大塚 博堂
10. 渚のラブレター / 沢田 研二
11. あなたに今夜はワインをふりかけ / 沢田 研二
12. ひと雨くれば / 小柳 ルミ子
13. その日海からラプソディ / 加山 雄三
14. フィジーにおいで / 加山 雄三
15. 輝きながら・・・ / 徳永 英明
16. 風のエオリア / 徳永 英明

今回は、ごく一部の収録曲聴きたさに購入したアルバムなので、曲毎のレビューはありません。ご容赦下さい。
もちろん手抜きしたいというのもありますが・・・(汗)
今回どうしても聴きたかったのが08の「 夢◆恋◆人。」なんですね。私の永遠のアイドルであるキャンディーズのミキちゃんこと、藤村 美樹がキャンディーズ解散後、1983年にリリースした初ソロ・シングルです。当時聴いた記憶はあるのですが、レコードも購入しませんでしたからどんな曲だったか忘れていました。最近になって同年にリリースされたソロ・アルバムのCDを血眼になって探しているのですが、なかなか見つかりません。
最近キャンディーズが俄かに脚光を浴びているようで、CD-BOXもリリースされたばかりですね。私自身も最近キャンディーズを聴き直すことがあり、そんな中でミキちゃんの歌の上手さを改めて感じること多くなりました。ですから余計ソロ曲を聴いてみたかったのですが、やっと入手出来ました。曲云々を語るより、ミキちゃんの80年代の歌声を聴けたことが嬉しかったです。

08の他に聴きたかったのが11。この曲も好きだった曲です。1977年リリースのアルバム『思いきり気障な人生』は、本当によく聴いたアルバムでした。レコードは持ってましたが、CDの音源は未入手だったので、この曲が聴けたのも嬉しかったですね。今聴くと録音も演奏もこんなにチープだったのかと驚きましたが・・・(笑)

それと05なんですが、個人的にはこの曲だったら「兄貴のブギ」を収録して欲しかったです。ドラマ「前略おふくろ様」も好きでしたが、私の年代でショーケンと言えばやはり「傷だらけの天使」ですからね。でも田中 絹代のナレーションは貴重ですね。

たった数曲の為に購入したオムニバス、コンピレーションが、一体何枚あるのでしょうか・・・。でもこれも250円という値段だから出来る事ですしね。250円で楽しめるのですから、安いものです。
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藤田 朋子_THE WOMAN IN ME ◇ 2008年 07月 09日
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今回紹介するのは、女優として活躍している藤田 朋子が1989年にリリースした1stアルバム『THE WOMAN IN ME』です。
実は彼女のアルバムを聴くのはこれが初めてです。以前、このブログによくコメントを頂戴するWESINGさんに、このアルバムのプロデューサーが大好きなYUTAKA(横倉 裕)だと教えて頂きました。それを知ってから何軒かBOOK OFFを探しまして、やっと見つけることが出来ました。
WESINGさん、良いアルバムを紹介して下さり、ありがとうございました。

このアルバムを買ってまず驚いたのは、全曲英語の曲だと言う事。女優がアルバムをリリースするというのは別に珍しいことではありませんが、全曲英語で歌っているというのは珍しいですね。ライナーに書かれてあるプロフィールによると、昭和40年生まれで玉川大学文学部外国語学科を卒業とあります。英語は得意だったようですね。87年にミュージカル「レ・ミゼラブル」でデビュー、88年に一躍彼女を有名にしたNHK朝の連続テレビ小説「ノンちゃんの夢」のヒロインに抜擢されました。こんな経歴からも英語や歌に関しては全くの素人と言う訳ではなかったようです。

さて肝心な音楽の方ですが、これが思いの他良いんですよね。もちろんYUTAKAがプロデュースとアレンジを手掛けているので悪い訳がないと思っていましたが・・・。洒落たアレンジとキャッチーなメロディーの曲、そして堂々とした藤田 朋子の歌いっぷりに単なるガールズ・ポップという雰囲気を超えてAORっぽさを感じます。参加しているミュージシャンは、横倉 裕(key)、Jerry Watts(b)、Terence Eliot(g)、Carl Burnett(g)、Oscar Castro Neves(ag)、Dave Karasony(ds)、Bill Meyers(key)、Pauline Wilson(cho)、14 karat Soul(cho)等という顔触れです。

『藤田 朋子 / THE WOMAN IN ME』
01. The Woman In Me
02. Never Give Your Heart
03. One Fine Day
04. Wait For Me
05. For All The Right Reasons
06. Living Dangerously
07. On My Own
08. Summer Without You
09. Fall Out Of Love
10. I Will

軽いタッチの01は、70年代のアメリカン・ポップスのような味わいのある曲です。キャッチーなメロディーと優しいYUTAKAのサウンドが絶妙にマッチしています。歌も決して上手いとは思いませんが、堂々とした歌いっぷりが潔くって良いですね。

作詞が奈良橋 陽子で1989年に書かれた曲なので、おそらくオリジナル曲なのは間違いないであろう02。この曲も軽妙で聴いていて心地良いポップ・ナンバーです。彼女の歌声によく似合っている曲で、なかなか良い曲です。

キャロル・キングが、夫であり、音楽的パートナーでもあるゲイリー・ゴフィンとのコンビで、数々のヒット曲を生み出す売れっ子作曲家として活躍していた時代に、シフォンズに提供した曲のカヴァー03。明るい曲調のポップ・ナンバーで、確かに"Fine Day"という感じがする曲。YUTAKAの選曲なのかは不明ですが、藤田 朋子のキャラクターにピッタリな曲です。

ドン・グルーシン作曲による渋いミディアム・ナンバー04。それまでと違ってAOR色の強いナンバーです。パティ・オースティンも取り上げていましたね。FUSION色の強いアレンジが秀逸です。

しっとりと聴かせるバラード・ナンバー05。YUTAKAのアレンジの素晴らしいところは、あくまでも藤田 朋子の歌声を活かすことを重要視しているところでしょうね。シンプルながらも美しいアレンジは見事です。

ちょっと毛色が変わり、FUNKYでハードなサウンドが印象的な06。これが格好良いんですよね。シンセ・ベースのサウンドが時代を感じさせますが、曲に似合っていて80'sの香りが強い1曲です。かなり渋いヴォーカルを聴かせてくれますよ。

スケールの大きなバラード・ナンバー07。バラード曲の時にもうちょっと歌に表現力が出ると良いだろうなと思いますが、1stアルバムでここまで歌えれば大したもんだと思います。

YUTAKAの代表曲として人気の高い名曲08。いかにもYUTAKAらしい美しいメロディーとボッサ調のアレンジが実に心地良い曲で、アルバムの中でも一際輝いている1曲です。ここでのヴォーカルは素晴らしいですね。YUTAKAのディレクションのおかげでしょうね。聴いて損はない曲です。

シンセ・サウンドを駆使したディスコ風ナンバー09。今聴くと何とも懐かしさが詰まっているような曲ですね。この曲だけ聴いたら、おそらく日本人が歌っているとは気付かないでしょうね。ましてや女優が歌っているとは・・・(笑)

ポール・マッカートニーが大好きな藤田 朋子の選曲であろう10(笑)。ビートルズのカヴァーで、私自身も大好きな1曲です。実はこの曲だけはYUTAKAではなく、14 Karat Soulのメンバーのプロデュースとアレンジによる曲で、もちろんドゥーワップ・コーラスによるアカペラ曲です。オリジナルもポールの声によるベースでしたから、アカペラで聴いても違和感が無いですね。名曲です。

何故YUTAKAが藤田 朋子のアルバムのプロデュースを引き受けたのかは不明ですが、そんな細かいことはどうでもよくなるくらいに良いアルバムに仕上がっています。リリースされたのは12月だったようですが、明らかに今の季節にぴったりな感じですし、ドライブのBGMにも最高だと思います。これは興味があったらぜひ聴いてみて下さい。特に洋楽好きな人にも聴いて欲しい1枚ですね。私も今後彼女の他のアルバムを中古店で見かけたら、ぜひ聴いてみたいと思います。ちなみにこのアルバム、BOOK OFFで250円で購入しました。こんなに良いアルバムが250円なんですから・・・・。BOOK OFF万歳!(笑)
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135_135 ◇ 2008年 06月 22日
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今回紹介するのは、梶原 茂人、高木 茂治、本田 義博の3人組のユニット、135の1987年の1stアルバム『135』です。
135に関しては、名前は目にしていたものの大した興味も湧かず今まで聴かずにきていたんですが、当時センスの良いアーティスト、アルバムを抱えていたairレーベルからリリースされたアルバムですし、唯一彼等の曲で知っていた曲「我愛你(ウォー・アイ・ニー)」が収録されていたことや、BOOK OFFで250円で売られていたので購入してみました。

135は"いち・さん・ご"と読み、その名前の由来は、日本の標準子午線、東経135度を意味するらしいです。彼等の音楽は、幅広いジャンルの音楽を上手く取り入れた耳に馴染みやすいPOPな曲が中心となっています。年代的にリズムは打ち込み中心ですが、生の演奏も組み込んでいて今の時代に聴いても然程違和感を感じませんね。一部の曲を除けば、ほぼ全曲の曲が135名義で書かれたもので、アレンジは林 有三&135名義のものが多くなっています。

『135 / 135』
01. 我愛你 (ウォー・アイ・ニー)
02. 夢勘定はひとり事
03. silent days
04. トキオの顔
05. 0%麗人 (レイパーレイジン)
06. Just a Memory
07. ナスカの風 ~ 自由な蟻
08. ジャイプルの象
09. 湾岸Night

タイトル通り、オリエンタルなムードが漂う01。サビのメロディーが強く印象に残る曲です。ですから昔ラジオなどで聴いていたのをずっと覚えていたんでしょうね。曲毎のクレジットが無いのですが、おそらくベースを弾いているのは故・青木 智仁でしょう。

摩訶不思議なタイトルの02。曲自体はCITY POP風なリズム・アレンジが洒落ているポップ・ナンバーです。メロディーの端々にオリエンタルな香りがするのが、135のひとつの特徴なのかも知れません。

矢島 賢のアレンジによる幻想的なバラード曲03。メロディーは奇をてらったものではなく、あくまでもキャッチーなのがとても聴きやすくて良いですね。ヴォーカルも癖が無くてすんなり耳に溶け込んできます。ギター・ソロはおそらく矢島 賢自身だと思います。

異国情緒漂うミディアム・ナンバー04。メロディーやアレンジにフォルクローレの匂いがする曲です。打ち込み中心ですが、よく練られているアレンジだと思います。

135のデビュー・シングル曲05。元SASの大森 隆志が作曲、矢島 賢のアレンジ曲です。シングル曲だけあってキャッチーなメロディーを持ったPOPナンバーです。ただ、何故かサビ部が大阪弁なんですが・・・(笑)

アコースティックな弦楽器をフィーチャーした、しっとり聴かせるバラード・ナンバー06。美しいメロディーが印象的です。

インスト曲(ナスカの風)とメドレー形式になっている07。インスト・ナンバーは、イメージ的にはクスコに似た雰囲気です。続く「自由な蟻」はカヴァー曲のようですが、不思議な魅力を持ってます。

インスト・ナンバー08。打ち込みとシンセを巧みに使った重厚なサウンドが特徴ですね。林 有三ならではのアレンジと言えるかも知れません。

アルバム中で最もスリリングでFUNKYなCITY POP系ナンバーです。いかにも青木 智仁(おそらくですが・・・)らしいスラップ・ベースが光っています。私個人的には1番好きなナンバーで、こういう路線をもっと増やしてくれたら最高ですね。林 有三がアレンジに関わっているだけに、CITY POP色全開だった頃の角松 敏生のサウンドによく似ています。

調べてみると135は現在、メンバー2名が脱退して梶原 茂人の一人だけになったようですが、特に135が消滅したということは無いようです。確かにメロディーやアレンジのセンスには光るものを感じますし、ワールド・ワイドな音楽的な広がりを感じる面白いユニットですね。
私はこのアルバムが135初体験だったのですが、もっと聴いてみたくなりました。特に09のような曲が、2ndアルバム以降で増えていたのなら尚更聴いてみたい気がします(笑)
最近、忙しくてBOOK OFF探索も出来ませんでしたが、また復活した際には135の他のアルバムも探してみようと思います。もし、お薦めのアルバムとかありましたら、紹介して頂けたら嬉しいです。
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BOB WELCH_FRENCH KISS ◇ 2008年 03月 24日
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昨日は春らしい良い天気になったのでお墓参りに出かけました。桜の蕾もかなり膨らんできたましたから、私の住む千葉県もあと2~3日で咲き始めるかも知れません。お墓参り帰ってからはからは届いたばかりの新しいPCとの格闘が始まりました(笑)
夜7時頃から始めて、やっと今までの環境に似た状態で自分が納得出来るものに設定し終わったのが朝7時・・・。久しぶりの貫徹作業でしたね。それにしてもVistaは慣れないせいもあるとは思いますが、使いづらいOSですね~。

さて今回紹介するのは、久しぶりにBOOK OFFで250円で売られているのを見て興奮し、即効で購入したアルバムを紹介します。
1971年から1974年までFleetwood Macのメンバーとして活躍し、それまでブルース色の強かったFleetwood MacをPOPSへと導いたと言われるボブ・ウェルチが、1977年にリリースした1stアルバム『FRIENCH KISS』です。洋楽に詳しい人や同年代の方なら知っていると思いますが、Fleetwood Macが爆発的に売れたのは彼の脱退後の話です。ですから有名というには?マークが付きますかね(笑)
しかし、このアルバムに収録されている「Sentimental Lady」や「Ebony Eyes」はそこそこヒットしたという記憶があります。そういう私も「Ebony Eyes」で彼の存在を知りました。確かでは無いのですが、このアルバム国内盤のCDはリリースされていないかも知れません。1度も見たことが無いんですよね。過去にHMVで輸入盤が売られているのを見たんですがそれっきり・・・。あの時買っておけば良かったと後悔していたんですが、先日近所のBOOK OFFで250円で売られているのを発見。これはラッキーとばかりに購入しました。もちろん輸入盤です。

Fleetwood Mac脱退後、1974年に"PARIS"というロックのトリオ・バンドを組んでいた時期があるようですが、全く売れなかったようです。そしてFleetwood Macのメンバーのバック・アップを受けて制作されたのが本作です。PARIS時代の名残りなのかハードなギター・サウンドとキャッチーでPOPなメロディーが融合したという感じ聴き易い音楽が特徴です。生憎輸入盤なので歌詞カードも付いておらず、参加しているミュージシャンも分かりません。ただFleetwood Macのメンバーが参加していたという記憶があります。

『BOB WELCH / FRENCH KISS』
01. Sentimental Lady
02. Easy To Fall
03. Hot Love, Cold World
04. Mystery Train
05. Lose My Heart
06. Outskirts
07. Ebony Eyes
08. Lose Your Heart
09. Carolene
10. Dancin' Eyes
11. Danchiva
12. Lose Your Heart

柔らかく優しいアコースティック・ギターのサウンドに包まれる名曲01。Fleetwood Mac時代に発表された曲のセルフ・カヴァーです。ボブ・ウェルチのソングライターとしての才能を感じさせる1曲ですね。

ロック色の強いギター・リフとは裏腹にキャッチーなPOPナンバーである02。ハードなギター・サウンドと派手なストリングスというのが、このアルバムのひとつの魅力になっています。歌は下手ですが、耳に残るキャッチーなメロディーで救われています。

ドゥービー・ブラザーズの「Long Train Runnin」のイントロを彷彿させる軽快なナンバー03。この曲は結構好きなんですが、明らかにドゥービーを意識して作られと思われる1曲です。

疾走感溢れるサウンドが心地よいポップ・ナンバー04。この人はポップなメロディーを書くのに、サウンド自体はハードなギター・サウンドが好きみたいですね。声質がロックに向いておらず、優しく細い声なんでポップス路線の方が似合っているとは思います。

軽快なPOP ROCKという感じの05。チープなコーラス・ワークが楽しい1曲。

渋いギター・リフが印象的なAOR風なナンバー06。この曲も結構お気に入りの1曲です。当時にしては洒落た部類の曲だったのではないでしょうか。

私のハートを射止めた名曲07。イントロのギター・リフで魅了された曲でした。ギター・サウンドに品の無い感じのストリングスの絡みが絶妙です。あくまでもメロディーはキャッチーで、歌声もソフトなのにギター・サウンドはハードというのがボブ・ウェルチの特徴でしょう。

インタールード的な08を挟んで始まるのが、商業ロック路線の09。ジャーニーやボストンのような味わいのあるロック・ナンバーです。

サビのメロディーが印象的なナンバー10。ハードなギター・サウンドと軽妙なドラミングの絶妙なバランスが面白い曲です。

美しいストリングスとブルースっぽいギター・ソロで始まる11。イントロで曲調が変わり彼ならではのサウンドの世界へ・・・。これほど一貫したサウンドのアレンジが施されているのも珍しいかも知れませんね。相当ロックへの拘りが強いのかも知れません。

いかにもエピローグという感じの美しいストリングスで始まる12は、05の別ヴァージョンです。テンポやアレンジの違いで全く別の曲のように仕上がっています。

この1stアルバムが好評だったのか、2年後の1979年に『THREE HEARTS』というアルバムをリリースするのですが、アルバム・ジャケットがこの1stとそっくりなデザインで写真も女性とボブ・ウェルチといのも同じでした。でも2ndは確か女性が二人に増えてた(笑)
何とも不思議な魅力を持った人です。サウンドと書く曲とのアンバランスさがこの人の魅力なんだと思います。商業ロック系が好きな人なら聴けるアルバムかも知れませんが、はっきり言って歌は下手くそです。曲の良さと雰囲気で楽しむという感じですね(笑)
でも私は好きなんですよね~。
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石井 明美_MONA LISA ◇ 2008年 03月 14日
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今回紹介するのは、BOOK OFFで250円で購入したアルバムです。昔から知ってはいましたが、聴くタイミングを失っていた作品です。そのアルバムとは、石井 明美の1986年リリースの1stアルバム『MONA LISA』です。石井 明美と言えばやはりこのアルバムにも収録されている大ヒット曲「CHA-CHA-CHA」ですね。イタリアのグループ、フィンツィ・コンティーニのカヴァーなんですが、人気ドラマ「男女7人夏物語」の主題歌に使用されたこともあり大ヒットしました。ただ、この曲のイメージが強すぎてなかなかアルバムに手を伸ばせなかったというのが本音です。80年代後半の洋楽の日本語カヴァー・ブームの火付け役とも言えるのではないかと思います。

おそらく洋楽カヴァーが多いのだろうなと思っていましたが、案の定収録曲9曲中6曲が洋楽カヴァーです。どうしても「CHA-CHA-CHA」のイメージが強すぎたせいか、正直あまり期待はしていませんでした。しかし、これが良い意味で裏切られまして・・・結構良いんですよ(笑)
都会的でCITY POP風ナンバーもありますし、石井 明美のヴォーカルも表現力豊かで実力のあるヴォーカリストだと思います。

『石井 明美 / MONA LISA』
01. O LA LA
02. インスピレーションの夜 (Oh What A Night For Love)
03. CHA-CHA-CHA
04. YOU MAKE ME HAPPY
05. 死んでもいい (Take My Breath Away)
06. ジュテーム~悲しみの見える窓~
07. 恋は不滅 (Indestructible)
08. 流されて
09. 愛は嵐 (Ouragan)

「CHA-CHA-CHA」のオリジナルを歌うフィンツィ・コンティーニのカヴァー01。オリジナルを聴いたことはありませんが、軽快なダンス系ミュージックという趣きのナンバーです。ミュージシャン・クレジットが記載されていないのが残念なんですが、間奏のベースによるメロディー弾きがなかなか良いです。アレンジは戸塚 修。

02も洋楽カヴァーです。色々調べたんですがオリジナルは分かりませんでした。ご存知の方がいらっしゃったら、御教授下さい。と言うのもこの曲が格好良いんですよね。CITY POP風なミディアム・ナンバーで、戸塚 修らしい洒落たアレンジと石井 明美の艶っぽいヴォーカルが大好きです。

お馴染み大ヒット・ナンバー03。考えてみると石井 明美のヒット曲はカヴァーが圧倒的に多いですね。「オリーブの首飾り」や「ランバダ」くらいしか記憶に無いですが、いずれもカヴァーですから・・・。訳詞は今野 雄二(知ってますか?)なんですが、いかにもらしいですね(笑)

作詞が阿木 燿子、作曲が天才・筒美 京平、アレンジが山川 恵津子によるメロウ・チューン04。これがまた良い曲なんですよ!穏やかな日曜の午後を歌ったナンバーなんですが、メロディーとアレンジが絶妙にマッチしております。私的にはCITY POP色が強くて大満足の1曲です。

1986年の映画「Top Gun」 に使用されて大ヒットしたBerlin の「Take My Breath Away (愛は吐息のように)」のカヴァー05。重たいタイトルだなと思ったら、訳詞がなかにし 礼なので妙に納得してしまいました。しっとりと歌う石井 明美のヴォーカルが魅力的です。

作詞が森 浩美、作曲が吉実 明宏、編曲が戸塚 修によるオリジナル曲06。サビのメロディーが印象的な歌謡曲チックなナンバーです。Aメロ、Bメロは大したことは無いのですが、サビのメロディーは秀逸ですね。耳に残る1曲です。

07も洋楽カヴァーなんですが、オリジナルは不明です。メロディーの印象だとヨーロピアンな感じです。可も無く不可も無くって感じの1曲です。

作詞がなかにし 礼、作曲が筒美 京平、編曲が戸塚 修によるオリジナル・ナンバー08。筒美 京平の凄いところは、04のようなCITY POP風な洒落たメロディーを書くと思えば、この曲みたいにベタな歌謡曲風メロディーをあっさりと書き分けるところなんですね。岩崎 宏美が歌っても似合いそうなタイプの曲です。こういう曲のヴォーカルを聴くと、石井 明美って上手いなと改めて感じます。

最後の09も洋楽カバーですが、オリジナルは分かりませんでした。やはりヨーロピアンなナンバーです。

個人的には、02、04、06の3曲がお気に入りなんですが、洋楽カヴァーであってもオリジナルを知らない分すんなり聴けてしまうのかも知れませんね。私の1番のお薦め曲は何と言っても04ですね。筒美 京平はやはり天才です。本当に凄い曲を書く人で、筒美 京平の書いたCITY POP風作品の中では、桑名 正博の「さよならの夏」に肩を並べる名曲だと思います。
BOOK OFFでは250円コーナーの常連でもある石井 明美。この3曲が聴けただけでも250円は安かったと思えたアルバムでした。興味のある方はぜひ聴いてみて下さい。
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川島 みき_WILL ◇ 2008年 02月 09日
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今回紹介するのは、今まで聴いたことが無かったアーティストなんですが、BOOK OFFで250円という低価格で売られていたんで聴いてみようと思ったアルバムです。そのアルバムとは、1988年の川島 みきの2ndアルバム『WILL』です。
川島 みきのことをご存知の方も中にはいらっしゃると思いますが、1986年にデビュー、1987年にはクラリオン・ガールに選ばれているようです。私は全く知らなかったんですが、歌の上手さには定評があったようです。ただ、お世辞にも売れているという印象はありません。その後、"川嶋 みき"に改名、また1991年には現在の"川島 だりあ"と改名しています。
1993年には"FEEL SO BAD"にヴォーカリストとして参加しています。現在はビーイングに所属し、ビーイング系のアーティストを中心に楽曲提供をしているようです。

アルバム『WILL』はガールズ・ポップという範疇に入ると思いますが、なかなか歌もしっかりしていますし、後半とは言え、80年代の勢いのあるPOPなアルバムです。
作曲陣も豪華で、都志見 隆、NOBODY、林 哲司、MAYUMI、野田 晴念、河内 淳一という顔触れに加え、川島 みきも1曲書いています。アレンジは新川 博、中村 哲、志熊 研三の3人。ミュージシャン達も豪華で、島村 英二(ds)、長谷部 徹(ds)、江口 信夫(ds)、宮崎 全弘(ds)、岡沢 茂(b)、富倉 安生(b)、高水 健司(b)、松原 正樹(g)、佐橋 佳幸(g)、土方 隆行(g)、角田 順(g)、北島 健二(g)、新川 博(key)、中村 哲(key、sax)、山田 秀俊(key)、木戸 泰弘(cho)、比山 貴咏史(cho)、広谷 順子(cho)、EVE(cho)等が参加しています。

『川島 みき / WILL』
01. Real Time
02. 夜明け、ハイウェイにて
03. Morning Side
04. My Tragedy
05. 土曜日だったから
06. 1ブロック先の悲しみ
07. Lonely Eyes
08. Good Morning Love
09. さよならの町へ舞い降りて
10. シンデレラたちの憂鬱 (Remix Version)

フェード・インしてくるEVEのコーラスが印象的な01。都志見 隆らしいキャッチーでポップなメロディーの1曲です。典型的なガールズ・ポップという趣きですが、新川 博のタイトなリズムを活かしたアレンジによって軟弱さを感じさせません。松原 正樹のギター・ソロが素晴らしいですね。

NOBODYの作曲による渋いCITY POPなナンバー02。中村 哲のアレンジも長谷部 徹のドラムをフィーチャーしてタイトなリズムが何とも格好良く仕上がっています。比山 貴咏史のコーラス・アレンジも秀逸で、かなり仕上がりの良い曲だと思います。

シングル・カットされた03。都志見 隆の作曲でキャッチーなメロディーは確かにシングル向きかも知れませんが、ありがちな曲でインパクトには欠ける感じがします。アレンジの中村 哲のサックスがフィーチャーされています。

MAYUMIが作曲したナンバー04。ロック色の強いアレンジが印象的な曲です。佐橋 佳幸のハードなギターがフィーチャーされています。EVEならではのコーラスも流石ですね。

林 哲司作曲によるミディアム・ナンバー05。アレンジは、初期の角松 敏生やオメガトライブを手掛けた志熊 研三です。林 哲司ならではのBメロからサビへの流れやキャッチーなメロディー・ラインを持った曲です。土方 隆行の渋いギター・ソロ、木戸 泰弘と比山 貴咏史のコーラス・ワークが印象的です。

川島 みき自身の作曲による06。ビートを効かせたナンバーで、曲を書くことに慣れているといった感じがします。中村 哲のパーカッションをフィーチャーしたロック調のアレンジが光っています。

野田 晴念の作曲による07。軽快でスピード感溢れるポップ・ナンバーです。志熊 研三のアレンジで、角田 順のディストーションの効いたギター、ドライヴ感のあるソロのプレイが聴き所のひとつです。川島のヴォーカルも伸びも良く、声量もあって本当に上手いと思います。

河内 淳一の作曲した08は、タイトル通り爽やかなポップ・ナンバーです。新川 博のアレンジもシンプルで聴きやすい感じになっていますが、北島 健二のギター・ソロだけは北島らしさが全開です。木戸 泰弘のコーラス・アレンジとコーラス・ワークが素晴らしい1曲です。

収録曲唯一のバラード・ナンバー09。都志見 隆の作曲による美しいメロディーを持ったナンバーです。こういうしっとりしたバラード曲では、表現力豊かなヴォーカルを聴かせてくれる川島 みきのヴォーカリストとしての力量は相当なものだと思います。北島 健二の泣きのギター・ソロが耳に残ります。

デビュー・シングル曲のリミックス・ヴァージョン10。都志見 隆が作曲、新川 博のアレンジによる1曲です。キャッチーなポップ・ナンバーで03よりもはるかにシングル曲としては、インパクトの強い曲です。この頃の新川 博は、アイドル系を始め女性アーティストのアレンジを多く手掛けていて、そのどれもが素晴らしいアレンジでした。このアルバムでも本当に良いアレンジをしています。松原 正樹らしいギター・ソロにニヤリとしてしまいます(笑)

このアルバムで初めて川島 みかの歌を聴きましたが、ガールズ・ポップやロック、バラード等曲調に合わせた歌い方(表現力)の出来る上手いヴォーカリストですね。欲を言うならあと1曲位はバラード曲を入れて欲しかったですね。彼女は"川島 みき"名義で3枚のアルバムをリリースしているようなので、残り2枚も機会があればぜひ聴いてみたいと思います。こうなるとBOOK OFFでの欲しい物リストがまたひとつ増えました(笑)
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Midnight Cruising ◇ 2008年 01月 09日
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私にとっては、もはやライフワークと言っても大袈裟では無いBOOK OFFでの中古CD探索ですが、今更ながらBOOK OFFという所は面白いですね。同じアーティストの同じアルバムでも、店によって値段が違っていたりするんですよね。もちろん状態によって多少の値段の上下があるのは理解できるのですが、値段が高い方が綺麗だとも言い切れませんし、250円でも新品同様のものもあります。一体どういう査定システムになっているのか不思議です(笑)

そんな摩訶不思議なBOOK OFFの安棚コーナーで、250円でいかに面白い(良い)CDを見つけるのが私の趣味でもあるのですが、探索中に結構注意深く見ているのが非売品のCDです。
何故かBOOK OFFの場合、非売品のCDの値段設定が低いのです。以前、FM曲"J-WAVE"の番組で作られたと思われるCD(過去記事はコチラ)を見つけんですが、これが結構レアもので、杉 真理・村田 和人・嶋田 陽一によるユニット"Aloha Brothers"の音楽が収録されていました。もちろん正式にリリースされていないユニットでしたから嬉しさは一際でしたね。それ以来、非買品CDを結構注意深く探しています。

今回紹介するアルバムもそんな1枚で、もちろん非買品で250円で購入したものです。どういう経緯で制作されたかは不明ですが、CBS/Sonyが1990年に制作したらしいJ-FUSIONのコンピレーション・アルバム『Midnight Cruising』です。収録されているのは、渡辺 貞夫、マリーン、SQUARE、笠井 紀美子、日野 皓正、PLAYERS、NANIWA EXPRESS、村松 健の8組のアーティストです。味も素っ気も無いジャケットだったりしますが、結構選曲が良いので夜のドライブのお供には重宝しています。

『Midnight Cruising』
01. MY DEAR LIFE / 渡辺 貞夫
02. ROUTE 66 / マリーン
03. ハワイへ行きたい / THE SQUARE
04. LULIBY OF L.A. / 笠井 紀美子
05. NEW YORK TIMES / 日野 皓正
06. YELLOW PAPER BAG / THE PLAYERS
07. INSIDE OF YOU / NANIWA EXPRESS
08. 水平線の見える部屋 / 村松 健

世界的なJAZZ PLAYERであるナベサダの名曲01。ライブ・バージョンなので、おそらく1980年リリースのライブ・アルバム『HOW'S EVERYTHING』からの選曲でしょう。一聴した判るリチャード・ティーのローズとスティーヴ・ガッドのドラミング、デイヴ・グルーシンが指揮する美しいストリングスが印象的な1曲です。

マリーンが1985年にリリースしたスタンダード集『SOFTLY, AS IN A MORNING SUNRISE』に収録されていた02。フランク・フォスター・ビッグ・バンドとの共演による軽快なスイング・ジャズを聴かせてくれます。抑え気味なマリーンのヴォーカルが良い味になっていますね。

THE SQUARE時代のアルバム『脚線美の誘惑』(1982年リリース)の冒頭を飾った03。メンバーが安藤まさひろ、伊東たけし、和泉宏隆、田中豊雪、長谷部 徹の頃の作品でした。タイトルに出てくるハワイらしさを全く感じませんが、軽快なスクェアらしいFUSIONナンバーです。

笠井 紀美子の1984年のアルバム『NEW PASTEL』に収録されていた04。笹路 正徳のアレンジによるメロウなサウンドと笠井 紀美子のソフトな歌声が心地良いナンバーで、夜のドライブのお供にはピッタリな1曲でしょう。

日野 皓正の1983年のアルバム『NEW YORK TIMES』のタイトル・ナンバーだった05。今は亡きケニー・カークランド(key)も参加していたFUNKYかつPOPなナンバーです。

THE PLAYERSの1984年のアルバム『UP TO YOU』に収録されていた06。渡嘉敷 祐一と岡沢 章のリズムによるサウンドは何時聴いても格好良いですね。岡沢 章のヴォーカルも聴けるナンバーです。

NANIWA EXPRESSの1984年のアルバム『MODERN BEAT』に収録されていた07。やはりPLAYERS同様、東原 力哉と清水 興の強力なリズム隊が強く印象に残る軽快なドライビングFUSIONナンバー。

ラストの08は、村松 健の1985年リリースの『緑の想い』に収録されていたナンバーです。軽快なサウンドに美しいピアノの旋律が心地良いナンバーですが、個人的にはあまり夜のイメージがありません。夏の昼下がりといった印象があるので、このコンピの趣旨とは違う感じもしますが良い曲なのは確かです(笑)

普段コンピレーション・アルバムをあまり購入しないという人でも、250円という値段なら車で聴く為だけに購入しても良い値段だとは思いませんか?
非売品と言っても、おそらく販促用、プロモーション用という宣伝目的で作られているのは明白ですから、選曲も悪くはありません。普段あまり馴染みの無いジャンルの音楽に接するという意味で、非売品のアルバムはある意味うってつけかも知れませんね。
BOOK OFFでは大抵この手のアルバムは、オムニバスやワールド・ミュージック、その他という括りで分類されているケースが多いので、興味のある方はじっくり探してみて下さい。意外と良い掘り出し物に出会えるかも知れませんよ(笑)
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吉野 千代乃_Montage ◇ 2007年 10月 23日
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BOOK OFFやGEOといった中古CDを扱うお店をよく利用するのですが、最近はなかなか欲しいモノに出会えません。それでもBOOK OFFの安棚に置かれている250円のCDは、私にとっては非常に魅力的です。お目当てのモノが無かったにしても考え方ひとつです。そんな時には、名前は知っていても今まで聴いた事の無かったアーティストのアルバムを買ってみたりします。これが意外に良いアルバムに出会えたりするんです。もし自分の好みの音楽で無かったとしても250円ですからね・・・(笑)

今回紹介するのもそんな1枚です。名前は知っていたにも関わらず、1度も聴いた事が無かったアーティストです。そのアーティストとは吉野 千代乃です。そして初めて出会った(250円で購入した)アルバムが、1988年にリリースされた彼女の4枚目となるアルバム『Montage』です。
作詞家の松井 五郎がプロデュース。松井 五郎の書いた詞に、斉藤 英夫、菅野 よう子、矢萩 渉、和田 典久、藤田 司、山川 恵津子、小路 隆、佐藤 健といった面々が曲を付けています。正直なところ、佐藤 健と山川 恵津子はよく知られていますが、その他の面々は知名度は低いかも知れませんね。しかし、メロディーの良さは知名度には関係無いですからね(笑)

このアルバムを聴いて最初に感じたのは、吉野 千代乃が素晴らしく歌が上手いという事でした。パワフル、繊細、アンニュイという色んな表情を見せつつも、しっかりした歌唱力が根本にあるので聴いていて実に気持ちの良いヴォーカルですね。相当な実力派シンガーと言えると思います。

『吉野 千代乃 / Montage』
01. とがったKissの警告
02. 春・ma・maison
03. Make Me 太陽
04. Dance In The Champagne
05. 帰れないエトランゼ
06. 月夜のモノローグ
07. ホロスコープガール
08. 涙はFineで終わらない
09. ジ・ン・ク・ス
10. 日付変更線

軽快な打ち込みサウンドが印象的なポップ・チューン01。決して力んではいないのですが力強さを感じるヴォーカルが魅力です。凝ったアレンジではないですが、サックスをフィーチャーして打ち込み特有の無機質な感じがしないのも良いですね。

しっとりとしたバラード・ナンバー02。本格派シンガーといった堂々たる歌いっぷりです。菅野 よう子の作・編曲のナンバーで、春らしいホンワカとした雰囲気がよく表現されている気がします。

02と同じ菅野 よう子の作・編曲によるポップなナンバー03。村上 秀一のドラミングに耳を奪われます。ポップながらもファンキーな味付けが施されたアレンジが絶妙で、吉野 千代乃のヴォーカルも溌剌としています。お気に入りのナンバーになっています。

軽めの打ち込みのリズムとギター・リフを中心にダンサブルに仕上げている04。全体的に音が軽すぎるのが残念な気がします。もっと低音を効かせて方が良かったと思いますね。

テレビ東京系TV"夏樹 静子トラベルサスペンス"のテーマ曲だったという05。まさにサスペンス・ドラマのエンディング・ロールと同時に流れたらピッタリな感じのバラード曲です。しとやかに歌う吉野 千代乃の歌声が綺麗です。

不思議な心地良さが漂うミディアム・ポップ・ナンバー06。米光 亮の軽快なギター・カッティングやアコースティック・ギターのプレイが光る1曲です。

テクノ・ポップ風な07。アンニュイな吉野 千代乃のヴォーカルが、他の曲と同一人物が歌っているとはとは思えない程可愛らしいですね。山川 恵津子らしいキャッチーなメロディーのナンバー。

生のリズム隊の音はやはり良いです!リズムが心地良いミディアム・ナンバー08。しとやかなメロディー・ラインとタイトなリズムの組み合わせが絶妙です。いかにも80年代といった趣きのあるナンバーで、この曲もお気に入りの1曲になっています。

アルバム中最もロック色の強いナンバーが09です。サビに向かって徐々に盛り上がっていくタイプの曲で、ライブで映えるナンバーと言えるかも知れません。

佐藤 健らしく、聴きやすいメロディーながら歌うのは難しいであろうバラード曲10。美しいメロディーや、富田 素弘によるスケールの大きなアレンジが印象的ですね。

突出した曲がある訳では無いのですが、全体としてよく纏まっていると思いますし、吉野 千代乃のヴォーカリストとしての非凡な才能を味わえるアルバムです。今のところ、まだこのアルバムしか聴いたことが無いのですが、他のアルバムも聴いてみたいと思わせますね。
実は、彼女が1992年にリリースした7作目のオリジナル・アルバム『JOURNEY TO LOVE』を探しています。実はこのアルバム、私の敬愛する林 哲司のプロデュース作品なのです。調べてみるとファンの間でも人気の高いアルバムのようなので、ぜひ見つけて聴いてみたいと思います。もし、入手出来たらまた記事を書きたいなと思います。
吉野 千代乃は1986年にデビューということなので、昨年20周年を迎えています。最近も活動されているようですが、こういう本格派の人にはぜひ頑張って欲しいなと思います。
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