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カテゴリ:CD化してくれ!( 35 )
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大野 雄二_SPACE KID (Part 2) ◇ 2006年 10月 14日
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ブログを始めた頃に紹介したものの、今読み返すとあまりにも記事の内容が薄っぺらなので改めて紹介するPart 2シリーズなんですが、今回もうひとつ紹介したい理由があってこのアルバムを選びました。

Sony Music Shopというオンライン・ショップで、オーダーメイド・ファクトリーと言って現在廃盤になってしまったCDとか未CD化のアルバムをリクエストにより、復刻してお届けするというサービスがあります。まず1stステージでリクエストを募り言ってリクエスト数が100%に達すると2ndステージへ。2ndステージでは約1ヶ月間、予約注文を取って一定数を越えるとめでたく復刻、初CD化となるものです。
実は今回紹介するアルバムは、今日この2ndステージに突入したアルバムなんです。未CD化の作品ですが、素晴らしいアルバムなのでもう1度紹介したくなりました。ちなみに私は既に予約注文入れております(笑)
詳しくはこちらをご覧下さいね。

そのアルバムとは、1978年にリリースされた大野 雄二の初リーダー・アルバム『SPACE KID』です。
大野 雄二と言えば、1番有名なのは「ルパン3世」の音楽でしょう。それ以外にも映画音楽も手掛け、コンポーザー、アレンジャー、ジャズ・ピアニストとして今でも活躍しています。
このアルバムが発売された当時、アナログ・レコードの音質に拘った録音方法をレコード会社各社が取り入れていましたが、このアルバムもマスター・サウンドW76という技術を使って録音されており、当時にしてはかなり音の良いレコードでした。詳しくは昔の記事(コチラ)をご覧下さい。
ジャンルで言うならFUSIONになるかも知れませんが、堅苦しさを全く感じません。とにかく全曲親しみやすく美しいメロディーで、聴くものを癒しの空間へと誘ってくれます。
ジャズ・ロック・ブラジル音楽等のあらゆるジャンルの音楽を取り入れたアレンジ・センスの良さも光っています。BGMとしても最適なアルバムでしょう。事実、このアルバムが発売された当時は、あちらこちらのTV番組のBGMにこのアルバムの曲が使われていました。

参加ミュージシャンは、大野 雄二(key)、松木 恒秀(g)、市原 康(ds)、岡沢 章(b)、高水 健二(b)、Jake H.Conception(sax)、ソニア・ローザ(vo)等といった大野 雄二とは旧知のミュージシャンばかりで、素晴らしい演奏を聴かせてくれます。

『大野 雄二 / SPACE KID』
01. PROLOGUE - CRYSTAL LOVE -
02. SPACE KID
03. INTERLUDE
04. MAYFLOWER
05. NEVER MORE
06. MELTING SPOT
07. SOLAR SAMBA
08. DANCING RACCOON
09. A SINGLE TRACE OF LOVE
10. EPILOGUE - CRYSTAL LOVE -

美しい調べのエレピのプロローグからクロスフェードで入ってくる01。結構タイトなビートにも関わらず、美しいメロディーとストリングスが曲全体を包み込んで優しい雰囲気にしています。ヤマハのCP-70というエレクトリック・グランド・ピアノの音がたまらなく良いです。
軽快なリズムとシンセを多用していますが、曲のタイトルほど宇宙は感じません(笑) サックスによるメロディー・パートと松木 恒秀らしいリズム・カッティング、大野 雄二のローズのソロが素晴らしいです。
重厚で美しいストリングスによるインタールード03。
03から続いて、ピアノの高音域を巧みに使った本当に美しいバラード曲04。ただ大野 雄二のピアノ・プレイに聴き惚れてしまう1曲。
ソニア・ローザのエンジェル・ヴォイスが気持ち良いブラジリアン・ナンバー05。
ホーン・セクションを巧みに使った都会的なサウンドが印象的な06。とにかく松木 恒秀のギターが凄いです。映画やアニメのBGMにもぴったりな感じがします。夜のドライヴ向きなナンバー。
軽快なサンバのリズムをベースにした07は、FUSION色の強い作品かも知れませんが、メロディーはあくまでもキャッチーです。バンドしてのアンサンブルが素晴らしい曲。
キュートで可愛い感じの08。短い曲ですが、大野 雄二のピアノ・プレイが聴き所でしょう。
夕陽を眺めながら聴いたら最高だろうなと思う09。ルパン3世のエンディング・テーマとしても使えそうな曲。
01のエピローグ・バージョン10。

心地良さに浸っている間に聴き終わってしまったという感じのアルバムです。FUSION音楽に関心の無い人にでも、きっと受け入れてもらえると思います。
秋の夜長に、読書のBGMにも良いのではないでしょうか。自信を持ってお薦め出来るアルバムです。
前回は「CD化してくれ!」のカテゴリで書いた記事ですが、今度は注文数次第では現実にCDとなって手元に届くと思うと嬉しくてたまりません。11月末までに注文数が規定数を越えるのを祈るばかりです(笑)
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清野 由美_NATURAL WOMAN ◇ 2006年 10月 05日
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清野 由実の1981年冬にリリースされた2ndアルバム『NATURAL WOMAN』。以前、彼女のデビュー・アルバム『U・TA・GE』をCD化して欲しいと記事に書きましたが、当然ながら2ndも未CD化です。
大好きな1stと比べても遜色無い良いアルバムです。それどころかヴォーカルだけを捉えれば、1stに比べてはるかに成長した感じが伺えます。

レコードの帯に書かれたコピーが、「ナチュラル&メロウなボーカルで綴る恋人達のスペシャル・モーメント」。実に良いコピーですね。ジャケット写真も1stでは不本意な写真が使われていたようだったので、今作では実に妖艶な彼女の写真が使われています。この写真ならジャケ買いしたくなりますね(笑)

アルバムの構成もよく練られていて、アナログ盤A面5曲はDay Sideという趣きです。5曲中4曲の作曲を滝沢 洋一、残り1曲を松岡 直也が書いています。
B面5曲はMidnight Sideという感じです。カヴァー曲あり、山本 達彦、井上 鑑等が曲を提供しています。アレンジは新川 博が1曲、難波 弘之が5曲、井上 鑑が4曲受け持っています。
様々なタイプの曲が取り上げられていますが、どの曲においても清野 由美のヴォーカルが実によくマッチしていて気持ちの良いアルバムに仕上がっています。

『清野 由美 / NATURAL WOMAN』
01. YOU & I
02. Caledonia Love Day
03. Airport 4:30P.M.
04. サマー・ホテル
05. 海辺のDecember
06. スカイレストラン
07. ディナーが終るまで
08. ムーンライト・マジック "LES MEMOIRES DUN CON"
09. TOKYO City Nights
10. Midnight Blue

都会的でアーバンな雰囲気がオープニングにふさわしいミディアム・ナンバー01。新川 博のアレンジが洒落ています。
02では、都会から一気に西海岸へと雰囲気が変わります。難波 弘之のアレンジが見事で、乾いた空気の感じがよく出ていて気持ち良いです。鳴瀬 喜博のベースと斎藤 秀夫のギターが冴えています。
空港の夕景が思い浮かんでくる03。アレンジの雰囲気だとヨーロッパの何処かの国の空港というイメージかも知れません。
松岡 直也作曲、井上 鑑編曲による04。美しいメロディーの曲で、松岡 直也らしいラテン色はありませんが、キレの良い今 剛のギター・カッティングとストリングスが印象的です。
淋しげな冬のイメージそのままのバラード曲05。斎藤 秀夫のギター・ソロが美しいナンバーです。冬の海辺に車を止めて、聴いてみたい曲。
Hi-Fi SETの名曲のカヴァー06。山本 潤子のヴォーカルも素晴らしいですが、この曲に関しては清野 由美の声の方がこの曲に似合ってる気がします。難波 弘之のアレンジも素晴らしく、椎名 和夫のギターが光っている曲です。
山本 達彦作曲の07。山本 達彦らしい都会的で洒落たナンバーです。
08は、洋楽のカヴァー曲ですがオリジナルは誰の歌だかは知りません。井上 鑑のアレンジ曲で、林 立夫、マイク・ダン、今 剛、斎藤 ノブというまさにパラシュートの面々が演奏しています。
アルバム中最も井上 鑑らしいアレンジ曲09。今 剛ならではのカッティングが曲を盛り上げます。ノリの良いドライヴィング・チューンです。
井上 鑑作・編曲による10。レゲエ調のリズムとブルースっぽいメロディーが、都会の真夜中の情景を彷彿させます。林 立夫のドラミングが渋い曲。

80年代のJ-POPシーンは、今に比べて良いアルバムを作ろうという意気込みを感じた作品が多かったです。売れるアルバムを作るのではなくて、良いアルバムを作れば売れるんだという至極真っ当な考え方だったのかも知れません。もちろん、良い作品が全て売れた訳ではありません。宣伝やプロモーションが不十分で売れなかった作品が多かったと思います。
しかし、この頃のアルバムは、有名・無名に関わらず私をワクワクさせてくれたモノが沢山ありました。
今聴いても古臭さはありませんし、一人でも多くの人の隠れた名盤を知って欲しいと思って記事を書いています。出来ればCD化して多くの人に聴いて欲しいのですけど・・・。
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ラジ_ACOUSTIC MOON ◇ 2006年 09月 21日
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久しぶりの「CD化してくれ!」のカテゴリで紹介するアルバムは、ラジの1981年にリリースした通算5作目『ACOUSTIC MOON』です。CBSソニー時代のラジのアルバムでCD化されているのは1st『HEART TO HEART』と2nd『LOVE HERAT』のみです。確かにこの2枚はCITY POPの名作なのでCD化されたのは嬉しい限りです。

1stから音楽的なブレーンであった高橋 幸宏とのコラボレイトが続き、3作目『QUATRE』や4作目の『真昼の舗道』では、テクノ風なサウンドによるヨーロピアン・ポップス色の強いものになっていきました。
この2作品も良いアルバムでCD化して欲しいアルバムですが、一般的に聴きやすいPOPな感じに戻ったこの『ACOUSTIC MOON』は、この季節にピッタリなアルバムで大人が楽しめるPOPなアルバムに仕上がっていて沢山の人に聴いて欲しい1枚です。

作家陣も豪華です。作詞は、来生 えつこ、糸井 重里、大貫 妙子、山川 啓介。
作曲は、杉 真理、筒美 京平、井上 鑑、南 佳孝、NOBODY、後藤 次利、高橋 幸宏という面々。
アレンジは当時、最も勢いのある井上 鑑。
ミュージシャンも林 立夫、渡嘉敷 祐一、上原 ゆかり、後藤 次利、マイク・ダン、今 剛、鈴木 茂、井上 鑑を中心にした豪華メンバーです。

『ラジ / ACOUSTIC MOON』
01. ROSY BLUE
02. 紫苑 (シオン)
03. アコースティック・ムーン
04. ストーミー・ナイト
05. ブラック・ムーン
06. 薔薇のグラス
07. Do you wanna dance
08. パラダイス・ワイン
09. メモリー・スルー (追想)
10. パズル・ヌーン
11. リラの日曜日

杉 真理の作曲によるキャッチーなメロディーな01。杉 真理は本当に良い曲を書きますね。鈴木 茂の今 剛と間違いそうな位キレのあるギター・カッティングが素晴らしい1曲です。
ラジの美しい多重コーラスで始まるヨーロピアンな雰囲気の02。筒美 京平の作曲ですが、さすがに天才です。良いメロディーです。後藤 次利のベース・プレイがとにかく渋いです。
井上 鑑作曲の弦楽四重奏の美しいインスト曲03。
同じく井上 鑑作曲の04。この曲は、アレンジが1番井上 鑑らしい曲かも知れません。ここでも後藤 次利のベースが光ります。アーバンなミディアム・チューン。今 剛のソロも聴き所です。
南 佳孝作曲の05。マクセルのカセット・テープのCMソングでした。このCMには黒の3部作と言って、吉田 美奈子の『Black Eye Lady』、大貫 妙子の『黒のクレール』とこの曲が使われました。ブラジリアン・テイストのすごく良い曲なんですが、この曲だけ未CD化なんです。鈴木 茂のギター・ソロが素晴らしいナンバー。
同じく南 佳孝作曲のスロー・バラード06。ボッサ風のアレンジでアーバンな香り漂う作品。
レトロな歌謡曲っぽい07は、NOBODYの作曲。俗っぽい感じのメロディーなんですが、ラジが歌うと下世話にならないんですね。何故か癖になるそんな曲です(笑)
サンバのアレンジが軽快な08。南 佳孝の作曲です。寺尾 聰のアルバムに通じる雰囲気を持った曲。
JAZZYなアレンジが心地良いミディアム・チューン09。中林 憲昭作曲。鈴木 茂のギター・ソロ、土岐 英史のアルト・サックスのソロが見事としか言い様の無いプレイを披露します。
後藤 次利作曲による10。ベーシックな部分のベースはマイク・ダンが弾いていますが、曲中で素晴らしいフレットレス・ベースのソロを弾いているのが後藤 次利です。サウンド的にはパラシュートに近いですね。
大貫 妙子作詞、高橋 幸宏作曲による11。ラジとの相性が良い高橋 幸宏によるヨーロピアンなバラード曲。他の曲に比べると地味な印象です。後藤 次利のベースは本当に凄いの一言です。

いつの時代も同じだと思うのですが、音楽業界がターゲットとする年齢層は10代、20代、30代が中心です。それは仕方がない事かも知れませんが、40代、50代の年齢層が楽しめるPOPSが少ないのも事実だと思います。その結果、若い頃は音楽が好きだったのに現在はあまり聴かなくなってしまうのかも知れません。
ラジのアルバムのように、素晴らしい声で決してやかましく感じる事もなく、大人でも気持ち良く聴けるアルバムをもっとリリースして欲しいですね。
そんな意味でもぜひCD化して欲しい素晴らしいアルバムだと思います。
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伊東 ゆかり_MISTY HOUR (Part 2) ◇ 2006年 09月 10日
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このブログを開設してあと2週間程で1年になります。右も左もわからず始めたんですが、昔の記事を読み返すと最初の頃に書いた記事は、思い入れが凄く強いアルバムを紹介しているのにも関わらず、内容が非常に薄いですね(笑)
とは言え、今の記事が内容が濃いとは思えません(汗)が、昔よりは情報量が多いのは確かです。
昔紹介したのに、自分の思いが上手く書けていない為に書き直したい衝動に駆られています。

今回は、そんな書き直したい気持ちで一杯のアルバムをPart 2という形で紹介したいと思います。
Part 2とは言え、ほぼ書き直しと思って下さい。

「今、1番CD化して欲しいアルバムは?」と問われたら、まず真っ先にこのアルバムだと答えます。
それが、伊東 ゆかりが1982年にリリースした『MISTY HOUR』です。
私の敬愛する林 哲司のプロデュース作品で、彼がプロデュースした数多いアルバムの中でも1番好きなアルバムです。林 哲司は1970年代終り頃から、竹内 まりやに書いた「September」、松原 みきに書いた「真夜中のドア」等の曲で俄然注目を浴び、1983年以降はオメガトライブや菊池 桃子のプロダクションで一気にブレイクします。1982年にプロデュースされた本作『MISTY HOUR』は、まさに彼の上昇気流に乗った真っ只中の作品と言えます。

林 哲司は、少年時代から「ザ・ヒットパレード」や「サウンド・イン・S」等の音楽番組で活躍していた伊東 ゆかりを愛聴していたそうで、このアルバムに関しては自らプロデュースを申し出たらしいです。大人のポップスを歌う伊東 ゆかりに相応しいアルバムを制作する為に、林 哲司の人脈を総動員して作られました。
オメガトライブや菊池 桃子のアルバムのように全面的に作曲・編曲するのではなく、伊東 ゆかりに相応しい曲、ミュージシャンを林 哲司が集め、纏め上げたという感じです。

まずは作曲陣。林 哲司、井上 鑑、竹内 まりや、EPO、佐藤 健、かまやつ ひろしという面々。アレンジは、井上 鑑、松原 正樹、林 哲司、佐藤 健。この布陣だけでも上質なPOPSアルバムだと予感できませんか?
次にミュージシャンですが、
Drums : 林 立夫、村上 秀一
Bass : 高水 健司、岡沢 章、美久月 千晴、富倉 安生
Guitar : 今 剛、松原 正樹、松下 誠
Keyboards : 井上 鑑、奥 慶一、難波 弘之、
Percussion : 斎藤 ノブ、浜口 茂外也
Sax : 土岐 英史、Jake.H.Conseption
Chorus : 竹内 まりや、EPO、安部 恭弘、国分 友里恵、林 哲司
まさに林 哲司の人脈が全て揃ったという感じです。

アルバム全体のイメージは、大人の為のPOPSです。特に30歳以上の女性が聴けば、素晴らしい作品の数々に聴き入ってしまうに違いありません。

『伊東 ゆかり / MISTY HOUR』
01. こんな優しい雨の日には
02. 恋人たち
03. 告白
04. After Dark
05. SAYONARA
06. 心はスローダウン
07. マリコ
08. 宛先はTokyo
09. 再会レストラン
10. ナイト・ミラージュ

井上 鑑作・編曲による01。ミディアム・テンポのアーバンなポップ・ナンバー。今 剛のギターと土岐 英史のサックスが印象的です。
竹内 まりや作詞・曲、林 哲司編曲の02。不倫がテーマですが、暗いイメージが無いバラード曲。竹内 まりや、EPOによるコーラスが素晴らしく、間奏での今 剛のギター・ソロは鳥肌モノです(笑)
EPO作曲、松原 正樹編曲の03は、ミディアム・ナンバー。松原 正樹のJAZYYな香り漂うアレンジが素晴らしいです。数原 晋のフリューゲル・ホーンとEPO、安部 恭弘のコーラスが美しく心に響きます。
井上 鑑作・編曲の04は、今 剛のギター・サウンド全開のテンポのあるポップ・チューン。CITY POP好きにはたまらないアレンジです。林 立夫のタイトなドラミングもなかなか良いです。
30歳~35歳位までの独身女性が聴いたら、間違い無く涙ぐむんじゃないかと思える程切ないバラード曲05。林 哲司の作・編曲、竜 真知子作詞の名バラードで、林 哲司が書いたバラード曲の中でBEST3に入る程好きな曲です。この手のバラード曲の村上 秀一のドラミングは素晴らしく、日本一だと思います。間奏の今 剛のソロも圧巻です。
林 哲司作曲、松原 正樹編曲による明るいポップ・ナンバー。疾走感溢れる松原のギターが爽快で、ドライブのお供にピッタリな曲です。
佐藤 健作・編曲で、彼のお得意の黒っぽいグルーヴが気持ち良い07。AORなメロディーとサウンドに溢れた格好良いナンバーです。
同じく佐藤 健作・編曲による08。少し暗い曲調のバラード曲ですが、しっとりとした伊東 ゆかりのヴォーカルにフィットしています。
林 哲司作・編曲の09。林 哲司らしいキャッチーなメロディーのミディアム・ナンバー。多分若いアイドル歌手に歌わせても似合わないだろうメロディーなんですね。さすが林 哲司だなと思わせる曲ですね。
かまやつ ひろし作曲、井上 鑑編曲の10。JAZZYなムード満点のメロディーとアレンジが秀逸です。かまやつ ひろしの作曲センスに驚かされた1曲でした。高水 健司のウッド・ベースと井上 鑑のピアノのJAZZYなプレイと美しいストリングスにうっとりします。

何よりも素晴らしいのは、主役の伊東 ゆかりのヴォーカルですね。本当に歌が上手い人だと思います。決して歌い上げる、いわゆる熱唱型の歌手ではありません。むしろ淡々と歌うタイプの歌手なんですが、喜怒哀楽を若い娘のように表に出せない大人の女性特有の微妙な女心が伝わってきます。歌の上手さは、技巧だけでは無いと改めて感じさせる歌唱です。

兎に角、驚くほど完成度の高いCITY POP、J-AORなアルバムだと思っています。より多くのCITY POPやAORが好きな人に聴いてもらいたい、お薦めしたい1枚です。
残念ながら、CD化されていません。知っている人もかなり少ないと思います。このアルバムが発売された時も、伊東 ゆかりが多忙の為に思うようなプロモーションが出来ずに商業的には成功に至らなかったようです。
だからこそ、今CD化して聴いて欲しいアルバムなんですよ。埋もれたままでは、あまりにも勿体無いアルバムです。
アナログ・レコードを聴ける環境をお持ちの方で、中古LPを見つけたら絶対に買う事をお薦めします。本当に良いアルバムですから・・・。
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桑江 知子_熱風 ◇ 2006年 06月 05日
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「私のハートはストップモーション」のヒットで知られる桑江 知子の1979年リリースの2ndアルバムです。このアルバムの半年前に1stアルバム『ボーン・フリー』がリリースされています。
実はこの2ndアルバムがCD化されているのかどうか、実際のところは分かりません。ただ、1stはCD化されているのは知っていたのですが、この2ndに関しては見たこともないのです。それで今回「CD化してくれ!」のカテゴリで紹介することにしました。

特に桑江 知子のファンだった訳ではありません。もちろん「私のハートはストップモーション」はリアル・タイムで聴いていましたし、1979年末の新人賞レースではあの竹内 まりやと競っていたのも憶えています。その程度の興味しかなかったのですが、ある日レコード店でこのアルバムの裏ジャケットに書かれていたアレンジャー、ミュージシャンを見て買う事に決めたのでした(笑)
アレンジャーとして、清水 信之、鈴木 茂、井上 鑑、後藤 次利、矢野 誠、坂本 龍一の6人が関わっています。ミュージシャンも当時のトップ・スタジオ・ミュージシャンが勢揃いした贅沢なアルバムになっています。

『桑江 知子 / 熱風』
01. Lost in Summer
02. 熱帯夜
03. エモーション・ラブ
04. 恋人の領分
05. ランナウェイ
06. クリスタル・ハネムーン
07. レイマグラス
08. アルファルド
09. モーニング・レイン
10. ジャマイカ・タウン
11. Lost in Summer

桑江 知子が作詞・曲が3曲(01=11、05、07)ありますが、その他の曲は佐藤 準、水谷 公生、来生 たかお、佐藤 健、尾崎 亜美が提供しています。
01と11は同じ曲です。清水 信之のピアノ1本による小曲です。
佐藤 準の作・編曲の02。コーラスが上手く使われているポップ・ソングで、暑苦しい熱帯夜の雰囲気がよく出ている気がします。
水谷 公生作曲、鈴木 茂編曲の03。ラテン風なアレンジが施されています。中でもホーン・セクションとイブのコーラスが印象的な軽快なナンバー。
来生 たかお作曲、鈴木 茂編曲の04は、来生 たかおのお得意のバラード曲。松任谷 正隆が美しいピアノを聴かせてくれます。
桑江 知子の作品でアレンジは井上 鑑の05。結構良い曲を書いてます。キャッチーなメロディーで、松木 恒秀と今 剛というギターのコンビも珍しいですね。松木のカッティングが光ります。
シングル・カットされた06。佐藤 健作曲、後藤 次利のアレンジで、サンバのリズムをうまく取り入れていますが、決してサンバそのものではないのが面白いですね。あまり目立ちませんが、林 立夫、後藤 次利、松原 正樹、今 剛が参加となれば演奏が悪い訳がありませんね(笑)
桑江 知子の作品で、アレンジは鈴木 茂の07。これまたラテンのリズムに乗せたポップな曲で、プロの作家顔負けの曲を書いているのに驚きます。
尾崎 亜美の書いた08。しっとりとしたバラード曲です。尾崎 亜美の曲は安心して聴けるのが不思議です。
水谷 公生作曲、坂本 龍一編曲の09。朝の雰囲気がよく表現されたアレンジです。教授のこの頃のアレンジは良いものが本当に多いですね。
尾崎 亜美作品の10は、曲のタイトルとは裏腹に落ち着いた雰囲気の曲です。さすが尾崎 亜美のメロディーです。シングル・カットできるレベルの曲だと思います。

このアルバムを聴くと、1970年代終盤には既に歌謡曲というジャンルが消えつつあったんだと感じます。別にジャンル分けが重要では無い訳で、逆に音楽的には良い時代だったのではないかと思います。音楽として良いものを作っていこうという風潮が感じられた時代だったと思いますね。今はと言うと・・・?ですね(笑)
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金井 夕子_FEELING LADY ◇ 2006年 05月 23日
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何分にも古いレコードなので、ジャケット写真も汚い感じですがご容赦下さい。
1970年代のアイドルのレコードが相次いでCD化されていますが、そのほとんどがベスト盤という形でお茶を濁されている気がします。ベスト盤はベスト盤で魅力があるのですが、オリジナル・アルバムがCD化されるアイドルは本当に少ないですね。シングル曲勝負の世界ですから、それもまた仕方ないのかも知れませんが・・・。
1970年代も後半になると、アイドルものとは言え内容の良いアルバムが沢山リリースされています。そういうアルバムはぜひCD化して欲しいものです。

今回紹介するアルバムもそんな1枚。
金井 夕子が1978年にリリースした1stアルバム『FEELING LADY』です。決して美人といった感じでもないですし、笑顔を振り撒くタイプのアイドルといった感じでもなかった気がします。
どちらかと言えば、暗いイメージだったかも知れません。
しかし、なかなか歌が上手かったです。私は特に声質が好きな歌手でした。

『Feeling Lady / 金井 夕子』
Side-A
01. Just Feeling
02. Pastel Love
03. Squall
04. California Travel
05. レモン気候
Side-B
06. See You Again
07. 揺れるさざ波
08. Memorandum
09. Perfect Game
10. Gentle Good-bye

収録曲10曲中05を除いて、全て女性シンガー・ソング・ライターの作品です。尾崎 亜美の作詞・曲が01、02、03、06、07、09。丸山 圭子の作詞・曲が04。庄野 真代の作詞・曲が08、10です。05は、丸山 圭子が作詞で作曲が佐藤 準です。編曲は全曲船山 基紀です。
爽やかな感じが印象的な彼女の2ndシングル曲01。
デビュー曲02。尾崎 亜美は金井 夕子の特徴を活かした曲を書いたなぁと思いますね。この曲を色のイメージで言うと、まさにパステル・カラーですね。
歌謡曲チックな03。少し暗めの曲です。
フォーキーな感じですが乾いた空気感が伝わってくる04。
アルバム1番暗い感じの曲05。タイトルとは裏腹に爽やかさは感じません(笑) 1番苦手な曲です。
テンポがあってCITY POP風な06。季節はずれの海のイメージの07。
明るいポップなメロディーの09。しっとりとしたバラード曲の10。

やはり尾崎 亜美の書いた6曲の出来が素晴らしいですね。ソング・ライターとしての才能の豊かさを感じます。決してフォーク調にはならず、ポップなメロディー・ラインはユーミンと並ぶ天才肌のアーティストでしょうね。
時期的には、夏の終わりから秋にかけてのイメージのアルバムですが、尾崎 亜美の爽やかなメロディーはこの時期に聴いてもぴったりな感じです。
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福島 邦子_I'm ready ◇ 2006年 05月 03日
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ヤマハのポプコン入賞をきっかけに、1978年のフォーライフ・レコードから「グッド・バイ」でデビューした福島 邦子。彼女の1979年リリースの1stアルバム『I'm ready』です。
おそらくCD化されていないと思います。コンピレーションで何曲かはCD化されているようですが・・・。
福島 邦子を覚えている、あるいは知っているという人は少ないかもしれませんね。アーティストとしてより、提供曲がヒットしてしまいました。
有名なところでは、研 ナオコ「ボサノバ」、風見 慎吾「涙のTake a chance」、杏里「フェイドアウト」がヒットしました。

レコード会社は、彼女をロック・シンガーとして売り出したかったようです。アルバム・ジャケット写真を見てもそんな印象を受けます。確かに彼女の作った曲には、サザン・ロックの匂いのするものが多いです。
しかし、それはあくまでも匂いであって実際は、とてもポップで親しみやすいメロディーばかりです。
そして彼女の歌声も張りのある良い声なんで、ロック・シンガーというイメージはありません。
曲作りに関して言えば、この1stよりも2ndアルバム『To』の方が、その才能を開花した感じはあります。でも私にとっては、荒削りながらフレッシュな感じと後藤 次利のアレンジが素晴らしい『I'm ready』が好きなんです。

『I'm ready』
01. ビギニング
02. 時は気まぐれ
03. クライ・クライ
04. マイ・スウィート・ハニー
05. スロー・ダンサー
06. Bye Bye City
07. スウィート・ラブ・ソング
08. ラブ・ミー・アゲイン
09. ジプシー
10. MUSIC

02は、まさにサザン・ロック調のナンバーですね。ロバート・ブリルのドラミングと後藤 次利のベース、笛吹 利明のスライド・ギターが聴き所です。
レゲエ風な03。スタジオ・セッションでは、アコースティック・ギターが多い笛吹 利明のE.ギターのプレイが数多く聴けるのもこのアルバムの特徴です。結構良いソロ弾きますよ。
シングル・カットされた05。まさに次利のアレンジの1曲。ロバート・ブリルと林 立夫のツイン・ドラム、唸るベース、鈴木 茂とすぐに分かるギター・ソロ。たまらない1曲です(笑)
06は、明るい雰囲気のポップ・チューンです。CITY POPな1曲。
ストレートなロック・アレンジの07。アレンジほどロック色を感じないのは、福島 邦子のボーカルが力強さがありながらもソフトな声質だからでしょう。
09もシングル・カットされた曲です。このアルバム中1番歌謡曲風なナンバーですが、親しみやすいメロディーを持ってます。

久しぶりにレコードを引っ張り出して聴いてみたら、良かったんで記事にしてみました(笑)
次利のアレンジが私好みというのもありますが、福島 邦子の声、ボーカルの良さに惹かれます。何とかCD化して欲しいアーティスト、アルバムです。
ちなみに現在も現役で活躍されているようです。
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岸 正之_PRETENDER ◇ 2006年 04月 19日
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以前このカテゴリで、1stアルバムを紹介した岸 正之。今回紹介するのは2ndアルバムで、1983年にリリースされました。岸 正之名義のアルバムは、おそらくこの2枚だけです。
昨日久しぶりに聴いたんですが良いんですよ、これが。まさに80年代のCITY POPと言った感のある素晴らしい作品です。
1stアルバムでは、井上 鑑、今 剛、新川 博、奥 慶一という面々がアレンジしていましたが、2ndでは武部 聡志にアレンジを一任して同じスタジオで録音されています。それにより1stよりもトータル感が出ています。
メンバーも武部 聡志、中西 康晴、鳥山 雄司、青山 徹、市川 祥治、吉川 忠英、岡沢茂、菊地 丈夫、ペッカー、土岐 英史という渋めのメンバーです。

01. Introduction (Instrumental)
02. ガラスの摩天楼
03. Music Forever
04. 街角のプリテンダー
05. ラハイナ・ブルームーン
06. FLY TO LIGHT
07. Modern Museum
08. テーブル越しのオブジェ
09. 街角のプリテンダー (Instrumental)
10. 雨のシルエット
11. コロシアムの影 (17's Love Affair)

前作よりもサウンド的にはハードになった印象がありますが、岸 正之のソフトなハイ・トーン・ヴォイスの魔法でやわらかな感じのポップスになるのが不思議です。
捨て曲無しのアルバムですが、特に01から02の流れやAOR調な03、04、07等は素晴らしい作品です。
ぜひ沢山の人に聴いて欲しいと思う名盤。

現在も作曲家として活躍しています。
80年代半ば以降は、いろんなアイドルやアーティストに作品提供しているのでクレジットで知っている人も多いかもしれません。
しかし、その素晴らしいメロディー・センスとボーカルを知る人は少ないでしょう。
ぜひ1stアルバム『Warm Front』と一緒にCD化して欲しいです。
ビクターという会社は、良い音源が沢山眠っていますよ(笑)
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REICO_REICO ◇ 2006年 02月 13日
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またも 「CD化してくれ!」のカテゴリですので、マニアックなネタになる事をご容赦下さい(笑)
REICOは、堀口 和男と田口 俊から成るユニットです。このアルバムは、1983年にリリースされたデビュー・アルバム。ユニット名は知らなくても、堀口、田口の名前はご存知の方もいるでしょう。堀口 和男は杉 真理のバック・バンドを経て、須藤 薫やアイドル歌手にも曲を提供していましたし、田口 俊は作詞家として、前出の須藤 薫等に詞の提供をしてました。いわゆるソング・ライター・チームがデビューした形ですね。ちなみにREICOの名付け親は、あのユーミンらしいです。

彼等の音楽は、ビートルズの影響を感じさせるブリティッシュなポップ感とオールディーズ以降のアメリカン・ポップスがミックスされた感じです。洒落た感じの田口 俊の詞に親しみやすいメロディーで、爽やかなポップスといった印象です。
アレンジャーに大村 憲司(REICOが2曲のみアレンジ担当)を迎えていますが、シンプルながらも爽快感のあるアレンジが素晴らしいです。大村 憲司のアレンジで、こういうタイプのアレンジは今まで聴いた事が無かったので新鮮でした。

01. Navigator Lover
02. Paper Cessna
03. Hello CQ
04. トラブルTOKYO
05. 君に
06. 蒼いアクアリウム
07. 12月の航空便
08. Weather Report D.J.
09. Coaster
10. Jennifer

01は、デビュー・シングル曲で80年代らしいCITY POP路線のナンバーです。
声質の違う二人ですが、コーラス・ワークでは息の合った綺麗な歌声を聴かせてくれるポップなナンバーの02。当時の大村 憲司のアレンジによく聴かれた少しテクノっぽさのある03。
青山 純、高水 健司のプレイが光る04。
美しいメロディー・ラインを持ったバラード曲05は、どこかユーミンの世界に通じる感じがします。
REICOがアレンジした06は、ギターの鳥山 雄司が素晴らしいナンバーです。キャッチーなメロディーなポップな曲で、シングルでも勝負できそうな曲ですね。
サビの部分のコーラスが美しいミディアム・ナンバーの07。
松原 正樹のギターがフィーチュアされた09は、CITY POPの見本のようなナンバーです。ミディアム・テンポのナンバーで、サビの部分が親しみやすく1度聴けば覚えられるようなキャッチーな曲。
ビートのきいた10は、詞が切ない曲で2ndシングとなった曲です。良い曲だと思いますが、シングルとして売れるタイプではないように思います。

このアルバムを買った当時は、正直良いと思ってなかったです。 ところが、最近LPを引っ張り出して聴いてみたら見事嵌りました(笑) 結構良いです。
音楽に対する好みって、時代によって少しづつ変化してるんですね。2ndアルバム『OFF LIMITS』(1985年リリース)も、今聴くと良いんですよね。
今、自信を持ってお奨めできるアルバムなんで、何とかCD化にならないものかと思う次第です。
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加藤 和彦_GARDENIA ◇ 2006年 02月 03日
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おそらくCD化はされているはずですが、中古店を探してもオークションで探してもなかなか見つからないアルバムです。何とか再発をと熱望しているのが、1978年にリリースされた加藤 和彦の『ガーディニア』です。
正直な話をすると、加藤 和彦の声と微妙に不安定な感じのボーカル・スタイルが苦手なんです(笑) したがって所有している音源も少ないのですが、このアルバムはその苦手要素を補っても余りある程楽曲が素晴らしいですね。このアルバムだけはどうしてもCDが欲しいです。
苦手意識を薄れさせてくれたもうひとつの要因は、ゲスト・ボーカルとして参加している笠井 紀美子かもしれません。3曲にボーカルで参加していますが、この3曲が実にいい感じなのです。
アルバム全体がブラジリアン・テイストで溢れていて、ボッサあり、サンバありの気持ち良いサウンドに包まれます。南 佳孝の『SOUTH OF THE BORDER』と非常によく似た感じで、夏の昼下がりに聴きたくなる1枚です。

01. Gardenia
02. Today
03. 気分を出してもう一度
04. 時の流れ
05. Spicy Girl
06. Together
07. まもなく太陽が沈む
08. 終わりなきCarnaval
09. Maria

全曲作詞:安井 かずみ、作・編曲:加藤 和彦、バックは高橋 幸宏、後藤 次利、坂本 龍一、鈴木 茂、斎藤 ノブが中心メンバーで、渡辺 香津美が2曲でギター・ソロを披露しています。
笠井 紀美子が参加している01~03は特に素晴らしい仕上がりです。何とも言えぬけだるさが逆に気持ち良い01。後藤 次利らしいベース・プレイが光ってるナンバーです。
02は、どことなくヨーロピアンな香りのするボッサ・ナンバーです。笠井 紀美子のウィスパー・ボイスが曲を引き締めているような気がします。
03は、数多くカバーされている名曲です。もともとは今野 雄二と立木 リサが1977年にシングル・リリースしたものです。この二人の名前を知っている人は、例外なくTV番組『11PM』を観ていた人でしょうね(笑)
他にもラジや小林 啓子がカバーしています。この加藤バージョンは、すこし歌詞等を変えてあります。間奏では、渡辺 香津美がアコースティック・ギターの素晴らしいソロを聴く事ができます。
04はメロディーが美しいバラードで、坂本 龍一のピアノが綺麗な音色を奏でています。
明るくポップな05は、高橋 幸宏のドラミングが心地よくスウィングしていますし、渡辺 香津美のJAZZYなギター・ソロも聴けます。
06はけだるさ一杯の曲ですが、坂本 龍一のストリングス・アレンジが冴えわたり、鈴木 茂の渋いギター・ソロも堪能できる曲です。
またも美しいストリングスが特徴のボッサ曲07は、タイトル通りの夕暮れを感じさせてくれる1曲。
08もボッサ・ナンバー。控えめなホーン・セクションとパーカッションが特徴的です。
最後の09は、08からのクロス・フェードで始まる陽気なサンバ曲。このアルバムの中でも1番リズミカルなナンバーで、幕を閉じるところのセンスの良さに脱帽です。おかげでアルバムを聴き終わった時に爽快感が残るんですね。不思議です。

今年の夏までに再発してくれませんかね?東芝さん。お願いしますよ(笑)
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