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カテゴリ:ベスト盤( 68 )
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ELTON JOHN_GREATEST HITS ◇ 2007年 10月 22日
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今回は、過去に類を見ないほど手抜きの記事となりますがご容赦下さい。と言うのも、明日急遽長野へ出張となりまして客先へ朝9時に入らなければならず、千葉県在住の私は早朝5時30分には自宅を出なければなりません。いつもペースで記事を書いてますと、とても早起きする自信が無いので思い切り手抜きさせて下さい(笑)

今回紹介するのは、エルトン・ジョンが1974年にリリースした初のベスト盤『GREATEST HITS』です。このアルバム・ジャケットを見て懐かしいと思う方も多いのではないでしょうか。このベスト盤、エルトン・ジョンの全アルバム中で最も売れたアルバムらしいですね。発売後、10週間アルバム・チャートのトップを獲得、1975年のアメリカの年間アルバム・チャート第1位を記録したモンスター・アルバムです。
私にとっても思い出深いアルバムなんです。1974年というと私がまだ15歳の頃で、当時は明けても暮れてもビートルズ一色でした。レコードを買うのはビートルズかメンバーのソロ作品ばかり・・・。そんな頃にビートルズ以外に買った初めての洋楽のLPレコードがこのアルバムでした。当時は日本でも爆発的に売れていたと思います。私の友人達も多くも持っていたアルバムでしたね。
選曲も"GREATEST HITS"の名に相応しく、当時頻繁にラジオで流れていたヒット曲が全て網羅されています。私の所有しているCDはUK盤(輸入盤)でして、アメリカ盤に比べ収録曲が1曲少ない10曲です。

『ELTON JOHN / GREATEST HITS』
01. Your Song (僕の歌は君の歌)
02. Daniel
03. Honky Cat
04. Goodbye Yellow Brick Road
05. Saturday Night's Alright For Fighting (土曜の夜は僕の生きがい)
06. Rocket Man
07. Candle In The Wind (風の中の火のように)
08. Don't Let The Sun Go Down On Me (僕の瞳に小さな太陽)
09. Border Song (人生の壁)
10. Crocodile Rock (クロコダイル・ロック)

アメリカ盤には、7曲目に「Bennie And The Jets」が収録されているようです。それにしてもこの選曲を見ると、おそらく全曲がベスト10圏内にチャート・インしたのではないかなと思います。
私と同年代の人や洋楽の好きな方にはお馴染みの曲ばかりなので、今更曲毎のレビューの必要はありませんね(汗)
このアルバムを聴いていると、思春期を思い出しますね。頻繁に聴く訳では無いのですが、たまに無性に聴きたくなるアルバムです。
明日はしっかりした記事を書きますので、今夜はこれにて失礼します(笑)
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ANDREW GOLD_THE BEST OF ANDREW GOLD ◇ 2007年 10月 17日
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今回紹介するのは、1997年にリリースされたアンドリュー・ゴールドの初のベスト盤『THE BEST OF ANDREW GOLD』です。
アンドリュー・ゴールドと言えば、リンダ・ロンシュタットのサポートで一躍注目を集めたソング・ライター兼ほとんどの楽器をこなせるマルチ・プレイヤーで、ウエスト・コーストらしい乾いたサウンドにビートルズの影響の色濃い英国風なポップ・ソングを聴かせてくれる才能あるアーティストです。実力の割には知名度が左程高くないような気もしますが、海外進出を狙っていた日本のビッグ・スター、矢沢 永吉をプロデュースしたことで"永ちゃん"ファンにはお馴染みの人のようですね。

この『THE BEST OF ANDREW GOLD』には、デビュー・アルバム『ANDREW GOLD』(1975年)、ピーター・アッシャーのプロデュースによる2ndアルバム『WHAT'S WRONG WITH THIS PICTURE? (邦題:自画像)』(1977年)、初のセルフ・プロデュース作である3rdアルバム『ALL THIS AND HEAVEN TOO (邦題:幸福を売る男)』(1978年)、4thアルバム『WHIRLWIND (邦題:風にくちづけ)』(1980年)の4枚から選曲された19曲が収められており、アンドリュー・ゴールドの魅力が詰った内容で、彼の音楽性を知るにはピッタリな1枚だと思います。

『ANDREW GOLD / THE BEST OF ANDREW GOLD』
01. That's Why I Love You (そよ風のきみ)
02. A Note From You
03. Love Hurts
04. Heartaches In Heartaches (傷心)
05. I'm Coming Home
06. Stay
07. One Of Them Is Me (このままでいたい)
08. Lonely Boy
09. Go Back Home Again (家へ帰ろう)
10. Do Wah Diddy
11. Learning The Game (人生はくりかえし)
12. Thank You For Being A Friend (気の合う二人)
13. Never Let Her Slip Away (彼女に首ったけ)
14. How Can This Be Love (愛しているのに)
15. Genevieve
16. Kiss This One Goodbye (風にくちづけ)
17. Nine To Five
18. Brand New Face (見知らぬ恋人)
19. Make Up Your Mind (恋の手ほどき)

19曲というボリュームなので、今回は1曲毎のレビューは書くのが大変なので手抜きさせてもらいます(汗)
まず、01~05までが1stアルバム『ANDREW GOLD』に収録されていたナンバーです。01がシングル・リリースされました。いかにもウエスト・コースト・サウンドといった爽やかなナンバーが多いのが特徴ですね。ギター・カッティングが軽快な02。しっとりとしたラヴ・バラード03。軽やかなポップ・ナンバー04。ウエスト・コースト・ロックな05。このアルバムでは、ほとんどの楽器をアンドリューがこなしています。

06~11までが2ndアルバム『WHAT'S WRONG WITH THIS PICTURE?』に収録されていたナンバーで、ラス・カンケル、リー・スクラー、ダニー・クーチマー、ワディ・ワクテル等を起用して制作された名盤と呼べるアルバムですね。彼の代表曲とも言える08を中心に、モーリス・ウィリアムス&ザ・ゾディアックスのドゥー・ワップの名曲06、マンフレッド・マンでお馴染みの10、バディー・ホリーの11という名曲のカヴァーも楽しめます。そんな中でも自伝的要素の強い08がやはり印象深いですね。

12~15までが3rdアルバム『ALL THIS AND HEAVEN TOO』に収録されていたナンバーです。AOR好きな人の中にはこのアルバムが1番好きという人が多いかも知れません。シングル・カットされた12。キャッチーなメロディーとアレンジが面白い13。リフが印象的な14。洒落たアレンジがAORな15も名曲です。

16~19が4thアルバム『WHIRLWIND』に収録されていたナンバーです。最もロック色の強いアルバムかも知れませんが、メロディーは相変らずキャッチーで聴きやすいです。タイトルとは裏腹にハードなギター・ワークが印象深い16。エッジの効いたギター・サウンドの17。ロックン・ナンバー18。穏やかなナンバー19。01~15とは違ってハードなサウンドが、このアルバムの特徴でしょう。

ソング・ライター、アレンジャー、ミュージシャン、シンガー、プロデューサーというまさにマルチな才能を持ったアンドリュー・ゴールドですが、この人の本質は表舞台よりも裏方の仕事でよりその才能を発揮するタイプなのかなとふと思ってしまいます。このベスト盤に収録されている曲は粒揃いでアーティストとして十分魅力的ですが、私はカヴァー曲のアレンジの手法などのアレンジャーとかプロデューサーとしての彼のセンスが好きですね。アンドリュー・ゴールドの入門編として最適なベスト盤としてお薦めの1枚です。
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尾崎 亜美_best collection ◇ 2007年 09月 03日
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今回紹介するのは、尾崎 亜美のベスト盤『best collection』(1992年リリース)です。以前、別のベスト盤『CUSTOM SERIES』を紹介しましたが、今回のベスト盤はデビューした1976年から1979年まで在籍した東芝EMI時代のシングル曲、アルバム収録曲から選曲されています。

1976年の1stアルバム『シェイディ』と2ndアルバム『マインド・ドロップス』の2枚は、人にプロデュース(2ndアルバムは、松任谷 正隆のプロデュース)を任せていますが、3rdアルバム『ストップモーション』、4thアルバム『プリズミイ』、5thアルバム『LITTLE FANTASY』の3枚は、プロデュースに関わっているばかりでなく、全曲のアレンジまで手掛けており、才能の豊かさを感じさせてくれます。

興味深いのは、松任谷 正隆が1stと2ndアルバムの全曲のアレンジを手掛けていることでしょう。女性シンガー・ソング・ライターの巨匠とも言えるユーミン、そして尾崎 亜美の二人を影で支えてきたというのは凄いことですし、松任谷 正隆が当時のJ-POPを牽引してきた重要なアレンジャー(プロデューサー)であることは疑いようの無い事実ですね。

尾崎 亜美の初期の作品中心ですが、その後のヒット・メーカーとしての活躍が頷けるキャッチーでポップな曲が多く収録されていて、聴き応えのあるベスト盤になっています。

『尾崎 亜美 / best collection』
01. マイ・ピュア・レディ
02. あなたはショッキング・シャイン
03. パーフェクト・ゲーム
04. 来夢来人
05. 心にメイクアップ
06. ストップ・モーション
07. 気分を変えて
08. 涙の雨
09. 旅
10. 偶然
11. 瞑想
12. ジェシー
13. テンダーレイン
14. 午前5時の旋律
15. 初恋の通り雨
16. さよならを言うために
17. 私は愛を唄わない
18. 春の予感 ~ I've been mellow
19. FOR YOU

全19曲もあるので今回は曲毎のレビューは割愛(別名:手抜きとも言いますが・・・笑)させていただきます。
19曲中、シングル曲(カップリングを含む)が12曲、残り7曲がアルバム収録曲で構成されています。シングルA面曲は、01、02、06、09、11、12、15の7曲。
その中でCMとのタイアップ曲が01(資生堂1977年春のキャンペーン)、15(サンヨーのレインコート)の2曲あり、デビュー間もない時期にも関わらずCMに採用されるというのは、尾崎 亜美の曲がポップでキャッチーであると既に認められていたということでしょうね。
また、03が金井 夕子に、18が南 沙織に提供した曲です。私と同年代であればご存知の方もいらっしゃるかも知れませんね。

尾崎 亜美は作詞・作曲は勿論のこと、アレンジやプロデュースも手掛け、歌も上手いしピアノの腕前も相当なものにも関わらず、ユーミンの陰に隠れてしまっていたような印象があります。
決して目立たないという訳ではないですし、ヒット・メーカーとしての活躍は周知の通りです。それでもユーミンほど女性に支持されないのは、私が思うに「詞」のインパクトの強さの違いなんだと思います。
ユーミンの場合、女性の内面的な"ダーク"な部分を上手く歌詞にしますし、比喩が非常に巧みで上手いと感じます。おそらくそんな部分が多くの女性を魅了したんだと思っています。
しかし、尾崎 亜美のメロディー作りのセンスの良さや歌の上手さはユーミン以上でしょう。
現在でも一線で活躍を続けており、日本を代表する女性シンガー・ソング・ライターのひとりとして、これからも頑張って欲しいと思います。
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SHOGUN_SHOGUN THE BEST ◇ 2007年 08月 15日
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久しぶりにベスト盤の紹介します。今回紹介するのは、1997年にリリースされたSHOGUNのベスト・アルバム『SHOGUN THE BEST』です。17曲入りというお買い得なアルバムでした(笑)

既にご存知の方も多いとは思いますが、SHOGUNは芳野 藤丸(g / vo)、長岡 道夫(b)、山木 秀夫(ds)、大谷 和夫(key)、中島 御(per)、ケーシー・ランキン(g / vo)の腕利きスタジオ・ミュージシャンを中心に結成された6人組のグループで、SHOGUNとしてのデビューは1979年です。
しかし、SHOGUN結成には紆余曲折があったようです。1978年にケーシー・ランキンを除く5人によりONE LINE BANDというグループでビクターから『YELLOW MAGIC』というアルバムをリリースしており、これがいわゆるSHOGUNの前身です。
ところが彼等のサウンドに目を付けたTV局系列の出版会社が、第2の井上 堯之バンドを作ろうと目論んで、ビクターとの契約が残っているにも関わらず強引に当時のCBSソニーへ移籍させてしまいます。そして、TVドラマ『俺たちは天使だ!』の音楽担当に抜擢した際に、主題歌を書いたケーシー・ランキンが加わってSHOGUNになったという経緯があるようですね。

1stシングルの「男たちのメロディー」はケーシーの作品ですが、芳野 藤丸は彼の書いた曲が気に入らずに歌うことをゴネたらしく、結局仕方なしに投げやりな歌い方をしたのがヒットしてしまったらしいですね(笑)

『SHOGUN / SHOGUN THE BEST』
01. As Easy As You Make It
02. Lonely Man
03. Bad City
04. LIVING WITHOUT YOUR LOVE
05. 友よ、心に風があるか
06. Do It To Yourself
07. Otokotachi No Melody
08. サタデー・サイクロン
09. 走れ!オールドマン
10. 風に抱かれて
11. Sunrise Highway
12. ONE ON ONE (You're the one)
13. SIR PEER
14. UNDER THE RAINBOW (Tilopa's Song)
15. Imagination
16. You tern me on
17. Castle Walls

1979年リリースの1stアルバム『SHOGUN』からは、07、08、11、16、17の4曲が選ばれています。07は1stシングルだった曲ですが、やはり喜多條 忠の詞の世界はSHOGUNのイメージとは違う気がしますね。芳野 藤丸らしいメロディーと西海岸風な爽やかなサウンドが特徴の11。16も爽やかなサウンドのAOR風ナンバーです。長岡 道夫のスラッピング・ベースと中島 御のパーカションが大活躍するファンキーな17。

同じく1979年リリースされた2ndアルバム『ROTATION』からは、01、02、03、15の4曲が選ばれています。この中では松田 優作主演の名作ドラマ「探偵物語」のテーマ曲だった02、03がカップリングでシングル・カットされました。このシングルで一躍有名になったと言っても過言ではない曲ですね。01はビートを効かせ、ホーン・セクションをフィーチャーしたファンキーなナンバー。スリリングな演奏が特徴の15。

私が1番好きな1980年の3rdアルバム『You're the One』からは04、12、13、14の4曲が選ばれています。ギター・リフが軽快で印象的なAORなナンバー04。名曲12は、その後の芳野 藤丸のソロ・アルバムの世界に通じるナンバーですね。ケーシー・ランキンの作品でヴォーカル曲でもあるバラード・ナンバー13。同じくケーシー・ランキンの作品でヴォーカル曲の14は、アコースティック・ギターをフィーチャーした明るいポップ・ナンバーです。

シングル曲からは、4枚目のシングル(1980年)のA面、B面曲だった05、06。キャッチーなメロディーのシングル曲向けの日本語詞(来生 えつこ作詞)の曲ですが、やはりSHOGUNらしさをあまり感じません。一方長岡 道夫の作曲、ケーシー・ランキンのヴォーカルによる06は、ダンス・ビートを軸にしたコミカルなタイプの曲です。08は1stシングルのカップリング曲でした。09と10は、2ndシングル(1979年)のA面、B面曲です。どちらも喜多條 忠の作詞による日本語詞のナンバーでしたが、正直面白いとは言い難い曲ですね。まだ10の方が耳に馴染みます(笑)

ベスト盤ですから、どうしてもシングル曲や有名曲が中心になってしまうのは仕方がありませんね。ですから、SHOGUNの魅力が十分に発揮されていないのも事実です。
ただ、こういうベスト盤を聴くと私が好きなSHOGUNというのは芳野 藤丸が中心となって曲を書き、藤丸が歌うというスタイルなんだと再認識出来ました。
ケーシー・ランキンの書いた曲もキャチーですし、歌もそこそこだと思うのですが、私の好みでは無いです。
どうもケーシーVSその他のメンバーという確執が見えるような気がするベスト盤でした(笑)
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庄野 真代_MAYO SHONO ◇ 2007年 07月 03日
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皆さんは一体ベスト盤なるアルバムも何枚くらいお持ちですか?
音楽好きの人の中にはベスト盤が好きではないという人もいるのではないでしょうか。私もアナログ盤を聴いていた頃はそうでした。やはりアーティストが様々なコンセプトのもとで制作されたオリジナル・アルバムの方が断然良いと思ってましたから・・・(笑)

しかし、時代は流れアナログ盤からCDへと変わっていき、意地でもアナログ盤にこだわろうと思ってもいてもレコード店にはCDばかりが並ぶようになってしまいました。私も当然CDを聴くようになったのですが、それまでコツコツと集めてきた数百枚のアナログ盤をCDで全て買い直す程の財力もありません。
当時、本気で手数料500円くらいでアナログ盤とCDを交換してくれないかと思っていました(笑)
そんな少ない予算の中で、幅広く色々なアーティストの音楽を聴きたいという要望を満たしてくれたのがベスト盤でした。おそらくレコード会社側もその辺の事情は十分承知してますから、数多いベスト盤がリリースされましたし、その傾向は現在でも同じような気がしますね。

今回紹介する庄野 真代のベスト盤『MAYO SHONO』(1992年)も本当はオリジナル・アルバムのCDも欲しいけれど、あれこれと色んな曲も聴きたいのでとりあえずベスト盤を買っておこうという気持ちで購入したものです。私は結構な枚数のベスト盤を所有しておりますが、その多くが同じ理由で買ったものです。

『庄野 真代 / MAYO SHONO』
01. 中央フリー・ウェイ
02. ラスト・チャンス
03. マスカレード
04. ジョーの肖像
05. Hey Lady 優しくなれるかい
06. 飛んでイスタンブール
07. モンテカルロで乾杯
08. 想い出のラブ・ソングス
09. 愛のシャリオ (Chariot)
10. 不在証明 (シャドー・ポイント)
11. お・ん・な・無限大
12. 逃亡者
13. そして・蜃気楼
14. シンガポール航海
15. マダム・ロジータ
16. アデュー

1977年の3rdシングル01は、お馴染みユーミンの名曲です。佐藤 準のアレンジなんですが、シンセの音が妙に安っぽいのが笑えます。このメロディーに庄野 真代の声はよく似合っていると思います。

1977年の4thアルバム02。アリス時代の堀内 孝雄の作曲です。いかにもベーヤンらしい曲ですね。この曲の佐藤 準のアレンジは悪くないです。

1978年のヒット・シングル(7枚目のシングル)03。当時、異国情緒溢れる歌謡ポップス路線の曲が沢山リリースされました。ジュディ・オングや庄野 真代はその筆頭でしたね。そして、この手の曲を書かせたら日本一である天才・筒美 京平が作曲したナンバーです。夏らしい曲ですね。

1976年のデビュー・シングル曲04。庄野 真代の作詞・作曲ですが、ブルースの香りのするフォーク・ソングといった印象です。筒美 京平の作品と比べるのも可笑しいのですが、やはりインパクトに欠ける曲なのでヒットするのは難しい曲でしょう。

1980年の10枚目のシングル曲05。庄野 真代の作詞・作曲で、04に比べて数段ポップでキャッチーなメロディーの作品に仕上がっています。ポーラ化粧品の春のキャンペーン・ソングでした。

1978年リリースの5枚目のシングル曲と同時に庄野 真代の出世作06。筒美 京平の作曲、船山 基紀のアレンジという黄金コンビの作品なので、ある意味ヒットして当然かも知れません。名曲ですね。この曲での庄野 真代のヴォーカルが大好きなんです。

"イスタンブール"でヒットしたので、それに続けとばかり制作された1978年の6枚目のシングル07。作・編曲は筒美 京平です。メロディーは悪くないのですが、アレンジは船山 基紀の方が良かったのでは?

1980年リリースの8枚目のアルバム『LAST SHOW』に収録されていたバラード曲08。
※ジャーンさんより情報を頂きました。「想い出のラブ・ソングス」は、1978年のアルバム『MASQUERRADE』に既に収録されていたそうです。ジャーンさん、ありがとうございました。

1962年の洋楽ヒット曲のカヴァー09。1982年のアルバム『紅HOTEL』に収録されていた曲です。この曲は映画「天使にラブ・ソングを」で使われていたので、ご存知の方も多いと思います。矢野 誠のアレンジが洒落ています。

JAYWALKの中村 耕一とのデュエット・ナンバー10。1984年リリースの15枚目のシングル曲ですで、作曲は井上 大輔、編曲は船山 基紀です。

1983年にリリースされた14枚目のシングル11。庄野 真代の作詞・作曲による明るくポップなナンバーですが、小泉 まさみのアレンジが今ひとつという感じです。

1980年に一時的に音楽活動を停止した庄野 真代が2年振りとなる1982年にリリースした11枚目のシングル曲12。それまでのイメージとはガラッと変わり、ケバイ化粧によるレコード・ジャケットとロック調の曲が印象的です。

1983年の12枚目のシングル13。12の評判が悪くなったのか、ボッサ調の大人の雰囲気を漂わせるナンバーになっています。庄野 真代の声にはこういう曲が似合いますね。好きな曲です。

「Hey Lady 優しくなれるかい」のカップリング曲だった14。庄野 真代の作詞・作曲、瀬尾 一三のアレンジによる曲です。これはなかなか渋いナンバーですよ。夏の夕暮れ~夜にぴったりな感じで、瀬尾 一三のアレンジが秀逸です。

1979年にリリースされたアルバム『私旋律 バラード』に収録されていた15。ストレートなカントリー調のナンバーですが、なんとも穏やかで長閑な雰囲気が良いですね。カントリー・ソングを歌っても上手いですし、よく似合っていると思います。庄野 真代の作詞・作曲、瀬尾 一三の編曲。

名曲16。1979年リリースの9枚目のシングルです。庄野 真代の作品で1番好きな曲です。作詞・作曲は庄野 真代、アレンジは瀬尾 一三です。大人のバラード・ソングです。今は中森 明菜が『歌姫2』でカヴァーしているので、そちらの方が有名かも知れません。しかし、庄野 真代のオリジナルも良いですよ。

ベスト盤はシングル曲を中心に選曲されていますから、アルバム全体が散漫な感じがするのは否めません。しかし、私の青春時代の想い出として強く心に残っているアーティストなので、このアルバムを聴く度に昔が蘇り、懐かしい気持ちで一杯になります。ベスト盤もまんざら捨てたものじゃないですね(笑)
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高中 正義三昧の半日(笑) ◇ 2007年 06月 23日
休日は目覚ましをかけずにゆっくり起きるのですが、今朝は少し早起きをして床屋へ行きサッパリしてきました。床屋を出たのが10時半前。もう既に暑かったです。家に帰り、何か音楽でも聴こうと選んだのが、高中 正義のベスト盤でした。1992年にリリースされたベスト盤なのですが、TPOに合わせた選曲、リマスタリングが施されているというベスト盤でシリーズとして3同時リリースされたものです。

3枚の合計収録曲が43曲というヴォリュームで、午前中は高中三昧でした(笑)
スージー甘金のイラストのジャケットが印象的なアルバムですが、数多い高中のベスト盤の中においてもTPOに合わせた選曲はなかなか良いと思っています。
その3枚は、『TAKANAKA BEST "ON THE BEACH"』、『TAKANAKA BEST "ON THE HIGHWAY"』、『TAKANAKA BEST "FOR LOVERS"』です。
これからのシーズン、海へ出かける時などに行きの車の中で『ON THE HIGHWAY』を、海辺で『ON THE BEACH』を、そして帰りの車の中で『FOR LOVERS』を聴くのも一興ではないでしょうか。余程高中サウンドが好きでないとキツイかも知れませんけど・・・(笑)

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『TAKANAKA BEST "ON THE HIGHWAY"』
01. Chill Me Out
02. E.S.P.
03. NEPTUNE
04. FUNKEE-MAH-CHAN
05. バードアイランド急行
06. はいやぁ~っ!
07. Summer Breeze
08. DISCO "B"
09. Sail On Fire
10. MAMBO No.6
11. Breakin' Loose
12. RAINY DAY BLUE
13. DANCING TO CAT GUITAR
14. FINGER DANCIN'

高速道路での疾走感を感じさせる曲が選ばれています。実はシリーズ3枚の中で、この『ON THE HIGHWAY』だけは購入していなかったんです。あとの2枚の選曲が良かったので・・・(笑)
ところが2枚揃えると、残りも揃えたくなるのが人情というもの。ところが店頭で見かけなくなってしまい、なかなか入手出来ませんでしたが、去年の冬頃にBOOK OFFで250円で発見。速攻で購入した1枚です。


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『TAKANAKA BEST "ON THE BEACH"』
01. OH! TENGO SUERTE
02. BLUE LAGOON
03. EARLY BIRD
04. Beleza Pula
05. Ride'em High
06. Saudade
07. ようこそ夏の王国へ
08. 空ド白ソ
09. Jumping Take off
10. Ready To Fly
11. Sweet Agnes
12. EYELANDS
13. RADIO RIO
14. TROPIC BIRDS
15. Mambo No.5

最も高中らしい、言い換えればベタな選曲とも言えるベスト盤ですね。でもこれが良いんですよね。本当に夏・海全開の選曲になっています。シリーズ3枚揃えなくても、このアルバムだけでも十分に高中を堪能出来ると思います。それにしても高中の作曲センスの良さにはいつも感心させられます。


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『TAKANAKA BEST "FOR LOVERS"』
01. 蜃気楼の島へ
02. 憧れのセーシェル諸島
03. 伊豆甘夏納豆売り
04. I Remember You
05. SUNDROPS
06. I Remember Clifford
07. 珊瑚礁の妖精
08. CAN I SING... For You
09. CRYSTAL MEMORIES
10. The Forest of My Heart
11. ALONE
12. リオの夢
13. RENGUIN DANCER
14. 黒船

落ち着いたムードの曲を中心に選曲されており、夕刻から夜にかけて聴くのにピッタリな1枚になっています。個人的には結構お気に入りの1枚です。

高中 正義の音楽を半日聴いて、真夏の1日を満喫してしまいました(笑)
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麗美_REIMY BRAND ◇ 2007年 06月 22日
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今回紹介するベスト盤は、麗美が1986年にリリースしたベスト盤『REIMY BRAND』です。
麗美は、沖縄出身でフィリピン人とのハーフです。元・クラリオン・ガールで、そして自らもアルバムをリリース(紹介記事はコチラ)、作曲家でもあるMAYUMI(堀川 まゆみ)の実妹です。
姉の堀川 まゆみが松任谷 正隆・由実夫妻のバック・アップでデビューしましたが、麗美も松任谷 正隆・由実夫妻の全面的なバック・アップを受け、1984年にシングル「愛にDESPERATE」でデビューしました。
姉よりも妹の方が松任谷夫妻の恩恵を受けているようですね。なにせ雲母社がユーミン以外でマネジメントを手掛けた初めてのアーティストだったはずです。

この『REIMY BRAND』は、1stアルバム『REIMY』(1984年)、2ndアルバム『"R"』(1984年)、3rdアルバム『PANSY』(1985年)の3枚のアルバムの中から、ユーミンの作品だけを集められています。そして、ユーミンのベスト盤『YUMING BRAND』を捩ったタイトルが付けられています。
当時、特に麗美に関心があった訳ではないですが、ユーミン作品集ということでレコードを購入。最近になってBOOK OFFで中古CDを見つけて購入しました。
とにかくユーミンがノリにのっていた時期の作品だけに、どれも良い曲ばかりです。ユーミンもセルフ・カヴァーしている曲が多いので、皆さんの中にもお馴染みの曲があるかも知れません。
全13曲中11曲がユーミンの作詞・作曲、作詞のみ1曲、作曲のみ1曲と13曲全てユーミン絡みです。
しかも松任谷 由実名義で・・・。おそらく自分でも歌うつもりだったのかも知れませんね。
アレンジはもちろん全曲、松任谷 正隆です。

『麗美 / REIMY BRAND』
01. Time Travelers
02. 青春のリグレット
03. パンジーとトパーズのネックレス
04. ポニーテイル
05. ノーサイド
06. 恋の一時間は孤独の千年
07. 愛にDESPERATE
08. 残暑
09. ひとちがい
10. 霧雨で見えない
11. どんなふうに
12. 何もいらないから
13. 星のクライマー

麗美に声は非常に個性的です。聴き様によってはユーミンに似ていて、01のサビの部分などはユーミンっぽいです。ただ、ユーミンほどアクが強くない為、アレンジがユーミンほど華やかな感じにしていないのが、松任谷 正隆の凄いところですね。

ユーミンの曲だと思っている人が多いかも知れませんが、麗美の為に書き下ろした02。

麗美とほぼ時を同じくしてユーミンもレコーディングしていた05。イントロを聴いたらAOR好きな人はニンマリするでしょう。クリトファー・クロスのあの名曲にそっくりです(笑)

ユーミンが1992年のアルバム『TEARS AND REASONS』の中で、セルフ・カヴァーしていた06。ラテンのリズムが軽快なナンバーです。

デビュー曲07。この曲は確か西村 知美も歌っていた気がするのですが、もしかしたら記憶違いかな・・・。

1990年のアルバム『天国のドア』でユーミンがセルフ・カヴァーしていた08。

名曲10は、同じ時期にHi-Fi SETもアルバム『Pasadena Park』に収録していますし、ユーミンも『ダイアモンドダストが消えぬまに』(1987年)にセルフ・カヴァーしてます。

最後を飾る13は、ユーミンが作詞、麗美が作曲によるナンバーです。2003年のユーミンのアルバム『Yuming Compositions:FACES』で取り上げられていたので、覚えている人も多いでしょうね。元々は別の詞が付いていたらしいのですが、ユーミンが書き直したらしいです。冒険家の故・植村 直巳に捧げられたもののようですね。

今回はちょっと手抜きして全曲レビューしていませんが(汗)、このアルバムを聴いているとユーミンを世界を凄く感じつつも、でもユーミンでは無いみたいな不思議な感覚に陥りますね。
正直なところ、疲れた時にユーミンの歌声を聴くのは少々しんどいところもありますが、麗美の歌声はすんなりと聴けますし、疲れが癒される効果が私の場合はありますね。
このベスト盤以降は、自作曲が徐々に増えていったようですが、残念ながらこのアルバム以外の作品を聴いたことがありません。何曲かコンピレーションに収録されていたりで、知っている曲はありますが・・・。BOOK OFF辺りで他のアルバム見つけたら聴いてみたいなと思っているアーティストです。
ユーミンが好きな人なら、おそらく気に入ってもらえるアルバムだと思います。『麗美ゴールデン☆ベスト-REIMY BRAND COMPLETE- 』というベスト盤も出ているようなので、興味のある方は聴いてみて下さい。
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松尾 清憲_KIYONORI MATSUO BEST ◇ 2007年 06月 17日
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今回紹介するのは、1987年にリリースされた松尾 清憲のベスト盤『KIYONORI MATSUO BEST』です。

松尾 清憲は、1980年に"CHINEMA"というバンドの一員(鈴木 さえ子も在籍していた)としてデビューしました。特にCHINEMAというグループに興味もありませんでしたが、バンド解散後の1984年にソロ・デビューし、翌1985年にアルバム『SIDE EFFECTS』がリリースされた時には購入しました。何故買ったのかの理由は覚えていませんが、おそらく雑誌等の評判を読んで興味を持ったのかも知れません。それからアナログ盤を数枚買って聴いていましたが、CDまでは購入しませんでした。BOOK OFFでこのベスト盤が帯付きで750円という安値で売られていたので、思わず買ってしまいました。

松尾がソロ・デビューした頃から感じていたことで、今回このベスト盤を聴いてみて改めて感じたことでもあるのですが、彼は杉 真理と並べるほどの優れたポップ・メーカーであることです。知名度的には圧倒的に杉 真理が高いですが、松尾 清憲の書くポップなメロディーもセンスの良さを感じますね。
強いて杉 真理と違う点と言えば、杉 真理がブリティッシュ・ポップ、アメリカン・ポップ風なナンバーを上手く書き分けるのに対して、松尾 清憲はどちらかと言えばブリティッシュ・ポップ風のナンバーを得意とするところでしょう。ただ、二人ともビートルズの影響を大きく受けているのは間違い無いですね。

『松尾 清憲 / KIYONORI MATSUO BEST』
01. ムーンライト・ランデヴー
02. OH! キャロライン
03. ふたつの片想い
04. 愛しのロージー
05. サニー・シャイニー・モーニング
06. サンセット・ドリーマー
07. JULIET
08. 僕等のハックルベリーフィン
09. 30 - 0
10. さよならはヴァニラ色
11. シャングリラ
12. 5月のSUICIDE (MAD MIX2)

1985年リリースの3枚目のシングル曲01。キャッチーなメロディーの軽快なポップ・ナンバーです。コーラスの声を加工してビッグ・バンド風な音を作り出しています。

50'S風なスタイルのポップス・ナンバー02。1987年リリースの3rdアルバム『NO THANK YOU』に収録されていました。耳に馴染むメロディーとファルセット・ヴォイスが心地良いナンバーで、プロデューサーでもある白井 良明のギターが大活躍しています。

1986年リリースの4枚目のシングル曲03は、しっとりとしたミディアム・バラード曲です。80年代半ば頃特有の打ち込みとシンセ・サウンドが主体ですが、白井 良明のアレンジによって上手く煌びやかな雰囲気に仕上がっています。

1984年リリースのソロ・デビュー・シングル曲04。非常にメロディアスなポップ・ナンバーですが、ビートルズが好きな人が聴けば思わずニンマリしてしまう曲です。白井 良明のギター・アンサンブルが見事な1曲。

1987年のシングル曲で、当時大好きだったTVアニメ「めぞん一刻」のオープニング・テーマ曲だった05。パーカッションをフィーチャーしたトロピカルなムード満点な夏向きのナンバーです。個人的には「めぞん一刻」とともに思い入れの強い曲です(笑)

シングル04のカップリング曲だった06。ミディアム・テンポのポップ・ナンバーですが、ストリングスをフィーチャーしたサウンドが美しいです。黄昏時の都会をイメージして作られたナンバーということです。

1985年リリースの2ndシングル曲07。ビートルズの「GIRL」のようなマイナー調のヨーロピアン・バラード曲です。壮大なオーケストレーションやガット・ギターを使って中世のヨーロッパをイメージしているようです。

明るいポップ・チューン08。1985年リリースの2ndアルバム『Help! Help! Help!』の冒頭を飾ったナンバーです。サンプリングした松尾の声を色々な形で使っているのが面白いですね。

スピード感のある09。シングル03のカップリング曲でした。この曲のスピード感は白井 良明のギターとコーラス・ワークによるところが大きいと思います。

珍しくR&Bの影響を感じるバラード曲10。これがなかなか良い曲です。2ndアルバム『Help! Help! Help!』に収録されてました。コーラス・ワークなどはフィリー・サウンドを意識しているようですね。

1985年リリースの1stアルバム『SIDE EFFECTS』に収録されていたバラード曲11。ストリングスを使った美しいバラードに仕上がっています。軽いメロディーとは裏腹に間奏での重厚な雰囲気は"悪魔"をイメージしているらしいです。よく出来たバラード曲だと思います。

12インチ・シングルでリリースされた12。オリジナルは1stアルバム『SIDE EFFECTS』に収録されています。いわゆるダンス系のナンバーと言える曲で、12インチならではの遊び心が詰まっています。軽快なギター・カッティングと打ち込みのビートを前面に出しています。

耳に馴染みやすいメロディーの曲ばかりで心地良く聴けます。最初に書きましたが、こういうポップスを書ける日本人アーティストでまず思い出すのが杉 真理。ビートルズに大きな影響を受け、ブリティッシュ、アメリカンに関わらずポップスを愛する点で共通点の多い二人が、お互いに惹かれ合うというのは当然と言えば当然かも知れませんね。
実際、1988年には杉 真理、小室 和之(現・小室 和幸)、田上 正和と"BOX"を結成しましたし、1999年には杉 真理、伊豆田 洋之、上田 雅利(元「チューリップ」)等と"ピカデリー・サーカス"を結成しています。
お互い声質も違いますし、書くメロディーにおいても個性が違いますが、ポップス・メーカーとしての才能は素晴らしく、そんな二人を聴き比べてみても面白いと思います。
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最近、エキサイトブログのトラブルで表示されにくい現象が続いていまして、ご迷惑をおかけしています。
今深夜(正確には日付が変わった14日)午前1時頃からメンテナンスに入るようです。
暫く繋がらないと思いますのがよろしくお願い致します。

さて今回紹介するのは、1997年に45歳という若さで亡くなった歌姫・ニコレット・ラーソンの初のベスト・アルバム『THE VERY BEST OF NICOLETTE LARSON』(1999年)です。
ニコレットが亡くなって、今年で10年。本当に時の経つのは早いですね。
ウエスト・コースト・ロック系の音楽が好きな人は、ニコレット・ラーソンでまず思い出すのは1978年の1stアルバム『Nicolette (邦題:愛しのニコレット)』でしょうね。そして彼女の代表曲でもある「LOTTA LOVE (溢れる愛)」を思い浮かべる人もきっと多いはず。何とも言えない笑顔と溌剌とした歌声は本当に魅力的でした。

このベスト・アルバムには、そんなニコレットの魅力がギュッと詰まっています。ライナー・ノーツも読み応えのあるものですし、肝心な選曲もプロモーション用に作られたライブ・アルバム『Nicolette / Live At Roxy』の音源も収録されていて、全16曲(日本盤はボーナス・トラック付きの17曲)という聴き応えのあるアルバムになっているのが嬉しいです。
ライナー・ノーツには彼女の生涯についてや、ゆかりの深いアーティストであるリンダ・ロンシュタット、J.D.サウザー、グラハム・ナッシュ、彼女のアルバムのプロデューサーでもあり一時期は恋仲にあったアンドリュー・ゴールド、ドラマーでニコレットのご主人であるラス・カンケル等がコメントを寄せているものやはり彼女の人柄なのかも知れませんね。

『NICOLETTE LARSON / THE VERY BEST OF NICOLETTE LARSON』
01. LOTTA LOVE (溢れる愛)
02. RHUMBA GIRL
03. GIVE A LITTLE
04. ANGEL REJOICED (歓喜の天使)
05. FRENCH WALTZ (Live, 1978)
06. BABY, DON'T YOU DO IT (Live, 1978)
07. LET ME GO, LOVE (愛にさよならを) - with Michael McDonald
08. RADIOLAND
09. OOO-EEE
10. FOOL ME AGAIN
11. I ONLY WANT TO BE WITH YOU
12. TWO TRAINS
13. ONLY LOVE WILL MAKE IT RIGHT
14. LET ME BE THE FIRST
15. THAT'S HOW YOU KNOW WHEN LOVE'S RIGHT - with Steve Wariner
16. IRISH LULLABY
17. LOTTA LOVE (DISCO STEREO MIX) - 日本盤のみのボーナス・トラック

今回は曲数が多いのと、手抜きしたいのとで曲毎のレビューはしませんがご了承下さい(笑)
まず01~04は、名盤『Nicolette (邦題:愛しのニコレット)』(1978年)からの選曲です。ライナー・ノーツによると、ニール・ヤングの書いた名曲01は、ニールの車の落ちていたカセットに入っていた曲でニールに頼んでもらった曲らしいです。

05と06は、プロモ用に作られたライブ・アルバム『Nicolette / Live At The Roxy』に収録されていた曲のようです。レコーディングされたのは1978年12月20日だと記されています。06はマーヴィン・ゲイのカヴァーですね。

07は、1979年リリースの2ndアルバム『In the Nick of Time (邦題:愛の季節)』からの曲で、マイケル・マクドナルドが曲を提供し、デュエットも披露したナンバー。

08と09は、1980年にリリースされた3rdアルバム『Radioland』に収録されていたナンバーです。

10は、映画『ミスター・アーサー』のサントラ盤『Authur, The Album』に収録されていた曲で、アンドリュー・ゴールドがプロデュース、バート・バカラック&キャロル・ベイヤー・セイガーの黄金コンビの作品です。

11と12は、1982年にリリースされた『All Dressed up & No Place to Go (邦題:天使のように)』に収録されていました。このアルバムから、プロデューサーがテッド・テンプルマンからアンドリュー・ゴールドに変わりました。

13は、1985年にリリースされた『・・・Say When』に収録されていました。このアルバムでカントリーの世界に足を踏み入れ、カントリー・ミュージック協会の主宰するACM大賞で、最優秀新人女性ヴォーカル賞を受賞したようです。

14と15は、1986年のアルバム『Rose of My Heart』に収録されていたナンバーで、15はスティーヴ・ウォリナーとのデュエット曲で、カントリー・チャートでTOP10に入るヒットになったとか・・・。

そして、最後の16は1994年にリリースされた彼女の最後のアルバム『Sleep, Baby, Sleep / Quiet Songs For Quiet Times』に収録されていたトラディショナル・ナンバーです。いわゆる子守唄を集めたララバイ・アルバムと言える作品で、ニコレットの子供に対する愛情がこもったアルバムでした。

ボーナス・トラックの17も結構良いです。イントロから鳥肌が立ちました。このヴァージョンは聴く価値ありますよ。

ブログの調子が悪く、ここ2~3日イライラした日が続いていました。
そんな時は音楽を聴くのが1番ですね。今日はニコレット・ラーソンの素晴らしい歌声に癒されました。
このアルバムは、ニコレット・ラーソンを聴いてみたいと思っている人には最適な1枚ではないでしょうか。
いろんな曲が入っていますから、好きな曲の時代の作品を遡ってきくのも面白いと思います。
今夜はとにかく記事を早くアップしたかったので手抜きになってしまいましたが、メンテナンスによって改善されていれば、明日はまた頑張って記事を書きたいと思っています。
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須藤 薫_BEST COLLECTION ◇ 2007年 06月 08日
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今回紹介するベスト盤は、須藤 薫が1993年にリリースしたCD選書『須藤 薫 ベスト・セレクション』です。
須藤 薫を取り上げたのには理由があります。なんと8月に彼女の初期の5作品が、"紙ジャケ復刻シリーズ"としてボーナス・トラック付きで復刻されます。(詳細はコチラ) 
最も須藤 薫がPOPだった頃の作品で、当時夏に近づくとアナログ盤を擦り切れるほどに聴きまくっいたアルバムばかりです。今では入手困難なアルバムばかりで、私もCDで所有しているのが2枚だけなので、今回の復刻は本当に嬉しいですね。
復刻されるのは、『CHEF'S SPECIAL』(1980年)、『PARADISE TOUR』(1981年)、『AMAZING TOYS』(1982年)、『PLANETARIUM』(1983年)、『DROPS』(1983年)の5枚で、どれも甲乙付けがたい素晴らしいアルバムです。
興味のある方、また須藤 薫の好きな方はぜひチェックしてみて下さい。

さて、今回紹介するベスト盤は現在でも比較的入手しやすいアルバムで、オリジナル・アルバムに未収録のシングル曲も多く含まれています。須藤 薫が好きな私にはちょっと物足りなさを感じるものの、須藤 薫を初めて聴く人やこれから聴いてみたいと思っている人には、彼女のあらゆる魅力が詰まったアルバムだと思います。人気の高い曲は押さえてありますし、聴き易いベスト盤と言えるでしょう。

『須藤 薫 / ベスト・セレクション』
01. 裸足のままで
02. 噂のふたり
03. 涙のランデブー
04. セカンド・ラブ
05. 涙のステップ
06. あなただけ I LOVE YOU
07. 思い出のスクールラブ
08. 恋のビーチドライバー
09. The Black Hole
10. FOOLISH(渚のポストマン)
11. LOVE AGAIN
12. やさしい都会
13. さよならはエスカレーターで
14. 花いちめん夢いっぱい
15. 遥かなる肖像

1984年リリースのベスト盤『SUMMER HOLIDAY』に収録されていたシングル曲01。杉 真理らしいキャッチーなサビのメロディーが魅力のバラード曲です。

『DROPS』(1983年)に収録されていた、つのだ☆ひろとのデュエット・ナンバー02。つのだ☆ひろの作曲で、つのだ☆ひろのソウルフルな歌声と透明感溢れる須藤 薫の歌声との相性は抜群で大好きな1曲。松任谷 正隆のアレンジが光ります。

『PLANETARIUM』(1983年)に収録されていた03。現在は作詞家として活躍している田口 俊の作詞・作曲のナンバーです。ロック色の強いギターは安藤 正容。

1982年のシングル曲で『SUMMER HOLIDAY』にも収録されていた04。ユーミン作詞、杉 真理作曲によるミディアム・バラード曲です。

『AMAZING TOYS』(1982年)のラストを飾った名曲05。これもミディアム・バラードといった趣きのナンバーで、杉 真理の多重コーラスが耳に残ります。

『CHEF'S SPECIAL』(1980年)に収録されていた大瀧 詠一作品06。これもまた名曲です。お得意のスペクター・サウンド風で、ドラムはつのだ☆ひろを筆頭に総勢16人編成というのが大瀧 詠一らしいですね(笑)

『PARADISE TOUR』(1981年)に収録されていたポップなナンバー07。杉 真理らしい明るいポップ・ナンバーで、こういう元気な曲が須藤 薫にはお似合いですね。

1981年のシングル曲08。『SUMMER HOLIDAY』にも収録されていました。夏の海辺のドライブのBGMにぴったりのオールディーズ風ポップ・ナンバー。

1980年のシングル曲09。『SUMMER HOLIDAY』にも収録されていました。ユーミン・杉コンビ作品。

『CHEF'S SPECIAL』に収録されている3rdシングル10。1stアルバムの1曲目で、この曲でノック・アウトされました。運命的な出会いの曲でした。杉 真理の作曲、松任谷 正隆編曲で、青山 純、後藤 次利、松原 正樹、吉川 忠英、松任谷 正隆、斉藤 ノブという豪華メンバーが集まっています。

『CHEF'S SPECIAL』に収録されている2ndシングル11。これも大好きな曲のひとつ。10とほとんど同じメンバーですが、ドラムは渡嘉敷 祐一です。

1979年のデビュー・シングル12。異色なナンバーです。作詞は荒井 由実、作曲が筒美 京平、編曲が戸塚 修です。ポップというよりニューミュージックといった感じの曲です。やはり須藤 薫にはポップ路線が似合いますね。

『AMAZING TOYS』に収録されていた13。杉、須藤、東郷 昌和の3人によるコーラス・ワークが素晴らしいナンバーです。

『PARADISE TOUR』に収録されていた14。杉 真理の書いたキャッチーなメロディーに、松下 誠が実に清々しいアレンジを施しています。特にコーラス・アレンジも見事です。松下のギター・ソロも聴き所。

シングル01のカップリング曲だった15。アルバム未収録曲です。須藤 薫には珍しい重たい雰囲気の曲。EVEのコーラスというのも彼女の曲では珍しいですね。都会的で渋い曲です。

初期の須藤 薫の音楽を支えているのは、やはり杉 真理と松任谷 正隆でしょう。POPSを書かせたら杉の右に出る者はいないとさえ思える素晴らしいメロディー・センスと、適材適所にミュージシャンを起用するセンスの素晴らしさに驚かされる松任谷のアレンジ。この二人がガッチリとタッグを組んでいるのですから、悪い訳がありません。これから夏に向けては、須藤 薫のヴォーカルが爽やかで気持ち良く響く季節です。
8月に再発される5枚はどれも聴いて損の無い、素晴らしいアルバムばかりですので、興味のある方はぜひ聴いてみて下さい。
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