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松原 正樹_TAKE A SONG ◇ 2005年 10月 03日
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Victorという会社は良い音源を持っていながら、CD化されないものが本当に多い。これもそんなアルバムの1枚。1979年にリリースされた松原正樹の2ndアルバム。デビュー・アルバム『流宇夢サンド』はCD化されている。この1stも決して悪くない。しかし、この2ndこそ松原正樹の本領発揮と言えるアルバムなのである。前作に比べよりポップになり、アグレッシヴなギター・プレイが聴き所と言える。
アルバムとしてCD化されていないが、コンピ・アルバム『Light Mellow "Sky"』では「Ballerina」が、『ニッポンのロック・ギタリスト達 Vol.1』では「Bree」がCD化されて収録されている。

何故、これほどまでに素晴らしいGuitar FusionのアルバムがCD化されないのかが、解せない(笑)

Guitar : 松原正樹
Keyboard : 深町純、松任谷正隆、坂本龍一、難波弘之、佐藤博
Bass : 後藤次利
Drums : 林立夫

こんな面子で悪い筈が無いのだ(笑)

Victorさん、頼むからCD化してくれ!
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安部 恭弘_SLIT ◇ 2005年 10月 02日
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CITY POPの代名詞的アーティスト・安部恭弘の3枚目のアルバム。1984年にリリース。
1982年のデビューだが、デビュー以前に竹内まりやに楽曲を提供していた。安部恭弘の特徴は、都会的で洗練されたPOPなメロディー、独特な声であろう。特に声は1度聴けば忘れられないもの。アーティストとしてこれほどの強みはない。

1stアルバム『Hold Me Tight』や2ndアルバム『MODERATO』も大好きなアルバムなのだが、聴いた回数や思い入れの強さではこのアルバムが1番である。
それまでの楽曲の詞の殆どは、松本隆が書いていたのだが、このアルバムから康珍化(カン・チンファと読む)や吉田美奈子・大貫妙子等が提供しており、詞の世界が広がった気がする。松本隆の詞の世界が嫌いな訳ではないが、私個人は康珍化の詞が好きなのだ。

そして、職業アレンジャーでは日本一好きな清水信之のアレンジの素晴らしさが、このアルバムが好きな大きな要因である。清水信之に関してはいずれ書きたいと思うが、1979年に若干19歳でデビュー。20歳の頃には、epoのアルバムにアレンジャーとして参加している。いわゆる天才。楽器はほぼ何でもこなせるマルチ・プレイヤーである。このアルバム発表時でさえ24歳という若さなのだ。そのアレンジの冴えには、本当に驚かされる。

最近では、ベスト盤を含めオリジナル・アルバムも再販されている。興味のある方はベスト盤を聴いてみるなり、このアルバムを聴いてみる事をお勧めする。自信を持ってお薦め出来るアルバムである。
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アン・ルイス_PINK PUSSY CAT ◇ 2005年 10月 02日
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アーティスト系プロデューサーが一時期ブームとなった。今でもその風潮は少なからず残っている。
本来、プロデュース業なるものは完全に裏方の仕事で地味なものである。
それが小室哲哉やつんくの出現以来、花形職業となった(笑)それと同時にプロデュースされた作品は、プロデューサーの色が強く反映されるようになった。つまり出来上がった作品は、プロデュースされる側のアーティスト色よりプロデューサーの色が強いのである。セールス面で言えばそれも仕方が無いのかも知れない。

プロデューサー・ブームのずっと以前から、自身がアーティストでありながらプロデューサーとして活躍していた人達もいた。山下達郎や角松敏生、細野晴臣、高橋ユキヒロ等である。そんな中、裏方に徹したプロデュースをしていた山下達郎のプロデュース作品が、このアン・ルイスの『PINK PUSSY CAT』である。

1979年に作られたこのアルバムは、それからのアン・ルイスの歌手としての方向性を決めた作品と言えるかもしれない。それまでのアン・ルイスは、歌謡曲路線で曲も地味なものが多かった。どちらかと言えば静。そしてこのアルバムや同じ達郎のプロデュースしたシングル『恋のヴギ・ウギ・トレイン』以降、動へと変化していく。
後に『六本木心中』でブレイクして、独自のロック歌謡というジャンルを切り開く事になる。
その過渡期としてこのアルバムは、重要なものであると思うのだ。

達郎の曲提供は1曲のみ。あとはアレンジャーとして関わっているだけだ。当時流行っていたディスコ調なサウンドを基調として、様々なタイプの曲をアン・ルイスに歌わせている。非常にのびやかなボーカルで、歌の上手さに驚かされる。アン・ルイスのアルバムの中では、1番好きなアルバムであるし、達郎プロデュース作品の中でも特に好きなアルバムである。

CD化されたようだが、今では入手困難のようだ。
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2002年10月10日、STB139 SWEET BASILでのギタリスト・松原正樹の25周年記念ライヴが収められたDVD。松原正樹は私が日本で1番好きなギタリストである。70年代後半からスタジオ・ミュージシャンとして活躍し、その仕事量たるや半端な数ではない。私と年齢が割と近い人ならば、彼のギターを聞いた事が無いという人は皆無なはずである。あらゆるジャンルの音楽のアーティストの信頼を受け、バックを努めてきた職人である。

松原正樹の何処が好き?と聞かれたら、音、カッティング技術、そして流れるようなソロ・フレーズだろう。松原正樹というギタリストに出会っしまった事で、私のレコード(70年代後半の話)の買い方が一変した。いわゆるクレジット買いという暴挙がここから始まったのだ(笑)松原正樹がギターを弾いていれば、たとえ1度も聴いた事が無いアーティストだろうが、全く無名な新人だろうがレコードを買い漁った。それくらい好きなギタリストである。

このDVDは何回観ても鳥肌が立つ(笑)なんせタイトルにもあるようにパラシュートのメンバーを迎えてパラシュートのナンバーも聴かせてくれるのだから・・・。パラシュートは、スタジオ・ミュージシャンが集まって結成されたFUSIONバンドである。看板は今剛とのツイン・ギター。今回全編に二人のギターが響き渡っている。
2003年には、CROSSOVER JAPAN '03でオリジナル・メンバーで復活したパラシュートだがこの映像はその前年のものである。
今剛とのコンビはやはり最強である。息が合ってるというような生やさしい言葉では言い表せない程だ。このDVDの中でとっても興味深いシーンがある。今剛のナンバーである『AGATHA』の演奏中、今剛のギターの弦が切れたのだ。今剛は弦へのアタックが非常に強いから仕方ないのだろう。残った弦だけでメロ・パートを弾き続けるのだが、チューニングが微妙に狂っている。
そこへ松原がユニゾンでメロ・パートに入ってきた。すると今剛はギターを変えてメロ・パートに何気なく戻ってきたのだ。この間ほんの10秒かかっていないほどである。まさの阿吽の呼吸である。
長年スタジオ・ワークを共にしてきた間柄だと感心してしまった。
ギター好きな方は観ないと損しますよ(笑)

参加ミュージシャンは?
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香坂 みゆき_CANTOS1,2,3 ◇ 2005年 10月 01日
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季節が変って、日が暮れる時間が日毎に早くなる。夜には少し肌寒く感じるようになると、聴きたくなる音楽も変ってくるから不思議だ。秋の夜長にまったりと聴けるアルバムとは・・・。様々なカバー・アルバムが発売されているが、シリーズ化されているものとしては、佐藤竹善の「コーナーストーンズ」シリーズや中森明菜の「歌姫」シリーズ、大橋純子も何枚かシリーズもののカバー集をリリースしていた。
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そんな中で1番のお薦めが香坂みゆきの「CANTOS」シリーズだ。1991年4月から2ヶ月おきに立て続けに3枚リリースされた。洋楽は一切含まず、歌謡曲・フォーク・ニューミュージックを中心としたカバー集である。このアルバムの良いところは、シリーズ全てを通してボサノヴァ風・ライト・ジャズ風のアレンジで統一されている事だろう。
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アレンジは全て川村栄二。アレンジも良いが、香坂みゆきのボーカルが凄く良いのだ。この人は歌の上手さとは裏腹にセールス的には恵まれなかったが、本当に安心してきける歌を聴かせてくれる。
ある程度の年齢の人、つまり大人にぴったりなアルバムである。

中古CD店で結構見かけるアルバムなので、入手しやすかも・・・。
ちなみに私は3枚購入しても1,000円でお釣りがきた(笑)

おまけ・・・
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ブログを始めて1週間 ◇ 2005年 09月 30日
ブログを公開して1週間が経過した。以前に比べると構成もへったくれも無く、好きなように好きな事だけを文字にしている分だけ気楽に書ける。
普通の中年のおっさんなので、日記と言ってもそう毎日変った出来事がある訳も無い。
基本的には、毎日必ず音楽を聴く人間なので音楽ネタにはあまり困らないのである(笑)
毎夜寝る時にも音楽は聴く。しかし、ちゃんと聴いているのは最初の1~2曲だけ。あとは爆睡。
朝夕の通勤時にも必ず聴いているので、昨晩あるいは通勤時に聴いていたアルバムを単に紹介しているだけなのだ。
かなりマニアックなものが多いので、訪れてくれた人が楽しんでくれているとは思えないが、好きな音楽と言うとこの辺りになってしまう。
どうかご容赦願いたい(笑)

「お前、マニアならこれ聴けよ!」みたいなアルバムや曲があったら、ぜひ教えて頂きたい。
どこの記事でも結構なのでコメントを入れて頂ければと思う。

さて今夜は何を聴きながら眠りにつこうか・・・。
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横倉 裕_LOVE LIGHT ◇ 2005年 09月 30日
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狂喜乱舞するという言葉があるが、中古CD店でこのアルバムを見つけた時にまさに狂喜乱舞したい位に嬉しかった。CD化されている事さえ知らなかったので本当に驚いたと同時に嬉しかった。

FUSION関連の名門レーベルの一つであるGRPレーベルに日本人として初めて契約したYUTAKA(横倉裕)が、1978年に発表したアルバムである。
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プロデュースはデイヴ・グルーシン、録音・ミキシングがラリー・ローゼン。この二人はGRPレーベルの創設者なのである。レーベル発足以前に既にアルバムを作り上げていたというのが驚きである。

このアルバムは、幻の名盤とも言われたアルバムで東洋音楽と西洋音楽の融合、まさにFUSIONなアルバムなのだ。横倉自身もキーボード奏者ではあるが、プレイヤーと言うよりソング・ライティングやアレンジのセンスを認められたのであろう。

とにかく、素晴らしい曲が多いうえに日本の伝統楽器が世界に誇れる楽器である事を認識させられたアルバムだった。使用されている和楽器は、琴、尺八、琵琶。演奏しているのは、喜多嶋修と松居和。
松居和は尺八奏者としてFUSIONの世界でも有名だし、喜多嶋氏も琴・琵琶を駆使したリーダー・アルバムをリリースしている程の和楽器の名手である。

スティーヴ・ガッド、エイブラハム・ラボリエルがバックを担当しているし、そのアンサンブルの素晴らしさは実際に聴いて欲しいと思う。そんな中でも、パティ・オースチンとのデュエット曲『LOVE LIGHT』は、AORファンにも絶対に受け入れられるであろう名バラード曲。FUSIONが好きな方は、もし中古CD店でこのアルバムを見かけたら迷わず購入する事を強くお薦めしたい(笑)

写真上はアナログ盤ジャケットで下がCD盤ジャケット。CDではクレジットが横倉裕からYUTAKA表記になっている。
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MICHAEL JACKSON_OFF THE WALL ◇ 2005年 09月 29日
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マイケル・ジャクソンの最高傑作だと思っているアルバム。1979年にクインシー・ジョーンズのプロデュースのもとに製作された。このアルバムからシングル・カットされた4曲が、トップ10に入るというモンスター・アルバムである。
曲を提供している面子も凄い。クインシーの右腕とも言われる天才ソング・ライターであるロッド・テンパートン、ルイス・ジョンソン、ポール・マッカートニー、スティービー・ワンダー、そしてあのデヴィット・フォスター。

まさに贅沢の極みである。
バックのミュージシャンもこれまた贅沢な限り(笑)

Drums:John Robinson
Bass:Louis Johnson
Guitar:Larry Carlton,Phil Upchurch,Wah Wah Watson
Keyboards:Greg Phillngganes,David Foster
Percussion:Paulinho Da Costa
Horns:THE SEAWIND HORNS

主だった面子でこの通りなので悪い訳がない。
1979年という時代背景なので、サウンドはディスコ・サウンド中心である。しかし、クインシーが手掛ければただのディスコ・サウンドではないのは明白。
良い意味でのマイケルの魅力が詰まった名盤である。

最近では、奇妙な言動で世間を騒がせているマイケル。人間金を持ちすぎるとろくな事を考えないものだ(笑)
犯罪者であろうとなかろうと、作り上げてきた作品には何にも関係ない事。良いものは良いのである。

それにしてもロッド・テンパートンは良い曲を書くなぁ(しみじみ・・・)
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IRUKA_Heart Land ◇ 2005年 09月 28日
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私が大好きな作曲家・林哲司のプロデュース作品。
イルカと言えば、『なごり雪』や『雨の物語』というヒット曲で有名なフォーク系シンガー・ソング・ライターである。男性でも女性でもない中性的なイメージがあり、やさしいお母さんと言った雰囲気を持ったシンガーだと思う。歌う曲もイルカ=フォークというイメージが強い。そんな彼女も林哲司の手にかかると、大人の女性POPシンガーに変身してしまうのである。

1985年に発表されたこのアルバムは、名盤と呼ぶにふさわしい上質なPOPアルバムである。
イルカという名前をIRUKAとし、シンガー・IRUKAの魅力を最大限に引き出している。全10曲中7曲を林哲司が、残り3曲をイルカが作曲している。全ての曲のアレンジを林哲司が手掛けている。とにかく素晴らしいボーカルを聞かせてくれる。こんなに上手い人だったのかと驚いたくらいである。詞もそれまでのイルカのイメージとは違って、女性らしさが全面に押し出されていて面白い。
昔からのファンの人には、とまどいがあったかも知れない(笑)

シングル・カットされた『もう海には帰れない』は、いかにも林哲司という名バラード曲でこのアルバムを代表する曲のひとつ。詞も切なくて、本当に良い曲である。
作詞はあの秋元康。うちの嫁さんは、あの風体でこんな詞を書く事が腹立たしいと言う(笑)
憎たらしいが、才能豊かなのは確かである。
他にも素晴らしい作品が多く、「IRUKA MEETS CITY POP」といった感じのアルバムの仕上がりになっている。
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NEW YORK ◇ 2005年 09月 27日
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1978年に面白い企画盤が発売された。1970年代後半にクロスオーバー(今で言うところのFUSION)がブームだった。そして数々の名プレイヤーによる多くの名盤が発表された。リーダー・アルバムばかりでなく、沢山の企画もの(決してコンピレーションみたいな安易なものではない)が発表された。このアルバムもそんな中の1枚なのだが、私の中では今でも秋~冬にかけて必ず聴く愛聴盤となっている名盤である。

タイトル『NEW YORK』の示す通り、8人のトップ・ギタリストが集まって各々がNEW YORKをイメージして作った曲・カバー曲を演奏したアルバムである。つまり、NEW YORKのイメージを東京の音で表現したものだ。

参加しているギタリストは、秋山一将・大村憲司・鈴木茂・竹田和夫・松木恒秀・松原正樹・水谷公生・矢島賢といった豪華な顔ぶれである。70年代後半の音楽、ニュー・ミュージック、フォーク、歌謡曲を聴いた事がある人は、彼等の名前を知らなくてもそのギター・プレイは必ず聴いていると言っても過言ではない位のプレイヤー達である。今でも現役バリバリで活躍している人達ばかりである。

私自身がNEW YORKというと『寒さ・曇天』をイメージしてしまうので(実際に行った事が無いので・・・)、どうしても秋から冬に聴きたくなるのである(笑)
CD化されているが、現在では入手しにくいのだろうか?ギター・サウンドが好きな人にはぜひお薦めしたい1枚である。

特にお薦めは、松原正樹の「ハード・タイムス」(ボズ・スキャッグスのカバー)、松木恒秀の「ヒム・トゥ・スタッフ」、秋山一将の「セントラル・パーク」の3曲。
松原のフレーズの格好良さ、松木のエリック・ゲイルばりのブルージーなプレイ、秋山の確かなテクニックは圧巻である。

このアルバムの解説には、各ミュージシャンの使用楽器・使用しているアタッチメント・ドラムのセッティングまで詳しく書かれていた。きっと楽器を演奏する人には参考になるだろう。ただ27年前のものだから今でも通用するかどうかはわからないが・・・。
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