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カテゴリ:FUSION系( 157 )
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桜井 哲夫_DEWDROPS ◇ 2009年 04月 30日
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今回紹介するのは、元カシオペアのベーシスト・桜井 哲夫が1986年にリリースした初のリーダー・アルバム『DEWDROPS』です。このアルバムがリリースされた時には、まだカシオペアに在籍していた頃ですね。
一応"FUSION"のカテゴリで紹介していますが、アルバム収録曲9曲中5曲がヴォーカル曲で、しかもなかなかCITY POP色の強い曲が多いので私のようなCITY POP好きにも楽しめるアルバムだと思います。

桜井 哲夫は元々ヴォーカル曲が好きなんではないでしょうか。カシオペアを脱退した理由も、神保 彰と組んだヴォーカル・ユニット"シャンバラ"が原因だったようですしね。決して桜井本人が歌う訳では無く、ゲスト・ヴォーカルを招く形なんですが、そこまでしてヴォーカル曲を作るというのは、やはり好きな証拠でしょうね(笑)

普通ベーシストのアルバムとなれば、ベース・プレイのテクニックを聴かせるという形が一般的ですが、本作はもちろんそういう一面もありますが、どちらかと言うと楽曲重視という感じです。中にはベースを弾いてない曲もありますから・・・(笑)。FUSIONに縁の無い人でも聴き易いアルバムだと思います。
参加しているミュージシャンも豪華絢爛です。鳥山 雄司(g、synth operate)、森村 献(key)、宮崎 全弘(ds)、浜口 茂外也(per)、伊藤たけし(sax)、青山 純(ds)、橋本 一子(p)、吉川 忠英(a-g)、松下 誠(g)、和田アキラ(g)、井上 鑑(key)、仙波 清彦(per)等に加えて、ゲスト・ヴォーカル(コーラス)として堀口 和男(元・REICO)、Cindy、楠木 勇有行、山川 恵津子、大野えりが参加しています。

『桜井 哲夫 / DEWDROPS』
01. REFRESH!
02. IN THE DISTANCE
03. NIGHT DEW
04. KIMONO
05. TENSION
06. EARTH CALLING SPACE
07. VENUS
08. JESTER'S DANCE
09. PROPHET VOYAGER

作詞:有川 正沙子、作曲:桜井 哲夫、編曲:鳥山 雄司&桜井 哲夫によるCITY POPナンバー01。軽快なリズムが心地良いサマー・ソングです。ヴォーカルは堀口 和男、コーラスはCindyとMarvin。宮崎 全弘のタイトなドラムと浜口 茂外也のパーカッション、伊東たけしのサックスがいかにも夏っぽい雰囲気を醸し出しています。お気に入りの1曲です。

02も作詞:有川 正沙子、作曲:桜井 哲夫、編曲:鳥山 雄司&桜井 哲夫によるナンバーですが、楠木 勇有行の渋いヴォーカルが光るAORな1曲。これがまた良い曲なんですよね~。ボッサ・テイストで、青山 純のキレの良いドラミング、橋本 一子のピアノ・プレイ、桜井 哲夫のフレットレス・ベースのソロ・プレイ等、ヴォーカルだけでなく聴き所が一杯詰まっている曲ですね。

作曲:桜井 哲夫、編曲:井上 鑑&桜井 哲夫によるインスト・ナンバー03。ここでは桜井がベース、ギターを担当してます。他には松下 誠(g)、和田アキラ(g-solo)、青山 純(ds)参加しています。メロディーを弾いているのが桜井のギターで、間奏でのソロが和田アキラ、バッキングが松下 誠だと思われます。青山 純はadditional drumsという形で少々手伝った程度という感じですね。ドライブにピッタリな疾走感溢れる曲です。

作詞・作曲:桜井 哲夫、編曲:鳥山 雄司&桜井 哲夫による04は、タイトル通りの和風テイストのヴォーカル・ナンバーです。エキゾチックな雰囲気が涼しげで、個人的には結構気に入っている1曲です。ヴォーカルは山川 恵津子ですが、曲の雰囲気に合わせて声質を変えて歌っています。

作詞:田口 俊、作曲:桜井 哲夫、編曲:鳥山 雄司&桜井 哲夫による05もCITY POPなナンバーです。楠木 勇有行と山川 恵津子のデュエットというのも珍しい組み合わせですよね。鳥山 雄司のギター・ソロと桜井 哲夫のベース・プレイが格好良いです。

作詞:Linda Hannrick、作曲:桜井 哲夫、編曲:井上 鑑&桜井 哲夫による06。ジャズ・シンガーの大野えりを迎えたFUSION色の強いヴォーカル・ナンバーです。打ち込みのリズムと桜井 哲夫のベースのコンビネーションが面白い作曲ですね。

作曲:桜井 哲夫、編曲:鳥山 雄司&桜井 哲夫によるインスト・ナンバー07。この曲で桜井 哲夫はキーボードで参加していて、ベースは弾いてません。橋本 一子のピアノと吉川 忠英のアコースティック・ギターが主役と言える曲で、美しいメロディーラインが印象的です。

コミカルな感じのインスト・ナンバー08は、作曲:桜井 哲夫、編曲:井上 鑑&桜井 哲夫によるナンバーです。どこかテクノ・サウンドを彷彿させる曲です。この曲のようにFUSIONと言っても堅苦しさというのが全く無いのが、このアルバムの良い所だという気がしますね。

08と同じ作曲:桜井 哲夫、編曲:井上 鑑&桜井 哲夫によるインスト・ナンバー09。雰囲気も08と似た感じですね。打ち込みのリズムが主体ですが、桜井 哲夫のベース・プレイや和田アキラのギター・ソロが堪能出来る曲です。アルバムの最後でようやくベーシストのリーダー作品さというのが分かるという感じが良いですね。

私はもちろん桜井 哲夫のベース・プレイが堪能出来ると期待して購入したアルバムでしたが、良い意味で期待を裏切られました(笑)
このアルバムの収録曲をタイプ別に分けるとすると、
(1)CITY POP、AOR色の強い曲:01、02、05
(2)FUSION色の強い曲:03、06、07
(3)打ち込みを軸にしたデジタル色の強い曲:08、09
(4)その他:04
といった感じになるかと思います。
個人的にお薦めは(1)と(2)ですね。この6曲は相当気に入ってます。CITY POPやAORが好きな人もFUSIONが好きな人も楽しめると思いますので、興味があったらぜひ聴いてみて下さい。
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安藤まさひろ_MELODY GO ROUND ◇ 2009年 04月 12日
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今回は久しぶりとなるFUSIONのアルバムを紹介します。紹介するのは、T-SQUAREのリーダーとしてお馴染みのギタリスト・安藤まさひろ(安藤 正容)の2枚目のソロ・アルバムで、1990年にリリースされた『MELODY GO ROUND』です。
安藤 まさひろは大好きなギタリストの一人なんですが、ソングライターとしても優れた才能を持っている人だと思ってまして、明治大学在学中にTHE SQUAREとして1978年にアルバム『Lucky Summer Lady』でデビューした時から良い曲を書くギタリストだなぁとずっと感じてました。

THE SQUAREもT-SQUARE(ほんの少しですが・・・)も聴いてはいましたが、ただ90年代に入ると急激にFUSION系の音楽に興味を失ってしまい、この安藤まさひろのソロ・アルバムも随分後になってから聴きました。
Guitar Fusionの作品(アルバム)は本当に沢山存在しますが、大まかにその卓越したテクニックを前面に出した作品とメロディーを重視した作品とに別れるような気がします。
私の場合、前者はどうしても音に集中してしまうせいか、聴いていると疲れてしまう点と厭きも早いです。しかし後者の場合、練られたソロまわしも含めて気軽に聴けますし、厭きもこないですね。私にとって高中 正義や松原 正樹、そして安藤まさひろは、まさに後者の代表とも言えるギタリストなんですね。

この『MELODY GO ROUND』は、ドラムレス(打ち込みのリズム)主体の曲が多いのですが、曲調やメロディーに合わせた選択だろうと思いますね。打ち込み系でありながらとても聴き易く仕上がっていると思います。
参加しているミュージシャンは、山下 達郎(g)、則竹 裕之(per)、笹路 正徳(key)、村田 陽一(tb)、本田 雅人(sax)、吉弘 知鶴子(key)、山木 秀夫(ds)、須藤 満(b)、みくりや裕二(g)、土岐 英史(sax)、横山 達治(per)、青山 純(ds)、伊藤 広規(b)、Cindy(cho)、佐々木 久美(cho)、鳴海 寛(cho)等という豪華な顔触れです。

『安藤まさひろ / MELODY GO ROUND』
01. Tonight's the night
02. 三月のライオン
03. Blackeyed Susan
04. 湖の恐竜
05. Mystery
06. Knock on the door, Look for happiness
07. Mr. Moon
08. Cool
09. 摩天楼の殺人者
10. Good-bye blue wind

軽快な8ビートとオクターブ奏法が心地良い01。ウォーキングしながら聴いたら最高な感じの曲ですね。故・Cindyが英語詞とコーラスで参加しています。安藤まさひろのソロ・パートもメロディアスなフレーズのオンパレードでとても気持ち良く聴けます。でも1番感心したのは、左チャンネルのギター・カッティングに山下 達郎を起用したアレンジャーとしてのセンスです。何でも自分で弾きたがるのではなく、曲調に合わせたサウンド・チョイスは素晴らしいと思います。

則竹 裕之のハイハットとシンバル、吉弘 知鶴子のシンセに安藤まさひろという3人によって奏でられる02。打ち込み主体のサウンドですが、リズムのメリハリが心地良さに繋がっているミディアム・ナンバーですね。サビのメロディーはいかにもT-SQUAREっぽくてニンマリしてしまいますね(笑)

SEを巧みに取り入れ、山木 秀夫のタイトなドラムを軸にしたFUNKYなナンバー03。この手のFUNKYな曲には生のドラムが似合いますね。ロック・フィーリングたっぷりのギターもかなり格好良いですし、ホーン・セクションが良いアクセントになっていますね。

タイトルとは裏腹な穏やかなバラード曲04。打ち込みと須藤 満のベースの組み合わせが絶妙です。ここでも山下 達郎のあの伝説の茶色のテレキャスターを使った絶妙なカッティングが聴けます。音色とカッティングのタイム感で山下 達郎だとすく判ります。メロディーを奏でているのはナイロン弦のアコースティック・ギターみたいですが、詳しい事は分かりません。とても美しい曲です。

土岐 英史のソプラノ・サックスが印象的な05。タイトル通りにミステリアスな雰囲気と都会的なサウンドが個人的には大好きです。抑え気味ですが須藤 満のスラップも良いですし、中間部のドライヴ感溢れる安藤まさひろのギター・ソロも素晴らしいです。

2分弱の小曲06。安藤まさひろ一人によって奏でられている曲です。どこかチャンキーな感じがして、大陸に住む大らかな人々っていうイメージがこの曲を聴いていると湧いてきます。優しい曲です。

何より故・Cindyの歌声が耳に残るミディアム・ナンバー07。メロディー的にはアルバム中で1番好きな曲です。理屈抜きで気持ち良く聴ける曲です。メロディーとギターの音色、Cindy、佐々木 久美、鳴海 寛によるコーラスが実によくマッチしていて、夜のドライブのBGMとして聴きたいような素晴らしい曲です。安藤まさひろのソロもよく歌っています。

都会的でFUNKYなまさに"COOL"なナンバー08。まるで打ち込みのような山木 秀夫のドラミング、流れるようなオクターブ奏法とロック・フィーリング溢れるソロを披露する安藤まさひろのギター、笹路 正徳のシンセ・ソロ、意外に主張している横山 達治のコンガなど聴き所の詰まった1曲です。

これもタイトルとは裏腹で、明るさと軽快な印象が強い09。この曲はT-SQUAREがそのまま演奏しても似合いそうな曲ですね。私個人的には打ち込みのビートが単調過ぎてちょっと物足りなさを感じましたが・・・。

泣きのギターと美しいストリングスが耳に残るバラード・ナンバー10。哀愁漂うメロディーも良いですね。青山 純&伊藤 広規のリズム隊を迎え、笹路 正徳のピアノ・ソロもフィーチャーされています。それにしても美しいストリングス・アレンジだなと思ったら、服部 克久のアレンジでした。納得ですね(笑)。アルバムのクロージングに相応しい曲ではないでしょうか。

レビューしながらアルバムを聴いていたんですが、やはりメロディー・メーカーとしての非凡な才能を安藤まさひろには感じますね。そして、THE SQUARE、T-SQUAREを支えてきたのは安藤まさひろなんだと改めて感じましたね。
でも私が1番感心したのは、やはり山下 達郎をギタリストとして起用したセンスというか確かな"耳”です。
FUSION好きな方にしてみれば「何で達郎?」と感じる人も多いかも知れませんが、達郎は本当にカッティング技術に関しては天下一品だと私は思っていますし、坂本 龍一や村上 秀一などはギタリストとして山下 達郎を評価している人も多いのも事実です。01、04に達郎が参加していますが、まさに彼ならではのカッティング・プレイが曲を盛り上げているのは確かです。
これからの季節に気持ち良く聴けるアルバムですし、ギタリスト・山下 達郎に興味のある方はぜひ聴いてみて下さい。とても良いアルバムですよ。
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今回紹介するのは、久しぶりのFUSIONネタです。しかも長い間ずっとCD化(再発)されるのを心待ちにしていたアルバムです。一時期は"CD化してくれ!"のカテゴリの中で記事を書こうと思っていた1枚なんですが、昨年12月にCOOL SOUNDより再発されました。
そのアルバムとは、L.A.に活動の拠点を置く尺八奏者であり、音楽プロデューサーである松居 和の初のリーダー作品『Time No Longer』(1981年)です。CDでは"カズ・マツイ・プロジェクト"名義になっておりますが、アナログ盤は"KAZU"名義になっており、『愛の黙示録』という邦題がついていました(個人的にはいただけないタイトルのような気がしてます・・・笑)。

当時のレコードの太い帯には、「この顔合わせを、いったい誰が予想できたか? 4大スーパー・ギタリスト世紀の競演!」と書かれており、「フィーチュアリング:ラリー・カールトン、リー・リトナー、スティーヴ・ルカサー、ロベン・フォード」の名前が載っていました。
この頃は「松居 和って何物よ?」って感じでしたが、FUSIONに嵌ってた時代でもあり、この4人のギタリストが参加しているというだけで、私にとっては購入する価値のあるアルバムだったんですね(笑)
尺八という楽器に関しても、1978年に横倉 裕が伝統的な和楽器を取り入れたFUSIONの名盤『LOVE LIGHT』をリリースしており、当時私の愛聴盤だった為に違和感なく聴くことが出来ました。

CDのライナー・ノーツによると、当初初のリーダー作はドン・グルーシンのプロデュースで制作される予定だったのが駄目になり、ドンの薦めもあって自分でプロデュースすることになったとか。その時にドンから紹介されたのが、ロベン・フォードだったそうです。たちまち意気投合し、前面的に協力をしてくれて完成したのが、このアルバムだったようです。確かにロベン・フォードは収録曲9曲中、6曲にギタリストとして参加。アレンジを4曲手掛け、曲も2曲提供しています。まさにロベン・フォード無しでは完成しなかったアルバムと言えるかも知れませんね。

そして驚くのは参加ミュージシャンの豪華さですね。前述の4人のギタリストに加え、Paul Jackson,Jr.(g)、Russell Ferrante(key)、Brian Mann(key)、Terry Trotter(key)、Victor Feldman(key)、Jeff Porcaro(ds)、John Ferraro(ds)、Vince Colaiuta(ds)、Alphonso Johnson(b)、Abraham Laboriel(b)、Steve Forman(per)、Alex Acuna(per)、Grant Gullickson(vo)、Carl Anderson(vo)等が参加しています。

『カズ・マツイ・プロジェクト / Time No Longer』
01. Overture (Rainy Moon)
02. Sunset And The Minstrel
03. Voice From The Dark
04. Dwarf's Workshop
05. Goblin Hunt
06. Farther On (Song from the Prison)
07. Bonfire (Centeredance)
08. The Desert
09. Time No Longer (The Great Time - Giant Wakes Up)

西洋と東洋の融合といった感のあるロック調FUSIONナンバー01。Robben Fordのアレンジ曲です。尺八という日本の伝統楽器の音色の魅力が上手く引き出されている曲だと思います。Robben Fordの泣きのギター・ソロも良いですし、バスドラがまるで太鼓のように聞こえるJeff Porcaroのドラミングも見事です。オープニングに相応しい1曲ではないでしょうか。

波の音のSEから始めるAORチックなバラード・ナンバー02。Grant Gullicksonのヴォーカルがフィーチャーされています。アレンジはBrian Mannです。Russell Ferranteのピアノ・プレイがとにかく渋いですね。

とにかく格好良いナンバー03は、スピード感溢れるロック・ナンバーです。特にSteve LukatherとJeff Porcaroのプレイは圧巻です。ライナー・ノーツで松居 和はRobben Fordはアーティスト肌、Steve Lukatherは職人肌みたいなことを書いてますが、私はSteve Lukatherは天才だと思いますね。この曲でのソロを聴いていると、もはや頭であれこれ考えてギターを弾いているという印象は受けません。勝手に指が動いているというような感じなんですね。凄いソロを聴かせてくれます。加えてCarl Andersonの力強いヴォーカルも印象的です。

Robben Fordの作曲、アレンジによるユーモラスな小曲04。

Larry Carltonの作曲、アレンジ、プロデュースによる05。Larry Carltonらしいギターが堪能出来る曲ですね。ただ、松居 和の為の曲と言うより、Larry Carltonの曲という印象が強いです。Larry Carltonのギターはもちろん良いですが、Abraham Laborielのベース・プレイも素晴らしいです。

独特な世界観を持ったヴォーカル曲06。このアルバムのコンセプトにある意味ではぴったりな陰のイメージの曲だと思います。地味ですが堅実なVinnie Colaiutaのドラミング、Grant Gullicksonの切ないヴォーカル、美しいRobben Fordのギター・ソロが聴き所ですね。

Abraham Laborielの作曲、アレンジによる07。Lee Retenourのギターがフィーチャーされてますが、いつものRetenourらしくないスタイル、音色だなと感じましたね。ルーズなプレイという印象がありますね。この曲ではAbraham Laborielのベース・プレイが1番光ってます。

神秘的かつ東洋的なイメージの色濃い08。ドラム・レスの曲なんですが、心地良さと不気味さが同居しているような不思議な曲です。驚いたのはPaul Jackson,Jr.がこういうアコースティック・ギターのプレイを聴かせてくれたことですね。

壮大なアルバム・タイトル曲09。Robben Fordの作曲、アレンジによるナンバーです。緻密に計算されたRobben FordのギターやRussell Ferranteのピアノ等聴き所の多い曲に仕上がっています。このアルバムの中で1番FUSIONというイメージが強い曲かも知れません。

非常に素晴らしい仕上がりのアルバムだと思います。反面、松居 和の尺八のプレイが控え目で、どちらかというとGUITAR FUSIONという印象が強いのも事実です。私は尺八の音色が大好きですし、世界に誇れる日本の伝統楽器だと思っているので、もっと尺八が聴きたかったというのが本音です(笑)
それでもこれだけのメンバーを揃えて作られている贅沢なアルバムですし、ミュージシャンのプレイも素晴らしいの一言です。FUSIONが好きな方、特にGUITAR FUSIONが好きな方にはぜひとも聴いて欲しい1枚です。自信を持ってお薦め出来るアルバムですね。
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秋山 一将_DIG MY STYLE ◇ 2008年 12月 20日
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今回紹介するのは、アルバム・リリースから30年の時を経てようやくCD化された天才ギタリスト・秋山 一将の1stアルバム『DIG MY STYLE』です。
この11月下旬にtascaという会社からリリースされたばかりです。実はtascaさんから過去記事にコメントを頂戴しまして、その時にこのアルバムがCD化されることを知りました。ぜひとも聴いてみたかったアルバムだったので即購入(笑)。
ちなみにこのアルバムは店頭販売は無いそうで、tascaさんから通販で購入という形しか入手方法がありません。
まだ購入していない人はtascaさんのサイトへGO!

ここ数日間はこのアルバムばかり聴いてます。今から30年前の1978年にこんなにお洒落なアルバムをリリースされていたことに改めて感動したと共に、何故今までCD化されなかったのか不思議でなりませんでしたね。今聴いても全く色褪せない曲の良さ、演奏の素晴らしさ、そして秋山 一将の超絶なギター・テクニック・・・。全てが痺れました(笑)

私が最初に秋山 一将の音楽に触れたのは、やはり30年前にリリースされたFUSIONのコンピレーション・アルバム『NEW YORK』でした。このアルバムの中に「セントラル・パーク」というオリジナル曲が収録されているのですが、正直この時は然程興味が湧きませんでした。
次に秋山 一将の音楽に触れたのが随分年月(実は2年前)が経ってから購入した、やはりコンピレーション・アルバムの『GUITAR WORKSHOP COMPLETE WORKS』でした。
ここでこの1stアルバムにも収録されている名曲「I BELIEVE IN YOU」に出会います。この曲が大好きになり、また私のバイブルとも言えるCITY POPSのガイド本「Light Mellow 和モノ669」(金澤 寿和監修)にも『DIG MY STYLE』が紹介されており、俄然興味が湧いて聴きたかったのですが、CD化されておらず半ば諦めていたんです。
ところが今回のCD化を知り、本当に嬉しかったですね。tascaさん、本当に感謝です!

『秋山 一将 / DIG MY STYLE』
01. I Believe in You
02. Summer Dreamer
03. Got That Feeling
04. Keep on Loving
05. Dig My Style
06. Gettin' on
07. Shining Guitar
08. Mother Eyes ~ Estate

名曲中の名曲01。とにかく秋山 一将の素晴らしいギター・テクニックが堪能出来る1曲です。もちろんテクニックだけでなくメロディーも凄く良いですね。だから名曲なんですが・・・(笑) 他にも松原 正樹がライブで"日本最速ドラマー"と紹介していた山木 秀夫の高速ドラミング、杉本 和弥の高速プレイにも関わらず鉄壁なリズムをキープするベース、笹路 正徳の素晴らしいキーボード・ソロ、本当に最後までスリリングな演奏が展開されます。FUSION好きならぜひとも聴いて欲しい曲ですね。

美しいストリングスの調べで始まる02。秋山 一将の奏でるアコースティック・ギターが、夏の夕暮れ時から夜への移り変わりを表現しているようで何とも心地良いナンバーです。益田 幹夫のピアニカが本当に美しく、この曲を盛り上げているのは間違いありません。タイトルから想像すると夜のイメージなのかも知れませんが、私には陽が沈んで消えていく様が頭に浮かびます。

ボッサ・テイストのヴォーカル曲03。今聴いても全く古臭さを感じないお洒落なナンバーです。お世辞にも上手いとは言えないヴォーカルなんですが、これが実に味があってメロディーに似合っているんですよね。夏の午後に冷たいソフト・ドリンクなんぞを飲みながら、ゆったりとした時間を過ごしたくなるような1曲です。益田 幹夫のエレピ・ソロは聴き所のひとつです。

アレンジがお洒落という言葉に尽きるヴォーカル曲04。ブラジリアン・テイストでありながら、私にとってはCITY POPの香りが強いナンバーです。笹路 正徳のJAZZYなピアノ・ソロ、秋山 一将のギター・ソロを含め、ヴォーカルと演奏の1粒で2度おいしい曲だと思います(笑)

アルバム・タイトル曲05。ホーン・セクション(ホーン・スペクトラム)を交えたFUNKYなイントロで始まります。しかし、FUNKYな中にも親しみ易いメロディーと秋山 一将のヴォーカルが魅力です。ここでも歌心の詰まったギター・ソロとまるで楽しく踊っているかのような益田 幹夫のエレピ・ソロに痺れます。

軽妙なリズムが心地良いヴォーカル曲06。まるでクルーザーで海原を漂っているような感じですね。この曲では清水 靖晃が素晴らしいサックス・ソロを披露しています。とてもJAZZYな秋山 一将のギター・ソロにも注目です。

まさにFUSIONという言葉がぴったりくるインスト・ナンバー07。メンバーの演奏はどれも素晴らしいものばかりですが、この曲では秋山 一将のプレイが断トツで光ってます。だからこそ"Shining Guitar"なんでしょうね。益田 幹夫の作曲です。あっという間に終わってるという印象を持ってしまう曲。

秋山 一将のギターとソリーナだけで演奏される08。温もりを感じるアコースティック・ギターの音色と控え目なソリーナの音が絶妙にマッチしています。"さあ、ゆっくりお休み"とでも言われているような曲ですね。

アルバムの前半2曲と終盤2曲がインスト、中の4曲がヴォーカル曲という構成も面白いですね。ヴォーカル曲が4曲も続くと「これってFUSION?」という感じになりますが、そこは始めと終わりできっちりと素晴らしいギターを聴かせてくれることで、秋山 一将が素晴らしいギタリストだという印象が強く残るんですよね。本当によく出来たアルバムだと思います。さすが星加 哲(星加ルミ子の実弟)のプロデュース作品だけのことはあります。
ギター・フュージョンが好きな方にも、MellowなCITY POPSが好きな方にも楽しめるアルバムだと思います。
特にギター・フュージョンが好きな人ならば聴いて絶対に損の無いアルバムです。
ぜひ聴いてみて下さい。お薦めです。
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高中 正義_O'HOLY NIGHT ◇ 2008年 12月 14日
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12月もあっと言う間に半ばに差し掛かっています。この時期、ボーナスの額に一喜一憂している皆さんも多いことでしょうね。ちなみに私は一憂の方ですが・・・(笑)
あの×ONYでさえ大規模なリストラを断行するご時勢ですから、金額は少ないとは言えボーナスが支給されただけでもましかも知れませんね。

さて、そんな不景気にあってもX'masというのはどこか心温まる行事(この表現は正しくないとは思いますが、日本においてはある意味行事だと思ってますので)で、この時期に街中で流れているクリスマス・ソングを聴くと心なしかテンションも上がってきます。
私は賛美歌を含め、クリスマス・ソングが結構好きでして、今までも結構紹介してきました。ブログを始めたばかりの2005年11月~12月にかけては"X'mas Songs"と銘打った記事をVol.1~Vol.8まで書きましたし、2006年には無謀にも11月24日から12月24日までの1ヶ月間、毎日クリスマスに関連した曲を収録したアルバムやシングルを紹介しました。この時点で私の手持ちのクリスマス・ソングはほぼ出尽くしてしまいました(笑)
ですから去年もほんの僅か紹介しただけでした。今年はもう何も無いと思っていたんですが、まだ残ってましたので今回紹介することにしました。

前書きが長くなってしまいましたが、今回紹介するクリスマス関連の作品は、高中 正義が1990年にリリースしたミニ・アルバム『O'HOLY NIGHT』です。
高中 正義と言えば"夏"というのが定番で、確かに夏向きの楽曲が多いのも事実なんですが、私自身は彼のギターの音色の澄んだトーンというのは、冬の澄んだ夜空に似合うと思っていました。そんな時にこのクリスマス作品がリリースされたので飛びついたという訳です。4曲というのは物足りない感じですが、高中 正義らしさが出ている作品です。

『高中 正義 / O'HOLY NIGHT』
01. THE CHRISTMAS SONG
02. ISLAND CHRISTMAS WISH
03. O'HOLY NIGHT
04. WHEN YOU WISH UPON A STAR

メル・トーメが1944年に作曲したクリスマス・ソングの名曲01。もはやスタンダードと言える1曲ですね。タイトルを知らなくてもメロディーは聴いたことがあるという人は多いことでしょう。前回の記事の刀根 麻理子のカヴァー・アルバム『FOR YOU・・・』にも収録されてました。高中ヴァージョンは、プログラミングによるオーケストレーションをバックに高中の美しい音色のギターがメロディーを奏でるといったオーソドックスなスタイルです。でもこういうスタンダードな名曲はオーソドックスが似合うのも事実ですね。

高中 正義のオリジナル02。英語詞のヴォーカル曲で、南国のクリスマス・ソングといった趣きのあるナンバーです。13CATS(CAT GRAY、沼澤 尚、WORNEL JONES)とAL McKAYが参加しています。アルバム中最もご陽気なクリスマス・ソングです。

仏の作曲家・アドルフ・シャルル・アダンの作品で、賛美歌第2編第219番として知られる03。この曲もプログラミング主体のサウンドですが、それでも賛美歌の雰囲気が良く出ていて、心が清らかになるような仕上がりになっています。高中のギターも美しいです。

1940年のディズニー映画『ピノキオ』の主題歌04。本来はクリスマス・ソングではありませんが、この時期にぴったりな曲ですし、クリスマス・ソングとして捉えても不自然な感じはしませんね。ゆったりとした高中のギター・プレイとその音色は、満天の星空にとてもよく似合いそうです。

クリスマス・ソングに素晴らしく美しい曲が多いというのは、やはりその根底には強い信仰心みたいなものがあって、その純粋な気持ちが美しいメロディーを生み出すのかも知れませんね。
そんな事をふと考えながら真夜中にこのアルバムを聴くのも良いものです(笑)

追伸:もし過去のクリスマス関連記事に興味のある方は、右側下方にある「以前の記事」の"more..."をクリックして2005年11月~12月、2006年11月~12月を探してみて下さいね。
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松原 正樹_TAKE A SONG (Part 2) ◇ 2008年 11月 22日
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私のブログのカテゴリに"CD化してくれ!"というのがありまして、CD化されていないアルバムや廃盤となって入手困難となったアルバムをCD化、再発して欲しいという思いを込めて、数々のアルバムを取り上げてきました。そして、取り上げたアルバムの中には思いが通じたのか、CD化、再発されたモノもあります。
例を挙げると、大野 雄二の『SPACE KID』、今井 裕の『A COOL EVENING』、加藤 和彦の『GARDENIA』、金井 夕子の『FEELING LADY』がCD化、再発されました。
今回紹介するのも"CD化してくれ!"で取り上げていて、この度めでたく初CD化されたアルバムで、私にとっては最近では1番嬉しかったリイシューです。
そのアルバムとは、私が日本で1番好きなギタリストである松原 正樹が1979年にリリースした2ndアルバム『TAKE A SONG』です。

私は松原 正樹のギター・プレイに出会って、音楽の聴き方、アルバムの買い方が激変しました。本来裏方であるスタジオ・ミュージシャンに興味を持つようになり、いわゆるクレジット買いが始まりました。大袈裟と思われるかも知れませんが、松原 正樹に出会っていなければここまで音楽にのめり込むことは無かったと思います(笑)

同じVictorからリリースされていた1978年の1stアルバム『流宇夢サンド』はCD化されていたんですが、何故かこの『TAKE A SONG』は、コンピレーション・アルバム等に収録された数曲のみCD化されていましたが、アルバムとしてはCD化されていませんでした。『流宇夢サンド』はFUSION色の強いアルバムでしたが、『TAKE A SONG』はスタジオ・ミュージシャンとして引っ張り凧だった松原 正樹の勢いがそのままサウンドになったような、POP FUSIONといった趣のある名盤で、当時私はレコードが擦り切れるくらい繰り返し聴いていたアルバムでした。

曲毎のクレジットは記載されていませんが、深町 純(key)、松任谷 正隆(key)、坂本 龍一(key)、難波 弘之(key)、佐藤 博(key)、後藤 次利(b)、林 立夫(ds)、ジェイク・H・コンセプション(sax)、村岡 健(sax)、砂原 俊三(sax)、レオナ・クララ・リリカ(EVE)(cho)、矢野 顕子(cho)等が参加しています。

『松原 正樹 / TAKE A SONG』
01. Ballerina
02. Approach
03. Bree
04. Girl from Cuzco
05. Take a Song
06. Suicide Freak
07. Birthday Party
08. Someday

松任谷 正隆の作曲によるメロディアスで軽快なナンバー01。当時の松原 正樹のスタジオ・ワークで聴けたギター・サウンドが詰まっているような1曲です。カッティング、ソロ・プレイ共に松原 正樹らしさを堪能出来ます。EVEの3人のソロ・ヴォーカルも聴けて、アルバムの冒頭曲としてぴったりな1曲だと思います。

松原 正樹の作曲による02は、シンセを駆使したサウンドとドライヴ感溢れるギター・サウンドが印象的なスリリングなナンバーです。曲毎のクレジットが記載されていないので詳しいことは分かりませんが、素晴らしいシンセ・ソロを弾いているのはおそらく深町 純ではないかと思います。メロディアスなフレーズで埋め尽くされたギター・ソロがたまりません(笑)

松原 正樹の作曲で、サンタナの「哀愁のヨーロッパ」を彷彿させるような泣きのギターとスケールの大きさを感じさせる構成が見事な03。前半はスロー・バラード調で、松原 正樹の泣きのギターとうねるような後藤 次利の重厚なベース・プレイが素晴らしく、途中からテンポ・アップ。ラテンのリズムに乗せて松原 正樹のスリリングなギター・ソロが炸裂します。松原 正樹の初期の名曲のひとつと言って間違い無いでしょう。

筒美 京平が書き下ろした04。筒美 京平が70年代終盤によく書いていた地中海、エーゲ海近辺の情景をイメージさせるメロディアスなナンバーです。いかにも筒美 京平らしいと言える曲でしょう。ストリングスの使い方など、アレンジ面でも筒美 京平が協力しているのかも知れません。リゾート感たっぷりで聴いていて心地良いギター・プレイが大好きです。

松原 正樹の自作曲で、アルバム・タイトル曲でもある05。アコースティック・ギターをフィーチャーしたゆったりした曲調が素晴らしいナンバーです。この曲でシンセ、ピアノの弾いているのは九分九厘坂本 龍一だと思います。松原 正樹のギター・プレイは勿論ですが、坂本 龍一のピアノ・プレイに注目して欲しい1曲でもあります。そして林 立夫&後藤 次利のリズム隊のコンビネーションも聴き所のひとつだと思います。

坂本 龍一の作曲による06。アルバムの中では1番FUSIONらしいナンバーかも知れません。メロディーもキャッチーで聴き易いですし、何より松原 正樹のギターが実に松原 正樹らしくて(すみません、抽象的な表現しか出来なくて・・・笑)大好きです。気持ちの良いギター・ソロに酔いしれてしまいます(笑)

ケーシー・ランキンと後藤 次利の共作によるユーモラスなヴォーカル曲07。英語詞なんですが松原 正樹の誕生日を祝った曲のようです。ヴォーカルはクレジットには記載されていませんが、マイク・ダンとケーシー・ランキンが参加しています。ポンタ(村上 秀一)、松原 正樹、マイク・ダン、斉藤 ノブ、後藤 次利の名前が歌詞に出てきます。楽しげな雰囲気が伝わってくる曲で、昔から妙に好きな曲でした。

リゾート感を前面に出したナンバー08。松原 正樹のオリジナルです。高中 正義の世界観に通じる部分もあるような曲ですが、松原 正樹のギター・プレイはオクターブ奏法等を駆使して、ちょっと落ち着いた感じで渋いという印象ですね。彼のプレイ・スタイルの幅広さを感じさせます。

このアルバムがリリースされた時、林 立夫がライナーを書いていたのですが、CD化されてもそのままライナーが載せられています。そこには大半の曲がワン・テイクでOKだったと書かれています。バンド構成もアレンジも非常にシンプルなんですが、その分当時スタジオでいつも顔を合わせていた気心知れたミュージシャン仲間と作り上げたという感じがします。
そんなシンプルなアルバムですが、私は松原 正樹の数多いソロ・アルバムの中では今でも最も好きなアルバムです。そのアルバムがCD化されて本当に嬉しくて仕方がありません(笑)

FUSION好きな人は勿論のこと、CITY POPが好きな人にもぜひとも聴いて欲しいと思うアルバムですし、自信を持ってお薦め出来る1枚です。
曲もどれもキャッチーなものばかりだし、松原 正樹のギターもテクニックを自慢げに披露するようものではなく、あくまでも美しい音色、フレーズに拘ったものなので嫌味もありません。本当に気持ち良く聴けるギター・サウンドで溢れていますよ。
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MINAKO OBATA_WE HAVE A DREAM ◇ 2008年 11月 19日
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今回紹介するのは、魅力的なヴォーカリストであり、優れたソング・ライターでもあるMINAKO OBATAが1992年にリリースしたデビュー・アルバム『WE HAVE A DREAM』です。一般的にはあまり知られていないかも知れませんが、FUSIONやJAZZ系の音楽を中心に取り上げている音楽誌"ADLIB"では、何度かベストレコード賞を受賞するなど知る人ぞ知るといった感のあるシンガー・ソング・ライターです。

プロフィールによると10代でスティーヴィー・ワンダー、ジョージ・ベンソン、アル・ジャロウ、エラ・フィッツジェラルド、ダニー・ハサウェイ等を聴き、大学時代にコーラスアレンジやアカペラなどのヴォイシングに多大な興味を持ち、TAKE 6やアンドレ・クラウチ等に傾倒していたそうです。そしてジャズクラブでレギュラーシンガーとして歌うかたわら、オリジナル曲を作り始めたとか。
彼女のデモ・テープを聴いたカラパナのケンジ・サノが彼女を気に入り、プロデュースを引き受け制作されたのがこの『WE HAVE A DREAM』です。
収録曲11曲中、10曲が彼女の作詞・作曲(共作含む)でしかも全て英語詞です。歌声は本当に黄色人種である日本人が歌っているのかと思える程、黒っぽくてソウルフルです。

参加しているメンバーも豪華で、中西 康晴(key)、ケンジ・サノ(b)、斉藤 ノブ(per)、土方 隆行(g)、本多 俊之(sax)、渡嘉敷 祐一(ds)、島 健(key)、高水 健司(b)、数原 晋(tp)、Bill Cantos(key)、岩見 和彦(g)、江口 信夫(ds)、富樫 春生(key)、鈴木 茂(g)、松浦 善博(g)、村田 陽一(tb)、Ralph Humphries(ds)、Abraham Laboriel(b)という1stアルバムでこれだけのメンバーが集まっているというのは贅沢の極みですね。しかもエンジニアも故・助川 健にあのJay Graydonも参加しているのです。参加しているメンバーだけで聴いてみたくなった方も多いのではないでしょうか?(笑)

『MINAKO OBATA / WE HAVE A DREAM』
01. In The Beginning~Keep On Going
02. Need Me Now
03. Take Me
04. Sunshine In Your Eyes
05. I Can't Hold You Any More
06. M# What?
07. Mooki's Song
08. The Power Of Love
09. Spain (I Can Recall)
10. Just To Know You Love Me
11. Without You

思いっきり黒っぽいヴォーカルを聴かせてくれるゴスペル調のナンバー01。軽快な中西 康晴のピアノとオルガン、そして打ち込みのビートがいかにもN.Y.チックです。自然と体が揺れてくるようなナンバーです。中西のピアノ・プレイがどこか故・リチャード・ティーを彷彿させます。

打ち込みのリズムをベースに、土方 隆行の軽妙なギター・カッティングやリフのプレイとホーン・セクションが印象的なキャッチーなPOPナンバー02。アレンジは本多 俊之。

ゴスペル・チックでソウルフルなハチロク・バラード・ナンバー03。タイトな渡嘉敷 祐一のドラム、堅実な高水 健司のベース、力強い島 健のピアノが曲を盛り上げます。Minako Obataのヴォーカルの迫力に圧倒されます。

Bill CantosとMinako Obataの共作によるブラコン風AORナンバー04。打ち込みのリズムに渡嘉敷 祐一、ケンジ・サノがオーヴァー・ダブによってサウンドに厚みを出しています。岩見 和彦のロック・テイスト溢れるギター・ソロが格好良いです。アレンジはBill Cantos。

美しいストリングスが印象的なスケールの大きいバラード・ナンバー05。綺麗なメロディーのナンバーです。Bill Cantosのアレンジで、演奏が江口 信夫、富樫 春生、ケンジ・サノ、鈴木 茂という面白い組み合わせです。

彼女の魅力のひとつである低音域を活かしたミディアム・ナンバー06。ホーン・アレンジがMichael Pauloというのが、いかにもケンジ・サノ繋がりという感じですね。鈴木 茂&松浦 善博のギターで、松浦の素晴らしいスライド・ギター・ソロが堪能出来ます。

Minako Obataの愛称である"Mooki"がタイトルになっている短いアカペラ・ナンバー07。コーラス・アレンジはもちろんMinako Obataです。ゴスペル・コーラス・スタイルですね。

なんともアフリカンなナンバー08。アフリカの渇いた大地を感じさせるようなケンジ・サノのアレンジが秀逸です。この曲なんて日本人が歌っているとは思えない迫力ですね。この曲は私のお気に入りのひとつになってます。Abraham Laborielのベースに注目です。演奏部分の録音はJay Graydon。

アルバム中唯一のカヴァー曲09。ご存知チック・コリアの代表曲のひとつですね。シンガーとしての力量を量るのには、こういうカヴァー曲を聴くと分かりますよね。そのヴォーカル・スタイルは1stアルバムとは思えぬほど堂々としており、本当に上手いなと感じさせます。しかもRalph Humphries、Bill Cantos、Abraham Laboriel、Michito Sanchezによる演奏が素晴らしいです。名カヴァーだと思います。

Bill Cantosとの共作&デュエット・ナンバー10。アルバム中で最もAORチックなバラード・ナンバーです。まるで白人男性シンガーと黒人女性シンガーのデュエット曲のように聴こえます。美しいメロディー・ラインを持った良い曲です。

Bill Cantosのエレピのみをバックにしっとりと歌い上げるバラード・ナンバー11。シンプルな演奏だけに彼女の歌の存在感が前面に出ている1曲だと思います。聖夜に静かに聴いても似合いそうな1曲です。

前回は吉田 美奈子で今回がMinako Obata・・・。単純に"Minako"でチョイスしてみました(笑)
久々にこのアルバム聴きましたが、やはり良いですね~。声質に好みが別れるかも知れませんが、本格派のシンガーであることは疑う余地がありません。
興味のある方はぜひ聴いてみて下さい。
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つのだ☆ひろ_FUNKSHOP ◇ 2008年 09月 14日
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今回紹介するのは、少しマニアックなアルバムかも知れません。しかもFUSIONネタでございます。
つのだ☆ひろが1996年にリリースしたアルバム『FUNKSHOP』です。つのだ☆ひろと言えば、名曲「メリージェーン」を歌うソウルフルなシンガーというイメージを持つ方も多いでしょうが、私と同年代の方であれば素晴らしいドラマーであるということをご存知でしょう。
今回紹介するアルバムは、そんなドラマーとしてのつのだ☆ひろを堪能出来るアルバムです。一応、つのだ☆ひろ名義にはなっていますが、正確には彼が1994年に作った日米混合ジャズファンク・ユニット"FUNKSHOP"のアルバムということになるのでしょう。"FUNKSHOP"の名付け親はあのスーパー・ドラマー、バーナード・バーディーなんだそうです。メンバーは結成時とは多少変化があったようですが、つのだ☆ひろ(ds、vo)、クリス・シルバースタイン(b)、フランキー植島(key)、フミオ"パブロ"西山(g)、ボブ・ザング(sax)の6人。

ジャズファンク・ユニットということだけあって、もちろんFUNKYなナンバーもあるのですが全体的にはライトで聴きやすいFUSION MUSICという感じですね。
収録曲10曲中8曲がつのだ☆ひろの作品で、残り2曲がデューク・エリントンとビートルズのカヴァーで構成されていて、つのだ☆ひろのヴォーカルが聴けるのは2曲のみです。竹田 和夫が2曲でゲスト・ギターで参加しています。

『つのだ☆ひろ / FUNKSHOP』
01. RUNS LIKE A DAWG
02. YES, I BELIEVE
03. WHOOPIE
04. IT DON'T MEAN A THING
05. AFTERNOON TEA
06. ESCAPE FROM TOKYO
07. JAZZY DADDY
08. KAMPANELLA
09. DOMO DOMO (Made In Japan)
10. HERE THERE AND EVERYWHERE

軽快なドラムと犬の遠吠えのSEで始まる01。ライト・ファンクといった感じのナンバーで、6人のアンサンブルも見事です。フミオ西山のギターとボブ・ザングのサックスがフィーチャーされています。つのだ☆ひろのドラミングも手数が多く、迫力があります。

都会的でメロウなFUSIONナンバー02。サックスの美しい音色も印象的ですが、この曲の主役はキーボードのフランキー植島ですね。オルガン、シンセ、ピアノと八面六臂の活躍です。ギターも爽やかで心地良く聴ける1曲です。

ギター・カッティングが心地良い03。ドライブしながら聴くのが似合いそうなライトな感じがたまりません。フミオ西山のギターがカッティングに、JAZZYなソロと大活躍です。控え目に入っているつのだ☆ひろのコーラスも雰囲気を盛り上げています。

デューク・エリントンのカヴァー04。ジャズファンク・ユニットという看板に偽り無しの1曲です。ボブ・ザングのエモーショナルなサックス、クリス・シルバースタインのグルーヴィーなベースが格好良いです。ところどころにデューク・エリントンのお馴染みのナンバーが少しずつ顔を出すという洒落たアレンジになっています。

いかにも昼下がりのティー・タイムといった雰囲気がよく出ている05。歌詞を付けて女性シンガーが歌っても良さそうなキャッチーなメロディーが印象的です。演奏も80年代のCITY POPを彷彿させてくれ、個人的にはかなりお気に入りとなっています(笑)

ゲストに竹田 和夫(g)が参加している06。都会的かつスリリングなナンバーで、どこか大野 雄二の書く曲と似ているなとも感じました。途中からはラテン色が強くなり、つのだ☆ひろがドラムとパーカッションで大活躍します。中間部の竹田 和夫のソロがこれまた実に彼らしいもので思わずニヤリとしてしまいました。

シンプルなJAZZを堪能させてくれる07。シンセを使ってビッグ・バンド風にしているところはあるものの、心地良い4ビートを聴かせてくれます。つのだ☆ひろは元は渡辺 貞夫のカルテットに参加していただけあって、素晴らしいJAZZYなドラミングを披露しています。渋い曲です。

日本人好みのSummer Fusionといった感じの08。ラテン風な隠し味とキャッチーなメロディーが印象的です。つのだ☆ひろの作曲家としての豊かな才能を感じます。

思い切り和風テイストのヴォーカル曲09。KIMONO FUNKとでも言いましょうか・・・(笑) 曲自体はFUNKYなんですが、サンプリングされた琴や尺八、三味線の音色を上手く使っていて、聴いていて楽しくなれる1曲ですね。

ラストを飾るのはビートルズのカヴァー10。あのしっとりとした名曲をソウルフルなゴスペル調に仕上げてしまっています。もしかしたらよく聴かないとあの「HERE THERE AND EVERYWHERE」だとは気付かないかも知れません(笑) つのだ☆ひろの日本人離れしたソウルフルなヴォーカルが光っています。

最初にこのアルバム・ジャケットを見た時には、ヴォーカル・アルバムだとばかり思っていたんですが、いざ聴いてみると聴きやすいFUSIONサウンドの数々。良い意味で裏切られました。解説によるとこのアルバムの企画は、音楽雑誌「リズム&ドラム・マガジン」のようです。だからこそドラマーとしてのつのだ☆ひろに脚光を当てたんでしょうね。
恥ずかしながら、参加メンバーのことはほとんど知らなかったんですが、皆かなりの腕前を持ったミュージシャンばかりで驚きました。01~08はどれも聴きやすいFUSIONといった感じなので、J-FUSIONが好きな方なら気に入ってもらえると思います。
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最近、バタバタした毎日を過ごしておりまして、なかなかじっくりエントリー記事を書く時間的な余裕がありません。
こんなに拙い記事にも関わらず、毎日のように覗いて下さる皆さんに本当に感謝の気持ちで一杯なんですが、暫くは手抜きの感が否めない内容になると思います。どうかご容赦下さい。
拙い文章に加え、手抜きの記事では最悪ですよね・・・(恥)

今回紹介するのは久しぶりのインスト系のアルバムです。一応FUSIONのカテゴリとしてのエントリーですが、夏向けの爽やかで聴き易いアルバムですよ。
ムーンライダーズのバイオリニストである武川 雅寛が1982年にリリースした1stソロ・アルバム『とにかくここがパラダイス』。早く紹介しないと夏が本当に終わってしまいそうなので、今回の登場となりました。
このアルバムの1番の特徴は、収録曲全12曲の半分の6曲がベンチャーズのカヴァーだということでしょう。武川 雅寛は1950年生まれですし、ムーンライダーズの面々も同世代ということになれば、ベンチャーズの影響を強く受けていたであろうというのは頷けますね。ビートルズ同様、ベンチャーズもまた日本のミュージシャンに多大な影響を与えたグループであろうと思います。
このアルバムで演奏されている6曲のベンチャーズ・ナンバーは、武川をはじめムーンライダーズのメンバーの面々のベンチャーズへの愛着というものを感じることが出来ます。さながら"Moonriders Meets The Ventures"といった趣きのあるアルバムです。
他にもビール(だったかな?)のCMソングに起用されたアルバム・タイトル曲「とにかくここがパラダイス」も、スティールドラムの響きが心地良く、夏の暑さをクールダウンしてくれるようなナンバーです。
FUSIONという堅苦しさもなく、リラックスして聴けるインスト集、BGM集という感じで、個人的にはお気に入りの1枚になっています。

『武川 雅寛 / とにかくここがパラダイス』
01. とにかくここがパラダイス
02. ダイアモンド・ヘッド
03. Young Sailing
04. 10番街の殺人
05. バルカン特急
06. 夢のマリナー号
07. 青い渚をぶっとばせ
08. 海の百合
09. クルーエル・シー
10. 夕陽をみている蟹
11. トゥワイライト・ゾーン
12. 渚のアンビエント・ミュージック
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7 (SEVEN)_7 (SEVEN) ◇ 2008年 07月 23日
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今回紹介するのは、久しぶりにワクワクするようなFUSIONバンドのアルバムです。最近はあまり魅力的なFUSION系のアルバムに出会えていなかったので、今回紹介するバンドの顔触れを見ただけで期待に胸が一杯に膨らみました(笑)
そのバンドとは7(SEVEN)。単純なネーミングのバンドですが、メンバーは凄いとしか言いようのない腕利きミュージシャン達です。村上 秀一(ds)、井上 鑑(key)、島 健(key)、後藤 次利(b)、松原 正樹(g)、斎藤 ノブ(per)、本多 俊之(sax)とい70年代以降のJ-POPを影(あるいは表でも)になって支えてきたスーパー・ミュージシャン7人が集まった7(SEVEN)。音楽を聴かずともこの7人が集まった演奏が悪い訳がありません。このアルバムを視聴もせず、私と同じように顔触れだけで購入した人も多いと思いますが、如何でしょう?(笑)

この7人に加えて、ゲストとして渡辺 香津美(g)、林 立夫(ds)、DANCE☆MAN(Scat)、Shiho(from Fried Pride)(Scat)を迎えており、オリジナルあり名曲のカヴァーありの全14曲、緊張感の中にも気心知れた仲間とのリラックス・ムードさえ感じさせるプレイは圧巻です。
私の場合、松原 正樹と後藤 次利が組んでいるというだけで無条件降伏状態・・・、これは決して大袈裟ではなく本心です。

『7 (SEVEN) / 7 (SEVEN)』
01. SOME SKUNK FUNK
02. SPLASH
03. FREEDOM JAZZ DANCE
04. A MEMORY OF MAJORCA (思い出のマジョルカ)
05. GYMNOPEDIES NO.1 (ジムノペディ第一番)
06. 遠州つばめ返し
07. 199X
08. AMAPOLA
09. MEMORIES B²
10. ~BLUE LAGOON
11. ~流宇夢サンド
12. ~RUNNIN'
13. FREE AS A BIRD
14. JAM REPORT

ポンタのカウントで始まるブレッカー・ブラザーズの名曲のカヴァー01。オリジナルよりもゆったりめなリズムで、リラックスした雰囲気の中にも7人の緊迫感溢れるプレイの数々が堪能できます。ポンタのドラミングは勿論、本多 俊之のサックス、後藤 次利のベースのプレイが光ってますね。

渡辺 香津美のMOBO時代の名曲のカヴァー02。もちろん渡辺 香津美が参加しています。エキサイティングな渡辺 香津美のギターが素晴らしいですね。そして影の主役とも言えるのが後藤 次利のベースではないかと思います。こういう次利のベースを聴くのは本当に久しぶりで嬉しくなってしまいます。

マイルス・デイヴィスの演奏でも知られる03。イントロのギターが松原 正樹っぽくなくて逆に新鮮ですね。この曲で好きなのはいかにもポンタらしいドラミングと後藤&松原のコンビネーションです。

松岡 直也&WESINGの名曲のカヴァー04。松岡 直也に比べるとタッチが弱い島 健のピアノですが、曲としてのバランスは良いですね。エモーショナルな本多 俊之のサックス、メロディアスな松原 正樹のギター・ソロが印象に残ります。

音楽界の異端児と言われたフランスの作曲家エリック・サティの代表曲であるピアノ曲のカヴァー05。第一番から第三番まである曲ですが、取り上げているうのは1番広く知られている第一番です。Shihoのスキャットをフィーチャーしており、何とも言えぬ心地良い音楽空間が広がります。斎藤 ノブのパーカッションが大活躍しています。

ポンタと渡辺 香津美のデュオという形で演奏される06。ごまかしのきかないシンプルな構成だけに二人の素晴らしい演奏技術が全てと言えます。あっと言う間に終わりますが・・・(笑)

続く07も渡辺 香津美絡みです。あの名盤『KYLYN』の冒頭を飾った「199X」のカヴァー。3分程の短い演奏ですが、濃縮されたような緊迫感溢れる演奏が素晴らしいですね。

スタンダード・ナンバーのカヴァー08。JAZZYなアレンジが、古き良きアメリカを象徴しているような気がします。松原 正樹のオクターブ奏法や島 健のエレピの音色が実に気持ちよい1曲です。

井上 鑑の書き下ろした09。幻想的な雰囲気が漂う小曲です。

09からメドレー形式で始まる10は、夏の定番曲で高中 正義の代表曲のカヴァーです。この曲を松原 正樹が弾くというだけで私は鳥肌モノでございます。灼熱の夏というよりも、ちょっと涼しげな雰囲気が良いです!本多 俊之のサックスも素晴らしいです。

松原 正樹の1stアルバムのタイトル曲11。オリジナルに忠実なプレイが何とも嬉しいですね。私は本当に松原 正樹の音色、フレーズが好きでして、この曲をこのメンバーの演奏で聴けるというのは何とも贅沢な気分です(笑)

E,W&Fのカヴァー12。軽妙でFUNKYなアレンジが秀逸で、後藤 次利のベースとゲストで参加しているDANCE☆MANのスキャット、井上 鑑のシンセ・ソロが聴き所ですね。

「レット・イット・ビー」以来25年ぶりのシングルとして話題になったビートルズの曲のカヴァー13。この曲をビートルズの曲と捕らえて良いのかは色々意見の別れるところでしょうが、良い音楽には理屈は要らぬと言っているようなメンバーの演奏が良いですね。井上 鑑のヴォコーダーがフィーチャーされています。

メンバー7人で書き上げたオリジナル・ナンバー14。いわゆるジャム・セッション風な緊張感溢れる演奏が繰り広げられます。いつもはアルバムを聴いていれば満足できるんですが、このバンドだけは生で演奏しているところを観たいなと思わせた1曲です。

13では、林 立夫がゲストで参加しているんですが、ポンタと林 立夫がドラムを叩いた曲というのは、二人合わせれば軽く20,000曲は超えるのではないでしょうか?他のメンバーにしてもスタジオ・ミュージシャンとして常に一線で活躍してきたミュージシャンばかりですから、メンバーが演奏に参加した曲を合計したら恐ろしい数になるでしょうね。
昔に比べたら、スタジオ・セッションはセーブして、自分の好きな音楽に取り組む余裕も出てきているんだと思います。出来ることならパーマネント・バンドとして、これからもアルバムをリリースして欲しいですし、定期的にライブもやって欲しいですね。
パラシュートで新しいアルバムを出すというのも密かに期待しているのですが・・・。
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