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カテゴリ:企画モノ( 34 )
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the AEGEAN SEA (エーゲ海) ◇ 2007年 07月 25日
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今日の東京地方は、久々の快晴でした。気温も高かったのですが、湿気が無く暑くてもそれ程苦になりませんでした。夜になると涼しくて気持ちが良いですね。今回は、今日のような天気に聴きたくなるアルバムを紹介します。

CBSソニーが1970年代の後半に企画したサウンド・イメージ・アルバムのシリーズのひとつで、1979年に制作された『the AEGEAN SEA (エーゲ海)』です。『エーゲ海』は文字通りエーゲ海をモチーフに、松任谷 正隆、細野 晴臣、石川 鷹彦の3人が書き下ろしたインストゥルメンタル曲を中心に構成された企画アルバムです。以前紹介した1978年に太平洋をモチーフに制作された『Pacific』やニューヨークをモチーフに制作された『NEW YORK』も同じシリーズの作品です。

『エーゲ海』はシリーズの中で最もリラクゼーション・サウンドの色合が濃く、アルバムを聴いているとエーゲ海の紺碧の海と爽やかな風を感じさせてくれます。BGMとしても最適な1枚です。
サポートするミュージシャンは、松任谷 正隆のセッションには村上 秀一(ds)、高水 健司(b)、松原 正樹(g)、今 剛(g)、ペッカー(per)等。石川 鷹彦のセッションには島村 英二(ds)、杉本 和弥(b)、山田 秀俊(key)、斉藤 ノブ(per)等。細野 晴臣のセッションには高橋 ユキヒロ(ds)、佐藤 博(key)、椎名 和夫(g)、ペッカー(per)等が参加しています。

『the AEGEAN SEA (エーゲ海)』
01. エージアン・ファンタジー
①魅せられて
②アイランド・ガール
02. アトランティス
03. レゲ・エーゲ・ウーマン
04. ミコノスの花嫁
05. イマージュ
06. 波間の薔薇
07. デイ・ブレイク
08. アプロディーテの嘆き

ジュディ・オングの大ヒット曲「魅せられて」をプロローグにした01は、松任谷 正隆の作・編曲によるナンバーです。マンドリンのアンサンブルを中心に、ジェイク・H・コンセプションのサックス・ソロ、松原 正樹のアコースティック・ギターのソロが美しいナンバーです。海からのそよ風といったイメージでしょうか・・・。

石川 鷹彦作・編曲による02。軽快なリズムに乗せて、フラット・マンドリンと12弦のアコースティック・ギターでメロディーを奏で、途中で日色 純一による幻想的なヴァイオリン・ソロが入ります。

細野 晴臣作・編曲による03は、いかにも細野らしいテクノ・サウンドによるナンバーですが、若干抑え気味なのが聴きやすさにつながっているように思います。タイトルからも分かるように、コミカルで明るい曲調が印象的です。

続く04も細野 晴臣の作・編曲によるナンバーです。03と違ってしっとりしたヨーロピアンな雰囲気のメロディー・ラインが特徴ですね。この曲もテクノ風な味付けが施されていますが、嫌味は全くなくメロディーや曲の雰囲気によく似合っています。

松任谷 正隆の作・編曲による05。FUSION色の強い曲と言えるかも知れません。シンセを巧みに使ったメロディーも良いですし、松原 正樹、今 剛のツイン・ギター。間奏で今 剛が素晴らしいソロを聴かせてくれます。村上 秀一と高水 健司のリズム隊はさすがという他ありません。ジェイク・H・コンセプションのエモーショナルなフルート・ソロにも注目です。

続く06も松任谷 正隆の作・編曲によるナンバーで、心地良いサウンドを聴かせてくれます。中沢 健次によるフリューゲル・ホーンをメインに、メンバー各々がキレのあるプレイを聴かせてくれます。松任谷のピアノ・ソロ、ジェイク・H・コンセプションのフルート・ソロが素晴らしいですね。表には出てきませんが、村上 秀一と高水 健司の堅実なプレイあってこそという気がします。

石川 鷹彦の作・編曲による07。乾いた爽やかな風のようなナンバーです。ストリングスが美しく、杉本 和弥のベース・プレイが主役と言っても過言ではないと思います。石川 鷹彦はあくまでバッキングに徹していますが、これが凄く効果的で素晴らしい仕上がりになっていると思います。

16も石川 鷹彦の作・編曲の08。今度は石川 鷹彦のマーチンD-45が主役の1曲で、バックは山田 秀俊のピアノと山川 恵子のハープのみです。もの悲しいメロディーが名器・マーチンの音色によく似合っています。水平線に沈みゆく太陽の最後の一瞬というイメージが浮かびます。

細野 晴臣のテクノ風サウンドは、個人的にはエーゲ海のイメージとは重ならず、今ひとつという感じがします。しかし、松任谷 正隆と石川 鷹彦の曲は素晴らしい仕上がりだと思います。特に松任谷 正隆のアレンジが素晴らしいですね。ユーミンのアルバムでも起用している気心知れたミュージシャンを集め、彼等の個性を上手く活かしたアレンジが素晴らしいです。もちろんミュージシャンの演奏も素晴らしいものです。
歌モノのバックだったらドラムはおそらく林 立夫だったと思いますが、インスト曲ということで村上 秀一を起用しているのも松任谷らしい拘りかも知れませんね。
暑さにバテた時や仕事に疲れた時、窓から心地良い風が吹き込んできた時など、気分をリラックスさせたいなと思った時にお薦めの1枚です。
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TIN PAN ALLEY_YELLOW MAGIC CARNIVAL ◇ 2007年 03月 19日
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今回紹介するのは、1980年にリリースされたティン・パン・アレーの企画盤的要素の高いベスト盤『YELLOW MAGIC CARNIVAL』です。ティン・パン・アレーのアルバムのようですが、実はメンバーの細野 晴臣、鈴木 茂、松任谷 正隆のソロ曲をも含んだベスト盤です。リリースされたのが1980年ですので、ティン・パン・アレーとしての活動は終っていた頃のアルバムになりますね。
ソロ活動において、細野 晴臣は無国籍なエキゾチックな曲やチャンキーな曲が多く、鈴木 茂や松任谷 正隆はCITY POP風な作風が多かったですね。ですから単にソロ作品を集めたベスト盤の形式を取ると、纏まりのないただの寄せ集め的なモノになってしまいます。
そこで小林 克也のDJを入れて、ラジオ番組風に仕立てることで散漫な感じを抱かせないように工夫されているのでしょう。それに当時は、山下 達郎の『COME ALONG』が人気を集めていたというのもあったのだとは思いますが・・・。
本当にこういうアルバムのリリースに意味があるかどうかは別にして、当時に流行とかを考えると自然の流れで出たアルバムと言えるかも知れませんね。
レコードを所有しておりCDは買わなかったのですが、先日BOOK OFFで安値(750円)で売られていたので思わず購入してしまいました(笑)

『TIN PAN ALLEY / YELLOW MAGIC CARNIVAL』
01. YELLOW MAGIC CARNIVAL
02. 北京DUCK
03. 絹街道
04. 蝶々- San (Chanky Gumbo)
05. 香港Blues (ワーナー映画「脱出」より)
06. "SAYONARA" The Japanese Farewell Song
07. CHATTANOOGA CHOO CHOO
08. 砂の女
09. ソバカスのある少女
10. 100ワットの恋人
11. JACKSON
12. Hong Kong Night Sight

01、09、11の3曲は、ティン・パン・アレーとしてリリースした1975年の名盤『キャラメル・ママ』に収録されていたナンバーです。
02、03、07の3曲は、細野 晴臣が1975年にリリースした2ndソロ・アルバム『TROPICAL DANDY』に収録されていたナンバー。
04、05、06の3曲は、細野 晴臣の1976年リリースの3rdソロ・アルバム『泰安洋行』から。
08は、鈴木 茂の1975年のソロ第1作『BAND WAGON』からで、09は1976年のアルバム『幻のハックルバック』からのナンバーです。
12は、松任谷 正隆の唯一のソロ・アルバム『夜の旅人』(1977年)からのナンバーです。

今回は曲毎のレビューは省略させてもらいますが、ソロ作品が含まれているのでアルバムのミュージシャン・クレジットに記載されたミュージシャンは総勢32名という豪華さです。(ティン・パン・アレーのメンバー含む)

このアルバムを聴いて感じた事が二つあります。
ひとつは、小林 克也は今更ながらの話になりますが、日本を代表する素晴らしいDJであることですね。
実にスムーズで渋い喋りで、本当に架空のラジオ番組「YELLOW MAGIC CARNIVAL」を聴いている錯覚に陥ります。声の若さも良いですね(笑)

もうひとつは、ティン・パン・アレーとはバンドではなく、凄腕ミュージシャンの集合体であり、プロデューサー集団であるということですね。音楽のジャンルが云々ではなく、彼等が奏でるサウンド自体がティン・パン・アレーなんですね。看板アーティストが誰であろうと関係無いんです。曲を書く、プロデュースする、演奏する、歌う・・・そのどれかにメンバーが関わっていれば、そこにティン・パン・アレーが存在するみたいな気さえします。
1970年代半ば以降のJ-POPの発展は、彼等無しでは絶対に語れないでしょう。
そんなティン・パン・アレーの軌跡を気軽に楽しめるアルバムです。ドライブのBGMとしても最適な1枚だと思います。ティン・パン・アレー入門編としてもお薦めの1枚です。
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今回紹介するのは、大映ビデオ・シリーズ「湾岸ミッドナイト」のイメージ・アルバムとして1994年にリリースされた『湾岸ミッドナイト FLASH BACK ~8 Image Songs~』です。
このアルバムを選んだ理由は、1986年に角松 敏生のプロデュースでデビューしたファンキーなバンド・JADOESの実質的なラスト・アルバムと言える作品だからです。JADOES名義のオリジナル・アルバムとしては、1992年にリリースされた『CD買って下さい』が最後になりますが、今回紹介する『湾岸ミッドナイト』は、全作曲をメンバーである藤沢 秀樹と伝田 一正、全編曲を藤沢 秀樹、演奏がJADOESが担当しています。そして藤沢 秀樹が4曲(内1曲はデュエット)、上原 ケイというシンガーが6曲(内1曲はデュエット)ヴォーカルを担当しています。ですから純粋にJADOESのアルバムとは言い難いですが、その音楽は紛れも無くJADOESのモノなので個人的にはJADOESのラスト・アルバムだと思っています。

『湾岸ミッドナイト FLASH BACK ~8 Image Songs~』
01. monologue 1
02. FLASH BACK
03. 私を思い出して ~Raison d'etre~
04. SHAMPOO DOLL
05. MASQUERADE
06. monologue 2
07. さよならのVIDEO
08. Je t'aime ~天国の記憶~
09. PILLOW TALK
10. ラストシーンは口づけで
11. monologue 3
12. 私を思い出して(reprise)

01、06、11のモノローグは、主演の大鶴 義丹のセリフです(笑)

JADOESらしいファンキーなナンバー02。アルバム・タイトルとなっている曲ですが、作詞は大鶴 義丹。なかなかの才能に驚いてしまいました。藤沢のヴォーカル曲です。

「湾岸ミッドナイト4」の主題歌である03。ヴォーカルは上原 ケイです。上原 ケイと聞いて知っている人は少ないと思いますが、本名である浦田 千尋でミュージカル女優として活躍していますので、ミュージカルや演劇が好きな人ならご存知の方もいるかも知れません。美しいメロディーを持ったバラード曲で、上原 ケイがしっとりと歌いあげています。

04もJADOESらしい明るくポップなナンバーです。ヴォーカルは藤沢 秀樹です。リラックス・ムードで気持ち良さそうに歌っているのが印象的です。

タイトな打ち込みサウンドによる05。伝田 一正作曲のナンバーですが、雰囲気があって上原 ケイのヴォーカルによく似合っているミディアム・ナンバー。

ファンキーながらも決して重くない、ライト・ファンクといった感じの07。藤沢 秀樹のヴォーカル曲です。伝田 一正らしいキャッチーなメロディーとキレの良いギター・ソロが特徴ですね。

「湾岸ミッド・ナイト4」の挿入歌08。上原 ケイのヴォーカル曲ですが、そのままシングルがきれそうなキャッチーなナンバーですね。都会的なイメージが強く、夜のドライブのBGMにはぴったりな1曲かも知れません。藤沢 秀樹の作曲です。

見事なコーラス・ワークで始まる09。打ち込みのリズム・アレンジが良い味を出しているナンバーです。最もJADOESっぽく感じない曲かも知れません。上原 ケイのヴォーカル曲。

「湾岸ミッドナイト4」のエンディング・テーマ曲10。上原・藤沢のデュエット曲で、スケールの大きいミディアム・バラード曲に仕上がっています。オーソドックスな展開の曲ですが、逆にデュエット曲の場合はこういう方が安心して聴けますね(笑)

JADOESを好きな人が、JADOESのアルバムとして聴くと不満が残るアルバムかも知れませんが、曲によってはJADOESを感じる事は出来ます。真夜中の首都高や高速湾岸線を車で走る時にBGMとして聴くのには最高だと思います。1990年代半ばですからCITY POPという言葉は廃れていましたが、十分CITY POPなアルバムだと思います。
たまに今回のようにサウンド・トラック系のアルバムを、これからも「企画モノ」というカテゴリで紹介していこうと思います。
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日本の音楽シーンを影で支えてきたトップ・ドラマー、村上 秀一のデビュー25周年を記念して1998年にリリースされたアルバム『Welcome to My Life』を紹介します。
何と表現したら良いのでしょうか・・・、まさにお祭り騒ぎのような楽しさてんこ盛りのアルバムです。総勢100人近いゲストを招き、彼が支えてきた様々なジャンルの音楽を取り上げ、ゲストとともに演奏しています。
村上 秀一が25年ものセッション・ドラマーとしての活動の中で自然と築かれた交友関係の広さと、多種多様なドラミングにはただ驚かされるばかりです。単純に音楽としても楽しめますし、村上 秀一の様々なスタイルのドラミングを聴くだけでも楽しいアルバムだと思います。

『村上"ポンタ"秀一 / Welcome to My Life』
01. Jaco Pastorius Medley
☆Soul Intro ~ The Chicken ~ Elegant Peaple ~ Liberty City
02. I Want You Back
03. Travelling
04. I've Got You Under My Skin
05. 青い山脈
06. Oh! Darling
07. Jane Birkin Medley
☆Yesterday Yes A Day ~ Les Dessous Chis ~ Ballade De Johnny-Jane ~ Di Doo Dah
08. 津軽 ~ 南部俵積み唄
09. It Might As Well Stay Monday From Now On
10. Time Is On My Side
11. We Can Talk
12. Left Alone
13. ヨイトマケの唄
14. Mambo No.5
15. (The White Room ~ Sunshine Of Your Love) ~ Knockin' On Heaven's Door
16. Welcome To My Rhythm(こんなオイラに誰がした) ~ 嵐を呼ぶ男

天才ベーシスト、ジャコ・パストリアスのメドレー01。村田 陽一ソリッド・プラスを迎え、バカボン鈴木のジャコを彷彿させるベースも素晴らしいメドレーです。
ジャクソン5の名曲のカヴァー02。NOKKOのヴォーカルが、幼い頃のマイケル・ジャクソンの声に似ていて驚きました。白井 良明のギターも軽快です。コーラスには亀渕 友香が参加。
Sax Playerとして有名なレイ・ガスキンスの名曲03。この歌を持ち歌のように大事にしている近藤 房之助がヴォーカル、Charがギターで参加しています。
偉大な作曲家コール・ポーターの作品で、フランク・シナトラが歌ったことで有名な04。このJAZZYなナンバーを山下 達郎が熱唱しています。
服部 良一作曲による昭和の名曲05。矢野 顕子ワールド全開です。矢野 顕子、山下 洋輔のピアノが素晴らしいですね。
ビートルズのお馴染みのナンバー06。井上 陽水、大村 憲司、岡沢 章が参加していますが、井上 陽水の声とこの曲は似合わない気が・・・(笑)
モデル、映画・舞台女優、歌手、デザイナー(バックで有名ですね)等まさに多彩な才能を持ったジェーン・バーキンのメドレー07。大貫 妙子、森 まどか、EPOがヴォーカルを担当しています。
二代目・高橋 竹山の津軽三味線と香西 かおりの民謡が素晴らしい08。二代目・高橋 竹山は確か女性でしたね。本当に凄い三味線を聴かせてくれます。
おそらく"赤い鳥"時代のレパートリーだったと思われる09。山本 潤子のヴォーカル曲です。
ローリング・ストーンズのナンバーを、沢田 研二が熱唱する10。この歌は沢田 研二がタイガース時代から歌っていたようですね。大村 憲司、和田 アキラのツイン・ギターに注目です。
THE BANDの名曲のカヴァー11。忌野 清志郎とジョニー吉長がヴォーカル、仲井戸 麗市がギターで参加しています。日本語の訳詞も忌野 清志郎です。
ジャズピアニスト、マル・ウォルドロンの作曲した名曲12。歌詞はビリー・ホリデイです。吉田 美奈子の素晴らしい歌が堪能出来ます。ギターで渡辺 香津美が参加しています。
美輪 明宏の作詞・作曲による13。女手1つで自分を育てた亡き母を回顧する歌ですが、少し前までは差別用語が含まれているということで放送自粛されていた曲ですね。泉谷 しげるの歌が心に染みる1曲です。
高中 正義のレパートリーとして有名な14。高中 正義、小原 礼、国府 弘子、MALTA、高橋 ゲタ夫、中島 啓江等の豪華メンバーによる演奏・歌です。
スタジオ・ライブっぽい15は、おそらく一発録音ではないかなと思います。桑田 佳祐のヴォーカル曲。
日本を代表するドラマーを集めてのドラム合戦を聴かせてくれる16。10分を超える大作で、とにかく凄いドラマーが揃っています。興味のある方はぜひアルバム聴いて下さい(笑)

とにかく楽しいアルバムなので、私の拙いレビューを読むより実際に聴いてもらった方が、その楽しさが伝わると思います。幅広いジャンルの音楽を網羅していますので、多くの人に楽しんでもらえるアルバムですよ。
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このCDが欲しいがためにケンタッキーのフライド・チキンを食べまくった人も多いのではないでしょうか(笑)
1999年にケンタッキー・フライド・チキンをある金額以上買うと貰えた非売品CD、『TATSURO YAMASHITA PRESENTS X'mas Songs』です。実は3枚位集めたんですが、友人にあげたりして1枚だけしか手元に残りませんでした・・・。
内容は、山下 達郎が3曲、竹内 まりやが1曲のクリスマス・ソングが収録されているCDです。達郎の曲は『Season's Greetings』(明日紹介する予定)から2曲、アルバム未収録でこのCDにのみ収録されている曲が1曲、竹内 まりやの曲は『Quiet Life』から1曲が選曲されています。もちろんアルバム未収録曲聴きたさに、胸焼け覚悟でフライド・チキンを食べまくりましたね(笑)

『TATSURO YAMASHITA PRESENTS X'mas Songs』
01. White Christmas / Tatsuro Yamashita
02. Jingle Bell Rock / Tatsuro Yamashita
03. The Christmas Song / Mariya Takeuchi
04. Have Yourself A Merry Little Christmas / Tatsuro Yamashita

1942年に制作された映画「Holiday Inn」の中でビング・クロスビーによって歌われたクリスマスの定番中の定番曲01。色んなコーラスでこの曲を聴きましたが、達郎のこのア・カペラによるコーラスが1番好きですね。何とも神聖な感じがして好きですね。
これが聴きたいが為に、頑張ってフライド・チキンを食べた02。ピアノとパーカッション、間奏のアコースティック・ギターのみというシンプルな演奏になっています。おそらくデモ・バージョン的なテイクではないかと思うのですが・・・。力の抜けてる達郎のヴォーカルが聴けます。
竹内 まりやが歌うスタンダード曲03。何回聴いても良い曲ですね。曲と竹内 まりやの声がよくマッチしています。服部 克久がアレンジ、ご子息の服部 隆之が指揮している贅沢な1曲。
スタンダードなクリスマス・ソングの中で、達郎が最も好きだと語る04。この曲も1943年のミュージカル映画「若草の頃」でジュディ・ガーランドが歌っていた曲。服部 克久のアレンジにのせて達郎が熱唱しています。

11月24日から12月24日迄の1ヶ月間、クリスマス・アルバムあるいはクリスマス関連の曲が収録されているアルバムやシングルを紹介するという、単なる思い付きで始めたクリスマス企画も今回の記事を含めて、残り3回(クリスマス・イブ当日迄)となりました。
正直なところ、あと10日間位この企画を続けられる位のストックがありました。ただ、ここで紹介する以上、自分が良いと思っているものを紹介したかったですし、カテゴリもあまり偏らないように気を配って記事を書いてきたつもりです。
残り2回は、ここで白状してしまいますが、全て山下 達郎のアルバムやシングルです。1986年リリースの『MERODIES』に収録されていた、あの名曲を初めて聴いてから達郎のクリスマス・ソングを聴かないクリスマス・シーズンは存在しません。日本人が作ったクリスマス・ソング、日本人が歌ったクリスマス・ソングでこんなに感動した事は無かったです。それ程、達郎のクリスマス・ソングは私にとって思い入れの強いものなんですね。ですから3日連続で達郎ネタになりますが、どうぞお付き合い下さいませ(笑)
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WATZ_A CAPELLA CHRISTMAS ◇ 2006年 12月 04日
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何とも分かりづらいジャケット写真ですみません。青地の銀色の模様・文字なので、スキャンするとこうなってしまいました(笑)
今回紹介するアルバムは、超マニアックなクリスマス・アルバムです。おそらくここを訪れてくれる皆さんで、このアルバムを聴いた事があるという人は皆無だと思います。
WATZ(ワッツ)の1994年にリリースされた『A CAPELLA CHRISTMAS』です。

WATZというグループ名は、このアルバムの制作の為に付けられたものだと思います。グループとして活動はしていないと思いますし、アルバムもこの1枚だけではないでしょうか・・・。
そんなア・カペラ・コーラス・ユニット、WATZの正体は、70年代以降のJ-POPシーンには欠かせない程のコーラスの達人の集まりなのです。メンバーの名前を知らなくても、メンバーの歌声はTV-CM、TV番組、J-POP、歌謡曲という様々なジャンルで聴く事が出来ます。おそらくこのメンバー達の歌声を聴いた事の無い日本人は、ほとんどいないのではないでしょうか。

メンバーは、伊集 加代子、槇 みちる、小出 博志、東郷 昌和、若子内 悦郎、鈴木 雪夫という6人組です。スタジオ・セッションでは、伊集、槇、小出、東郷の4人は超が付く売れっ子です。
小出、東郷の二人はBUZZというユニットで活動していたので、ご存知な人も多いかも知れません。
コーラスのプロによるア・カペラのクリスマス・アルバムで、家族で楽しめる内容ですし、コーラスが好きな方にはお薦めなんですが、入手は困難かも知れません(笑)

『WATZ / A CAPELLA CHRISTMAS』
01. MEDLEY 1
 ① ウインター・ワンダー・ランド
 ② ママがサンタにキッスした
 ③ クリスマス・ワルツ
 ④ そりすべり
 ⑤ ジングル・ベル
02. 神の御子は今宵しも (讃美歌111番)
03. サンタが町にやってくる
04. ホワイト・クリスマス
05. アヴェ・マリヤ
06. MEDLEY 2
 ① もろびとこぞりて
 ② ブルー・クリスマス
 ③ 牧人ひつじを (讃美歌103番)
 ④ サンタクロースがやってくる
 ⑤ おめでとうクリスマス
07. きよしこの夜 (讃美歌109番)
08. グリーンリーブス (讃美歌第2編152番)
09. ひいらぎかざろう (讃美歌第2編129番)
10. メリー・リトル・クリスマス

01のメドレーは、②のみ日本語詞でそれ以外は英語詞で歌われています。③での伊集 加代子の美しい歌声は素晴らしいですね。この歌声を聴けば、伊集 加代子が「アルプスの少女ハイジ」の主題歌を歌っていた人と気付くことでしょう。
02は、日本語で歌われていますが、日本語で聴く讃美歌というのも良いですね。大好きな讃美歌のひとつ。
03は、リード・ボーカルに清水 圭子を迎え、WATZはコーラスに徹しています。コーラスにビーチ・ボーイズ風なアレンジを施して楽しい雰囲気を盛り上げています。
名曲04は、ドゥー・ワップ・スタイルにアレンジされた黒っぽさに溢れたホワイト・クリスマスです。
バッハ作曲で、グノーが編曲したことで有名な05。ラテン語で歌われています。ゲスト・ヴォーカルの長谷川 久恵のソプラノ・ヴォイスが圧巻です。
再びメドレー形式の06。①も大好きな讃美歌です。日本語詞と英語詞で歌われています。③も讃美歌ですが、讃美歌って本当に美しいメロディーを持った曲が多いですね。④は、この時期最もよく耳にするクリスマス・ソングのひとつですね。この時期、スーパーへ買い物へ出かけると必ず耳にします。⑤の日本語タイトルではピンとこないかも知れませんが、「WE WISH YOU A MERRY CHRISTMAS」の事です。
07は、日本語で歌われていて、子供の頃学校で歌った事を思い出しました。後半は英語詞で歌っています。
珈琲のCMでもお馴染みの08。BUZZの二人をリード・ボーカルにした落ち着いた雰囲気で心地良いコーラスが絶品です。
09もこの時期、必ず耳にする讃美歌です。
最後の10は、コーラス・ワークが美しく最後を飾るにふさわしい名曲です。

クリスマス・ソングとして馴染みの深い曲には讃美歌が多く、讃美歌とコーラスというのはすごく相性が良いですね。私は、コーラスが好きなので、他にもコーラスによるクリスマス・ソングやアルバムをよく聴きます。いずれここでも紹介する予定ですが・・・。
私が、ア・カペラ・コーラスによるクリスマス・アルバムを聴く時、ウォークマンで深夜ベランダで星を見上げながら聴くのが好きです。お薦めの聴き方ですが、風邪をひかないようにくれぐれも注意して下さい。風呂上りはお薦めしません(笑)
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D.J IN HAWAII ◇ 2006年 05月 14日
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一風変わったレコードを紹介します。ジャケット写真が良いでしょ?アルバム・タイトルは『D.J IN HAWAII』。ハワイのラジオ局の"KKUA"と"KIKI"の人気D.Jの喋りだけが収録されているアルバムです。曲と言えば、ラジオ局のジングル位であとは全て喋りのみが収録されています。リリースは1982年です。
何故こんなアルバムを買ったのかと言いますと、以前紹介したD.J入りのアルバムが流行った頃に、自分の好きな曲を集めてD.J入りの編集カセットが作れないかと思ったからです。つまり自分用の『COME ALONG』を作りたかった訳ですね(笑)
アナログ時代に自分で編集するのは、結構面倒で難しかったりするんですね。たまたま私の友人がレコーディング・エンジニアだったので、自宅に機材が揃っていたので彼の家へ遊びに行っては作ってました。自分の好きな曲をオープン・リールの録音して、このD.Jの喋り部分をカセットに録音。レコード・プレイヤーで波の音のレコードをかけて、ミキサーで合成するという作業をシコシコやってました。D.Jの喋りと音楽の始まるタイミングを計るのが難しかったですね。懐かしい思い出です。

『D.J IN HAWAII』
THE SIDE OF "YOUR HOME GROWN STATION KKUA 69"
01. Kamasami Kong Show
THE SIDE OF "THE WINNING SOUND OF KIKI 83"
01. Several KIKI Jingles
02. The Dan York Love Line
03. Charlie Maddox
04. This is Hawaii with Bill Browning
05. "Young" Preston Young
06. The Coyote
07. Rusty Crane Weekends
08. Jim Peters

よく利用したのは、やはりカマサミ・コングの喋りですね。日本ではKIKIのD.Jとして紹介されていましたね。このレコードでは、KKUAです。市販のモノとはちょっと違うところに優越感を一人で感じていました(笑)
なんとなくジャケット写真が良かったので紹介してみました。
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Pacific ◇ 2006年 05月 13日
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購入してから27年間、毎年夏が近づいてくると必ず聴くアルバムがあります。
CBSソニーが、1970年代の後半に企画したサウンド・イメージ・アルバムのシリーズのひとつ『Pacific』です。
以前、セッション・ギタリスト8人が集まり、NEW YORKをイメージした曲を素晴らしい演奏で聴かせてくれた『NEW YORK』もそんな1枚でした。
『Pacific』はタイトル通り南太平洋をモチーフに、細野 晴臣、鈴木 茂、山下 達郎の3人がインストゥルメンタル曲を書き下ろしたものです。1978年に制作されました。
細野 晴臣と鈴木 茂が3曲、山下 達郎が2曲を作・編曲、演奏を受け持っています。3人の個性が活かされたリゾート感溢れる素晴らしい楽曲、演奏が堪能できる素晴らしいアルバムです。

アルバムのプロデューサーは、当時CBSの敏腕プロデューサー・酒井 政利。山口 百恵、キャンディーズ、南 沙織、郷 ひろみ等のアイドルから矢沢 永吉、TUBEというアーティストまで、実に幅広いプロデュースをしてきた人物ですね。
ジャケット写真は浅井 慎平、エンジニアは前島裕一という豪華なスタッフで作られているアルバムです。

『Pacific』
01. 最後の楽園 / 作・編曲:細野 晴臣
02. コーラル・リーフ / 作・編曲:鈴木 茂
03. ノスタルジア・オブ・アイランド / 作・編曲:山下 達郎
   (Part 1) バード・ウインド
   (Part 2) ウォーキング・オン・ザ・ビーチ
04. スラック・キー・ルンバ / 作・編曲:細野 晴臣
05. パッション・フラワー / 作・編曲:鈴木 茂
06. ノアノア / 作・編曲:鈴木 茂
07. キスカ / 作・編曲:山下 達郎
08. コズミック・サーフィン / 作・編曲:細野 晴臣

YMOの3人に、ギターの徳武 弘文とパーカッションの浜口 茂外也の5人による01は、シンセを巧みに使い、細野のヴァイブを活かした南国ムード満点のナンバー。シンセの鳥の声も効果的です。
02は、林 立夫、高水 健司、坂本 龍一、佐藤 準、浜口 茂外也をバックに、いかにも鈴木 茂らしいストラトの音色が南国の雰囲気で気持ち良いナンバーです。
9分を超える大作03。演奏者は、山下 達郎と坂本 龍一の二人だけです。シンセを坂本 龍一が弾いている以外は、全て達郎一人で演奏しています。波の音のSEからTwangy Guitarの音色がたまりません。波の音を挟んでパート2。白い砂浜を散歩している雰囲気そのものですね。途中でビーチ・ボーイズの「ガールズ・オン・ザ・ビーチ」がコーラスで入ります。達郎らしい(笑) しかし、器用な人ですね、達郎は・・・。
04は、01と同じメンバーによる演奏ですが、細野 晴臣がアコースティック・ギターの腕前を披露します。やはり、南国をイメージした曲を書かせたら天下一品です。
海辺に咲く色鮮やかな花が、海風に揺れているようなイメージの05。02と同じメンバーですが、斉藤 ノブが加わりパーカッションを強調したアレンジになっています。どことなくヴァン・マッコイ風な味付けがされてます。
06では、鈴木 茂のガット・ギター・プレイと佐藤 準のシンセ・プレイが堪能出来る曲です。アール・クルー風といった感じでしょう。
07では達郎は演奏に参加せず、村上 秀一、高水 健司、坂本 龍一、大村 憲司、土岐 英史の5人による演奏、達郎はコーラスで参加しています。このアルバム中、1番フュージョン色の強いナンバーかもしれません。土岐のサックス・ソロ、大村のギター・ソロが聴き所です。
アルバムの中で最も浮いてるナンバー08。コテコテのテクノ・サウンドです。この曲が録音されたのは、YMOの結成の直前頃だったと記憶しています。まさしくプレYMOといった感じの曲。

08が決して悪い曲ではありませんが、他の曲とのバランスが・・・(笑)
それ以外の曲は、どれも雰囲気があって素晴らしい作品です。これからの季節にお薦めです。今でもアマゾンでも入手可能なようです。数年前、同じサウンド・イメージ・アルバムの『エーゲ海』(細野 晴臣、松任谷 正隆、石川 鷹彦)との2in1のCDも発売されてます。
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DJ SPECIALのいよいよ最終回です。こうなってくると猫も杓子もという感じもしますが・・・(笑)
やはり時代という凄いパワーが、こういうアルバムを作らせたのかもしれませんね。1985年にリリースされた杉山 清貴&オメガトライブのDJスペシャル盤。DJは、アルバム・タイトルにもあるようにカマサミ・コングです。昔聞いた話ですが、オメガトライブの名付け親がカマサミ・コングだとか・・・。真偽のほどは分かりません。

オメガトライブの音楽も夏向きのものが多いのも事実なので、こういう企画盤が作られても何の不思議もありません。ただ、オメガトライブの音楽とカマサミ・コングのDJは、ミス・マッチという気がしてなりません。カマサミ・コングの喋りのテンションとオメガトライブの音楽との温度差が大きいように思えて仕方ありません。別に気にしなければ済むことなんですけどね(笑)
落ち着いた雰囲気で、渋めの声のDJの方が良かったかもしれません。

『KAMASAMI KONG DJ SPECIAL / S. KIYOTAKA & OMEGA TRIBE』
01. SUMMER SUSPICION
02. LIGHT MORNING
03. TRANSIT IN SUMMER
04. MIDNIGHT DOWN TOWN
05. KIMI NO HEART WA MARINE BLUE
06. SATURDAY'S GENERATION
07. RIVER'S ISLAND
08. BECAUSE
09. SAIGO NO NIGHT FLIGHT
10. ALONE AGAIN

オメガトライブは、このアルバムの他にも1986オメガトライブでもDJスペシャルが出ていたと思います。
そちらは聴いた事がありません(笑)
二日間で7枚のDJ入りアルバムを紹介しました。探せば他にもきっとあるでしょう。
ラジオが新しい音楽の大切な情報源のひとつだった時代。そんな時代を過ごしてきた私のような年齢が夢中になって聴いていた、そんな思い出のアルバム達です。
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DJ SPECIALの第6弾は、再び大御所・山下 達郎の登場です。1984年にリリースされた『COME ALONG』の第2弾、『COME ALONG Ⅱ』です。今回は当初から発売を意識した企画盤ですね。
これだけDJ入りのアルバムが市場に出てくれば、本家とも言える達郎も黙ってはいられないという感じだったのかもしれませんね(笑)
ただ当の達郎は、蚊帳の外って感じだったとは思いますけどね。

『COME ALONG』が好評だったことを受けて、やはりレコード会社の力の入れ方が違いますね。なんと小林 克也とカマサミ・コングの二人を起用しています。凄いです!
本家の意地みたいなものを感じるのは私だけでしょうか・・・。
それにしても、この頃のカマサミ・コングは日本でかなり稼いでいたんでしょうね(笑)

『COME ALONG Ⅱ / Tatsuro Yamashita』
Night Side
01. FUNKY FLUSHIN'
02. SILENT SCREAMER
03. 永遠のFULL MOON
04. LOVE TALKIN' (honey it's you)
05. 夜の翼 (NIGHTWING)
06. あまく危険な香り
Day Side
01. SPARKLE
02. LOVELAND, ISLAND
03. RIDE ON TIME
04. いつか
05. YOUR EYES

選曲に関して言えば、前作よりはるかに私好みです。しかし、単にベスト盤にDJを入れたという感じも否めませんね。もし達郎自身が企画に加わっていたのなら、何かしらこのアルバムでしか聴けないボーナス・トラックみたいなものが入っていたんではないかと思います。
そういう意味では、前作よりもインパクトに欠ける気がします。
でも海を見ながらのドライブで、このアルバムを聴けば最高の気分を味わえることは保証します。
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